店主の呟き

片手にシェイカー  心に花束  唇に火の酒  背中に人生を

March 2013







〜遥々グラスゴーからアイラ島へやって来た〜

〜目当てはたった一つ、彼女に逢いに来た〜

〜Whiskey whiskey nancy whiskey〜





「踊ろうマチルダ」のスコットランド民謡”ナンシーウイスキー”のカバー


かっこいいなぁ。





日本代表もいいけど、ここにも「絶対に負けられない戦い」があるんです。

是非、会場で味わいましょう!


4月21日(日)ふれあいスポーツランド
11:00〜 ヴォルカ鹿児島 VS  LIXIL FC(佐賀)
14:00〜 FC鹿児島    VS  九州総合スポーツカレッジ(大分)

5月12日(日)鴨池陸上競技場
11:00〜 ヴォルカ鹿児島 VS  海邦銀行(沖縄)
14:00〜 FC鹿児島    VS 九州三菱自動車(福岡)

6月8日(土)ふれあいスポーツランド
14:00〜 FC鹿児島    VS 三菱重工長崎(長崎)
14:00〜 ヴォルカ鹿児島 VS 中津SC(大分)

6月9日(日)ふれあいスポーツランド
14:00〜 FC鹿児島    VS ヴォルカ鹿児島

7月14日(日)健康の森公園
11:00〜 FC鹿児島    VS LIXIL FC(佐賀)
14:00〜 ヴォルカ鹿児島 VS 九州三菱自動車(福岡)

7月28日(日)国分運動公園
11:00〜 FC鹿児島    VS 海邦銀行(沖縄)
14:00〜 ヴォルカ鹿児島 VS 新日鐵大分(大分)


*FC鹿児島とヴォルカ鹿児島のホーム戦分です。



















【速報】 WWA2013 最終結果発表


マルス モルテージ 3plus25 28年(本坊酒造)は3月21日、ロンドンで行われたワールド・ウイスキー・アワードで、ワールド・ベスト・ブレンデデッドモルトで見事世界一の栄冠に輝きました!

おめでとうございます!

初エントリーにて初受賞。

鹿児島の焼酎メーカーとして知られる、本坊酒造のウイスキー造り。

高度経済成長時代のウイスキーブームに乗って生産を増やしていったが、税制改正や全国的な焼酎ブームなどの流れの中で、蒸留所移転、または規模を縮小したり、操業を停止したりしながらのもので、それはけっして平坦なものでは無かったと思う。

一昨年、長野県・宮田村の信州ファクトリーを訪れた時は、蒸留を再開して暫くたってからだった。

工場の方は、再び蒸留を出来る喜び語っていたことを思うと、この受賞はとても嬉しいし、今回日本からワールド・ベスト・ブレンデットとして響21年も受賞しているのですが、肩を並べているのがなんとも誇らしいです。


マルス モルテージ 3plus25 28年は、鹿児島、山梨で3年、その後長野で25年という、まるで同社のウイスキー造りの変遷を辿るように、多様な環境の中で熟成されています。その為か味わいはとても複雑。ウッディな中に、バニラやドライフルーツなどが感じられ美味。


鹿児島から、世界へ羽ばたいたウイスキーです!!



















ドイツの高品質リキュール、マリエンホーフ・リケールが色々と入荷してます。

厳選した素材を、伝統のあるワイン造りで培った技術で「液体の宝石」のと称されるリキュールに変身させます。
そしてこだわりの無着色・無香料。ナチュラルな香りと味わいはうっとりです。

最初、マリエンホーフ・ローズを味わった時の衝撃は忘れません。

今回入荷は”サクラ”、”リリー(百合)”、”アップル・シナモン”、”トリュフ・ショコラ”の4アイテム。”サクラ”は年に一回の限定生産。

在庫の”ローズ”、”ファイゲ(いちじく)、”サワーチェリー”、”グレープ(白)、”グレープ(赤)と合わせて9アイテムになりました。


グレープよりグレープ味!@ファンタ的な味わいとは一線を画します。
マリエンホーフの”サクラ”は、最初、白桃の様な瑞々しさを感じ、奥にほんのり桜の葉を感じ複雑。”リリー”は淡く優しいのですが、余韻はフレッシュなハーブのようにキリッとしています。

ナチュラルな味わいは是非、食後酒としてストレートやロックでお楽しみください。またスパークリングワインで割っても美味しいですよ。

泡沫では、珈琲や紅茶いれて、というのが人気です。

是非、どうぞー!




「あんまりファンタジーは好きじゃないのよねぇ」とか「ん〜3Dか?監督どうしちゃったの?」などと勝手に決め込んでいたのだが、まわりの評判も良さそうなので、ファーストデーに鑑賞。

いや〜これが、すっごくよかった!そしてこれは3Dで観る映画でした。

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「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」

インドで動物園を営むパイ一家。家族はヒンドゥー教を信仰しているが、イスラムやキリストにも興味を持つちょっと変わった少年が主人公。その家族の動物園が経営難に陥り、カナダへ移住することになる。家族は動物と一緒に貨物船に乗り込みのだが、船は嵐に見舞われて沈没。少年は獰猛なトラと小さなボートで漂流することになる。

3Dで体験する迫力のある沈没のシーンや漂流中に訪れる美しい風景に、その世界に迷い込んだような感覚に陥る。極限状態の少年は何を見て何を信じるのか?それはファンタジーなのか?現実なのか?宗教的要素を含む多くのメタファーが散りばめられている味わい深い作品でした。

色々書くとネタバレになりそうなので控えますが、ストーリーの秀逸さに加え、CGでの動物たちのリアルな表情にも驚き。これがショボイCGだったら入り込めずに白けていたかもしれませんねぇ。

最近、続けて宗教本を読んでいた私には、余計に興味深かったですね。

話のベースには”何かそいう存在”と人間との関わりがあると思います。


しかし、今更、映画も色々と興味持って観る方がいいと感じました。

ちょっと前は、勝手に「青春学園モノ」=「苦手」、と思い映画観でスルーしていた「桐嶋、部活やめるってよ」も素晴らしかった!

スクールカースト、狭い世界に生きる息苦しさ。ズキズキ心に突き刺さり、涙。。。「それでも俺たちはこの世界で生きていかなければならないのだから」それは今も変わらないんですよ。



次は、初本格ミュージカル映画体験! 「レ・ミゼラブル」かしら。




日本人のための宗教原論―あなたを宗教はどう助けてくれるのか
日本人のための宗教原論―あなたを宗教はどう助けてくれるのか [単行本]

世界がわかる宗教社会学入門 (ちくま文庫)
世界がわかる宗教社会学入門 (ちくま文庫) [文庫]

ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)
ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書) [新書]



井沢元彦の世界宗教講座―「生き方」の原理がなぜ異なるのか [単行本]











そして年度末。いろんな別れや出会いがあったりなかったりするのでしょうか?

で、先日に見た映画

peto













「情熱のピアニズム」

先天性の骨形成不全症という障害を持ち、生まれながらに全身の骨が折れた状態で生まれたフランス人ピアニスト、ミシェル・ペトリチアーニの36年間の生涯を追ったドキュメンタリー映画。家族、音楽仲間、多くの恋人と本人のインタビュー、ライブ映像で振り返る。

その生き様は、彼の弾くピアノの音色のように、力強く、早く、情熱的で少し物悲しい。しかし、その物悲しさも清々しく感じるのは、彼の奔放でポジティブな魅力からだろう。皆と騒ぐのが好きで、わがままで寂しがり屋のペト。そして自由に恋愛を楽しんでいるところも素敵だった。(素敵というか、奥さんがいるのに出て行ったきり二度と帰らない。そしてすぐにほかの女性と暮らす。それを繰り返すとか普通だったら刺されてるよペト。)
 
天才と狂気を併せ持つ偉大なピアニスト。

そして、この偉大なピアニストもやはり、「努力」と「才能」と「環境」が合わさって生まれたことが分かる。音楽一家の父は、他の兄弟よりハンディキャップを持ったミシェルにより厳しく音楽に向かわせた。ミシェルは見事にそれに応えたが、逆にハンディキャップがなければ、偉大なピアニストのミシェルは無かったかもしれない。ジャズの神様は、才能とハンディキャップの二つを彼に与えたのだ。

鑑賞後「Live at the Village Vanguard」と「Power of Three」というトリオでの演奏のCDをポチリ。亡くなる2年前の演奏、ソロライブCDは持っていたが、昔のトリオでの演奏も聴きたくなって。

しかし、今は昔のCDの輸入盤が安く買えるから便利です。

とても清々しい映画でした。

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