sanadanenpyou

第8話のワンシーン
作兵衛「北条のヤツら!蹴散らしてくれる!」
うめ 「兄様!違います!敵は上杉!」
作兵衛「…。もうわからなくなった。とにかく攻めてくるやつらが敵じゃ」

……。

まさしく「昨日の敵は今日の友、逆もまた然り!」…と、言わんばかりの世渡りを展開している真田家。
登場人物の堀田作兵衛さんも敵が誰だかわからなくなっているようでしたので、いったん現在までの真田家周辺を時系列で整理してみました。

ちなみに第2話で武田家は滅亡しましたが、現在、劇中時間ではあれからだいたい4ヶ月です。
真田家にとっては、生涯初の生き残り激動の時間を主家がなくなるってホントに大変だなあ。

■「真田丸」年表

注)★付の日付は実在の史料からわかるものを記載しました。話数は大河ドラマ『真田丸』における話数。

時は天正10年(1582)です。『真田丸』は放送開始から今(第8話)まで、ずっと天正10年です。

【武田時代】
3月上旬
・昌幸、岩櫃城に出発
・信幸・幸村、父に遅れて岩櫃城に出発(1話)

3月11日★
・武田勝頼が甲斐国田野で自刃。武田家が滅亡する。(2話)

3月12日★
・昌幸、北条氏邦から書状をもらう。

3月中旬 
・信幸、上杉景勝への密書を持っていくも途中で室賀正武に奪われる。
・が、昌幸の策略と知らされて落ち込む。(3話)

【織田時代】
3月18日★
・真田家は織田信長に臣従する。
・この時、昌幸・信繁、徳川家康と初対面。(4話)

4月 8日★
・昌幸が信長に馬を送り、真田家は正式に織田軍・滝川一益の所属となる

5月   
・信繁、織田家への人質となる姉・まつの付き添いで近江国安土城下に到着。(4話)

6月 2日★
・本能寺の変 ※徳川家康、伊賀越え開始。(5話)

【フラフラから上杉時代】
6月
・昌幸、弟の信尹を遣わして、上杉景勝に接触。(5話)
・信繁、姉・まつたちとともに安土を脱出し、信濃に向かうも姉とはぐれる。(6話)
・昌幸と信幸、滝川一益に会い、明智光秀を討つよう促す。(6話)
・昌幸、国衆会議で北条家につくことを了承。(6話)
・真田信尹、北条氏政に会い、滝川一益の上野国に侵攻しないことを約束させる。(6話)

6月13日★
・山崎の合戦で明智光秀敗死。
    
6月18日〜
・北条軍、上野国に侵攻開始。神流川の戦いで滝川一益と激突。
・昌幸、どさくさ紛れに沼田城と岩櫃城を奪回。すぐに一益にバレて人質を出させられる。(7話)
・昌幸、一益が信濃を退去した後、上杉景勝に接触(7話)

【北条時代】
7月12日★
・北条氏直、小県郡海野平に侵攻し、上杉景勝と対峙。昌幸は北条氏に臣従。

7月13日〜    
・信尹と信繁、春日信達を調略のうえで殺害(8話)
・北条、上杉双方ともに撤兵。北条は徳川軍の侵攻、上杉は家臣の叛乱による。(8話)
・昌幸、信濃は国衆で治める宣言(8話最後)


…というわけで、わずか4ヶ月で、真田家は主君が4人も変遷しています。
わかりやすくしたくて整理したけど、そもそもわかりやすくなる状態ではなかったようだ…。上杉時代とかはどちらかといえばどっちつかずのような気もします。

まあでも、超簡単にすると

武田
織田
上杉
北条
独立決意←いまここ

でしょうか。

しかし4ヶ月も生き残るか滅びるかの瀬戸際で策を練りまくっていたわけですね〜。恐るべし真田昌幸…。

一応、8話は昌幸の独立決意で終わりましたが、まだまだ徳川、北条、上杉は健在。それぞれが駆け引きをしているような状態ですので、まだしばらくゴタゴタします。しかも…7話でチラッと出てきた秀吉も出てくるし…。

作兵衛がますます困惑してしまうぞ。

と、とりあえず次回もお楽しみです。


【参考書籍】
真田昌幸 (人物叢書 新装版)』 柴辻俊六著 吉川弘文館 1996年
真田昌幸のすべて』 小林計一郎編 新人物往来社 1999年 


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