2012年12月31日
(2012/1/29更新)
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2012年02月09日
『弱虫ペダル』渡辺航/週刊少年チャンピオン連載中
舞台も大成功をおさめ、ますます勢いを増している『弱虫ペダル』の21巻が発売されました!
どうなることかと思った舞台化ですが、作り手の皆様が原作を愛していることが伝わってくる最高の結果となり、いちファンとしてとても幸せでございます。舞台レポートはこちらからどうぞ~!
IH3日目、ついに広島呉南・待宮と箱根学園・荒北の闘いに決着の時が訪れます。
20巻のラストで明らかになった待宮の過去、それは昨年のIH・広島大会でのこと。地元開催で期待のかかるなか2年生エースとして出場していた待宮は第2ステージの真っ只中にボトルが割れて水を失ってしまうというアクシデントに見舞われていました。その時前を走っていたのは箱学・福富。待宮は困窮し福富にボトルを譲ってもらえないかと声をかけるも、それを断られていたのでした。そして、そのまま失速した呉南は第2ステージの表彰台を逃し、以来待宮は箱学への強烈な恨みを抱いてきたというのが前回に描かれた回想の内容です。
それに対して21巻では荒北の過去が描かれます。
多くのキャラクターの回想シーンが描かれてきた中でいまだその素性が謎のままだった荒北。口の悪い彼が福富に絶大な信頼を寄せる理由がついに明かされます。
IH編に入ってからというもの各キャラクターの回想シーンが多く、それ自体には賛否分かれるところではあります。
では何故それだけ回想シーンが多く描かれているかと考えると、この『弱虫ペダル』においての個々の強さにはそれぞれが背負っているものや信じているものが大きく関係しているから、という意味が持たされているのではないかとわたしは考えます。
はじめに待宮の回想シーンを読んだとき、漠然とした違和感を抱いたのを覚えています。いままでに描かれてきた数々のキャラクターの回想シーンに比べるとどこか薄い。地元開催のIHに賭けてきた思いも悔しさも理解できる。けれども、それ以来箱学に抱き続けてきた感情は逆恨みそのもの…。
この漠然とした違和感の正体は荒北の過去、そしてこの闘いの結果を見届けることで理解出来ました。この過去回想に感じた薄さこそが待宮の弱さであったと。
かつて「過去に捕われていた」者であった荒北を救ったのは、他でもない福富。福富に、そしてロードレースに出逢ってからというもの速さを、強さをただ純粋に追い求めてきたのが現在の荒北。
回想シーンが多い現在の『弱虫ペダル』だからこそ、それによってキャラクターの位置付け、重要度を描き分けていたのではないか…と感じました。たとえば昨年のIHで悔しい思いをしたという点では総北の金城主将は待宮以上に恨みを抱いてもおかしくないはず。しかし金城は箱学や福富に恨みを抱くことなく己を磨き続けてきた…それが強さに繋がっていったのです。どれだけ強さに純粋か、どれだけ前を向いているか。あえて「過去」を描くことで「過去に捕われない強さ」を表現しているんですね。
しかし、福富はずいぶん色んな人に影響を与えているんだなあ(笑)良くも悪くも。
荒北と福富の信頼関係というのは…何とも一言では言い表せないものがあります。
あまり詳細を語るのもネタバレになりますが、誰よりも早く荒北の加速の意図に気づき、またそれ故に仲間の中でただ一人「振り返らなかった」ことこそ何よりも大きな信頼の証だった…と言えるでしょう。つくづく『弱虫ペダル』はそれぞれの絆の形に熱くさせられる漫画です。
いよいよIH3日目、ゴールに近づき空気が変わってきています。個人的には、大変アツい展開が続いていると思っています!3年生にとっては最後のIH、またこのメンバーで走る最後のレースをどう描ききってくれるのか楽しみでなりません。
ちなみに若干本筋と離れる部分ではありますが、この21巻でもっとも好きな場面は総北・箱学のメンバーがそれぞれ全員揃う瞬間の会話だったりします。ここの場面、小さなフキダシが幾つも重なっているのに誰がどの台詞を発しているか一瞬で解るのが凄いなあと思います。一言一言の台詞をとってもキャラクターがしっかり立っているなあ…と。渡辺先生のキャラクターメイクは素晴らしいの一言です。
過去エントリ
そして彼は覚醒する 弱虫ペダル 1巻/渡辺航 - 漫画脳
気弱な少年の決意 弱虫ペダル 2巻/渡辺航 - 漫画脳
純粋という名の速度 弱虫ペダル 3巻/渡辺航 - 漫画脳
その時誰もが惹かれることを止められなかった 弱虫ペダル 4巻 - 漫画脳
上へ上へと…登るしかないっショ 『弱虫ペダル』5巻 - 漫画脳
それぞれの想い、それぞれの絆 『弱虫ペダル』6巻 - 漫画脳
全身全霊、5人のゴールスプリント 『弱虫ペダル』7巻 - 漫画脳
漫画脳:繋ぐ力、支え合う力~ほのぼのもあるよ! 『弱虫ペダル』8巻(渡辺航)
漫画脳:インターハイ開幕!疾走感、御堂筋、そして腹筋(アブ)へ… 『弱虫ペダル』9巻(渡辺航)
漫画脳:引き継がれていく熱い魂 『弱虫ペダル』10巻(渡辺航)
漫画脳:チームのために。自分のために。 『弱虫ペダル』11巻(渡辺航)
漫画脳:何者にも干渉を許されない関係がある 『弱虫ペダル』12巻(渡辺航)
漫画脳:強者の信念、三様 『弱虫ペダル』13巻(渡辺航)
漫画脳:彼は理屈を欲しない 『弱虫ペダル』14巻(渡辺航)
漫画脳:心理戦の限界を超えた先に 『弱虫ペダル』15巻(渡辺航)
漫画脳:捨て行くものと信じるもの 『弱虫ペダル』16巻(渡辺航)
漫画脳:”チーム”の形は一つじゃない 『弱虫ペダル』17巻(渡辺航)
漫画脳:過去、決別、純粋な強さ 『弱虫ペダル』18巻/渡辺航
漫画脳:そしてついに出逢った2人 『弱虫ペダル』19巻(渡辺航)
漫画脳:主人公を成長させるのは 『弱虫ペダル』20巻(渡辺航)
『弱虫ペダル』・坂道から消えたのはオタク魂ではなくて
漫画脳:描き文字に見る、渡辺航先生イズム
『弱虫ペダル』 小野田坂道と御堂筋翔~最も近くて、最も遠い2人
漫画脳:【超速報】舞台「弱虫ペダル」を観に行ってきましたよ!
2012年02月06日
ペダル舞台化の次はクローバードラマ化…だと…!
チャンピオン始まってるな!!
クローバー/平川哲弘
ゲンゲンかっこいいな!馴れ合いよりも本当に困ったときに助けあえる友情すばらしい…。
そしてこの流れで真木さんとかマジ熱いっすな!
ドラマは初期の方をやるんだろうか…イージスさん…。
バチバチ/佐藤タカヒロ
息がつまるぅ…。吽形さんが息を吸い込む場面でつられて深呼吸してしまった。
阿形さんのバカ力マジバカ力だ…
囚人リク/瀬口忍
黙らっしゃいでちょっと噴きそうになった、が。
刑務官はいけ好かない奴がほとんどだけど、そりゃ家族もいるんだよな…っていうのを実感。
沢田編ってこれで終わりなんですかね…?だとするとちょっと物足りない感じに…。
ガキ教室/小沢としお
村山先生豹変しすぎだよ…!!苦労も多いんでしょうが…。
いきなり事件勃発ですがここらをどう切り抜けるかと片桐の過去の因縁がありそうなのでそこら辺をどう描写してくれるかを楽しみにしようと思います。
侵略!イカ娘/安部真弘
イカちゃん105円…欲しいぞ。
イカちゃんと清美ちゃんたちのプリクラがかわいすぎてつらいので105円以上でも売ってほしい。
早苗も栄子もノリがいいね。
毎度!浦安鉄筋家族/浜岡賢次
怖すぎるwwww順子さん…美的センスがアレすぎる…。
基本丸いってわかった後も丸くないのはどうしてなのww
最近役に立ってるわよって言い回しも絶妙にヒドい。
範馬刃牙/板垣恵介
れ…歴史がゆがむ!総理大臣の変遷には敏感なのに!
ましのの/八谷美幸
高松さん家までツノつけて帰ったのか…。
ハンザスカイ/佐渡川準
連載100回おめでとうございます!!いいカラーだ…!!
そわそわする番場さん、まだ高校生だもんね!見えないけどw
仲間を信じるというのもひとつの強さですね。
行徳魚屋浪漫スーパーバイトJ/沼田純
ヨシノさんの困ったちゃん感ぱない!!
イナゲ主任は大人だなあ…。漫画紹介しちゃうってことは自分のあんなことやこんなことも描かれてますがいいんでしょうか。
弱虫ペダル/渡辺航
アームストロングクライム!!
鳴子君最高にカッコイイし回想おもしろかわいくて何回も読んでしまいました。あー好き!!
るるももシリアス展開だから渡辺先生の描くコメディが好きな身としてはこの空気落ち着きます。
オッサンとマメツブのやりとり可愛い面白い。
舞台も超楽しくて最近ペダル楽しすぎて楽しい!!
琉神マブヤー/丸山哲弘
制服のなごみかわいいなあ、普通に学校編見たい…。
やっかいなイケメンが出てくるとああ、哲弘せんせいだな~って感じがしますね。
りびんぐでっど!/さと
一週休んだからか今回いつにも増して台詞回しが神がかっている…俺の心ロン毛知らず!!
先生の「次はヨーロッパについて教えちゃうぞ」も可愛い…。
青山ママの可愛さはダンチ(段違い)ですね…慌てるのも肉をけしかけるのも可愛い…。
ラブコメ流れなのにグループデートエンドなのはいいなあ。ライバルのはずのロン毛もちゃんと連れてきて青山くんいい人。
ドカベンスーパースターズ/水島新司
試合終わって新展開かあ。
このまま十六はキャッチャーになるのかな?光がちゃんといて安心したけど剣にも出てきてほしいです。
ANGEL VOICE/古谷野孝雄
なんていい人なんだ…!!
やっぱり松田好きだなあ…もうプロになって代表入りして引退後は解説者になるビジョンまで見えた。
っていうか、し、茂森?あのオドオドしてた彼?何デビューしたの!?
ブラック・ジャック~青き未来~/岩明均+中山昌亮
えぇ・・・ええええ・・・・・おわるの・・・・。
休載なしでノンストップならまだ見れたかもしれないけれどこれは…。
そしてブラック・ジャックでなければ普通に読めたかもしれないけれど。
最終回で『ブラック・ジャック』であった意義を感じさせてくれる…のだろうか。
空が灰色だから/阿部共実
中山先生がBJを描いてるので阿部先生が不安の種を描いてくれたみたいな感じに…。
めずらしくストレートなホラーだった…。
デザートローズ/鷹見隼人
ところでタイラーって名前なの?名字なの?
ところで統征の2人が来たのって本当に挨拶に来ただけだったんじゃないだろうか。いい人たちなんじゃないだろうか。
てんむす/稲山覚也
以勢日輪は可愛いんだけど単純に言うと今までの予選に比べると面白くないんだよなあ…なんでだろう。
結局戦略なんてないに等しい感じになっているし…。
とにもかくにも司会者ウザイw
シュガーレス/細川雅巳
何が起こっているのかどんどんわからなくなっていくマン!!
食べ物を買うお金は無くてもツイストパーマをかけるお金はあるのだろうか…。
真面目な感想を言うと、こういうバックグラウンドを岳たちには知って欲しくないなあ。変な同情とかするタイプではないと思うけれど。
さくらDISCORD/増田英二
最高すぎて泣いた。「うん 今行く」で泣いた…!!
真摯なロミオと豪快なジュリエットだな。
勢いで木曜の昼間のうちにピクシブに絵あげてましたね…。
丘ぴょんと芽吹幸せになってくれ。
抱擁を目撃して赤面するヨッシーも可愛すぎる。
お母さんは比較的まともだと思うけど兄貴黒すぎるだろ…どこん家も兄貴が黒いなおい…。
ラッキーストライク/乾良彦
引き込もうとしてる子殴打したり女の子の顔に球ぶつけたり尻と書いておんなって読んだりほんとにクズだな…。
でも倍返しな恒実ちゃんカッコいいぜ。衣笠君もかっこいい。この子小学生と思えん…。
(読切)鈴木華子ちゃんの祝福/窓ハルカ
またか!!
絵がとかネタがとか以前に何もしてない人がひどい目に合う漫画は笑えないんだよ~申し訳ない。
木曜日のフルット/石黒正数
タマは失礼でイヤミだけどフルットの雪をはらってあげてるのがやさしいなあと思いました!!かわいい。
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矢口の旦那はチャンピオン紳士なのか…!
いきなりバチバチとシュガーレスを挙げるあたりガチだなw
ペダル舞台レポも書いてますので、よろしければ。→こちら
2012年02月05日
『ニッケルオデオン』道満晴明/IKKI連載
『ぱら★いぞ』以来約一年ぶりの道満晴明先生の単行本です。(『ファントムブレイブ』の新装版も出ていますがあれは純然たる新刊ではないということで…。)
快楽天で”4コマ枠”担当となってしまわれた今、エロ非エロの差はあれども昔ながらの道満先生らしいショートが毎月楽しめる『ニッケルオデオン』は貴重な連載です。連載だけどショート読切。読切だけど少しずつ繋がってる。そんな13編が収録されています。
オビには「ヘンなお話、ここにあります。」と書いてありますが、お話がヘンというよりは設定やシチュエーションがヘンなんじゃないかな、という感想です。常識が違えばお話もヘンに見える。けれど描かれるキャラクター達の意識はそうも現実離れしていないんじゃないかな…。
指先の赤い糸が、好きな人に繋がっていないから手首を切り落とす。ふられた女のコが髪を切るようなテンションで。死ぬほどありえないお話なんだけど、好きな人と結ばれないと運命づけられて否定したい乙女心と、その結果を意中の彼に見せつけるしたたかさは案外等身大の恋する女のコらしいのではないかな、と思ってみたりもして。
道満先生の作品は、ちょっぴり変わった形をしたニンゲンとニンゲン以外の存在が多く登場する割に喋り言葉が妙に俗っぽい、というのも現実離れしていないと感じさせる原因かもしれません。虎が女子高生を「JK」って呼んだり。…虎がJKと喋るというシチュエーションのヘンさと、出てくる単語の俗っぽさ。それらが合わせ技になっているから、よりヘンに見えるのかも?
この『ニッケルオデオン』連載第2回がBLでしたよ、という話は以前記事にしているのですが、快楽天のような「エロ漫画誌」で連載していたショートと『ニッケルオデオン』で確実に違うのはメインのキャラクター設定がエロ漫画の枠にとらわれずに済むこと。道満先生の描くエロも大好きですが、このフィールドでなければ(道満先生世界の)男が男に恋する話は読めなかったと思うのでIKKIという雑誌の自由さには非常に感謝してます。
今回たとえとして出したものはコイバナものばかりですが、不安になるホラーなお話もありますし本当に「なんでもあり」です。グロ系描写や下ネタも平常運行、だれにでもおすすめとは言い難いですが道満先生作品にまだ触れたことがない人の入門編には適した一冊ではないかと。
それにしても装丁がおしゃれでうれしい。ただ、カバーの紙質のせいかカドが折れきれてなくてふわっとしちゃうのがタマにキズです。
2012年02月02日
本来は行けるかわからない状態だったのですが、行けなくなってしまった方からチケットを譲っていただけることになりまして…。結論から言いますと、観劇できて心から幸せと思える舞台でした。公演はまだ始まったばかりですのでなるべく核心の部分には触れないようにレポートさせていただこうと思います。それでもこれから観に行かれる方でどうなるか楽しみにしていらっしゃる方も多いと思われますので、多少のネタバレ上等という方のみ「続きを読む」からご覧になってくださいませ。
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