SWに入って、何処へも行かないことに決めた。
いろんな実験やの準備やのが山積していたから、、、、
で、やっとこさ取り付けれたのが、Anamorphic Lens
Anamorphというのは「歪み」という意味で、
普通は騙し絵等で有名だが、シネマの世界でも35mmフィルムの
縦横比の中にワイド画像を記録し、再生するという仕組みが発明された。
第一次世界大戦のさ中に、
戦場の記録をコンパクトなカメラでワイドに撮りたいということで
フランス人アンリ・クレティアンによって発明され、
1952年に20th FOXが権利を買い取り、全世界へ供給したもの。
だからこれを読んでる皆さんは既に劇場で経験済みってわけ。
ところが、最近、欧米のHome Theater分野でこれが普及し始めた。
4:3のProjcterに使えば16:9 HDが投影でき、
16:9のProjcterに使えば2.35:1 のシネスコが投影できるというお利口さんレンズである。
通常はProjecterより高い場合が多いが、
いろいろ調べて某メーカーの廉価版を入手した。
で早速、手持ちの10年ほど前のマシンに装着。
これで4:3のものは16:9のスクリーンいっぱいに、
シネスコ映像は、16:9のスクリーンの中にくっきりと映せる。
「薄明るい黒」の表示をせずに済む。
非常に精神衛生上よろしいモノではある。
ただ映像は特殊な上下引き伸ばした映像をProjecterに送り込んであげないといけない。
引き伸ばしに使ったのはこれ
↓
(撮影露出をAutoで撮ったので差が感じられませんが、実際は密度が濃い)
↓
(撮影露出をAutoで撮ったので差が感じられませんが、実際は密度が濃い)
↓
(撮影露出をAutoで撮ったので差が感じられませんが、実際は密度が濃い)
液晶の画面の場合にはぎらぎらざらついてしまっていた画像も
上下が33%圧縮されることで緻密さや色合いが俄然良くなる。
今週だけで合計10本以上の映画を見直したぐらい嵌ってしまった。
最近のフルHDプロジェクターには標準でAnamorphic Lens
に対応しているモデルがあるので
BD&フルHDプロジェクター&Anamorphic Lensは
今後の必須アイテムであることは間違いない。