January 28, 2012 100年前のウイスキーの味は? 「マッキンレー/レア・オールド・ハイランド・モルト・ウイスキー」 1907年、英国の探検隊アーネスト・シャクルトンが南極点を目指す。その際、25箱ものマッキンレー・ウイスキーを積み込み、9年間の探検を試みるが南極点には到達できずに失敗に終わる。(この探検にマッキンレーを選んだことで、当時、随分と宣伝にもなったようです。)シャルトンらは無事に帰国することは出来たが、数箱のウイスキーやブランデーを南極大陸の小屋床下の永久氷土の下に残し、そしてマッキンレーも氷土の中で静かに眠りついた。それから約100年経った2006年、ニュージーランドの南極歴史遺産トラストによりマッキンレーは発見される。100年もの眠りから覚めたマッキンレーは、スコットランド・インバーゴードン・スピリッツ研究所で科学分析をされ、プロジェクトチームはこのウイスキーの再現を試みる。そして、そのプロジェクトチームが8年から30年物のスぺイサイド地域で造られたモルトをパズルのように組み合わせ再現したウイスキーが、この 「マッキンレー/レア・オールド・ハイランド・モルト・ウイスキー」 下の画像が実際に発見されたウイスキーです。現在、マッキンレーのブランドライセンスを持つホワイト&マッカイ社(インドUDグループ・・・現在インドの会社が親会社、わぉ!これも歴史)のマスターブレンダーはこの発見を、「天国からのウイスキーファンへの贈りもの」とコメントしてるそうです。気が遠くなるほどの時間、様々な人達の手を介して再現されたウイスキーを是非、口中で感じてください。★魔の巣からのお手紙”くろやぎ通信”にご登録ください。
January 26, 2012 休日 最近、煮洗いにはまっている店主です。大きな鍋で店のタオルやおしぼりをグラグラ煮沸。洗濯してすすいでも残ってしまう洗剤などもキレイに落ちる(気がする)ので、強迫観念のように煮ております。グラグラグラグラ。定期的に行えば臭いも残らず衛生的。昨日は定休日。insutaguramとyoutubeで振り返る。先日の恋の罪に引き続き、アミュプラザで劇場公開中の、園子音監督「ヒミズ」をみる。原作の漫画は読んでいたものの、あまり予備知識を入れずに鑑賞。まず震災後の街並みの映像に、ギュ〜〜〜と胸の中を締め付けられ、後は主人公の住田君と茶沢さんに圧倒され、終始涙がホロホロ。こんなに引き込まれた映画は始めてかも。今、見てよかった。上っ面の「頑張れ」なんて記号と一緒。気持ち悪い。でもちゃんと心に響く「頑張れ」もあるんだ。それから天文館に移動して、お店の雑用。泡沫さんは眼鏡屋さんに。その間、オムライス屋さんで小休憩、ビールと自家製ベーコン。それから泡沫さんと合流して山形屋の「スイーツフェスタ&バレンタインデーフェア」で、自宅用に購入。まだ、人も空いていてゆっくり買い物ができた。ベルギー・ドゥバイユルの「リュバン・トロワ・フリュイ」3種のピールが入ったチョコレート。ウイスキーにも合いそうなので、ウイスキー好きな方へのプレゼントにいいかも。ちなみに私もウイスキー好きです。よろしく!それからマルヤガーデンズで映画。本日2本目 「人生、ここにあり」イタリアの精神病患者の自立という実話を題材にした物語。タイトルとおり人生讃歌、「ヒミズ」とのギャップは凄いけど、これも人間の一面。泣いた。家に帰って、刺身や鍋をつつきながら、周年のお祝いで頂いた日本酒。「獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分」山田錦を二割三分まで磨き落とし、ビーズの様に細かくなったものを醸造。フルーティーで香り高く、深い味わい、しかし嫌味がない。うまーい!!!普段は、純米酒をぬる燗で飲むことが多いけど大吟醸もいいな〜酒を飲みながら、映画の話などをとっくりとしたのでした。あ〜いい休日だった。★魔の巣からのお手紙”くろやぎ通信”にご登録ください。
January 20, 2012 大机 写真じゃ大きさが分かりにくいけど、学校の図書館にあったような6人掛けぐらいの長さが2m近くある大きな机。泡沫さんところで使っていたんだけど、テーブルの入れ替えをしたため我が家のリビングへやって来た。(というか、雨の降る中エッチラオッチラ運んだ)これをリビングのど真ん中にドーンと置いたのだが、これがイイ!非常に使いやすい。普段はPC以外はモノを置かないようして、作業をする時に必要ものを広げて使う。伝票や帳簿を広げて、電卓とほうじ茶を手元に置いて一気に作業。一気に終わる。漫画を数冊積み上げて真ん中に座って読んでもよし。おまけに目の前が窓だから自然光も入ってきて気持ちいい。模様替えに大満足でございます。こう考えると、オフィスのテーブルの配置や整理具合で、作業能率が随分違うということが非常に納得でした。ということは、すぐにテーブルが物でいっぱいにならないようにしなくてはならないのです!!今までの自分を戒めるために、ブログへアップ。一週間後は、猫の足の踏み場もないなんてことの無いように。。。★魔の巣からのお手紙”くろやぎ通信”にご登録ください。
January 18, 2012 本日は定休日 まったりしている店主です。おとといから昨夜、親愛なるお客様、いつもの飲み友達、ご同業の方々から沢山のお祝いの声や品を頂いたり、素敵な宴を催してもらって本当に嬉しかったです!9年前に1月17日、開店の当日にいらしたお客様もお見えになっていただいて、9年間をいろいろと思いだしました。しかし「9年ってすごいネ」って言われるけど、今年で40歳の私お店を取ったらなにも残らない、この仕事しかできないと思っている人間です。世間の荒波の中の、大きなうねりには直ぐに飲みこまれてしまう笹舟のような店にでもしがみついてでもやっていくだけ。でも集ってくださるお客様、一緒に仕事をする仲間、そして家族がいる事は本当に幸せです。期待に応えられるように、小回りを利かせてかっこいい笹舟になろう。どうもありがとう! 感謝します! YEAH!愛してまーす!
January 17, 2012 ひっそりと、 本日、1月17日でBar魔の巣は9周年を迎えます。ひっそりとでしたが嬉しいことに、昨夜から「おめでとう!」を頂戴しております。皆様に感謝。ハッピーに10周年を迎えられるように、一日一日「あ〜今日は来てよかった」と思われるお店づくり、そして自己管理にも勤めて参ります。皆さま今後ともお付き合いよろしくお願いいたします。バー魔の巣店主山崎嘉仁
January 14, 2012 焼酎やめました。 東日本大震災チャリティーボトル、宮城峡10年から12年にグレードアップ。このウィスキー1ショットの価格の内100円は、東日本大震災の義援金として寄付させていただきます。末長い支援を鹿児島から。細々と続けてまーす。さて本題、今年になって焼酎の取り扱いをやめました。「えー焼酎って置いてたんだ」と思われた方もいらっしゃるかもしれないけど、”島美人”とカクテル用に”一刻者”を棚の奥に一応置いていました。昔、焼酎ベースのカクテルをコンペに出したこともあるし、まー鹿児島だしってことで。そしてたまにご注文があるのですが、大体グループでお越しのお客様の中の一部の方。「いかがしましょうか?」と注文を聞くと、「私は焼酎でいいよ、ある?」なんですよね。「焼酎がいい」と言うわけではなく、「焼酎でいいよ、ある?」後、「私は焼酎しか飲めない。」って方。こういう方は、まぁこれも鹿児島だから、あまりにも身近に焼酎がある為か、他のお酒にチャレンジすることがありません。かたくなに焼酎。焼酎が悪いってことではないけど、せっかくだからいろんなお酒を飲んで欲しいと思うのですが、自分も、そういう方に他のお酒をおススメすることを諦めていた節があります。とりあえず焼酎出しておけばいいかな。。。と。でも、心の中でやっぱり引っかかるんですよ。それに以前、焼酎の水割りを作っているときに、「愛が無いね」って見透かされたこともあります。惰性で出しているのがバレちゃってますね。ってことで、年も変わったタイミングで焼酎の取り扱いを止めました。もちろん大した影響はありませんが、今ここで書いてすっきりしてます。もちろん私自身、焼酎も飲みますよ。皆で行く居酒屋にはボトルキープもあります。ワイワイやるときは、焼酎みたいな”おおらかなお酒”がピッタリあうと思います。でもせっかくBarに足を運んだ時は、違うお酒をチャレンジしてみてください。貴方の「これも美味しいじゃない」って声を聞くために、精進しまっす!★魔の巣からのお手紙”くろやぎ通信”にご登録ください。
January 13, 2012 営業中にゆっくりブログを書く時間がある不幸 連休は、珍しく家を離れて温泉にゆっくり入ったり、美味しいものを食べたり飲んだり、本を読んだり映画を見たりとマッタリ過ごした店主です。その間、極上のお肉が行き場を失って、在らぬところにたどり着いたのが悔やまれてなりません。あっ、いいえ、ちゃんと真心を尽くしてくださったことは感じられました。勝手に休んで申し訳ございません。ありがとうございます。く〜〜〜さてさて、そういえば「ヒゲ山のやつ最近、twitterやFacebookにかまけてブログの更新も疎かだし、ましてはメルマガは全然出してないな」とお思いの方もいらっしゃるでしょう。えー実は、しばらく放置していたら料金の支払いも忘れてアカウントが消えまして、かなり焦ったのですが、復旧しました。登録していただいたアドレスもそのまま。近いうちに必ずメールマガジンをお届けします。連休は色々と愉しんだのですが、やっぱりこれです、ミッテで上映中の園子温監督【恋の罪】前作「冷たい熱帯魚」の強烈な印象を残したまま、さらに新たな狂気へ。こんどは東電OL殺人事件からインスパイアされた、3人の女性の物語(かなり脚色されていますので、実際の事件とはかけ離れている部分が多い)夜な夜な渋谷を徘徊し売春をする大学助教授・奥底に潜むある衝動を抑えられない貞淑で献身的な妻・不倫相手を断ち切れない女刑事その3人の女性が素っ裸です。裸体をさらけ出す素っ裸はもちろんですが、彼女たちは心も素っ裸になろうとします。そこが痛々しく、恐ろしく、そして女らしい。これが女性の性という本能なのか。残念ながら、私にはわからない。ん〜知ったら怖い。でもちょっと知りたい。いや知っちゃいけない・・・う〜ん、そこが女性の魅力なのかしら?また、園子温作品らしく、女優陣も体当たりの演技。あまりにも迫真に迫る演技は逆に笑えるほどで、数々のセリフやシーンが頭にこびりついて離れません。いや〜凄かった。次回作、「ヒミズ」も楽しみだなぁ。★魔の巣からのお手紙”くろやぎ通信”にご登録ください。
January 10, 2012 連休中 昨日、年末に出来なかった床やカウンターのワックスかけを済ませてスッキリした店主です。初二人営業の年末年始、ソーマ君もお疲れ様。これでやっと年が明けたって感じです。あとは心と体のワックスかけ。本日10日(火)と11日(水)の営業はお休み致します。大晦日と元日も休んだけど、正月休みという名目。ちょっと自宅・天文館近辺を離れます。では、ごきげんよう。