ブログネタ
戦国時代 に参加中!
ブログ村 歴史ブログ

「上杉を討つ!討つ!!討つ!!!

大河ドラマ『功名が辻』の関ヶ原直前の巻。

いよいよもうすぐ関ヶ原の合戦ということで、家康も動き回っているわけですが、この家康に「上杉を討つ!」と怒らせたのが、何を隠そう上杉家家老・直江兼続の書いた「直江状」であります

直江状は、もともと家康の詰問形式の書状に事細かに返答した書状なんですが、この内容が人を喰ったような感じで書かれていたのでさあ大変。家康激怒。

この直江状⇒上杉征伐の流れは、大河ドラマで描かれたように、家康の思惑通りと言われていますが、直江状の内容は確かになかなかイヤミったらしい感じで書かれています。

例えば!

■イヤミな直江状

‐緲譴靴覆気い菠

・家康公のご質問
「景勝殿の領国経営が謀反っぽく見えるので、上洛して釈明しなさい。」

・直江様のご返答
「上杉家は、おととし国替えして会津に来たばかり。国替え直後に上洛して…それで9月にようやく帰れたと思ったら、また1月には上洛しろって言われても…。それなら、いつ領国の政務を行えばいいんですか?それに、なにぶん会津は雪国でしてね、10月〜2月までは何もできません。出身の人に確認してもいいですよ(マジですから)。」
「それに、上杉家が謀反というなら、まずはそれを訴え出た者に追求していただきたい。それができないのであれば…実は家康様が謀反を企んでるんじゃないですか?」


武具集めて謀反じゃないの?編

・家康公のご質問
「武具を集めてるのは、謀反の準備じゃない?」

・直江様のご返答
「ええ、ええ、集めてますとも。上方の方々は茶器などの人たらしの道具を集めるのがお好きだそうですが、私どもは田舎者でして。武具を集めております。まあ、国ごとの風流の違いとでも思ってください。」


N瞭眄鞍が謀反っぽいよ編

・家康公のご質問
「最近、橋をかけたり道を整備したりしてるようだが、実に怪しいんだが。」

・直江様のご返答
「え?道や橋なんか国内の往還を便利にするために普通じゃないですか。いざ、謀反するなら、かえって国境近くの交通を断つと思いますが??だって、国の四方八方からどかどか侵入してこられたら防ぎようがないじゃないですか。そんなしょーもないことはウチの景勝はしません。」


ぜ造呂發Π豌鹹鮮行くんだよ編

・家康公のご質問
「いや、実はもう一回朝鮮出兵することになったから、景勝殿にも上洛してほしいんだよ。」

・直江様のご返答
「ははははは…嘘はやめましょうよ。朝鮮にもう一回出兵?そんな嘘を誰が信じますか。ははは…シャハハ…。」


……

というようなやりとりがいくつもありまして、最後のほうで直江兼続は、

よく調べもしないで、讒人の言うことだけ鵜呑みにして、謀反だ謀反だと騒ぎ立てるなんてガキじゃあるまいし、いい加減にしてくださいよ。昨日までは謀反を企んでいたヤツでも、謀が失敗とわかれば、さっさと上洛して、縁組して…新知行を受けて…恥も外聞もなくしゃあしゃあとしているのが当世風ですが、ウチの景勝には似合いません。讒人を取り調べてください。それもしないなら上洛なんて冗談じゃないですよ。

「景勝には謀反の心などまったくないのに、どこかの誰かさんは、太閤殿下のご遺命に背いて勝手なことばっかり。まあ、いざそっちから手を出してきたとしたら、悪人の烙印は免れないでしょうな。」

「なんでも、あなたの方から、こっちに来てくれるそうですな。それなら、その時にでもじっくり話し合いましょか。

とか書いています。
まあ家康としては怒り頂点ですよ。いちいち的確な上に、家康批判まで盛り込んでいますからね。

家康が、仮にこういう風になって上杉征伐になることを考慮に入れていたとしても、この文を読んだその時は本当に激怒だったんじゃないでしょうかねえ。

実在したかどうか疑わしいとも言われる直江状ですが、後世の創作だとすると、実によくできた書状ですなあ。

●直江状全文読み下しは下記の記事にご用意いたしました。ご参考までに。
→直江状全文読み下し

ところで、大河の家康公、ちゃんと肖像画みたいに耳が大きくなっているんですね。こないだの放送で初めて気づきました。西田敏行氏の自前…なわけはないよね…。




↓ブログランキングに参加しています!
にほんブログ村 歴史ブログへ
人気ブログランキング
↑記事を気に入っていただけましたらクリックお願いします!ポイントが加算されて順位が上がり、運営者の励みになります!