店主の呟き

片手にシェイカー  心に花束  唇に火の酒  背中に人生を

January 2005

地図3

 

アイルランドも最後の地。

第二の都市・コークとジェムソン蒸留所があるミドルトンを目指す。

 

 

ミドルトン蒸留所

ミドルトン

 

 

 

 

 

 

 

 

ここも昔の蒸留所を改装したミュージアム的施設。

実際の蒸留所は予約をしないと見る事ができない。

(ギネス・ブリュワリーといい、悔やまれる事が多い。。。)

蒸留器

 

 

 

 

 

 

 

 

気持ちよく晴れた日。

実際に使っていた蒸留器が外に置かれていた。

スコッチのそれと比べれば明らかに大きい!!

 

一通り見学したあとは、テイスティングが待っている。

 

 

テイスティングシート

 

 

 

 

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地図2

 

 

 

 

 


 レンタカーも慣れてきた。
 
 本日の目的地は、「一泊ぐらいは、豪華なところ泊まりたい」という連れ合いの希望で
 マナーハウスといわれるホテルへ。
 昔、伯爵とかが邸宅として使っていたお城のようなところらしい。。

 途中、Cliff of Moher「モハーの断崖」というところによっていく事に。

モハー

 

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地図1

 旅の三日目。
 本日は初のレンタカーでの移動。
 
 ロザビールから午後1時30分のフェリーに乗って、ケルト文化が未だ生き残る地として知られる
 イニシュモア島に行くはずだった。。。。が、
 
 手配していたレンタカーが平気で1時間の遅刻。
 (「レイト!」、「イッツ ユア フォールト!」とボキャブラリーのすべてを出して怒ってみたが、
 お構いなし)
 
 更に、ダブリン市内を抜けて、『M4』という大きな道路に出るのに一苦労。
 同じところをグルグル回る羽目になり、とても予定時刻に着くことは出来なかった。
 (これは抜けてみたら、とても簡単な道だった。。。)
             

 まあいいや、急いでもしょうがない。
 急遽予定を変更してゆったり走ることに。
 
 アイルランドは日本と同じ左側通行なので、とても走りやすい。
 レンタカーも日産マーチのオートマ。
 パワーは無いが、のんびりドライブには最適。
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          この旅行期間、数え切れないほどのパブを回った。
         そこは地元の人でも旅行者でも誰でも立ち寄る素敵な酒場。
 

              
          パブ1「良いな」と思ったら、とりあえず入る。
                                       
                                 

 

 

 

パブ2

 

 

 

 

 

 

「いらっしゃいませ」(とは、言わないです)
      パブ3
  

飲みたいビールのタップを指差して「1パイント!」
                                
                                      

パブ4待つべし! 
        
  

 

パブ5立ち飲みだけじゃありません。歩き疲れてほっと一息。


              
          

パブ7

パブ6

 

 

 

 

バックバーも様々。でも飲んでるのは、ほとんどがビール。
             
      古い「ミドルトン・ヴェりーレア」という、アイリッシュウイスキーがあったので頼んだら、
  「高いよ」と2・3度確認された。それでも、1ショット1000円位だったから、日本より数段安い。

                 
           パブ8

 

食事も出来ます。しかし、夜は食べてる人が少ない。
   ちなみにこれはチキンカレー。甘い汁カレーだったが美味しかったのは、旅行マジック?

      

 

 

  
パブ9 パブ10        

 

 

 

 サッカー中継に見入っていたり、突然セッションが始まったり。
            パブ11パブ12 
                     

 

 

 

 

 

 

若者も、親父達も。

   
      

パブ13モップみたいな犬もいます。
   

後ろの人(誰でしょう?)

まったく足が届いてません。。。。。
椅子もカウンターも高いです。
 
 
 ←おとなしいのだが臭う奴。
 
 
       
                       

 

 

 

パブ14さあ次は、ここにしようか。

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今日は1日、ダブリン市内を見てまわる。
 ホテルで朝食(いわゆるアイリッシュ・ブレックーファースト、目玉焼き、ソーダブレッド、ビーンズ
 、ベイクド・トマトマッシュルームなど)をたっぷりを食べ、出かける。
 
 目指すは、Guinness Storehouse。ガイドブックに載っていたバスに乗って行く。
 ホップ貯蔵庫を改造した、ミュージアム的施設。
 横には稼動中のブリュワリーがあるのだが、入れてもらえなかった。。シクシク。
 匂いだけはしていたのだが、どうやら一般には公開されていないらしい。
 予め日本から予約をしておけば良かった。
 
 *この辺の写真が無いで御勘弁を。。。
 
 さすが世界のギネス、でかい!!建物はあるのだが、何処が入り口かわからない。。。
 グルグル歩き回りやっと発見。
 変わった形の入場券をもらい、一階から順路にそって上がっていく。
 ギネス社の歴史、製造工程、広告の歴史などが展示され大満足。
 そして、散々ギネスの魅力を見せられて、「飲みてーな」と上がった最上階が
 ダブリン市内を展望できるパブになっているではないか!
 
 わいわいした雰囲気。みんなギネスを片手に楽しそう!私も小躍りした。
 
 ここで入り口で受け取った入場券を見せると、ギネスが1パイント飲める。
 (追加オーダーやフードは有料)
 
 眼下には古い街並みのダブリン市内。目を遠くに向けると緑の山々。
 手には工場直送のギネス。談笑するざわめき。渇いた喉。
 一角ではスペアリブを焼いている。

 ここで飲んだギネスは本当に美味しかった。。。。

 その後、夜中までダブリンのパブのはしごで大量のギネスを消費した。

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到着したのは夜の9時。日本との時差は9時間あるので、
 いったい何時間かかったのであろうか。疲れた。
 空港内はすでに、人影もまばらでショッピングセンターも閉まっている所が多かった。
 
 さあ、ここからホテルまでは地図を頼りに行くしかない。
 とりあえず、ダブリン市内行きのリムジンバスに乗る。
 運転手さんに「オコーネル・ストーリーに行きたいので、降りるところで教えくれ。」と頼む。
 「OK!」
 二人は大きな荷物を抱えたまま、運転席の一番近くに陣取る。
 バスは道が悪いところもありよく揺れる。
 
 しばらく走り、繁華街に近づいた辺りで、運転手さんに促されバスをおりる。
 
 「ほ〜これがアイルランドか!」
 ダブリン市内の中心部、それも夜なのに、危険な感じが全くしない。
 都市化が進んだとはいえ「世界で一番大きな村」と言われるのも納得。

 大通りの「オコーネル・ストリート」を目指すとありました。「Celtic Lodge
 こじんまりとしたホテル。今日から、2晩お世話になる宿だ。

 チェックインを済ませ部屋にはいる。
 もう夜も遅い。シャワーでも浴びて寝よう。
 
 その前に、喉が渇いたのでミネラルウォーターは無いか聞いてみる。
 するとフロントから、若い兄ちゃんが持って来たものは、
 ガス入り。スパークリング・ミネラルウォーターだった。
 
 「ノンガス、スティル・ミネラルウォーター。」
 
 分かったか、分からなかったか、の会話のが繰り広げられた後、
 お金を要求するのであげると、兄ちゃん出て行った。
 
 ちょっと不安になる。
 
 暫く待っても来ないので、「あ〜ちくしょう。お金とられた!」
 
 なんて思っていると、兄ちゃんは帰ってきた。
 なんとどこかでノンガスのミネラルを買ってきたらしい。。。
 
 「ごめんよ〜さっきは疑って!」
 
 私は「サンキュー」繰り返すばかり。
 
 
 
 その日は、極度の疲れと、いい気分で床に入った。

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トランジット先のフランクフルト空港へ到着。
 立派な施設の大きな空港。
 ターミナル内の移動は、「SkyLine」と呼ばれる乗り物で移動。
 2時間くらい時間があったので、空港内をあちこち探索。
 
 
 とても広いので、うろうろしていると周りから人影が消えて、見渡すと二人だけになることもある。
 そんな時に、スキンヘッドに編み上げブーツのネオナチ集団が襲ってきたらどうしようと
 思ったが、もちろん何も無かった。
 
 待合所でカールスバーグを飲み、サンドイッチを食べる。
 とてもおいしかった。
 やっぱりヨーロッパはパンが美味しい。

 ここから、アイルランドの航空会社「エアーリンガス」にて、ダブリンへ。



 どうにか鹿児島を脱出。
 お次は成田空港からドイツ・フランクフルト空港。
 13時間の長丁場。
 高い所が苦手な私だが、強い見方がある。「Alcohol」
 ビール・ワイン・ウイスキーと続けざまに飲み、睡眠導入剤も合わせてすぐに睡眠。
 目が覚めたら目の前に食事がある。そいつを食べながら、また飲んで眠た。
 2度ほど食事が出たのかな〜?
 ホント余り憶えてません。
 ウイスキーがジョニ赤だった。
 肉料理がは確か「TERIYAKI」(てり焼き)だったような。
 それぐらい。
 
 でも、こういうやり方は体に良くないらしい。(当たり前か)
 エコノミー症候群なんてのになり易いそうなので、気をつけましょうね。
 
 *こんなもの枕を用意していたが、全く使わなかった。

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とりあえず出国をめざす、大丈夫かな〜

 4月15日早朝、空港行きのリムジンバスに乗る。
 大きなに荷物を抱えた二人。14時間後はアイルランドだ。しかし、なにか現実感は無かった。
 そりゃそうだ。写真でしか見たこと無いとこだもの。
 乗り継ぎはできるかな〜。ホテルは見つかるかな〜。英語。。。不安だらけの出発。

           ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

 大きな荷物はリムジンバスのトランクに預け、鹿児島空港まで小一時間揺られる。
 朝早いので人も少ない。
 「まあ、成田までは無事に行くだろう。」いや、行くはずだった。
 何番ゲート前だったか忘れたけどバスを下車。
 
 じゃ、トランクの荷物でも出そうか、
 と思った矢先にバスが発車!!残された二人。
 
 「オイコラ!!俺の荷物〜」
 
 私は、走り出すバスを必死で追いかけた!バスは更に、先のゲートで人を降ろしている。
 「あっ、もう少し。。。」しかし、バスは無常にも走り出した。
 さらに差が広がる。そうこうを繰り返し、やっとバスは最後のゲート前近くで、
 ずっと必死で追いかけてくる私に
 やっと気がつきスピードを緩め止まった。

 「オ。。。オレの荷物。。。。」

 「あ〜ごめん。ごめん」

 息があがり、怒る気にもなれない。
 ひざに手をつき振り向くと、ずーと向こうに連れ合いが小さく見えた。
 
 ????笑ってる???
 
 どうやら連れ合いは、息絶え絶えの私を見て笑っているようだった。。
 
 さらに、でかい荷物を持って、そこに行くと「コントを見ているようだった(笑)」。。。
 
いやはや、先は長いぞ!

2002年4月、アイルランド・スコットランドの旅。

毎日ウイスキーに囲まれていると、その故郷を訪ねてみたくなる。
きっかけは、敬愛する村上春樹の「もし僕らの言葉がウイスキーであったなら」

連れ合いと二人の珍道中。もう一度行きたいと思う願いを込めて、
当時の日記や旅行計画を頼りに3年ぶりに振り返ってみます。
(写真の一部データが紛失!、皆さんもバックアップはこまめに取りましょう。)

それでは、お付き合いください。


期間  2002年4月15日〜26日(10泊+機内1泊 12日)

経路 鹿児島空港→成田空港→フランクフルト(ドイツ)→ダブリン(アイルランド)
コーク(アイルランド)→ダブリン→グラスゴー(スコットランド)
アイラ島(スコットランド)→グラスゴー→ロンドン(イングランド)→成田空港

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