長州ファイブ
江戸300年の泰平がペリーの黒船来航により破られ、”開国”か外国人を排他する”攘夷”かに揺れる幕府。そんな中「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という吉田松陰の言葉に奮起した長州藩の若者五人が、死罪を覚悟で英国に密航した。その勇気ある志士は伊藤博文、井上馨、井上勝、遠藤謹助、山尾庸三の5人で、英国で敬意を込めて『長州ファイブ』と呼ばれる。
彼らは、それぞれ鉄道、造幣、造船を学び、日本の文明化に大きく貢献した。
己の富の為ではなく、藩の為、日本の為に、自らが「生きたる機械」(*機械が訛って「生きたるききゃ〜」「ききゃ〜」と言っていたので初めは???だった)になる。
そんな若者の姿に、熱く感動。
彼らがいて、今の繁栄した日本があるのだと。
私に同じ勇気が持てただろうか?
荷物扱いで命がけの渡航、さらに航海中に英語を覚えていくのはもの凄い。
この時代に日本から英国に行くのは、タイムマシンで100年先の未来に行くようなもの。
日本の文化の遅れに唖然とし、必死に、貪欲に学んでいくのです。
また、映画の中では文明化による弊害(貧富の差や自然の大切さも「サラッと」触れています)
今も昔も外に出ないと、本当のことは判らない。ということか?
良さも悪さも。。。
しかし、主演の松田龍平。
あの手足の長さ、雰囲気、親父に似てきてます。
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