2012年02月02日

【超速報】舞台「弱虫ペダル」を観に行ってきましたよ!

行ってまいりました~舞台『弱虫ペダル』初日公演!
本来は行けるかわからない状態だったのですが、行けなくなってしまった方からチケットを譲っていただけることになりまして…。結論から言いますと、観劇できて心から幸せと思える舞台でした。公演はまだ始まったばかりですのでなるべく核心の部分には触れないようにレポートさせていただこうと思います。それでもこれから観に行かれる方でどうなるか楽しみにしていらっしゃる方も多いと思われますので、多少のネタバレ上等という方のみ「続きを読む」からご覧になってくださいませ。




会場の天王洲・銀河劇場に到着するとほぼ女性のお客さんでいっぱい。稀に男性客も見かけられましたが、9割、いや9.5割以上は女性だったと思われます。そんな中、わたしは颯爽と会場入りする渡辺航先生を目の前で目撃してしまってテンションがマックス振り切った状態でした。(お声?かけられるわけあるか神様だぞ!!) 相変わらずお顔が小さい…。


舞台の様子はこんな感じ。
butai
…画が汚すぎてさっぱり伝わらないかもしれませんが…。
舞台の前方が平地、奥のほうが段に…ステージの上にもうひとつステージがあるような感じですね。そして移動型の坂道セットがあります。坂道セットは手すりがついていて、黒子的な人や時にはキャストが移動させながら使っていました。



簡単にストーリーを紹介すると、
秋葉原で坂道と鳴子の出逢い→今泉と坂道対決→3年生の回想(前年のIH)→総北1年生ウェルカムレース
といった流れ。流れとしてはほぼ原作のウェルカムレースまでの展開と同じです。原作にある要素をうまく2時間の舞台用に構成し直していた感じ。ただ、3年生たちの回想だけは前年のインターハイレースが詳細に描かれていて、金城VS福富など原作で登場した場面以外はオリジナルの要素が強いシーンでした。けれどもそこでも原作の他のシーンなどからの引用も多く、ファンはニヤリとさせられる演出がめじろおしでした。
ストーリー展開で原作との相違点を挙げるようなことはまったくの野暮なことで、これはこれ、”舞台”弱虫ペダルのストーリーとして楽しむのが正解だと思いました。とはいえ原作を愛している人々でなければこの再構築は無理だったことでしょう。



何が嬉しかったって、冒頭の秋葉原のシーンが異様なまでに力が入っていたこと!
そもそも公演以前から、『恋のヒメヒメぺったんこ』を桃井はるこさんの歌で完成させたり、グッズ売り場に坂道の好きなガチャガチャを用意してくれたりと『弱虫ペダル』に欠かせないオタク要素を非常に大切にしてくれているのだなと実感していたのですが、秋葉原の描写の濃さにいたっては原作以上だったかもしれない(笑)!
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坂道がオノデンやサトームセンを見かけてCMソングを口ずさむリアル秋葉原感も嬉しかったのですが、本来の役での出番ではないときのキャストが街にいるオタクやチラシくばりをするメイドさんを演じているのです。それがもう、本当にノリノリで。やりすぎレベルなほどに流暢なオタク口調やオタ芸の動きに爆笑してしまいました。



そう、この舞台、キャストの皆さんが本来の出番以外のときにモブキャラを演じているんです。登場するキャラ数もハンパじゃなく多い。今泉君の取り巻きの女子生徒は今泉君よりも背が高い(笑)!
衣装を着替えてきても中途半端に本来の役のビジュアルが残ってるので女子の役とかガンプラの役(!)とかシュールなんですが、それはそれをネタに消化しちゃって笑える場面として作っているので気にならないんです。それでもって、オタクやら女生徒やらを演じているキャストの皆さんがすっごく楽しそう。見た目はシュールでも、言動で演じ分けている。そういうメリハリが、舞台として観ても純粋に面白かった!



でも箱学キャストが総北1年桜井・川田・杉元をそのまま演じてるのは強烈すぎました!!
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特に福富=杉元のインパクトものすごいわ!なのに喋り方がうまくて「ああ~杉元がそこにいる!!」って思っちゃうんですよ…!でも見た目は超福富!その強烈なインパクトをメタネタにしちゃってるのは、下手するとうっとうしくなりそうなのに自然に楽しく観られました。
そんな感じで、キャストがついてるキャラクター以外もちょこちょこ登場したり、登場しなくても話題に出たりするのは嬉しかったです。今泉をとらえる御堂筋の記憶も声で表現されていたり。なかでもまさかの古賀先輩登場にはひっくりかえりそうになりましたよ…!(原作にない部分での登場でした) 幹ちゃんとピエール監督は完全にいないことになってるのがちょっぴりさびしかったですけど…。まあ、そこらへんは仕方ないかなあ~。



さてやっぱり誰もが気になっていたのは「ロードレースをどう表現するか」ということだと思います。「ハンドルだけ持って走るの?」と失笑する声もネットでは見受けられました。
結論から言いましょう。はい、ハンドルだけ持って走ります。
だけどその姿がマヌケな姿だった?と訊かれたら全力でノーです。
びっくりしました。完璧に自転車でした。いや、自分は自転車ロードレースに詳しくも何ともないですが、いち『弱虫ペダル』ファンとして、ステージで繰り広げられる走りは自然に受け入れられる光景でした。



ハンドル、キャストの身体の角度、腕の高低、照明、舞台上の位置関係、効果音…それらのタイミングが完璧に一致することであたかも舞台の上で自転車が走っているかのように見えるのです。これは相当綿密な設定と練習を要する動きだと思います。レースの場面はとにかく走る走る。ただまっすぐだけではなく、走る場面を様々な角度で見せるために回転する、坂道のセットを登る、そのまま舞台袖に入る…とまさに縦横無尽で駆け回るキャスト達。圧巻の運動量。正直言葉だけでの説明では伝わらないと思います、観てない人にも実際に観てもらいたいなあ…。特に巻島先輩のダンシングはどう観ても巻島先輩のダンシングだったよ!感動。
基本的にレースの場面はハンドルと身体で表現する形でしたが、黒子的な人たちがタイヤのパーツを用いて自転車の動きを表現する場面もありました。要所要所で本物の自転車が登場することも。逆に、そこまで自転車本体がなかったためかウェルカムレースで坂道がロードレースに出逢う場面は想像以上にグッときてしまいました。


『恋のヒメヒメぺったんこ』の使い方も愛があってよかった!ちなみにヒメヒメ以外でも歌を歌う場面は4か所ほどありました。坂道のソロ曲が2つと、大勢で歌うのが2つだったと思います(ちょと曖昧ですみません…)。坂道役の村井さん、すごく良い声。ヒメヒメとあわせてCD化してほしい~!
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公演の最後にキャスト全員で『恋のヒメヒメぺったんこ』を歌い踊るのは想定外すぎてびっくり!!でもすっごくかわいかったぞ…!キャストの皆さんのことはよく知らない自分でもきゅんきゅんしてしまいました。(振りはうろおぼえです…つい巻島先輩ばっかりみてしまった)



そんな感じで頭から終わりまでみっしり楽しめる舞台でした。『弱虫ペダル』と渡辺航先生作品が大好きな自分が、”いま目の前に広がってるのは渡辺先生の世界だ”と実感して涙してしまうほどに。このスタッフが作ってくれて、このキャストが演じてくれて良かったと心から思います!
本編とは関係ない部分ですが、入場時に配られるチラシに『まじもじるるも 魔界編』の数ページ試し読みが載ったPRチラシが入っていたこともものすっごく嬉しかったです。あ~、本当に隅から隅まで渡辺先生のことが好きな人たちが作ってくれてるんだな~!と。



もしも可能ならば、このスタッフとキャストで続編も作って欲しいなあ。何よりも「ありがとう」って言いたいです。しあわせ!




manganou at 02:51コメント(5)トラックバック(0)弱虫ペダル | 渡辺航  このエントリーをはてなブックマークに追加
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コメント一覧

1. Posted by にゃいった@大阪   2012年02月03日 03:28
5 詳細な感想ありがとうございます!千秋楽公演観に行くので心の準備?が出来ました!\(^o^)/
2. Posted by mon   2012年02月03日 08:27
5 原作ファンの方の感想が、気になっていたので
嬉しいです。
ありがとうごさいます。

巻島先輩役の馬場くんは、「特命戦隊ゴーバスターズ」のブルーバスター役に決まっています。
放送始まったらご覧になってみて下さい。
 
馬場良馬ファンでした。
3. Posted by ササナミ   2012年02月05日 03:30
にゃいった@大阪さま
どうもありがとございます!
千秋楽楽しんでくださいませ!

monさま
こちらこそありがとうございます。
巻島先輩は口調といい動きといい独特な役柄なのにすばらしい演技で感動しました。
機会があったらゴーバスターズ観てみますね。
4. Posted by 尚。   2012年02月06日 12:41
5 初めまして!
田所さん役の大山さんのファンの者です。

原作ファンの方からこんなに素敵な感想を
お聞きできて、とっても嬉しいです。
(イラスト付きも素敵ですv)

最近増えてきている実写は、とてもデリケートな問題で、
原作ファンの方の感想がとても気になっておりました。

原作ファンの方も、俳優ファンの方も、
双方笑顔で帰路につける舞台が観劇できて、
私もとても嬉しく思います。

ちなみに大山さんは、根っからのヲタクさんなので、
冒頭の秋葉原と、それから女の子の所も、多分、素かと思います(笑)
5. Posted by ササナミ   2012年02月09日 23:23
尚。さま
コメントありがとうございます!
お楽しみいただけて幸いです。

自分は漫画ファン側の立場でばかり考えてしまっていたので、
俳優ファンの方がこうして原作ファンの感想を気にしてくださっていたということに驚き、いままで自分が(漫画ファンとして)勝手なことばかり言っていたのではないか…と反省しました。
「弱虫ペダル」は作り手の皆様が本当に原作を愛しているということが分かる舞台で、とても幸せです。

大山さんは、パンフレットのインタビューで好きなアニソンは?という問いへの回答が一人だけすごくガチっぽかったのでそうなのかなあと思っていたのですが、やはり(笑)>ヲタク
オタ芸が本当に素晴らしかったですw

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