一昨日の定休日、ガーデンズシネマにて
若松孝二監督【11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち】を鑑賞。とても力が入る映画。共感には程遠かったが、「11.25」までの苦悩は存分に感じられ、哀しかった。最前列のど真ん中で観ていたのだが、自決のシーンは、拳に力が入り奥歯をギリギリと噛み締めたのでした。
いつの時代でも、生きづらさや世の中に矛盾を感じている人はいると思うんだけど、今は行動を起こす人は一握り。もちろん三島由紀夫とその若者たち、その時代の人達が起こした行動は賞賛されるものばかりではないけれども、心に響くものがありました。
そして只今、左右の勉強中。
そして昨日は、天文館シネマパラダイスにて、2日間の限定上映「バック・トゥ・ザ・シアター Vol1」
【ブルース・ブラザース】を見てきたのでした。
これはDVDも持っていて何回も繰り返し見ている大好きな映画。しかしスクリーンで見たことはありませんでした。天文館シネマパラダイス、ありがとう!(観客の数はショボーンだったけど)
1981年公開、監督はジョン・ランディス。マイケル・ジャクソンのスリラーのPVを撮ったことでも有名。とにかくキャストが豪華。ジョン・ベルーシー、ダン・エイクロイド、ジェームス・ブラウン、レイ・チャールズ、アレサ・フランクリン、キャブ・キャロウェイ、ツィッギーなどなど。
ざっくりしたストーリーは、黒い帽子と黒いスーツ、黒いサングラスの二人の義兄弟ジェイクとエルウッドの育った孤児院が税金を払えずにピンチに。二人は昔に組んでいたバンドのメンバーを集めてバンドを再開してお金を集めようとするのですが・・・
実際、ジェイクとエルウッドはアメリカの音楽番組「サタデーナイトライブ」から出てきました
もちろん音楽はいいし、カーチェイスはど派手でとにかく楽しい。エンディングロールで、二人が歌う監獄ロックが流れるんですけど、「いつまでも終わって欲しくないっ!」って思っちゃいました。
我ながら、振り切った映画を見たなぁと実感した2日間でした。