2002年の私のこの旅も、最終章へ。
グラスゴーから小さな飛行機でアイラ島に渡る。
引きつった笑顔。。。飛行機、苦手です。
着いたのは、小さな空港。まるでバスの待合所のような雰囲気。
日本で手配したレンタカーをピックアップ。
しかし、何もない。
荒涼とした大地と羊。
冷たい風と、海と土の匂いが心地よかった。
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片手にシェイカー 心に花束 唇に火の酒 背中に人生を
2002年の私のこの旅も、最終章へ。
グラスゴーから小さな飛行機でアイラ島に渡る。
引きつった笑顔。。。飛行機、苦手です。
着いたのは、小さな空港。まるでバスの待合所のような雰囲気。
日本で手配したレンタカーをピックアップ。
しかし、何もない。
荒涼とした大地と羊。
冷たい風と、海と土の匂いが心地よかった。
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アイルランドも最後の地。
第二の都市・コークとジェムソン蒸留所があるミドルトンを目指す。
ミドルトン蒸留所
ここも昔の蒸留所を改装したミュージアム的施設。
実際の蒸留所は予約をしないと見る事ができない。
(ギネス・ブリュワリーといい、悔やまれる事が多い。。。)
気持ちよく晴れた日。
実際に使っていた蒸留器が外に置かれていた。
スコッチのそれと比べれば明らかに大きい!!
一通り見学したあとは、テイスティングが待っている。
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レンタカーも慣れてきた。
本日の目的地は、「一泊ぐらいは、豪華なところ泊まりたい」という連れ合いの希望で
マナーハウスといわれるホテルへ。
昔、伯爵とかが邸宅として使っていたお城のようなところらしい。。
途中、Cliff of Moher「モハーの断崖」というところによっていく事に。
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この旅行期間、数え切れないほどのパブを回った。
そこは地元の人でも旅行者でも誰でも立ち寄る素敵な酒場。
「良いな」と思ったら、とりあえず入る。
飲みたいビールのタップを指差して「1パイント!」
バックバーも様々。でも飲んでるのは、ほとんどがビール。
古い「ミドルトン・ヴェりーレア」という、アイリッシュウイスキーがあったので頼んだら、
「高いよ」と2・3度確認された。それでも、1ショット1000円位だったから、日本より数段安い。
食事も出来ます。しかし、夜は食べてる人が少ない。
ちなみにこれはチキンカレー。甘い汁カレーだったが美味しかったのは、旅行マジック?
若者も、親父達も。
後ろの人(誰でしょう?)
まったく足が届いてません。。。。。
椅子もカウンターも高いです。
←おとなしいのだが臭う奴。
今日は1日、ダブリン市内を見てまわる。
ホテルで朝食(いわゆるアイリッシュ・ブレックーファースト、目玉焼き、ソーダブレッド、ビーンズ
、ベイクド・トマトマッシュルームなど)をたっぷりを食べ、出かける。
目指すは、Guinness Storehouse。ガイドブックに載っていたバスに乗って行く。
ホップ貯蔵庫を改造した、ミュージアム的施設。
横には稼動中のブリュワリーがあるのだが、入れてもらえなかった。。シクシク。
匂いだけはしていたのだが、どうやら一般には公開されていないらしい。
予め日本から予約をしておけば良かった。
*この辺の写真が無いで御勘弁を。。。
さすが世界のギネス、でかい!!建物はあるのだが、何処が入り口かわからない。。。
グルグル歩き回りやっと発見。
変わった形の入場券をもらい、一階から順路にそって上がっていく。
ギネス社の歴史、製造工程、広告の歴史などが展示され大満足。
そして、散々ギネスの魅力を見せられて、「飲みてーな」と上がった最上階が
ダブリン市内を展望できるパブになっているではないか!
わいわいした雰囲気。みんなギネスを片手に楽しそう!私も小躍りした。
ここで入り口で受け取った入場券を見せると、ギネスが1パイント飲める。
(追加オーダーやフードは有料)
眼下には古い街並みのダブリン市内。目を遠くに向けると緑の山々。
手には工場直送のギネス。談笑するざわめき。渇いた喉。
一角ではスペアリブを焼いている。
ここで飲んだギネスは本当に美味しかった。。。。
その後、夜中までダブリンのパブのはしごで大量のギネスを消費した。
到着したのは夜の9時。日本との時差は9時間あるので、
いったい何時間かかったのであろうか。疲れた。
空港内はすでに、人影もまばらでショッピングセンターも閉まっている所が多かった。
さあ、ここからホテルまでは地図を頼りに行くしかない。
とりあえず、ダブリン市内行きのリムジンバスに乗る。
運転手さんに「オコーネル・ストーリーに行きたいので、降りるところで教えくれ。」と頼む。
「OK!」
二人は大きな荷物を抱えたまま、運転席の一番近くに陣取る。
バスは道が悪いところもありよく揺れる。
しばらく走り、繁華街に近づいた辺りで、運転手さんに促されバスをおりる。
「ほ〜これがアイルランドか!」
ダブリン市内の中心部、それも夜なのに、危険な感じが全くしない。
都市化が進んだとはいえ「世界で一番大きな村」と言われるのも納得。
大通りの「オコーネル・ストリート」を目指すとありました。「Celtic Lodge」
こじんまりとしたホテル。今日から、2晩お世話になる宿だ。
チェックインを済ませ部屋にはいる。
もう夜も遅い。シャワーでも浴びて寝よう。
その前に、喉が渇いたのでミネラルウォーターは無いか聞いてみる。
するとフロントから、若い兄ちゃんが持って来たものは、
ガス入り。スパークリング・ミネラルウォーターだった。
「ノンガス、スティル・ミネラルウォーター。」
分かったか、分からなかったか、の会話のが繰り広げられた後、
お金を要求するのであげると、兄ちゃん出て行った。
ちょっと不安になる。
暫く待っても来ないので、「あ〜ちくしょう。お金とられた!」
なんて思っていると、兄ちゃんは帰ってきた。
なんとどこかでノンガスのミネラルを買ってきたらしい。。。
「ごめんよ〜さっきは疑って!」
私は「サンキュー」繰り返すばかり。
その日は、極度の疲れと、いい気分で床に入った。