雀荘にWi-Fiのマークが…時代は変わるもんだ。
そうはいっても進んでるよな、このお店。
将来、自分の座っている席にOpenIDみたいなものを設定して、気になる局面でスイッチを押すと、手牌と捨て牌の写真、状況が一瞬にしてクラウド上にデータをアップロードしたり出来るようにすると、面白いのに。雀荘回帰にはこれしかないだろ。天鳳ではこれが簡単に出来て、簡単に局面をソーシャルメディアで共有できるのだから。
そしたら、(人間のオツム)記憶データを元に話す、当ブログみたいなスタイルは確実に廃れるね(笑)
昨日は野球観戦予定だったが、雨天中止で空いたので、雀荘に行った。ちょうど今週、RIVAL入賞の景品、雀荘チケット3,000円分が届いていた。これと店のキャッシュバック1,000円がもらえるので、都合4,000円。今回も予定通り(?)0.5で勝負した。(1,000円CB時→0.5、3,000円CB時→1.0、以後行くことがあれば1.0という予定)
結果は3-2-1-1-3で、+3,000円、キャッシュバック入れると約7,000円持ち帰ることに成功した。
初戦から苦戦。東パツの俺の5索カンで、下家の1,000点の手がマンガンに化けてしまう。ちなみに5索は対面の親のメンバーの高い手に当たりだったそうだ。結局下家が吹いて、上家トビで終了。東2には下家からマンガンを上がって2着目につけていたのだが、自分の親番でここに2,000点を放銃(ダブ南のみ)して流してしまう。9筒対子に8筒が1枚ついているシャンテンに、6筒をツモ切り、OUT(6-9筒待ち)。和了に向かうなら、このカン7筒塔子はいらないので、前に出るなら必然的な放銃だが、ハタ目には淡白な放銃に写ったことだろう。9筒、カン8筒まで警戒しているのに、6筒まで来たらたとえ相手の手が安いと判っていてもヤメか?この2,000点が遠因で、最後2着から3着に落ちてしまっているわけだし。
しかし次局の下家の親番で、ホンイツ手のチャンス手。
ドラ
こんな牌姿になる。上家の女性メンバーは1万点を切っており、オヤマンやハネマン振るとアウト。ここが3筒や6筒など筒子を結構切っていた。この牌姿にするか、3筒を処理してしまうか、リャンシャンテンからイーシャンテンに変わる時、悩んだ。中ポンの場合、ドラ表カンチャンよりバッタに受けるから(9筒は1枚飛び)。ただ4-7筒引きのテンパイ逃しをやはり恐れた。
そしてここで親リー。続けて約2万点の対面の3着目のメンバーが同巡リーチ。一発通過した後、メンバーが中を寒そうにツモ切る。見か…でもハネマンテンパイトラズはないだろ、ハネッマンあがればTOPなのだから。ポンして打3筒。親に通る打9筒という中途半端な一打や、どっちにも危ない8筒切りのカン4筒待ちでの勝負はない。打3筒!これがオヤに当たり。5筒マタギの3-6筒待ちメンタンピンなので、当然のオヤマン。3筒を早くに処理できていれば、あるいは勝負になったかもしれぬ…これで3着降着。次局上家の女性メンバーが5巡目に4索を切ると、親のタンヤオ赤3に当たりトビ。1-4索で1索でタンヤオつかないのにダマなんてヌルくねぇーか!?
女性メンバーは麻雀覚えて日が浅いタイプみたいで、飛ばした下家が「これも勉強だから」とか言ってるぞ!うわぁー、俺の嫌いなタイプ。お前こそ雀歴何年か知んねーけど(推定40代)、勉強しなきゃならないことだらけだぞ!
ここに大学生ぐらいの兄ちゃんが上家に入り、後はメンバー変わらずで続行。下家連勝。俺は序盤に対面のメンバーにマンガンを放銃しジリ貧。そのマンガンというのも、親の俺が切った東をポンされ、その東を加カン、次に切った牌に「ロン、8000」の声がかかり、よく見れば「東ドラ1+カンドラ2枚追加」の手でショックを受ける。東をこの巡目で切らなければ、重なっていたので、この放銃だけはなかった。自業自得。ところがこの後は慎重に打ち回し、ツイテルと思われる下家が走ったが、オーラス、対面の親で13・26を和了って、きっちりシバ差でまくった。リー棒を出すと、10800点差の上家のラス目がマンツモで良くなるので、寒かった。最後そこに追いかけられたし(笑)このラスに落ちても文句が言えない攻撃が功を奏して2着浮上すると、ノッた!
3半荘目は中盤に加点して37,000点のTOP目に。南1局1本場親番の次の手をダマ。
これを2筒で和了れれば決定打になるところ。下家が明らかに筒子を切りそうだったので、ここはダマ。予想通り切ってくれた!。しかし黒5筒・・・渋々「ロン」。2900は3200。とりあえず和了だろう。しかし同2本場、対面に2000・4000を引かれ、さあ逃げ切れるか?という南場になった。南2局1人ノーテン流局。南3局2人ノーテン流局。アガリ連荘ルールを最大限活かし、絞りに絞りまくり、中盤からおりた。ただ1人ノーテンの局はうまく打牌していけば自分もテンパレた。1枚切れの東を警戒したが、これを止めさえしなければ、俺の手順だとテンパイへのクモ糸があった。これを見て更に「やっぱりTOP取れないかもなぁ…」っていう弱気の虫に。「やっぱり南1のあの手を29で和了ってるようじゃ…リーチしろよ…いやダマで2筒出るまで見逃せよ」と自問自答の日々。オーラス、対面のメンバーとはマンツモ逆転、上家の大学生風のラス目の親ともマンツモ圏内(15,700点だったと思う)。下家の勉強しろ40代とはマンチョク以外は大丈夫といったカンジ。こんな時に入る、手。
ドラ
8巡目にこの形になり、次のツモで安全パイ系の牌と5索を振り替えた。つまりは、中なり、ドラの白ポンテンの大三元テンパイに構えられる形に。やりすぎだろうか?ここに親リー!さらに対面が一発消しも兼ねた仕掛け!場が煮詰まって来ました。さて次巡の俺の打牌は何だったでしょう?
正解
よえーーーーーー!
ちなみに発は1枚切れなので完全安全牌。ここからの5巡、発3枚、中2枚切ってベタオリ。そしてめでたく流局。和了連荘ルールバンザイ!
対面のメンバーは白タンキ待ちで、
「マンセンゴさんから出ればテンパネ52で逆転だったのにー!」
「切るかーーーっ!(笑)」
大三元おりてる奴が何でドラ切るんだよ(笑)これテンパイ連荘ルールだと、そのままゼンツというのもアリなんだが、和了連荘ルール、親が和了れない方に賭けてみた。ちなみに親は5-8索のメンピン赤1だったので、ウラのってツモだと逆転されていた。ベタオリ後5-8索はツカんでいた。中は最後出たが、もう1枚の白は場に姿を現さないまま流局した。
いや大三元なんて死ぬほど上がってるし、今更何の躊躇いもなくオリれるよ。むしろこんな手でノータイム余裕でおりてる自分に酔った!
やっぱり和了連荘ルールっていうのは、守備型の自分にはかなり向いているゲーム。違和感があったが、遠い昔、フリーに通い始めた時の店がこのルール(和了連荘)だったことを今更思い出した。元々ホームグラウンドじゃないか…。
そして次の半荘から対面に、ご新規さんが入ってきた。オシャレ坊主頭の3−40代ぐらいの風体の人。「点数計算が怪しいです」と告白。すると大学生風が「僕も怪しいですよ」といって場を和ましていた。
対面に手が入り、走りまくる。連続親マンツモで一時5万点台。他は皆1万点台へ。ここで俺に早い巡目で下のテンパイ。
ツモ ドラ
六萬切ってモロヒリーチ。すると同巡(六巡目)下家も八萬切って追いかけ。九萬は既に場に1枚。負けたか?と思ったら、対面が一発で九萬を切ってくれて、デバ。この後も一アガリあり、5,000点差ぐらいに詰めて迎えた、東ラスの親番。
ドラ
このような形で中盤を迎えてしまい、正直和了は厳しいかと思っていた。赤五萬を引くも、下家にファン牌をポンされ、シャンテンぐらいの煮詰まった気配が漂ってたし、頼みの1-4筒は既に1筒が早くに3枚場に見えているという状況。ここに六萬を引いた時、三萬を切っておいた。なぜかって?こういう風に変化するからさ。
6筒を引かされた時、「引かされたー」と思った。だがこの形になった以上、暗刻の9筒を切ってみる。「チー」だった。するとこのチーで。
ツモ
6,000ALL&1枚!これで決まりだった。
次局、下家がリーチ。6,000点しか残っていない上家がマンガンに飛び込んで、訳なくTOP。しかし、アガサン(和了って3着)、自分の親番も残ってるのに曲げて、そこから和了るか?勉強せぇー!自分の手中心に打って、点数状況も把握できてないんだから。こんな人に「これも勉強だから」って言われたら、俺だったら即ブチ切れ。
でもフリーの麻雀、久々楽しい気分だった。なんだろう?っていうぐらい楽しかった。次の半荘も対面の親が早い親リー。正直厳しいかと思ったら、終盤回してこんなテンパイ
チー ドラ
リーチを受けた時はドラも9索もなく、正直タンヤオ手かと思っていた。ただ、早い親リーで「ほぼオリだろう」と思っていたのだが、現物の5索に手を最後までかけなかったことがこの手を実らせる。終盤、おそらく上家が5索ワンチャンスで9索が現物なので切ってきたと思われる6索にロンをかけることが出来、望外の8000+2枚。2連勝の手応えそのままに、このラスハンスタートを切った。更に落ち目の上家の親を中ポンの2,000点で流す。「俺の時代!」親番では、下家のメンバーに早いリーチを入れられるが、なんとか凌ぎ切り流局。切るものがなくて、選び選び切ってたら最終ツモでこんなことに。
ツモ
1索も七萬もどっちも通っていなかったので(ていうか索子はほとんど場に姿が見えず、2索以外何も通っていなかった)、テンパイ重視で打七萬。最後のリーチ者のツモが1索ならニーヨンマルゼットで(24000)終了だったが、そううまくはいかなかった。開かれたリーチ者の待ちは、なんと5筒タンキの七対だった!筒子は5筒以外すべて通っていた。俺も1筒、7筒の後筋追って4筒対子落とししてたぐらいだし。危なかったなぁ。和了なかったので流れて、東ラスは俺以外の3軒リーチ。金持ち喧嘩せずで見学。親が他2人に8,000点づつ払うダブロンを喰らい、虫の息…コレ以上無い「オレの展開」だった。にも関わらず…南場で逆転を許し3着に落ちてしまう。
ポイントは南1。ここまで完璧に打っていた。2筒、6筒が1枚づつ見えている状況だったが、このポンテンを入れる。
ポン
親は2筒を切っているので、親リーにはこの2筒で対処予定。しかしリーチはラス目の下家から。続けて対面からもリーチの声が…。下家のメンバーはリーチ前の4筒を切る時、ちょっと躊躇した素振りをしたような気がした。にも関わらず、8筒を引くと参戦とばかりに7筒を打ってしまう…一応6筒はオレの目から見て3枚見えているのでワンチャンスではあったが…カン7筒の52で索子が123345789というイッツー崩れだったので、ためらいがちのリーチだったわけだ。しかしこの7筒は我ながらヌルい。8筒ツモ切りだよな。まあ8筒は対面の現物ではあるけど、下家には通る保証なかったけど、あの躊躇いは鉄で468からの4切りだろ(笑)それぐらい読めよ、オレ。
結局下家に親番でハネマンをかぶせられ、ここがオーラスの親で上家からインパチをあがり大逆転。結局3着だった。
しかし、いろいろ楽しかったなぁ。ヤバい、慣れ合い麻雀シャンテンに陥っているよ。「居心地がいいから雀荘へ」って、そういう年代じゃねーんだよ。でも元々のキャラは和み系なんだよなぁ〜。いかんいかん。雀荘はお金を持ち帰る以外の用途で行くことは時間のムダ!と思わねば…。
でも大三元おりたり、リーチに回したりするの楽しいんだよねぇー。メンバーが常に俺のギャラリーになってるし、「よく、そんな牌が止まるなぁ」と驚かれたりするのが快感。
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