2017年3月中旬のイタリアツアーの記事をせっせと書きました
一時挫折しかけましたが、記録としてやはり残しておくことにします!

今回は、「イタリアデザインの本質、プロジェッタツィオーネを学ぶ旅」

大阪のとある団体さん主催の大人の研修旅行です。
大学院の指導教員から話を聞き、申し込み締め切り後にも関わらず、ねじ込んで頂いたラッキー続きの旅でした
では、いってみよー。

■詳細
日 程:2017年3月11日〜19日
参加者:各業界のクリエーターさん6名
講 師:通訳兼コーディネーターの多木さん、他イタリア人の先生方

今回の旅は、現地集合現地解散のため費用は様々。
私は初のエディハド航空を利用しました。チケット代8万円!安い…。

それでは、旅行記録スタート。

●9/11(sab)
安さをとったため、他の参加者より早く出発。
初エディハド航空。
北京・アブダビ経由です。

機内では、エコノミーにも関わらず、嬉しいアメニティ付き。
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歯ブラシ、靴下、エアー枕など。嬉しい

アブダビにてトランジット。
お祈りのマークが異国の気分を盛り上げてくれます。
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空港内は、椅子が多くてとっても過ごしやすかったです!
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●3/12(dom)
イタリアはミラノ着。
定刻通りです。
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バスにて中心部まで移動。キャンペーン中につき、往復チケットが安くなっておりました

ミラノ中央駅。凄い綺麗。
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駅前でジプシーに絡まれつつも、ホテルで荷物を置いて今日は一人観光です

じゃーん。これは見ておかないと
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ゴシック建築って荘厳だなー。そして青空!(個人的には奇跡)
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何かしらの礼拝中。
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テラスにも上りました
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夕方のロケージョンが最高でした。

遠くに見えるのは「垂直な森」。遠くからでも異様な感じ。
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日曜日の人混みに圧倒されながらも、一応ガレリア内を通過。
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一人おやつ。おやつです。
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コーヒーのうまさに一人うなる。もうイタリア

この後、メンバーの半分がヘルシンキでトランジットミス(+1泊)となり、ほぼ初めましてのメンバーで初日の夕食を終え、翌日から研修スタートです!!


●3/13(lun) カスティリオーニ事務所&カルトゥージア社訪問

いよいよ研修スタートです。
まず午前中はイタリアデザイン界の巨匠カスティリオーニさんの事務所へ。
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もう、インテリアもとっても素敵でした。

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現地コーディネーターの多木さんは、通訳兼コーディネーターなのですが、カスティリオーニさんとも旧知の仲で日本では本も出版されているという事で、
事務所内では、カスティリオーニさんのこと・プロジェッタツィオーネとは何か?と言う今回の旅の基礎を解説して下さいました。

内容が濃くて、ものすごく楽しかったです。

この日のお昼はパニーニとエスプレッソ(カフェ)。
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カフェ旨すぎる幸せ〜
しかも安い。

午後からは、カルトゥージア社という子ども向けの絵本・教材出版社へ。
社長のパトリツィアさんよりお話を伺いました。
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様々な絵本を見せて頂いただいただけでなく、乳幼児から小学生・移民や病児など様々な背景を持つ子どもを対象にした、とても深いメッセージを持つ絵本の紹介とその企画エピソードを教えて頂き、感動しました。
絵本てすごい

一同、絵本を沢山買ってw研修初日は終了。



●3/14(mar) カヴァリアスタジオ訪問

研修2日目。
ミラノから電車でトリノへ移動します。
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駅でなにやら修復作業中の職人さん。
気になる。
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ミラノとまた雰囲気の異なるトリノの町並み。
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ここでは、トリノで建築家(兼元大学教授)のカヴァリア先生の講義を聴きました。
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様々な実例をもちいて、プロジェッティスタと物との関係を段階をわけて説明して頂き、大変分かりやすかったです。
事務所のリノベーションについても解説。
手作りの棚がとても素敵でした
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↑一般的な工業製品を使って制作されていて、吊り構造により荷重に耐える仕組みです。
無駄なく格好いい

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先生のちょっとした書斎スペース。
簡素な棚に照明と立ったまま使える机用に板を渡しただけですが、居心地も使い心地も抜群
良いデザインて何なんだろうと、思わずにはいられませんでした。

お昼前にBarへ。
毎日カフェを頂きます。満足。
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ご飯は事務所でデリバリーを頂きました。
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フォカッチャが美味しすぎて悶絶

夕方には、今日のお宿のスペルが大聖堂へ移動。
世界遺産ですが、隣接の修道院がホテルになっています。
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お部屋はこんな感じで非常に簡素ですが、快適です。
頭上のロザリオが落ちてくるんじゃないかと思ってやや怖かったですが
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イタリアのキリスト教会の中で非常に格式高いと言う図書館も併設。
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本来は、徳の高い修道士しか入れないような説明が…(昔の話?)
王家の家系図もありました。…イタリアって王様いるんですね

休憩室にてブレイク。
カフェマシーン常設でした
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教会にはつきものの螺旋階段。
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スペルガ大聖堂のクーポラ横・屋上テラスからの風景。
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トリノの街が一望できます。
この大聖堂がつくられた経緯、どれだけの人が従事したのか、街にとっての意味などを皆で考えました。
高いところが苦手な私には辛い…

お夕食は、大聖堂併設のレストランで。
伝統的なお料理とのことで、レシピの再現が大変だったとのこと。とても美味しかったです
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肝心の大聖堂写真がない…ですが、次に進みます。


●3/15(merc) トリノ「地区の家」訪問

まずはトリノ市内の散策をします。
数年前に撤退したフィアットの元工場。
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がらんどうです。

市場も見学。
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すごく美味しいビスケット(?)を買いました!
案内人のボッコ先生の紹介。
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いよいよ「地区の家」へ。
日本で言うところの民間コミュニティーセンターとのこと。
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レストラン・カフェ併設で、お昼ご飯を頂きました。
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午後からもう一件伺いました。

両施設、最高に素敵な場所でした
日本にこれだけの場所があるのだろうか…うーん。
とにかく老若男女、様々な人が大勢利用していて、習い事・イベント・相談窓口・ラジオ局・カフェ・保育所等、沢山の機能が入っています。
これを有志の市民が運営しているのですから、さらに驚き。

本当に素敵すぎて、ここは是非再訪を誓いました


●3/16(gio)-17(ven)
研修最後の地は、ヴォゲーラ。
見てのとおりの田舎です。
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ここでの研修は、ブルーノムナーリのメソッドをワークショップで体験すること。
残念ながらワークショップ中の写真掲載は禁止なのですが、行ったことは「森に入り、自分の感覚を研ぎ澄まして「感じて」、その後に集めた素材で自由な制作」です。
子どもの頃に戻ったように、誰の評価も気にせず、自由に楽しく、制作に没頭して2日間を過ごしました
感じたことや自分の意図を言葉にするって、しばらくやっていないことだったので、難しかったです

もちろんヴォケーラでもカフェに行きました
イケメン少年バリスタくん声変わりしてないんだけど!!と言って女性陣で慌てた下世話だけど楽しい。
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それから、ムナーリさんの展示会をMUBA(ミラノ)でおこなっているということでしたので、そちらにも行ってきました。
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ここ(MUBAの中庭)もなんだか分からないけど、凄くいい場所だった!
館内は写真撮影禁止でした。

以上で、イタリア研修終了。
その後は延泊した方もいれば、国を渡り歩いた方もいて、現地集合現地解散の大人研修でした。

それにしても、大人同士の研修って面白い
研修中の話題だけでなく、普段の仕事の話、これまでの自分史等、話題が尽きませんでした。
初対面でこれほど仲良くなれるものなんでしょうか…と言うくらい、参加者の皆さんと毎夜共にする毎に中が深まり、素晴らしい人たちと出会えたことに感謝です

私だけ名古屋出身で、他の皆さんは大阪以南なので、今後お会いできる機会も限られますが、コーディネータの多木さんだけでなく参加された全ての皆さんとも繋がり続けたいご縁となりました

もちろん、研究での学びも沢山得ることができました
この種をしっかり育てて、きちんと自分の中に根付かせられるよう、しゃかりき頑張るぞと心に誓う旅でした
そして、30代の内にイタリアに勉強に行くという新たな野望も誕生!

前に進む以外ない。