2005年08月23日

罵固罵固

6bde3700.jpgメガホンのくだりで
思い出したことが
あったので
書く事に汁。。。






『なんとかメガホンを拍手に変えられないか』
00'~01'シーズンの頃、この問題は私達にとって
けっこうやっかいな問題だった。

おーちゃんの(その他多勢の)
『なぜ、メガホンではなく拍手なのか?
  理由を書いたビラを配ろう!』の号令のもと
私達は試合前のスタンドにビラを配ることにした。
各自それぞれで配るスタンドを分担し、
メガホンを持っている人めがけて
『すみません。これ、読んでみて頂けますか?』と
丁重にお渡ししていった。

すると、あ〜ら不思議。
まずほんとんどの人がそのビラを読んで、
やおらメガホンを、ごそごそとバックにしまってくれるのだ。

なんて素直な愛すべき新潟県人たち!!w

しかし!!私がビラ配りを担当したバックスタンドに。。。
コーチに引率されてきたであろうサカー少年団の一団が
私の目に飛び込んできたのだ。子供たちは皆、意気揚々として
メガホンを構え、選手が出てくるのを今か今かと待っている!

私は思わず、他のスタンドを見渡した。
G裏。。。メインスタンド。。。アウエーバックスタンド。。。
見ると、皆未だ頑張ってビラを配りながら
時には配った人に説明している仲間の姿が私の目に映る。

。。。

恐る恐る、引率のコーチらしき大人にビラを渡す。
『あの〜、すみませんがコレ読んでみてもらえますか?』
少年達はいぶかしそうにコーチの顔を見ている。。。
ひと時の静寂がその場を包む。。。

『はい、みんな。メガホンをしまいましょう!』
そのコーチは少年達に声をかけた。

しかし!次の瞬間、私のもっとも恐れていた事態に陥る。

『え〜、ダメなのぉ〜。。。』
『どうして〜。。。』

悲しそうな顔をした少年達の声が私に突き刺さる!

私はうまい言葉を少年達にかけられず、
その場を逃げ去るようにして立ち去ったwww

私は泣きたい気持ちになりながらwww近くにいた、
おーちゃんとみの〜君にこれこれ、然々なんだ。
と話した。すると、おーちゃんが一言
『がぁっはっは。俺、知ら〜ね!www』と
足早に立ち去っていってしまったw

私はあの時の少年の顔が忘れなれないwww

さて冒頭のイラストは、このビラ配りを私達がやめた後も
『メガホンはやめて、拍手にしよう』
と書いたプラカードを、お手製のプラカードを持って
試合前のスタンドをずっと歩いていた方のHPより
またも無断拝借m(_ _)mしたものだ。

その彼は何を隠そうkobaの親父だ。
オレンジ袋の際やいろいろな時に、
そっとwみんなを手伝ってくれていた。

件のプラカードを持っていると、わざと彼の目の前で
メガホンをこれ見よがしにバコバコ鳴らす輩も
たくさんいたそうな。
(ま、それも仕様がない。と彼は言っていた)

そんな風に色々なことを地道にやってきた人が、
スタジアムにはたくさんいる。
表には出て来ないが、そういう人がたくさんいる。
そして現在がある。ということをあらためて思い出した。

manon_blog at 12:14│Comments(0)TrackBack(0) Albirex新潟 

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