2009年01月08日

Changeの風

新年(正月は終わっていますが)、あけましておめでとうございます。

新年早々昨年を振り返るのもなんですが、ある管理組合から、”新築1年足らずでエントランスロビーの壁が剥がれ落ちた!!”

というご相談を受けました。


その後、施工会社にすぐ補修させたのはもちろんなのですが・・

新たに、エントランス庇の天井の一部が落ちたり、エレベーター前に水溜りができるなどの施工不良が発生

そんなこんな

管理組合と施工会社ですったもんだした上でのご相談でした。

早速マンションへ行き、理事の方から状況検分

組合様のニーズは、当方にもう一度マンション全体の施工状況のチェックをしてほしいというもの

そしてその費用は原因を作った施工会社に支払ってもらう考えでした。

組合側の心情としては当然です。

まだ1年やそこらでこんな不安な気持ちにさせやがって!!

この不安を取り除くための費用は、施工会社の責任として払ってほしい。

と思うのが普通でしょう。

ただ、ほとんどの施工会社はこう言うでしょう。

「大変申し訳ありません。責任を持って補修させていただきました。もし今後、何らかの不具合があれば早急に対処、補修させていただきます。」

一見、当たり前の誠意を示した回答の裏には

『何かあれば補修はします。それが責任の取り方ですので、第三者の検査を入れられるのは自由ですが、検査費用をうちが払う事はできません』

という真意が含まれているはずです。

マンションを”自分たちの手で良くして行こう”と考える人が多いマンション管理組合ほど、このような壁に突き当たります。

そしてこれこそ、日本のマンション管理組合が抱える問題の根幹だと思います。

マンションを良くして行こうと心から思う管理組合が、通り一遍の理屈で信念を無理やりねじ伏せられないようにする仕組みが必要です。

今年こそ、ポジティブな管理組合がポジティブな改革を達成できるよう、”Change”の風を日本のマンションにも吹かせたいと思います。


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