一昨日のニュースですが鹿児島ユナイテッドFC J2クラブライセンス不交付・・・
想定しておりましたが、現在3位の好成績にいるのに残念。
当初の指摘通りスタジアムや練習環境などまだまだ課題が多いようです。行政がもっと明確に協力を打ち出してくれればと思いますが、まだそれを動かすぐらいの存在では無いという事でしょう。悔しいけど。
まずはJ3でぶっちぎりの観客動員するぐらいのクラブにならなきゃね。
前を向いて行こー。おー。
そんなこんなで、あっという間に月末。9月はとぉ〜〜〜ってもお店がゆっくりです。
まぁ台風も来たし、祝日もあったんで営業日数も少なかったのですが、アレコレ計算をしていたらヒドイ有様。
おかげで本も読めちゃって、長かったけどとっても面白かったのがコレ。
チベット旅行記全5巻 河口慧海
仏教の原典を求めて当時、厳重に鎖国されていたチベットに単身入国する明治時代のお坊さんの旅行記です。
信じるものがある人はこんなに強いというのか、とにかく凄い。
日本でそれなりに身分のある僧侶だったにも関わらず、サンスクリット語から漢語に訳され日本語になった経典では本来の意味と違うのではないかと考え、元来の小乗仏教のチベット行きを決意。周りからは大反対されるが意志は堅く日本を発ち、ひとまず渡印。そこでチベット語を数年かけて学びます。
それからチベットを目指すのですがもちろん密入国の為、普通の道は通れないから危険極まりないヒマラヤ越え。吹雪の中で遭難したり、氷が浮かぶ河を渡ったり幾度も命の危機を迎える大冒険。骨まで届く寒さ、飢え、渇き、途中、肺病を患い吐血したり、氷河と太陽の光で目をやられたりするのですが、もうこれまでという時は座禅を組んでお経を唱え運命に身を任せるという荒業で乗り切るのです。
また強盗に遭遇すると惜し気もなくお金や食料を与え、自分は乞食をし、どんな苦境の中でも戒律、一日一食とか、殺生をしない(肉を食べない)ということは守るというストイックお坊さん。
もちろんチベットに入国してからも大変。日本人と分かると死刑になる(それを見つけた人には賞金が与えられる)中で、シナ人やチベット人と偽って大学で仏教を学びます。そして数々の疑惑をかわしながらもとより医術を習得していたこともあり法王の従医となり、とうとうダライ・ラマと謁見したりするのです。
大自然相手に生き延びたことも凄いけれども、人間相手にも機敏をきかせ、相手を洞察し最善の策をとり苦難を乗り越えてきたこともまた凄い。チベット語でチベットの法学者を簡単に論破しちゃうから、とっても頭も良かったのでしょう。
そして後半は自分が世話になった人が疑獄事件に巻き込まれるのを危険を顧みないで阻止しようと奔走。これも禅の修行から培われた、真の人間力、器の大きさ。
本人は淡々としているのですがかっこ良すぎます。
読み物としてもとってもスリリングな冒険譚でした。
慧海に勇気づけられて、10月も頑張っていきましょう!
想定しておりましたが、現在3位の好成績にいるのに残念。
当初の指摘通りスタジアムや練習環境などまだまだ課題が多いようです。行政がもっと明確に協力を打ち出してくれればと思いますが、まだそれを動かすぐらいの存在では無いという事でしょう。悔しいけど。
まずはJ3でぶっちぎりの観客動員するぐらいのクラブにならなきゃね。
前を向いて行こー。おー。
そんなこんなで、あっという間に月末。9月はとぉ〜〜〜ってもお店がゆっくりです。
まぁ台風も来たし、祝日もあったんで営業日数も少なかったのですが、アレコレ計算をしていたらヒドイ有様。
おかげで本も読めちゃって、長かったけどとっても面白かったのがコレ。
チベット旅行記全5巻 河口慧海
仏教の原典を求めて当時、厳重に鎖国されていたチベットに単身入国する明治時代のお坊さんの旅行記です。
信じるものがある人はこんなに強いというのか、とにかく凄い。
日本でそれなりに身分のある僧侶だったにも関わらず、サンスクリット語から漢語に訳され日本語になった経典では本来の意味と違うのではないかと考え、元来の小乗仏教のチベット行きを決意。周りからは大反対されるが意志は堅く日本を発ち、ひとまず渡印。そこでチベット語を数年かけて学びます。
それからチベットを目指すのですがもちろん密入国の為、普通の道は通れないから危険極まりないヒマラヤ越え。吹雪の中で遭難したり、氷が浮かぶ河を渡ったり幾度も命の危機を迎える大冒険。骨まで届く寒さ、飢え、渇き、途中、肺病を患い吐血したり、氷河と太陽の光で目をやられたりするのですが、もうこれまでという時は座禅を組んでお経を唱え運命に身を任せるという荒業で乗り切るのです。
また強盗に遭遇すると惜し気もなくお金や食料を与え、自分は乞食をし、どんな苦境の中でも戒律、一日一食とか、殺生をしない(肉を食べない)ということは守るというストイックお坊さん。
もちろんチベットに入国してからも大変。日本人と分かると死刑になる(それを見つけた人には賞金が与えられる)中で、シナ人やチベット人と偽って大学で仏教を学びます。そして数々の疑惑をかわしながらもとより医術を習得していたこともあり法王の従医となり、とうとうダライ・ラマと謁見したりするのです。
大自然相手に生き延びたことも凄いけれども、人間相手にも機敏をきかせ、相手を洞察し最善の策をとり苦難を乗り越えてきたこともまた凄い。チベット語でチベットの法学者を簡単に論破しちゃうから、とっても頭も良かったのでしょう。
そして後半は自分が世話になった人が疑獄事件に巻き込まれるのを危険を顧みないで阻止しようと奔走。これも禅の修行から培われた、真の人間力、器の大きさ。
本人は淡々としているのですがかっこ良すぎます。
読み物としてもとってもスリリングな冒険譚でした。
慧海に勇気づけられて、10月も頑張っていきましょう!