2017年10月02日

長い原木 その2 と薪の初期乾燥

前回の薪刻み用フレーム、ベース部が見えにくいのでフレームのみの画像。

IMG_8872


このフレームのポイントは、立ち上がっている枠に下から15〜20cmくらいのところに木を置くための桟があること。こうしておけば、直交方向にチェーンソーの刃を入れ、何も気にしないで下まで切れます。

長い原木は、このフレームに乗せやすいように、
45cm x 3 = 135cm で刻んでおいて、フレームに密に乗せます。
(対象が30cmの場合は、120cmで4分割できるようにするとBest)

こうすることでチェーンソーでグイグイ切っても木が踊りません。
チェーンソーワークで一番危ないのは、切っている対象物が踊ること。
必ず、切り始めの体勢をそのままキープすることが事故を避ける一番の方法です。
続いて、薪の初期乾燥についてです。
拙宅の手順は、「割った薪を井桁で組んで水を掛ける」が最初です。
IMG_8874


皆さんは、「薪を割ったらすぐ乾燥させないといかん、雨がかからないように、日に当たるように」と思われるかもしれません。
しかし、薪の乾燥に関しては、そうではなく
「表面だけ乾燥させると表面の細胞が縮んで中の水を外へ逃す水みちが無くなる」
ので、「3ヶ月程度は野ざらしにして雨風に晒しておく」のがベストです。
これは、「表面の細胞を縮ませることなく、内部の水と、表面の水と腕を組ませて、毛細管現象で水を吸い出す」ことなのです。
内部の水が吸い出せ始めたら安心ですが、
その判断は『木の香り』です。

IMG_8875

拙宅の場合、残念ながら雨風に晒しておける庭が無いため、1Fの駐車場隅っこに井桁を組み、一週間ほど毎朝毎晩、水を掛けます。
割ってすぐであれば、すぐに香り始めますが、またすぐ弱くなります。
一週間ほど続けると、また香りが強くなってきます。これで水みちが確保できたわけです。
ケヤキや桜は強烈な匂いが漂います。
そのまま一週間以上風に晒し、一つを割って含水率が平均で20%以下になったら、薪棚に移動します。
Posted by manmaru863 at 09:52│Comments(0)

コメントする

名前
 
  絵文字