しまんちゅのblog

hommeベーシストしまんちゅの日記

久方ぶりに筆を走らせている、2024年の年の瀬だ。
もはや年1回の更新となっており、時期もだいたいこの辺り。
年末特番気取りか阿呆が。


さて、本日はもう大晦日。
一年の終わりのご挨拶とともに、あの国宝松江城マラソンの振り返りを。
これも「書きます!」って約束したのでね。俺は来たよ、約束を果たしに。


さあいこう。
しまんちゅブログのお時間です。
















2023年12月3日。
昨年の小田和奏×hommeのカップリングツアー最終日。それは俺の初マラソンの挑戦日でもあった。


2022年から始まったこのツアー、4公演くらいを行い、最終日は松江にて「国宝松江城マラソン」を走破してからのツアーファイナル公演、という鬼畜な内容だ。


それはあたかも、「人間の体はどれだけ酷使できるのか」という人智を超えたその謎を、最も原始的でフィジカルな「実際に自分でやってみる」という実験方法で解明するチンパンジー科学者の実験のようでもある。戦前の話かよ、いま令和だぞ。


とりあえず、昨年の結果としては「無事完走」の四文字で終わった。
が、このブログを読んでくれてる方は既にご存じかもしれないが、様々な苦難や試練を乗り越え、決して四文字では表せないような戦いがそこにはあった。
「大成功」や「無事達成」などの数文字で表される大半のものは、実際のところ数文字で片付くわけねえだろみたいな背景があるのが世の常だ。
もし昨年の初マラソンのことをおさらいしたい、知らないから読みたいって方はこちらをご覧あれ。


さて、そんな「無事完走」そしてツアーの「大成功」を成し遂げた我々の戦いは、翌日から新たなるスタートとなる。
なぜならば、スケジュール上不可能でない限り、来年も同じようなツアーを開催するのだから。


となれば、俺がしなければならないことは自ずと明確になる。
そう、「走ること」である。
もちろん、足を極限まで痛めたのだから、数週間はリカバリーに費やすとして、年末年始から再始動や!ワイは来年に向けて早めから取り組むんやで!


ここで以下の図(1)をご覧いただこう。


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(図1)


これは俺の昨年のランニング記録である。
余談だが、これは「フィットネス」というiPhone内蔵のアプリである。
俺のApple watchは古いモデルで、充電が持たないばかりか、遂にはNIKEのランアプリのバージョン更新にも置いて行かれてしまった。
盛者必衰。出たばかりの最新のものでも、必ずいつか忘れ去られ消えていく。
平家物語のこのフレーズは、数百年先の俺のApple watchのことを予見していたのかもしれない。


話は逸れたが、ここで図(1)を拡大した図(2)をご覧いただこう。


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(図2)


…。


サボっとるやんけぇ!!!!!


1月に1.90kmと3.58km。
2,3飛んで4月に3.13km。
さらに5月も飛んでやがる。


これはまずい。これはまずいですよ。
完全に熱が冷めて油断してますよ!
昨年の俺を見習えよボケがあ!!!
と昨年のブログを読み返してみたならば。


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何も変わっていない。


何が人間の性だ。もっともらしいこと言いやがってハナモゲラめが。


とにもかくにも、6月後半頃から重い腰を上げ、8月の後半頃まで、大体週1回、5~6kmくらいのペースで走っていた模様。
この暑い時期に走りこむのが大事なんや!と自分に言い聞かせてた記憶がある。


確か調べたんだよな。なぜ暑い時に走るのが秋以降の伸びに繋がるのか。
暑い中で走ると様々な負荷が大きくなるから身体機能の向上が見込めるのと、涼しくなってからそれが大きく生きてくる、みたいな。
それで意図的に夏走ってたような気がするんだけど、全然だな。週1回5~6kmて。


その後、8月後半に今年初の10km走を実施。
「10km走る」っていう事自体に抵抗感が無くなったよなあってこの時思った気がする。
初マラソン走る前とかは、10km走るって相当なことだと思ってたけど、今は距離に対する抵抗よりも、「1時間近く時間使うな…」っていう時間への抵抗感が強いもんな。
単純に「めんどくせえ…」ってな(笑)
あ、あと長距離後とか少し痛みが出たときは必ずアイシングするように今年はしてたな。
昨年の二の舞にはならないという、日々のケア。


夏の暑さを乗り越えた効果を実感するべく、ここから一気に走りこむかと思いきや、なんと9月後半まで一切走らず。
やはり一回マラソン経験した油断か…
昨年のこの辺りはもっと走ってたはず。


そして9月24日。
この日は夜中、いつものように6-7kmくらい走るかーって気持ちで走りだしたら、思ったより気分が乗って、より遠く、より遠くって回り道して帰ったら、結果13km走った。
その終盤。


膝に激痛。


昨年の悪夢が頭をよぎる。
前回は膝の外側の痛みだったが、今回は膝の内側。
しかし人間、いざという時に頼れる存在がいるのと強く在れるもの。


そう、俺の心の拠り所、「治療室ウェルケア」の岩谷先生だ。
昨年、俺の膝に鍼治療を施して下さり、そのお陰で完走できた。
勝手に拠り所にされても岩谷先生も迷惑かもしれないが、わざわざ「拠り所にしてもいいですか?」と確認するのも無粋な気がするので、一方的にそう思っておくことにする。


すいません、今年もお世話になりまっす!うっす!と門を叩いた。


「逆側⁉てっきり同じ場所が痛んだかと思ってましたよ!!」


確かに。電話で言っておけばよかった。俺のお馬鹿さん!
スケジュールの都合上、痛みがでてから1週間くらい経っており、痛みも既に無くなっていた。
膝も診てもらったが、悪い感じはしないとのこと。


「昨年より筋肉量が増えましたね。すっかりランナーの足ですね!」


と言って頂き一瞬嬉しくなったが、俺の本職はベーシストだし、そんなに足の筋肉量が増えるくらい走り込んだっけ…と思ったが、それを口にするのは無粋だし、先生がそう思ったのならそうに違いない。だって心の拠り所なんだから。
今年もお互い完走しましょう!と約束を交わして、ウェルケアを後にした。
でも確かに、先生に最後に診てもらったのは昨年のマラソン前だし、そりゃ足も出来てきてたんだろな。


膝の痛みは、膝だけじゃなくて色んな部位の筋肉の緊張とか張りが原因にもなるから、ストレッチをしっかりして、メンテナンスするのが大事だよ!と教えて頂きました。
ここから走る前後だけでなく、寝る前もしっかりストレッチをするようになる。


そして10月。
図(1)を見返して頂くと、10月に18kmくらい走って以降、全く走っていないような記録になっていることがお分かりだろうか。
違うのですよ。ここでこいつが登場するのです。


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そう、Garmin
ランナーなら一本は持っていると言われている時計。
GPSの精度や充電の持ち、走っている時の盤面カスタマイズなど、あらゆる面でラン生活をサポートしてくれる逸品だ。
前述の通り俺の手首のリンゴは腐ってしまったので、意を決して購入したのだ。


これにより、NIKEのランアプリが再び使えるようになり、ここからはそちらにデータを蓄積していた。
それがこの図(3)だ。

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(図3)


10月15日に20km走。
10月22日に5.5km。
そして10月27日には、


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今年も行いました、30km走
去年は秋山と二人で松江駅~米子駅を走破したけど、今年は一人。
走りやすくて足に負担の少ないコースを考えた末、自宅付近~境港駅をチョイス。


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行きはとにかく腹が減って腹が減ってどうしようもなかった。
道中にあるすき家とかマックとかラーメン屋とかの誘惑がすごかった。
でも去年秋山と30km走った時、途中で寄ったコンビニで食べたカップラーメンが死ぬほど美味かったから、絶対に食べない、俺は境港駅の近くのコンビニでカップラーメンを食うんや!
と固い決意で誘惑に打ち勝ち、到着。


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近くのコンビニで駐車場の隅っこでカップラーメンを食べた。
うめえ…染み渡るとはこの事か…
俺の全細胞が歓喜に打ち震えていたのが分かった。


地面にあぐらをかいて座り、餓鬼のように貪り食っていると、小さな女の子と手を繋いだお母さんが俺の近くの車だったようで、近寄ってきた。
女の子は俺のあまりに勇敢で男らしい姿に感動したのか、何か言いたげな顔をしていたが、お母さんが強烈に女の子の手を引っ張り、険しい顔つきで俺を睨み、車に飛び乗り走り去っていった。
なるほど、よほど恥ずかしかったんだな。言ってくれれば写真くらい撮ったのに、シャイな人だ。


そして帰路へ。


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こうやってマジマジ「米子市」とかの看板をみることもないし、何度通る道でも気づかずに通り過ぎちゃうけど、こうして立ち止まって写真を撮れるのもランニングの醍醐味だよな。
 

そうして無事走破!したんだけど、後半25kmあたりから股関節が痛くなりだして、歩いたり走ったりを繰り返していた。
また新たな不安要素が浮上したんだけど、色々調べた結果、もうストレッチで柔軟性をしっかり高めて、負担の少ないような走り方で走るしかないなと切り替えた。
10月は結局75kmくらいの走行距離。
 

余談だけど、この辺りで今年のhommeTシャツを制作してたな。
homme初のドライTシャツ。
  

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こんな感じでロゴを色んな大きさに印刷して、当てがって決めてました。
プリンタのインクが切れて呪われた色みたいになってるのはご愛敬。
実際に着心地を確かめるべく、完成したのを着て走ったりもしたな。


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たくさんの人の手に渡って、ほんとに嬉しかったです!ありがとう。
あと2枚くらいあるので、カラーもサイズも奇跡的に合うよ!って方は是非homme online shopからお買い求めください!


そして11月。
11月7日に7km。
11月19日に再び20km。
ツアー前最後の調整に、と11月25日に10km。
11月はこの3回のみ。
GarminとかNIKEとかで何かカッコいいラン記録の写真上げてる人どうやってんだろと思って、最後に頑張ってやってみた。


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これで気持ちはいっちょ前の初心者ランナーの仲間入り!
これを最後に、ツアーへと飛び立った。


マラソン記録なので、ツアーの細かいことは省くけど、すごく実りのあるツアーだった。
和奏さんとhommeのこと色々話したし、ステージに立つ、二人で奏でる上でめちゃくちゃ参考になることも得られたし、体感した瞬間も多々あった最高のツアーでした。
各地来てくれた皆さま、配信を観てくれた皆さま、本当にありがとう!


そんな最高のツアーを経て、いよいよ前日。三人で受付へ。


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当日の走っている最中に必要な備品をゲットし、明日は頑張ろうぜ!と解散。
帰ってからこのツアーの隠れ名物「真・完走証」を作成。来年はあなたも是非ゲットするべく、一緒に走ってみませんか?笑


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そして当日。


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皆で完走して、最高のツアーファイナルにしようぜ!
と意気込み、それぞれのスタート地点へ。
俺の持ち物は

・アミノバイタル×3
・足つり防止のやつ×1
・痛み止め×3錠

昨年も念を押したが、痛み止め×3錠は1レースの中で服用するのは絶対に良くない
結果的に今年も3錠飲んでしまったが、これがないと走れないと思い込んでしまいそうな気がするので、来年は絶対に飲まないように準備したいと思う。


そしてスタート地点で俺の同級生と遭遇。
そいつもバンドマンで、バンド名をVISTA(ビスタ)という。hommeとは2011年前後によく一緒にやっていた。最近また活動が復活してきて嬉しい限りなバンド。
そのフロントマンであるこいつは、何を隠そう、俺が誘ってマジでこのマラソンにエントリーした勇敢な猛者だ。
同じことばかりしてたら退屈してしまう、新しい刺激に飛び込むんだ!というフロンティアスピリットの持ち主だ。コロンブスかお前は。


俺は彼に普段のペースや、走ってる距離を聞いて、「オーバーペースしたら後半死ぬから、絶対に俺より先に行くなよ!」と、アドバイスをした。
たった一回マラソン走っただけのシャバ憎が。どの立ち位置から物しゃべっとんねん!!
でも俺は一緒に完走したかったんだ。


そしてレースはスタート。
俺は昨年とは打って変わって、快調に走り続けていた。
しかし、5kmほどで悲劇は起こる。


尿意。
強烈な尿意だ。
群衆の前で盛大に放尿してしまおうかと頭をよぎるくらいの尿意が襲ってきた。
レース前のトイレの列に並ぶのがダルすぎて断念したツケが回ってきた。
8kmくらいでトイレあったよな…と思い、なんとかそこまで耐えるのだ、俺よ!


と耐えがたきを耐え、忍び難きを忍んだ先に行った放尿は、人生の中で間違いなく三本の指に入るくらいの快楽的な放尿だったことをお知らせしておく。


そして12kmくらいの地点、中海ゾーンに突入する前らへんで、折り返しのコーンがあり、前を走っているランナーとすれ違う区間がある。
そこを走っていると、折り返した集団の中にあの同級生の姿があるではありませんか!
俺に気づいた彼は、


「よっ!」


よっ!じゃねえ!
俺の前に行くなって言ったじゃねえか!
と思っていたが、やはり後半25kmくらいのとこで足を引きずった彼と遭遇することになった。
どうやらテンション上がって5:20/kmくらいで走っていたらしい。
そりゃ速えよとっつぁん。逆によくその速さでここまで走れたな。
そんなポテンシャル高めの彼と完走しようぜ!と再び誓い合い、俺は先に進んだ。


この区間に限らずだけど、スタートから最後まで、いろんな所でいろんな人が応援してくれてて、それがめちゃくちゃ力になったし嬉しかったな。
寒い中、みんな本当にありがとうね!


28kmくらいのとこで、今年こそは絶対食べると決めていたエイドのしじみ汁をゲット。
俺実際しじみ汁そんなに好きじゃないんだけど、マジで格別だった。
運動は最高の食事のスパイスってのは本当だな。


そんなこんなで、痛み止め飲みながらだけど、快調に走っていた34km頃。
一気に足が重くなってきた。なんだこりゃ。
16~30kmくらいの中海ゾーンを、貯金を作るべく個人的にかなり速いペースで走ったのが仇になったのかもしれない。練習でもそんな長距離、そんなペースで走ったことなかったもんな…
と、あの同級生に言っていた言葉がブーメランのように俺に返ってきた。
この辺りから走ったり歩いたりを繰り返していた。


そんなこんなでたどり着いた、わが青春の町、学園。
朝酌川を過ぎ、曲がったらもうゴールは目の前。
昨年は、この辺りではもう止まったら走れなかったなあ…と思い出しつつ、今年はどうやってゴールしようかなと思うくらいには余裕があった。
そのため、朝酌川沿いは歩いて体力を温存し、ゴール前のパフォーマンスの余力を残した。


そしてついに。


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無事ゴールを果たしました。
ちなみに、タイムを犠牲にしてまで余力を残し、行ったパフォーマンスは


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こちらでした。ウサイン・ボルトね。
ゴール前に秋山と和奏さん探して目の前でやったんだけど、足が推進力を抑えきれずに、マジでコケかけました。あぶねえ。
皆さまもマラソン終盤のウサインボルトにはお気をつけください。


こうして俺の国宝松江城マラソン2024は幕を閉じた。
こうして1年振り返ってみると、あんまり走ってないな…という印象なんだけど、どうなんだろ?
今年は昨年と違って、初マラソンじゃないし、ちょっと走ったくらいでXとかに投稿するのも恥ずかしかったのであんまり上げなかったんだけど、こんな感じでこの日を迎えておりました。
来年はもう少し、少なくとも痛み止め1錠で走り切りたい(笑)


この後、テレビのインタビュー受けて、ソッコーで温泉で汗を流し、ファミチキ食らってリハーサルに行きました。
年末のツイキャスでも言ったけど、この時のファミチキがマジで衝撃的な美味さだった。
しじみ汁と合わせて、運動は最高のスパイス説は確実だな。


ライブもバチバチに。


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やっぱりマラソン後しか得られない何かはあったよな。
それが達成感なのか、高揚感なのか、安堵感なのか。
何かは分からないけど、やっぱり特別な感情。
一緒にあの場所で共有してくれた皆、ありがとう!


打ち上げはふさとも。も一緒に。
来年は一緒に走ろうな、というマラハラもしたけど、冗談だから本気にしないでほしいな!
走るっていうなら歓迎するけど!笑
可愛い後輩だから、これからも成長が楽しみだな!


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そんなこんなで、今年の小田和奏×hommeのカップリングツアーも無事終了!
全公演、来てくれたみんなも、想いを馳せてくれたみんなも、本当にありがとう!
ツアーって楽しいし、刺激的なんだけど、すごいエネルギー使うから、みんなの応援とかリアクションが支えになります。感謝。


そして今年ももう終わりを迎えようとしてる。あと数時間。
ギリギリで滑り込んだこのブログ、読んでくれてどうもありがとう!
年の瀬にマジで焦って書いたけど、普段書かないブログで今年の終わりの挨拶が出来て逆に良かったとポジティブに捉えよう(笑)


来年はどんな一年になるかな。
一緒にマラソン走った同級生バンドマン、足を引きずりながらも無事完走を果たしてさ。
ゴールの瞬間も見れたんだけど。
その後話す時間はあんまりなくて、LINEしたんよね。
やっぱりしんどかっただろうし、時間も使ってるから本当に誘ってよかったんかなと思って。そしたら、

「誘ってくれてありがとう!めちゃくちゃ楽しかった!」

って返ってきて、マジでコロンブスだなと思ったし、カッコいいなと思った。
そんなフロンティアスピリットはやっぱり持っていたいし、hommeの音楽や存在が、日常の近くにいてくれるような、そんな活動が出来たらいいなと思う。
毎年、「今が一番いいhomme」であることは目指しているので。
来年もみんなと会えるように頑張っていきます!


それではみなさん。
今年も一年、本当にありがとうございました!
来年も宜しくお願いします!
良いお年を!


アディドス!!










お久しぶり。しまんちゅだ。


筆を執るのが久しぶりすぎて、心なしかキーボードも喜んでいる気がする。
最後に書いたのはいつなのかしら、と前回の記事を見てみましたらば、そのタイトルは「年の瀬’21」
どうやら俺の昨年の年の瀬は存在しなかった模様。
軽々しくシリーズ物みてえなタイトル付けるとこうなるんだよ馬鹿野郎が。


さて、久方ぶりに筆を執ったのには訳があり。
先日行われた「国宝松江城マラソン2023」について記そうと思ったからだ。
1年かけて臨んだこのイベント、その裏側にはいろいろとドラマがあった。
結果完走できたのだが、その先には達成感よりも感謝があった。


そんな旨をツアーファイナルのMCでしたらば、思ったよりブログにしてほしいというお声も多かったので、初マラソンの備忘録も含め、ここに記しておこうと思う。
なんかどうしても自分語りになっちゃうし、恥ずかしいのもあるけど、やっぱり応援してくれた人に届けたいので記させてもらおう。


バンドのことは少な目のブログになるが、良かったら最後までお付き合いください。


それではいこう。
しまんちゅブログのお時間です。
















「来年は俺も走ります」


2022年12月4日。
小田和奏×hommeのツアーファイナルでの俺のこの一言で、全てが始まった。


昨年行われた、小田和奏さんとのカップリングツアーの最終日は松江城マラソンの開催日でもあった。
それはそのはず。
松江城マラソンに合わせてツアーファイナルを組んだのだから。


マラソンを走り、そのあとにライブをする、というイカれた企画。
しかし、昨年俺は走らず、和奏さんと秋山の二人だけが出走した。


そりゃあそうだ。
ツアーファイナルなのに、わざわざ体力大幅に削ってステージに立つ意味が分からんと思っていた。
藤井聡太が八冠かかった対局前にマラソン走るか?
つまりはそういうことだ。


しかし、ライブが終わるころには、俺は冒頭の言葉をステージ上で放っていた。
二人の表情があまりにも輝いていたからだ。
俺もその景色を見てみたい、そう思った。
歓声が起こり、俺の退路は断たれた。


こうして俺の初マラソンへの挑戦は始まった。



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2022年12月。

太古の昔より、鉄は熱いうちに打て、という。
気持ちが冷めないうちに走る癖をつけるのだ、俺よ。
実にライブから3日後、俺はトレーニングを開始していたようだ。
偉いぞ、過去の俺!!!


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2023年1月。


気分が乗れば、形から入りたくなっちゃうのが人間の性というもの。
新春初売りで買いました、ランニングウェアとパンツ。
敢えてののニューバランス!
何が敢えてかは分からん。俺NIKEが好きなのに。
なにはともあれ、気分はいっちょ前の駆け出しランナーの爆誕。


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ここからどんどん加速的に走るかと思いきや。
目標が遠いとなかなか熱量を保つのが難しいのも人間の性。
2,3,4月はほんとにかるーくしか走っていなかった模様。


しかし、松江城マラソンエントリーが間近に迫り、再び再燃。
6月には月間最高距離を記録。


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7,8月もそこそこ走り、9月はやる気も最高潮に。
ランニング用のイヤホンやら、ランニングポーチやら揃えて充実したラン生活を送る。


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そして、この月は秋山にコーチに課された月間ノルマを見事達成!
だいぶ達成感あったなあ…。


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そして10月。
秋山と松江~米子間30km走にトライ。
9月に月間80kmを達成してたからか、楽しみですらあったんよな。
股関節やケツが痛くなりながらも、無事完遂!
途中途中コンビニで休憩しながらだったけど、嬉しかった!


あと長年秋山と一緒にいるけど、新しいことを共有出来たのもマラソントライして良かったな、と思えたことの一つだな。


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と、ここまでは順調そのものだった。
残り2か月弱、なんなら42kmも一回走ってみちゃうか?くらいのテンションだった。
しかし、そんな想いは打ち砕かれる。


30km走から2日後。
左膝外側あたりに強烈な痛みが襲い掛かった。
歩くのすら困難な痛み。
しかしこの時は、


「30km走ったし、ダメージ来たんだなー(笑)」


くらいにしか思っていなかった。
数日した痛みは消えて、また走れるだろう、と。
数日後、痛みは消えた。
やっぱりな、よかったわぁと思いつつ、軽くリハビリがてら走りに出ると。


1kmもしないのに激痛が走り、動けなくなった。
ここで暗雲が立ち込める感覚に襲われた。


「病院にいこう」


普段病院にはよっぽどじゃないと行きたくない俺が、すぐさま病院を調べ、診てもらった。
レントゲンの結果、炎症は見られないけどランナー膝じゃないかな、湿布出しておくから痛みが出ない程度に走ってください。でもしばらくは走らずに休んでね、との診断。
一番走りたい時期に走れない、しかも「これだ!」みたいな原因も分からない。
俺の焦りは全く拭われなかった。


そしてこれ以降、本番までSNSでランニング関係のことを全く書かなくなる。
書いて余計な心配かけるのも嫌だったし、ダメだった時の保険をかけてるような感じが嫌だったからだ。
でも俺のSNS見てくれてる人はどのみち心配させたかもね、ごめんよ。
ラジオでたまに出てくるマラソンの話や、出会った人にマラソンの話をされるのが苦しくなっていく。


それから10日間ほど休養し、試しに2km走ってみた。
痛みは出ない。
3km、5km、7kmと2日に1ランのペースで距離を伸ばしてみる。
痛みは出ない。


よかった…なんとか治ってきたんだな…
そう思った矢先、10km走った時に再び激痛が走る。
これが11月6日の出来事。


心が折れそうになった。
実は11月12日に鳥取で開催された鷲峯山麓ハーフマラソンにエントリーしていた。
その直前での再発。
とにかく、ハーフまで足を休めて、それで挑もう。
もし走り切れれば、まだ望みはある!
…でももしまた痛みが出たら…


2023年11月12日。
鷲峯山麓ハーフマラソン。
人生初のマラソン大会だ。
ただ、もはやタイムがどうこうではなく、とにかく痛みなしに走り切ったという事実だけが欲しかった。
だから俺は、入念にタイムを見ながらゆっくりと走っていた。


3km地点。
足に痛みが襲い掛かった。
俺は絶望した。
歩くことはできる。でも走り出すと激痛で走れない。


初めてのマラソン大会で、リタイアの仕方も分からないし、こんなに序盤でリタイアなんてどうなんだという絶望と恥ずかしさを抱えながら、俺は歩いて、走って、止まってを繰り返した。
沿道では近所のおばちゃんや子供が「がんばれー!」と声援をかける。
でも俺は走れない。
俺の倍くらいの老夫婦が「マイペースでね!」と俺を追い越していく。
でも俺は走れない。
気付けば後ろにはパトカーがぴったりと付いていた。
自分が最後尾なんだと何となく分かった。


「大丈夫?走れる?」

「もう少し頑張ってみます」


頑張ったところで到底制限時間に間に合わないのも分かっているのに、俺はどうしていいのか分からず、そう答え、歩いては走ってを繰り返した。
こんなんで12月3日、フルマラソンなんて絶対無理だ…
この時点で涙が出そうになったのを必死でこらえた。


そして8km地点。
もうどう頑張っても制限時間に間に合わないからなのか、俺の顔や状態が見るに堪えなかったのか、沿道の係員の方が


「もうやめときましょうか」


と声をかけてくれた。
正直、引き際が分からない俺は有難くすらあった。
こうして俺はリタイアすることになった。


この日は秋山と、秋山と懇意にしてくださっている堀先生との3人で来ていたが、結局俺は二人よりも早くゴール地点に帰ってきた。
帰りの車では、絶望感がひどく、二人に気を使わせてしまったように思う。
今思うと本当に申し訳なかったな…。


しかし、この帰りの車内で運命は動き出す。


「それは鍼行ってみたらいいんじゃないか?いい先生紹介するよ」


堀先生がそう提案してくれた。
聞けば、その鍼の先生もランナーだそう。
でも、今だから言えるが、あまりピンと来ていなかった。
堀先生や鍼を信頼していないというわけではなく、それくらいに絶望の底の底にいたからだ。
もうどうやったって無理だと思っていた。


だから「とりあえず1回いってみよう、せっかく紹介してもらたしな…ランナーの方みたいだし、相談にも乗ってもらえるかも…」くらいの熱量だった。


そして11月16日。
紹介してもらった松江の「治療室ウェルケア」に足を運んだ。
そこで出会ったのが岩谷先生だ。
問診を受けながら、痛みの部位や具合を伝えつつ、治療を受ける。
その話の流れで、マラソンを走ることになったきっかけの話になった。


「バンドをしてまして、そのツアーファイナルでマラソン走ってライブするって企画なんですよ」

「地元のバンドさんですか?なんてお名前なんですか?」

「hommeっていいます」

「hommeさんですか⁉知ってますよ!」


偶然にもhommeのことを知ってくれていたのだ。
聞けば、俺らのラジオ「耳の肴」も聴いてくれてるらしいし、CMソング「365」のメロディまで口ずさんでくれた。


「そうですか。それは絶対に成功させたいですね!」


と言ってくれた。
消えかけていた心の灯が、少し大きくなったのを感じた。
そしてこのことを秋山に伝えた。
すると、秋山はこう言った。


「親身に話聞いてくれてよかったね。レースまで、出来ることを全てやろう。せっかく頑張ってきたんだから、誰よりもしまんちゅが一番完走したいでしょ?リタイアするにしても、それはホントに簡単だだし、いつでもできる。もしそうなった時にやり残したことがないように、残りの時間を過ごしない」


絶望の淵にいる人にとっては厳しいと捉える人もおるかもしれん。
そんな事分かってんだよ、と余計しんどくなるかもしれん。


「大変だなあ、ここまで頑張ってきたのに苦しいよなぁ」


って寄り添って優しい言葉をかけてくれるのがいい人もいると思う。
ただ、これが秋山の優しさで、あいつ自身の座右の銘、行動指針みたいなもの。
この時の俺にはすごく刺さった。多分あいつ覚えてないけど。


2023年11月20日
2回目の鍼治療。
ここで俺の心の炎が完全に戻ることになる。
岩谷先生に足の状態を見てもらうと、嬉しそうにこう言った。


「大分よくなりましたね!今日の状態次第で本番間に合うかどうかと思ってたんですけど、いや、だいぶいいですよ!」


無茶苦茶嬉しかった。
そして衝撃の言葉が。


「前回島田さんが帰られた後、hommeさんの曲、youtubeでたくさん聴きました!それでスタッフ全員で、どうやったら島田さんが松江城マラソン走れるか、ミーティングしましてね。いろんな症例を共有し合ったり、どこが効くか鍼打ち合ったりしてたんですけど、良くなってて良かったです」


マジかよと。そんな奇跡みたいな展開あんのかと。
漫画か何かですか、これは?
目頭が熱くなる。
俺はこの先生、そしてスタッフの皆さんの想いにも応えなきゃいけない、絶対に走る、そう心に固く誓った。


こうして、11月16日以降、俺は計4回の鍼治療を施術してもらった。
この俺が松江まで4回、治療のために通うなんて、秋山からしたら信じられないと思うし、俺も信じられない。
でもそれくらい、岩谷先生にメンタル含め助けて頂いた。


こうして再び火が付いた俺は、とにかく本番まで出来ることを全てやろうと決めた。


ソールがもうすり減ってて負担がかかるから、同じ型の新しいシューズを買った。
少しでも足の負担を減らすため、いい加圧タイツを買った。
寒さ対策も兼ねてアームカバーを買った。
毎日ゆっくりお風呂に浸かり、ストレッチとマッサージを入念にした。
万一のために痛み止めを用意した。


そんな中、11月28日より小田和奏さんとのツアーに出発した。
和奏さんも言ってたけど、俺は口を開けばマラソンの話ばっかりだったらしい(笑)
でも、呆れることなく、和奏さんはとても優しく俺の話を聞いてくれた。
マラソン中に補給するゼリー、ランニングソックスをプレゼントしてくれた。
3人でゴールしよう、と。
このツアー、今年も本当にいいツアーだった。
そのファイナルを最高の形にするためにも、俺は絶対に完走する!と奮い立った。


そして2023年12月2日。
前日受付も兼ねて最後の鍼治療へ。
先生からは、


「今日が今までで一番いい状態です!ゆっくり完走目標でいきましょう!」


と言ってもらえた。
あとはただ走るのみ。

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そして迎えた2023年12月3日。
松江に向かう途中、心の灯は盛っているものの、やはり不安は湧いてくる。
思い返せば、10月の30km走以降まともに走っておらず、大半は痛みとの闘いだったから無理もない。
ただ、この時点ではもう初マラソンの挑戦だ!という気持ちは無かった。


一緒にこの企画を走ってる秋山と和奏さん。
俺のマラソンを支えてくれた家族。
SNSなどで知って応援してくれた人たち。
岩谷先生を紹介してくれた堀先生。
岩谷先生とそのスタッフの皆さん。
そして何より、1年前から応援し続けてくれたファンの皆。


俺はその想いに応えたい。それにはもう完走するしかない。
それはもう不退転の決意だった。


8:30。


号砲が鳴り、レースはスタートした。
俺は普段よりかなり遅いペースで走った。
それは予定通りで、とにかく痛みを出さないことが第一だった。
大丈夫、レース前に痛み止めは飲んだ。足の状態もいい。きっと大丈夫だ。


そう思っていた6km地点。
足にズキンと痛みが走った。
嘘だろ。なんでだよ。こんな序盤でかよ。
鷲峯山の悪夢が頭によぎった。
俺は信じたくなくて、それを振り払うかのように無理やり足を前に進めた。
しかし8km手前くらい、俺は走れなくなり、歩き出した。


そこはちょうど山間に差し掛かったあたりで、激しく雨も降りだした。
正直、こんな序盤で一人だったら心が折れてたかもしれない。
ただ、隣にいてくれた人がいた。


そう、ひっそりとエントリーしていた吾郷さんだ。
hommeとは切っても切れない関係、サポートでGt.弾いてもらったり、アレンジしてもらったりしている兄貴だ。
吾郷さんは、走るぞオラぁ!みたいな感じではなく、流れでエントリーすることになった、くらいの感じだったらしいし、家庭の事情も相まって正直走りこめてもなかったそう。
だから完走することは難しいと最初から思っていたからこそ、俺のペースに付き合ってくれた。


「この痛みだったら、どこまで走れるかわかんないです。行けるところまで頑張ります」


そう吾郷さんに話しながら10km地点まで来た。
吾郷さんも股関節が痛くなりだし、走れなくなってきていた。
俺は完走の可能性を残すべく、そこで吾郷さんと別れることになった。


「島田、俺の分まで頑張れ」


そう背中を押してもらった。
すると、さっきまで耐えられなかった痛みが、ギリ耐えられるくらいに軽減してきた。
そうか、吾郷さんがリタイアして、その分の想いが俺の足に乗っかったんだ。
ありがとう吾郷さん、俺頑張るよ!


そう思いながら14~15kmほどまで来た頃。
そこは折り返しのある区間で、往来のランナーがすれ違う区間になっている。
折り返して走っていると、なんと向こうから吾郷さんが走って来たではないか!
リタイアしてなかったんだ!すげえ!あれ?じゃあなんで足の痛みが軽減したんだろ…


そう思った途端、再び痛み出した。
よく考えたら8kmくらいの時に痛み止め飲んだから、それが効いてたのかと笑いも込み上げてきた。


18kmほど走ると、中海沿いのコースに突入した。
吹きさらしの風が寒く、カーブの際に傾斜があり、膝が痛む。
ただ、痛み止めのお陰か、ここまでで一番快調に走れていた。
俺はここで心に決めていた。


ここまで来れたなら、絶対に走り切る、と。


俺には秘策があった。
それは、もう1錠、万一のために持っていた痛み止めだ。
勿論レース規約に反さないものだが、効き目はそれまでに飲んだものより強い鎮痛力がある。
ただその分代償も大きく、あまりマラソン中におすすめ出来ないと言われていた。
何より、服薬間隔が短いため、体への負担も大きい。


ただ、そんなことはここまで来たら最早知ったことではない。
足も体もどうなってもいいから完走できればそれでいい。
冷静に考えればどうなってもいい訳ないが、この時は本気でそう思っていた。
これがランナーズ・ハイというやつかと思ったが、たぶん違う。


とにもかくにも、30kmほどで難所の上り坂に差し掛かる。
その手前で最後の痛み止めを飲もう。
なら今どれだけ貯金を作れるかだ!
と、俺は20kmらへんからペースを上げ、エイドにもよらずにタイムの貯金を作る作戦に出た。
足がダメージ負ったとしても、痛み止めがある!
そう思っていたが、これは絶対に良くないから真似しないでくれ。


ただ、結果これが功を奏したからこそ、時間内に完走できたとは思う。


そして30km~40kmの地獄の10km区間。
上りが本当にきつい。下りも足に響いてきつい。
痛み止め飲んだんですけど?僕の足どうなってます?
俺は歩いたり走ったりを繰り返した。


一回立ち止まってストレッチしたら、もう走るどころじゃないよねみたいな痛みが襲ってきたため、怖くてそれ以降止まることはできなかった。
もう1km進んだ?と思って時計を見ると、200mしか進んでない。
しまんちゅ in ワンダーランドかよ。


正直この区間はよく覚えていないが、計算上、だいぶ歩いたとしても制限時間内にゴールは出来るようなタイムだった。
とはいえ、常にペースは見とかないとな、と思っていた35kmあたり。


Apple Watchの充電が切れた。
どういうことだ、話が違えだろジョブズさんよ。
これによって俺はコンパスのない真っ暗な海を航海するに等しい状態に陥った。
俺のApple Watchはだいぶ古いモデルだ。
どうやらこのリンゴは腐ってしまっていたらしい。


ただのクソ高いアームバンドと化したリンゴを左手首に巻き、40km到達。
学生時代に見慣れた松江の学園辺りまで帰ってきた。
朝酌川沿い、残り1kmを曲がる。
そこはもう死屍累々。阿鼻叫喚。
足を引きずっている人、立ち止まっている人。
俺はその横を走り抜ける。
止まらないんじゃなくて、止まったらもう走れないんだ。


そうしてついに


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完走しました。
自分でも信じられん。
あんな序盤であんな痛み出たのに。
さらに凄いのは、痛みが出たのは鍼打ってもらったのとは別のところ。
それまで痛んでたところは全然痛くならなかったです。
岩谷先生すげえ…!!


その後のライブはというと

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もちろんバチバチにやってやりましたよ!
ちゃんと立って弾いてるでしょ?(笑)
アドレナリンってすごいよね、ほんと。
どんな痛み止めより効くわ、マジで。


で、そのMCでも言ったんですが。


完走して真っ先に思ったのは、達成感よりも感謝でした。


応援してくれた皆は、俺の努力とか根性とか積み重ねとか言ってくれるかもしんないけど、俺一人の個人的なマラソンだったら、それも出来てないかもしんない。
なんとかレースに出ても、きっと痛みが出たらリタイアしてる、間違いなく。


だから、直接的とか間接的とか関係なく、俺に応援の気持ちを飛ばしてくれてた全ての人に完走させてもらえたと思っています。
この一年、それがあったからあの結果がありました。
だから本当に感謝してます。
皆でつかみ取った完走証だと思います、本当に。


そして、この今回のマラソンと音楽は似てるなあとも思いました。
俺がマラソン走り切れるかどうか、俺の予想より遥かにたくさんの人が気にしててくれたみたいで。
ファンの皆だけじゃなくてね。
それだけたくさんの人をワクワクドキドキさせることが出来たんだなと思うし、それに応えられたから喜んでもらえたんだなと。


まさに音楽と同じだなと思いました。
皆でワクワクドキドキできる何かを生み続けて、一緒に喜んで。
そうやってやって来たし、これからもそうありたいなと思っています。
hommeがここまで続けてこれたのも皆のおかげ。


ほら、マラソンと一緒でしょ?
そんな素敵な相互作用をこれからも創っていきたいと思います。


そしてもう一つ。
個人的にマラソン走ろうと決意したのは、二人の顔がキラキラしてた以外にももう一つ理由があって。
マラソン自体には興味はあったんよね、実は。
やっぱ相方があんだけ走ってるとさ。
でもしんどいし、無理だろなと思って二の足踏んでたんだよな、ずっと。


で、気づけば40歳間近になって。
チャレンジすることに無意識に臆病にもなってくる。
出来ない理由をどこかに探しちゃう時もある。
きっともっと歳とれば、それはもっとそうなっちゃって、もっとチャレンジしにくくなるなって思って。
だから、俺の人生で一つやってみたかったことにチャレンジする勇気をくれて、それを達成させてもらえたことにも本当に感謝してます。


長くなってしまったな…
最後まで読んでくれてありがとう!
応援してくれた皆、本当にありがとう!!


そして藤井聡太八冠!
次は対局前にマラソン、どうですか?


アディドス!!!

お久しぶりすぎる。
もはやこのブログ編集ページを開くのですら若干緊張したほどに。
全く掃除してない机の裏側を掃除しようと意を決して動かす感じ。

全然うまくない例えだって?
自分でも分かってるからツッコむんじゃねえよこの脱脂綿が。

それはさておき。
最後にブログ更新したのはいつぞやと確認してみましたら、2020.5.20となってるじゃありませんか。
実に1年半ぶりのブログか…。
誕生日よりも遅いペースじゃねえか…。
もはや読んでる人いるのだろうか。まあいいや。

とにもかくにも、今年は15周年ということで、みんなと一緒にお祝いしながら駆け抜けた年だったし、ギリギリになるけど振り返りたいなと思い、筆を取った次第です。

それではいこう。
今年一年の振り返りのお時間です。























それはそうとさ

なんで年末って美味しいご飯を食べる機会が多いんだろうね。
この間の耳の肴の収録ん時に、秋山がゲリラでツイキャス配信して、俺に「今年を漢字一文字で表すと?」っていきなりフッてきたのよ。

で、俺はそん時

「脂」

って書いたのね。
怖いよね、なんか手を出さなきゃ!って追い込まれた人間って。

というのも、今年俺結構太ってしまいまして。
気付いてる人もいるだろうけど。
で、今絶賛ダイエット中なわけですよ。
だからこれが出てきたんだろうけど、もっとあったろうよ。脂て。
俺の脳みそが脱脂綿か。

で、年末に秋山と忘年会もあったし、今年は何故か計4回も忘年会あったのよ。普段そんなないのに。

分かってくれる人いるか分からんけど、ダイエット中の忘年会って苦行。
死ぬ気でライス小で耐えたけど、出てきたのがマジでご仏前サイズ。
ワシャまだ生きとんねん。

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俺はあんま何かにトライしてる時は言いたくないタイプですが、「脂」と書いてしまったことによりダイエット敢行中なのがバレてしまった。

まあいつか「痩せたな!」と思ったら「しまんちゅさんは頑張ったんだな」と心の中で手を合わせてやってください。

だからワシャまだ生きとんねん!

話逸れたけど気を取り直して。
しまんちゅブログのお時間です。























2021年、homme15周年のスタートだ。

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このアー写ともそろそろお別れか…。

このアー写は周年らしくカチッと撮ろう!ということでタキシード着ました。
しかしいかにオシャレ番長秋山くんといえど、さすがにタキシードは持っていません。
じゃあどうしたか。
そう、借りました!

米子にございます、草谷米子店さんにてお借りしました。
友人のツテを辿り、ダメ元でお願いしましたら、特別に貸して頂けました!!
その節は本当にありがとうございました。

本来はブライダルなどの貸衣装をメインにされてるお店です。
もしご婚礼予定の方がおられましたら是非足を運んでみてくださいまし!!
とっても親切なスタッフさんでした!


そしてこの場所。
無茶苦茶おしゃれなバーカウンター。
こちらはクイーンズマリーさんという結婚式場で撮らせて頂きました!
このアー写もだけど、ずっと俺らのアー写を撮ってくれてるカメラマン、金田さんという方の紹介で場所をお借りさせて頂きました!
むっちゃ素敵な結婚式場でした!
式場探し中のお方がおられたら、是非足を運んでみてください!
それぞれの店名クリックしたらサイトにジャンプしますんで。

ブライダル繋がりで実現したアー写裏話でした。

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で1月といえば、Giant Killingのリリースワンマン。
全員「レクイエム」のMV衣装に身を包み、バンドスタイルで。
曲順もGiant Killingの収録順そのまま。
有観客でのバンドスタイルワンマンが本当に久しぶりすぎて楽しすぎて頭おかしくなるかと思った。
一年の最初から本当に最高のスタートでした。

撮影クルーは森田さん率いる、U1クリエイトチーム!
今年一年の活動軸となった「BACK TO THE」ワンマンシリーズで何度も配信映像でお世話になりました。
回を重ねるごとにhommeとのグルーブは高まり、臨場感のある映像を皆に届けて頂きました!
本当にお世話になりました!
無茶いっぱい言ってごめんなさい!笑


また、5月の公演では、俺らがお世話になりまくってる岡山のライブハウス「クレイジーママ2」の梶さんにお願いし、撮影クルーを用意して頂きました!
その中にはCVTのユウトもいたというサプライズ(笑)

バリバリのライブハウスチームによる映像は、まさにライブ感の塊。
マジカッコいいい映像を届けてもらいました!!
俺らの地元でのワンマンを観てもらえたのも嬉しかったなあ。

本当にお世話になりました!

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3月に松江市飲食店応援プロモーションムービーに「君太陽」を使って頂きました。
しかもその映像に俺らも出演するという…。
本物のモデルさんと一緒に撮影しましたが、やっぱり同じ人前に出る立場でも、全然違うな。
なんていうんだろ、演技力と立ち居振る舞いがレベチ。
モデルさんがふわふわタオルなら、俺らは雑巾。
あれが被写体としてのプロだと思い知らされました(笑)
貴重な経験をありがとうございました!
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4月。
「そのままの君」をデジタルリリース。

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BSS山陰放送の「etime」という情報番組のための書下ろし新曲!
このオファーもらったときはホントに嬉しかったなー。

山陰に根差して活動する俺らとしては、とっても光栄でした。
残念ながら番組は今月で終わっちゃったんだけど、番組に少しでも華を添えられたなら幸いです。
また何か一緒にやりましょう!
ありがとうございました!!
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7月。
15周年Tシャツリリース!!

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このデザインはマジ最高だったな、と個人的には思っております。
デザインしてくれたのは竹下さん
竹下さんはもうhommeとは切っても切れない、癒着が激しい人です(笑)
トムとジェリー、チップとデールみたいなもんです。
hommeファンの皆にはMVで馴染みが深いかもしれないけど、hommeのロゴやTシャツ、名刺などなど、ほとんどのデザインは竹下さんが手がけてくれています。

竹下さん!今年もたくさんありがとうございました!!


この月は久しぶりにツアーも行ったな。
ツアー楽しかったなーーーー。
切磋琢磨している人たちと回るツアーってマジで刺激的だし、楽しい。
各地久しぶりに会えた人もいたし、成長できたツアーでした。
来年はもっと色んな所に行きたいなと思います!

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10月

秋山くんの左手負傷。
本人には遠く及ばんけど、焦ったよねマジで。
ワンマン控えてたからね。
最悪全く弾けないまま当日を迎えることも想定して動いてたけど、何とか当日までにある程度弾けるまで回復してくれて良かった。
当日弾いた時、会場が「クララが立った!」みたいになってたもんね。

いつ何時、誰がどうなるか分からんよなあ…
と思い知らされました。
体には気をつけねばいけないな、ほんとに。

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11月

「君太陽」を社会福祉法人みずうみさんのリクルートCM曲に使用して頂きました!




理事長さんがいたく「君太陽」を気に入ってくださっての採用。
にしても同じ年に同じ曲が2回も使用されるとは…。
リリースして4年。
ここに来て「君太陽」ブームが到来しました。ありがとうございます!
単純に曲だけじゃなくて、歌詞をすっごく熟読して下さって、世界観や情景がもう「これしかない!」となっての採用だったと理事長直々にいお話して下さったのがすごく嬉しかったなあ。

まあ俺曲も歌詞も書いてないんだけど。
いいじゃないそんなことは。
ありがとうございました!!
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そして12月。

年の瀬も年の瀬、12/28に新曲「Noisy Lady」を事前告知一切なしの完全ゲリラで投下。
事前告知したいのを我慢して我慢して。
俺らのラジオ「耳の肴」で初O.Aしました。
その後即MVリリース。

ワンマン4本やって、もう今年はおしまいかと思うじゃない?
それじゃ終わりませんよ、hommeは!

最新MV「Noisy Lady」



ちなみにこれも竹下さんの映像です。
やばいよね、このMV。
地上波絶対NGだわこんなん…。
無茶苦茶カッコいいけど。

もう聴いてもらえたかな??
やっぱりこうやってワクワクドキドキすることを仕掛けていきたいよね、いつも。

この曲はhomme的にかなり実験作です。
サウンドもMVも。
新しいものを作って、壊して、また作っていく。
来年もそういう年にできたらいいな。

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そして5月、8月、11月にかけて行った、ワンマンシリーズ「BACK TO THE」
hommeを前期、中期、後期の5年ごとに分けて、その間に作った曲のみでセトリを構成するコンセプトワンマン。

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サポートメンバーに吾郷さん、金ちゃん、愛さんのレギュラーメンバー。
この3人はもう長きにわたって支えてくれている愛すべきファミリー。大好きすぎる。
吾郷さん、金ちゃんは新曲のアレンジやレコーディングでもお世話になってるし、愛さんはトリオとかカルテットとか、いかなる形態にも欠かせない。
今年もいっぱいありがとうございました!

そしてこの一年のワンマンで、最もしんどい思いをさせ、最も頑張ってくれたのがDr.ケンジ
ドクターじゃないよ。ドラマーだよ。
一年で何曲?70曲くらい覚えてくれたんじゃないかな??
マジやらせすぎたよね。完全労基違反だよね。ほんとごめんよ、ケンジ。
でもお陰で最高のライブができた!!ありがとう!!

さらに11月のワンマンでは秋山の実の父親である、もへい氏にサックス、フルートでサポートしてもらいました。
これが無茶苦茶よかった!!!!
まず誰も予想してなかっただろうし、1曲目からお客さんみんなのボルテージが跳ね上がったのがステージから分かったもんな。
素敵なサックス、フルートをありがとうございました!!


このワンマンシリーズ通してだけど、ほんとにやって良かったなと思う。
俺らの歴史をライブで振り返ってもらえたし、演奏する俺らとしても、振り返りつつアップデートできたしね。

暗いとか明るいとかマイナーとかメジャーとか、好みは人それぞれだけど。
俺らはいつだって今が一番いいと思えるように邁進していきたいと思います。

1/6まで配信の映像を再販売してます。
値段もお手頃、1115円(いい15周年)です。
年末年始、もう一回観たい公演、曲。
観てなかったからこの機に。
理由は何でもいいけど、とてもいい映像になってますので、ぜひお求めください!!

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全公演、homme公式HPよりご購入いただけます!!

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あとはグッズもたくさん作ったな、今年は。
15周年だし、BACK TO THEもやるしで。
デザインは竹下さんにお世話になったけど、グッズ作るときにお手伝いしてくれるのはAzticのリサ

「今度こそ余裕もってお願いするけん!」

とか言いながら、大体あーだこーだ言ってたらギリギリになる(笑)
それでもいつも対応して、忙しい合間ぬってやってくれるリサ。
ホントにありがとう!!
今度こそ余裕もってやるけん!!!!笑

あと個人的に笑いのツボが浅くてゲラなので、いつ話しかけてもすぐ笑ってくれるところが癒しで大好きです(笑)

そんなリサが仕上げてくれた各グッズ、もう品切れのものもあるんだけど、homme公式通販にてセール中なので良ければ是非見ていってね。

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公式通販はこちらから!!
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Azticスタッフにも、毎年お世話になってるんだけど、今年もやっぱりお世話になりました。
ライブハウスはコロナ禍に入ってからというもの、本当に神経すり減らして営業してると思うし、常に危機にさらされていると思う。

でも、Azticスタッフはそんな顔を一切見せず、これまでと変わらないように接してくれるんだよな。
それがどれほど凄いことか。
エンターテイメントの発信地としての鏡だよな、ほんとに。

そんなAzticに俺らが貢献できることって少ないかもだけど、来年も手を組んで一緒に山陰のミュージックシーンを盛り上げて行きたいね!!
今年もいっぱいありがとう!!!

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とまあ、ザーーーーーーっと一年を振り返ってみました。

今年も色んな人に支えられて、15周年を駆け抜けることができました。
毎年そうだけど、やっぱり感謝の一年だったなあ。

今年は少しずつ現場でライブができるようになり始めて。
観るほうも演奏する方も、何かを気にしながら、それでも前に進もうと足を踏み出した年だったような気がします。

来年はどんなことになってるんだろうな。
オミクロンとかも少しずつ出だしてるし、不安はあるけど。
それでもやっぱり、俺らはみんなに楽しんでもらえるような何かを届けていくことに変わりはないので。

一緒にワクワクする一年を過ごしましょ!!

最後に。

色んな人にありがとうって書いてきたけど!
やっぱり一番感謝してるのは、hommeを応援してくれてるみんなです。
どんな状況に立たされても、足を前に踏み出せるのはみんなの力あってこそです。
倒れそうなとき、いつも支えてくれてありがとう。
来年もhommeを楽しみにしといてください!

書ききれなかったけど、hommeに関わってくれている全ての人にも感謝です!!


今年も一年、本当にありがとう!
また来年、お会いしましょう!
アディドス!!!!

どうもこんにちは。
お久しぶりすぎるしまんちゅブログです。


最近はまああれですよ。在宅時間が増えまして。
俺らは制作だったりレコーディングだったり、ほんとミニマムな人数で密にならない予定が詰まってたので、やることはたくさんありまして。
まあそれももう終わりそうなんですが…
先々のことを考えて、秋山くんと話していかねばですな。


個人的には部屋の整理整頓を大掛かりにしました。
最&高
です。超気分がいい。
俺はスイッチ入らないとこういうやつ出来ないタイプなんですが、時間があるせいかスイッチ入ってしまいまして、今日やりました。


次はクローゼットの断捨離大会を予定してます。
でも俺の怖いのは、このスイッチ入った時の作戦名は
「とにかく捨てる」なんですよね。
ドラクエでいうとこ
「ガンガンいこうぜ」です。
ドラクエやってない人、すいません。すぐに買ってこい。


「これは使えるかもだから取っとこう」みたいな人もいるじゃないですか。
俺は
「1か月触ってないものは必要ないだろ」みたいになっちゃうんですよね。
戦国時代でいうところの織田信長みたいな。
戦国時代よくわかんない人、すいません。小学生からやり直せ。


そんな感じなんで、必要なもの捨ててるんじゃねーか説もあるんで怖いですよね。
ですよねって俺の話なんだけどね。まあいいや。










でまあ、なんで今日久しぶりにブログ書いたかって話なんですが。

最近homme公式からこんな動画を公開しました。











こちらの二つの動画です。
この自粛期間に少しでも楽しいおうち時間になればな、と思っての公開です。
で、この動画公開へのリアクションって



①以前に観たことある
②観たことないし、今回も観てない
③観たけど面白くない
④観た!よくわからんけど面白かった!



の4パターンだと思うんですよね。

③の人に関してはもう
申し訳ありませんとしか言えないよね。
おうち時間全く彩れなかったっていう話だからね。
まあその方々は金輪際この動画を観ることはないと思うのでので、残りの皆さんにこの動画の話しようかと思いまして。


そもそも、この動画は


ベストアルバム作成時に行ったクラウドファンディングのリターン特典


として作成した動画なんですね。
だから①の人は、そのリターンで以前に観たことあるんだと思います。


で、②、特に④の人に説明なんですが。
普通に観てもマジ「なんの動画かわからん」って感想があると思います。
面白い、面白くないに関わらず。
まあ面白くないって人は金輪際観ることはないと思うので置いとくとして、何の動画か説明します。



これは、


「ベストアルバムの30曲を紹介する動画」


です。


だからhommeのベストアルバムに収録されている曲名に基づいています。
基本は「聴きどころ」を紹介しています。
例えば、上の「英語編」のサムネになってるやつでいうと、「scene」という曲の紹介です。
この曲は「恋愛をこじらせた男子」の像が描かれているので、それが解説要素になります。
そんな感じで30曲をさまざまに紹介していってます。


ここまで書いて、リターンの説明にどんなん書いてたんだろうって思い、見てみました。






・メンバーによる全曲聴きどころ解説&ベストアルバム制作過程を収めたスペシャルDVD

秋山と島田による全収録曲の聴きどころ解説です。
このDVD内でしか話せない裏話等もしたいと思っています。
また、レコーディング風景や制作過程の映像も差し込む予定のスペシャルDVDです。(60min程度の内容を予定)
盤面のみプレスをして、簡易ケースに収納したものになります。



と書いてありました。なるほどね。









解説とは何ぞや


って動画に最終的にはなりましたが(笑)
普通にどっかで秋山と全曲について話してもよかったんですが、それは面白くねえと。
画も変わらんし、1回観たら2回は観ないだろうと。わからんけどね。


だから、せっかくなら何回も観直したくなる、オンリーワンな解説動画にしよう!

となって、こうなりました。
まあ解説なんてほぼしてないんだけど、それはまあご愛敬で。


この動画について話したことは記憶上はほぼないと思うので、せっかくだしこっからは裏話でもしようかなと思います。
この動画に関してはほぼ100%俺が仕切ってやったんで、俺しか知らないことばっかりだからね。
記憶もだいぶ薄れてるけど、思い出せる限りで話していきます。


興味のある方はこの続きも読んでみてください。
まあ興味ない人はここまで読んでないか。


ではいきましょう。


















2018年7月31日某会議室。
この動画の撮影を行った。


前述の通り、普通のセルフライナーノーツみたいなん撮ってもつまらんという理由でこの撮影に至ったわけだ。
普通の撮ればよっぽど楽なのに、自身を追い込んでいくスタイルは変わっていない様が伺えよう。


ちなみにこの撮影日を調べるために俺のスケジュールを遡ってみたが、2018年の7,8月はまさに鬼畜この上ないことになってた。
思い出せないし、思い出したくもない。よく撮影できたなこれ。


てか学生服、楽天で買ったの履歴みたら7月26日だったしな。間に合わなかったらどうするつもりだったんだよマジで。ありがとう業者の人。
まあそれくらい追い込まれていたということにしておこう。


この動画を撮る際に、まずテーマを考えた。
そこから出てきたのが



「俺が先生して、講義みたいな感じで曲の聴きどころ紹介するっておもろくね?」



みたいな感じだったと思う。
これを秋山に話して、決定された。気がする。
まあとにかく、秋山もその枠組みだけは知っている状態だったのは間違いない。


で、この動画を観た方に最もよく聞かれるのがこの質問だ。




「これってアドリブですか?」


という質問。
これに関しての答えは、



「アドリブの一発撮りです」



だ。

俺の手元には、解説する順番や解説内容がメモってある紙しかなく、生徒役の秋山、太朗、ゴッセに関してはマジで100%アドリブ。
今回の限定動画では「数学」「英語」しかないけど、リターンDVDには「国語」「社会」「理科」も収録されている。


他の科目でプリントやパネルなど小道具も使ったが、その存在も生徒役の3人は知らない。
あの瞬間に初めて見たということになる。
だから、どういうリアクションをとるかも俺は予想できないし、俺が頑張っても他の3人が盛り上げてくれなかったら成立しない。


ここまで書いて思ったけど、マジで怖い。怖えよ。
よくこんなんやろうとしてたな…。
滑り散らかしたり、リアクション間違えたりしたら終わりだぞこんなもん。
本当に生徒役の3人に助けられた動画だな、マジで。


この動画を語る上で忘れてはならないのが竹下さんだ。ystkさんともいう。
hommeの近年のMVはこの人が全て撮影してくれている。
この動画ももちろん彼の力なしでは完成しなかった。
この動画における彼の功績を紹介しよう。




・打ち合わせ(科目ごとにこんな方向性はどうか、などの相談)
・プリントやパネルなどの事前準備
・撮影
・編集(テロップとか地獄だったと思う)









仕事出木杉くんかよマジで


そらしずかちゃんも惚れるわけだよ。
本当にありがとうございました!!!


あと何が大変だったかなー。
会場を決めるのも結構探した気がするな。
レンタル会議室みたいなやつ片っ端から探した気がする。
撮影してもいいかみたいなやつもお願いしたな。
それ撮ってどうするかとか聞かれた気がするけど、説明したら長いから人にお礼で渡しますとかあながち間違いじゃないこと言ってたような。


まああとはやっぱり30曲を全て使わなきゃいけないってのが何より大変だったな。
しかも、「聴きどころ解説」の要素も入れながらだからまあ難しかったなー。


全体で90分くらいのDVDだけど、画質とかのサイズ的にこれがギリギリだったんよね、確か。
だから1教科20分も使えない計算。でも1教科6曲ペースでしょ?
ってことは1曲にかけれる時間って3分とかってなってくるわけよ。
編集で多少いじれるとしても、台本もない中アドリブでこれやるって正気の沙汰じゃないよね。


「どの曲がどの教科っぽいか」


ってゆう謎の属性分けしたの覚えてるけど、そもそもなんだよ属性って。狂ってんのか。
まあそれでなんとなく分けて、アレンジやギター弾いてくれた吾郷さんと金ちゃん的な聴きどころもリサーチして。
それを盛り込んで問題作っていった感じだったな。


あと裏話としては、ネタバレになるから多くは言えないけど、他の教科の








スクリーンショット (8)













このシーン。国語のこの写真は竹下さんに
自撮りしてもらいました。
「糸」っていう作品を書いた文豪っぽくってお願いしたら予想を超えるクオリティの自撮りでした。
映像屋さんの本気ですね。


続いてこちらのシーン。








スクリーンショット (7)













これは社会のワンシーン。

あの有名な画家、ゴッホには弟がいた、その名をアゴッホという。
という設定で自撮りお願いしますと吾郷さんにお願いしたらこれでした。
本人曰く、二度と同じものは撮れない、奇跡の胡散臭さだそうです。
ちなみに何度も撮り直してくれたそうです。
わざわざスーツまで着てくれました。


最後にこちら。













スクリーンショット (9)
















同じく社会のワンシーン。

ゴッホの名作、「ひまわり」を超えるひまわり描いてください。
と同じく吾郷さんにお願いしたら、これでした。
ここまでしてくれるってヤバくないですか?笑
本人曰く、「なんか違ぇ」って思って描いてたら本数がどんどん増えていったそうです。
どうゆうこと(笑)


ちなみにこの写真データは俺が集めましたけど、パネルに仕上げてくれたのは竹下さんです。
ほんとうに吾郷さん、竹下さん、ありがとうございました!









こんなとこかな!!
今回、みんなのおうち時間が少しでも楽しめればなと動画公開させてもらいました。
このリターンを購入してくれた人には申し訳ないけど、全教科あげるようなことはしないので、お裾分け許してね!!!
この動画、5月31日までの限定公開だから、リターンDVD持ってない人はそれまでに楽しんでください!


なかなか直接みんなと会うこともできないけど、また会えるその日まで。
お互いに今できることに前向きに頑張ろうね!
俺も頑張る!!


アディドス!!!

しまんちゅブログへようこそ。


今日はhommeのニューグッズについてのお話だよ!
でもその前に、ここで一つ診断をしよう。
自分に当てはまるものを選んで読み進めていってね!


ルール①:3問あるので、①or②を選んで下さい。
ルール②:ゆっくり慎重にスクロールして下さい。


理解したかな?じゃあいくよ!














Q1、あなたはhommeのファンだ。


①そうです!ファンです!
②hommeファンではないけど、この面白ブログのファンだ。

           ↓














①を選んだあなた
おめでとうございます!Q2へお進みください!




②を選んだあなた
GAME OVER!
残念!このブログを閉じ、過去の記事から面白いブログを探してください!












Q2、hommeファンのあなた、グッズに興味ありますか?


①はい!待ち望んでました!
②いいえ、音にしか興味ありません。

           ↓
















①を選んだあなた
おめでとうございます!Q3へお進みください!




②を選んだあなた
GAME OVER!
残念!このブログを閉じ、新譜を楽しみにしておいてください。











Q3、hommeファンでグッズが欲しいあなた、ブログを読む気がありますか?


①はい!しまんちゅブログ大好きです!
②いいえ、ブログはめんどくさいのでグッズだけください。

              ↓















①を選んだあなた
congratulation!以下の本編をお楽しみください!




②を選んだあなた
めんどくさいって何?
なぜこのブログを開いたんだ。めんどくさいとか言うなよ。
このブログを閉じ、グッズ買ってください。




全て①を選んでくれた愛すべき皆よ。
さあいこう。
しまんちゅブログのお時間です。















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昨日公開されたhommeニューグッズ達。


ファンの皆から、


「新しいグッズ欲しい」
「グッズ出さないんですか?」


というありがたいお声を頂き続けてきた。


正直、需要がなければなかなかグッズなど作れない。
だが、こうしてたくさんの声をもらえるのなら、作らないという選択肢はない。
求められるのなら応えなければ!


ということで、この夏に向けてグッズの構想を練り始め、昨日発表することができた。


発表して早々、SNSなどでいい反応を多数見ることができ、とても嬉しい。
ぜひみんなの元に届いてほしいな、と強く思う。


前に秋山のTwitterかなんかであったけど、今回のグッズ達は俺が主導で仕切りました。
なので、出来上がるまでの裏話とかポイントをよく知ってるわけです。
そこで今日は、グッズが出来るまでの裏話とか、グッズのポイントなんかを書こうかなと思う。


ではいこう。











今回のグッズたち、大きなポイントとしては2点ある。


①「目が悪い」をテーマにした統一感、連動性
②homme初の「ロゴ」を作り、それを入れた初めてのグッズ


という点だ。
①はなんとなく分かると思うが、②に関しては分からないかも。


今まで、hommeのロゴはあるようでなかった。
というのも、毎回グッズや印刷物のデザインの時に、デザイナーが都度作ってくれていたからだ。
だからコロコロと変わっていたし、俺たちも正直そんなにこだわりがなかった。


が、今回グッズを作るにあたり、14年目にして初めてロゴを作ることにした。
ちなみにデザインは俺らのMVも作ってくれている竹下氏に依頼した。
こうしてできたロゴがこちら。




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とっても素敵なロゴを作ってくれた。
これ以降、ビラやポスターなどの印刷物もこのロゴで行くし、目にすることも増えるかと思う。


とにもかくにも、俺らの歴史の中で初めてのロゴを使ったグッズなのだ。
全部ロゴのグッズってわけではないんだけどね。


こうしてロゴもでき、グッズを作っていこうとしたわけだが。
グッズを作るにあたって大変なのは、アイテムの種類は半無限にあるということだ。
その中から、何を作るか選ばなくてはいけない。
需要と供給を見極めるのは本当に難しい。
しかし、柱となるのは時期的にも


Tシャツ


だった。
夏だし、毎年作ってるし、外せないアイテムだ。
どんなデザインがいいかなーと悩んだが、ロゴではなく、「何かをシンプルにイラストで配置しよう」という結論に二人で至った。


そうなると、何のイラストにするか、という話になる。
これも色んな案が出たが、「メガネ」でいこう、と決まった。







そこで閃いた。


Tシャツのデザインしたメガネが、実際に飛び出してグッズになりました!


という発想。
そこで「伊達メガネ」が生まれた。
だから、Tシャツのメガネは伊達メガネの写真を見て書いてもらってるし、伊達メガネのロゴの位置、フォントはTシャツに寄せて作ってある。


ここが軸となり、今回のグッズテーマは、目が悪いhommeにちなんだ、「メガネグッズ」に決定した。
テーマが決まるとアイデアはポンポン湧き、今回の「伊達メガネ」「メガネケース」「視力検査タオル」が次々と決まっていった。


せっかくメガネがテーマだし、「メガネ拭き」も作ることにしたが、それを売るのもなんかなーということで、メガネ拭きは特典にすることにした。


こうして、締め切りと闘いながら、ヒヤヒヤの日々を乗り越えて、なんとか8月のライブラッシュに間に合わせることができた。
ここからは、一個ずつアイテムを紹介していこうと思う。







エントリーNO.1 メガネTシャツ


イメージサンプル
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着用画像① ネイビーM

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着用画像② ホワイトXL
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原画画像
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【ポイント】
新グッズ「伊達メガネ」をモチーフにオシャレなイラストに!
イラストを描いてくれたのは、昨年のベストアルバムのジャケットと同様、takakoさん!
「普段着でも着れる」というコンセプトは変わらず、バンド名はメガネのツルにさりげなく描いてある、オシャレなTシャツです!


【商品詳細】

価格:¥3000
カラー:ホワイト/ネイビー
サイズ:S/M/L/XL
サイズ実寸:
S(着丈65cm/身幅45cm/そで丈18cm)
M(着丈68cm/身幅48cm/そで丈19cm)
L(着丈71cm/身幅51cm/そで丈20cm)
XL(着丈74cm/身幅54cm/そで丈21cm)

※model:しょうこ(164cm)/photo by Natsuki





エントリーNO.2  視力検査タオル

サンプルイメージ
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実物イメージ
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【ポイント】
過去販売し、即完売した大人気タオルが復刻!
購入できなかった方からの声に応え、作りました!
前回はマフラータオルでしたが、今回は使いやすいフェイスタオルへモデルチェンジ。
視力検査のマークに合わせ、hommeの文字がデザインされています。
また、隠れパンダが潜んでいますので探してみてね!

【商品詳細】
価格:¥1500
カラー:ホワイト×ブラック
サイズ:84cm×34cm




エントリーNO.3  伊達メガネ

実物画像、着用イメージ
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【ポイント】
Tシャツに書かれたメガネが飛び出してグッズに登場!
Tシャツのイラストはこのメガネをモチーフに書かれています。
作りもしっかりした伊達メガネです。
裸眼の方がかけるもよし、コンタクトをしてかけるもよし。
伊達メガネをかけたことがない方も、これを機にデビューしてみてはいかがでしょう。

【商品詳細】
価格:2000円

セット購入特典あり!
伊達メガネとメガネケースをセットで同時ご購入の方はセット価格で販売します!

商品合計¥3800セット価格¥3500

また、セット購入された方のみ、特製のメガネ拭きをプレゼント!

※同時購入者限定です。単品ずつの購入で、購入時期がずれた場合はメガネ拭きは付きません。




エントリーNO.4  ロゴ入りメガネケース


実物画像
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折りたたみ時
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ペンケースとして使用イメージ
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【ポイント】
homme初のロゴ入りグッズ!!
クラフト仕様のオシャレなメガネケースです。
マグネットで蓋が閉じる仕様です。
中身を出した際は折りたためてカバンの中でかさばらない!
また、ペンケースとしても使用できます。
もちろんhomme伊達メガネも収納可能です!

【商品詳細】
価格:1800円

セット購入特典あり!
伊達メガネとメガネケースをセットで同時ご購入の方はセット価格で販売します!

商品合計¥3800セット価格¥3500

また、セット購入された方のみ、特製のメガネ拭きをプレゼント!

※同時購入者限定です。単品ずつの購入で、購入時期がずれた場合はメガネ拭きは付きません。



エントリーNO.番外編  ロゴ入り特製メガネ拭き

サンプルイメージ
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【ポイント】
homme初のロゴ入りメガネ拭きです。
メガネだけでなく、携帯の画面クリーナーとしても使えます。
サイズは使い勝手のいい、小さめの10cm×10cm。
伊達メガネとメガネケースを同時購入された場合に特典としてお付けします!
もちろん非売品です。

また、伊達メガネとメガネケースに限らずですが、数量限定で、再生産の予定はありません。
どちらかに偏って売れ、どちらかが在庫無しになった場合、メガネ拭きが余っていても付けれません。
なので、欲しい方は早めのセット購入をお願いします!




以上、hommeグッズ2019のご紹介でした!!

基本、どのアイテムも在庫が無くなったら、再生産の予定はありません。
特にTシャツのサイズは限りがあるので、お早めにお求めください!

あー、ほんとに皆に届くの楽しみだ…。
感想、ぜひハッシュタグ♯homme島根でつぶやいてね!

アディドス!!!

久しぶりに筆をとりました。
「ブログ界の冨樫義博」ことしまんちゅです。


久しぶりすぎてブログの書き方を忘れかけていた。
しかしなんだろうか。
こうしてブログを書いていると、不思議と落ち着いてくる。
まるで母親の胎内にいた時、そう、俺がまだ羊水という大海で揺蕩っていた頃のような安心感と温もりを、このキーボードからは感じるのだ。


それは、日々のストレスから完全に隔離してくれる桃源郷だ。
古くは中国の地にあったとされる桃源郷。
決して古(いにしえ)のものではない、確かに現代にも存在するのだ。


昨今のストレス社会、あなたも息苦しく感じていないだろうか?
俺を信じれば、あなたもすぐ俗世から離れ、桃源郷へと辿り着けるだろう。
俺を信じ、以下のURLをクリックしてみてくれ。
GABAを超えたGABA、いわばGABA-EXがそこにはある。
信じる者だけが、その地へ辿り着けるのだ。


クリックせずに下にいくなよ。
そういうのをボケ殺しっていうんだ。



桃源郷への入口はこちら




















楽天から引っ張ったから、安全なんじゃないかな、たぶん。
興味ある方は買ってみてくれ。責任は取らない。


そんな話はさておき、久しぶりに書くブログ、気分がいいのは本当だ。
なぜなら、PCを新調したからだ。
以前ブログで書いたが、買ったばかりのPCは、ウーロン茶をぶっこぼして逝去された。
そのブログはここから興味ある方は見てくれ。


ぶっこぼして以来、知人からPCを譲り受け、それを近年まで使っていたのだが、問題が発生した。
なんか…こう…





フィィィィィン!!!!
フィィィィィン!!!!



ピガー!!!!



みたいな音を発するのだ。
そして何より熱い。高熱を帯びていやがる。
なんだこれは?エボラか?
専門家に聞こうと思い、携帯を手に取った。
しかし、俺はダイヤルする直前でこう思った。


待てよ…これは…














さては壊れかけていやがるな?


と。


俺のPCはhommeにおいてもかなりの作業を担っている。
DTMと言われる作業でデモ音源などを製作するからだ。



「DTM 画面」の画像検索結果



こんなやつだ。
ちなみに今、新曲のデモを鋭意製作中なのでそれも楽しみにしていてくれ。


話が逸れたが、そんなこんなで新しいPCに新調したおかげで、非常に快適にブログも書けている。
前のエボラPCなんて、文字をババッと打って変換するためにスペース押したら、地球の裏側と交信でもしてんのかってくらい時差があったからな、変換まで。
しかも誤字で変換されるし。
これはあれだな、エボラじゃなくてズボラだな。






















何か言ったか?今?


そんな新しいPCと共にいきましょう。
しまんちゅブログのお時間です。





















本日は皆さんに紹介したいお店がある。
ラーメン屋だと思っただろチーム愚民よ。
俺たちがいつもラーメンのことばかり考えてると思ったらその通りだ。何も間違ってない。


でも今日はラーメンじゃない。服屋さんの話だ。
なぜいきなり服屋の話か。
まずはこちらをご覧ください。



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A君は川のほとりでベースを弾きながら、B君に何か話しかけています。
B君は笑いながらA君の話を聞いています。
この時のA君とB君の心情を25文字以内で書きなさい。
ただし、この時のA君の心拍数をx回/分、B君のまばたきの回数をy回/分とする。






A.こんな問題考えてる暇あるなら新しいアー写見ろ(22字)


そう、新しいアー写が先日公開になった。
「美しい自然の中に部屋を持ってくる」
というコンセプトを提案し、全ての家具も用意し、写真を撮ってくれたのは。


俺たちの愛する後輩、えんどう豆なつき君だ。
シンガーソングライターとして活動しながら、撮影の仕事も手掛ける彼。
普通こういう紹介の時、正式なアーティスト名で紹介するのが一般的だが、そんなことはしない。
気になる人は勝手に調べてくれ。ちなみにえんどう豆も別に好きじゃない、たぶん。






彼のことは大好きだが、今回の主役は彼ではない。
この時着ている服にご注目。



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そして前回のアー写。




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この二つのアー写の衣装を提供してくれたお店、それが鳥取県は米子市にある


dros dro(ドロスドロ)


なのです。
なぜ衣装を提供してくれる縁があったのか。
そこを踏まえ、今日はこのお店の紹介をさせてもらおうと思う。



まず、俺はファッションセンスに自信がない。
かつての俺を知っている人なら分かると思うが、壊滅的にセンスも興味もなかった。
何なら大学の時のバイト先のパートのおばさんの不倫の話の方が何倍も興味津々だった。
元気に不倫してんのかな、おばさん。


しかしhommeに加入し、待っていたのはファッション大好き人間、ドン秋山。
当然、罵詈雑言が浴びせられる。


一時期の機材車の中には、俺と秋葉のために秋山が自腹で毎月ファッション誌を数冊常備していた。
人から見られるこの立場なので、ドンが気になるのは当然だ。


島「こんな服どう?」


ドン「ダサい」


島「…」


秋葉「これいいなー」


ドン「ないわ」


秋葉「…」


そんな月日を経て、俺も秋葉もZOZOのセールに敏感になるくらいに成長した。
今でもセンスに自信はないが、服を選ぶのが楽しい、くらいにはなった。
ドンからすれば生まれたての赤ん坊が高校に入学したくらいの感覚だろうか。


そんな俺の主たる購入元はZOZOだった。かつては。
そもそもZOZOで服を買うようになったのには理由がある。
それは、


地元に自分の趣味に合う、個性的なセレクトショップがない


からだ。
もちろん、他にもセレクトショップは存在するし、他のお店が好きな人もいるだろう。
そういった人やお店を攻撃したいわけじゃない。
あくまで「自分の趣味に合う」ってことだ。


が、そもそも地元でメンズのセレクトショップは数が少ない。
イオンとかに行ってみたら分かるように、圧倒的に女性向けの店の方が多い。
自分の趣味に合い、なおかつ人と被らないようなメンズセレクトショップという条件が付くと、米子で探すのはかなり厳しいというのもまた事実だった。


そんな中、数年前、何かの雑誌かテレビかでこのdros droの紹介を目にした。
が、その時は

「へー、米子にこんな店出来たんだ。また行ってみよ。」


くらいの感じで、すぐにお店に行くことはなかった。
事実、それから初来店まではかなり時間が空いたような記憶がある。


しかしながら。


もう初めて行ったきっかけも忘れたが、行ってからはもうこのお店の
今やもう、ここ以外で服買えない。
dros droがメシアなら僕はスレイブ。
それくらい好きな服屋さんになった。


何がいいかって。まあ聞けよ。


・基本的に1種類を大量在庫しないから人と被らない
・平均日本人体型の俺にはドンピシャリのサイズ感
・お手頃な良心的価格
・とにかく俺の好みにドンピシャリ



というまさに桃源郷。
ごめん、壺買わんくても米子にあったわ、桃源郷。


店内はこんな感じ。




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オシャレ

 


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オ・シャーレ




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オ・シャルロット・レイ



自分で撮った店内写真がなかったので、数年前の写真を拝借。
この時よりもアイテム数は増え、更に素敵になっている。
いつまでもそこにいると思うな。それは残像だ。


てかしまったな…自分で撮ればよかった…
この写真しかねえや…



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ちなみにこの写真一緒に撮ってるのが店長の岩崎くん。
ちなみにこの時俺が着てるのもここで買ったニット。
今年の1月に弾き語りしてLemonと楽園ベイベー歌った時のニット。
嫌なこと思い出させるんじゃねえよボケが。


あんまり俺は服屋の店員さん得意じゃないんだけど、なんか彼はスッと仲良くなれたんだよなー。
今では俺の好きそうな服を秒でチョイスしてくれるほどの信頼関係を築いている。
来店して試着込みで20分で3着買ったことあるくらい。
彼が薦めるなら買うかもな、あの壺。
なわけねえだろ調子のんなよボケが。


そんな愛してやまないdros dro。
当然ドンにも報告する。
こんないいショップが米子にできたんでっせ、と。
そこで思い立ったのが、そう。


あ、dros droの服でアー写撮りたい。


という思い付き。
岩崎くんに早速相談。
即答でOK。
愛と感謝で胸いっぱい、って書いたらこないだ胸焼けして死にかけたって話思い出したけど30分書いても全然面白くならなかったから全カットします。


そんなこんなで前回から衣装提供してもらっている。
服の雰囲気が変わったのに気づいた方、おられるのでしょうか。


というわけで。
今日は、一方的に愛してやまないdros droの紹介をさせてもらった。
これが宣伝になるのかどうか分からないし、何ならマジでめちゃくちゃ好きな服屋さんだからあんまり教えたくないってのもあるんだけど(笑)


皆もよかったら行ってみたり、おすすめしてね!
マジで最高のお店!!



HP(通販もやってます)
https://www.drosdro.jp/

Twitter
https://twitter.com/drosdro

facebook
https://www.facebook.com/drosdro/

instagram
https://www.instagram.com/drosdro/

住所:鳥取県米子市両三柳2300-1

時間:11:00~19:00
電話:0859-21-9350
木曜定休


あー、壺欲しくなってきた…
アディドス!!

こんにちは、しまんちゅだ。
激動だった今年も終わりを告げようとしておる。
テルサ以降を時系列的に振り返り、今年を締めくくろうと思う。


まずは11/17のワンマン。テルサホール。

二回目のホールワンマンに二年連続で挑戦すると決めたのは今年の頭。
絶対に埋めてやんぞ!と意気込んで走り出した。
でも今年の前半はベストアルバムの制作に全力を費やしていたため、テルサモードに完全に切り替わったのは9月頃だったなあ。
「え?もう9月??」って感じだった。

意気込みとは裏腹に、正直チケットは昨年より伸び悩んでいた。
ツアーしながら、次第に焦りも出てきた。
これはやばいんじゃないかって焦り。
だけど、ライブを観に来てくれるファンの皆の顔や応援、SNSやいろんなところで俺らのテルサを楽しみにしてくれてる声を聞くと、少し考え方が変わった。

俺らにとっての本当のテルサの失敗ってなんだろうか、と。

それは、楽しみに足を運んでくれたお客さんに、楽しんでもらえなかった時だな、と思った。
もちろん、動員数ってのは、興行的な意味での成功、不成功に大きく関わる。
チケットが伸び悩むことばかり考えてると、どうしてもそこに目が行きがちになってしまう。

俺らはプロとして、もちろんそこにもこだわらなければいけない。
楽しけりゃそれでいい、ではいけない。
結果も求めて、乗り越えた時はもっともっと楽しいし。
でも、だから来てくれ、ってのは違うでしょうと。
根っこにあるもんは、

「絶対に楽しませるから、いいライブ魅せるから来てくれ!」

ってのであるべきだなと思った。

当たり前のことなんだけど、うまく行かないときは頭の隅っこにいっちゃう時もある。
でも、あのツアーで完全にこの考えに戻ってきた。
そこからテルサまで、この感覚のままいけたのは本当によかったと思う。
結果、大成功だったしね。


そして迎えたテルサ当日。

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最高の景色だった。
一回目のテルサは凄く緊張した記憶があるけど、今年はガンガンにやれた。
今回のテルサは、舞台上のセットもこだわったんだよ。
トラス置いたり、バックドロップ作ったり、照明もムービング入れたり。
「ロック」をテーマに、カッコいいセットになったなあと思ってる。

そして、俺らは観れてないけど、オープニングに河童とサンタのダンスあったんだよね(笑)
あれ、俺らはやること知らなかったから(笑)
何とかボルテージを上げたいってことで、Aztic三瓶が発案してくたんだって。
大樹さんもありがとうございました、さすがです(笑)

今回のテルサも、Azticにすごく力を貸してもらいました。
三瓶、ふゆ、りさ、カッシー、東井さん。
本当に最高のチームでした。
ありがとうございました!

そしてサポートミュージシャンの皆。
最強の布陣で挑めました。
吾郷さん、じゅんぺー、愛さん、金ちゃん。
この数年、hommeをサウンド面でバックアップし続けてくれてる人たちで構成された今回の布陣。
そこには、hommeに対する愛と、絶対的な安心感があったなあ。
本当にありがとうございました!愛してます!!

当日のバイトで集まってくれたみんなも、忙しい中ありがとう。
俺たちが演奏に集中できたのは、皆がいてくれたからです。
このブログ見てくれてるかわかんないし、届かないかもしれないけど、本当にありがとう!

そしてお客さん。
この日に足を運んでくれて、本当にありがとうございました。
この日が次の始まりになるような、そんなライブができたと思っています。
精一杯の感謝を込めて弾き倒しました。
きっと届いたと信じています。
またあそこで会いましょう。
その時は、もっといいステージを届けるので楽しみにしてて下さい。


そんな今年のテルサ。
最後に俺が泣いてたという人もいますが、泣いてません。
大の大人はそんなピーピー泣きません!!
ハバネロが目に入っただけです。




テルサも終わり、息を抜く暇もなく、ビームの準備へ。
今年一年、隔月で開催してきたhomme企画、ビーム。
今年最後の内容は、

「70曲の候補曲からその場でくじを引き、その場で30曲演奏する」

というものでした。
イッツ過酷。ベリィ過酷。
仕込みも大変でしたが、もっと大変…というかプレッシャーだったのは当日。
俺がくじを引く係だったんだけど、お客さんの一喜一憂がもう(笑)
なんとかレアな曲弾け!!!!と思いながら引いてました。
レアな曲がくれば緊張するのは俺らなのに(笑)

最終のセットリストはこちら。

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今年一年お世話になったWATERWORKS安来さんと共に。
でも、今年何回もやった曲も結構入ったんでけど、お客さんから

「あの曲聴けて嬉しかったです!」

っていってもらえて、レアな曲じゃなくても、お客さん1人1人にとって大切な曲があるんだなと思うと、とても嬉しくなりました。
来年もやりたいなあ、ビーム。

ビームに参加頂いた皆様、WATERWORKSの皆さま、本当にありがとうございました!

個人的には数年ぶりに披露した「ヒーロー」が山場でした。
homme唯一のスラップ曲(笑)



そして忘年会。

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2人の写真撮ってなかったので、ツイキャスのキャプチャで。
激動の一年を一緒に乗り越えた、相方秋山と飲みました。

今年も一年、ありがとう。
いい歌を、いい曲をたくさん一緒に届けさせてくれてありがとう。
最近ある人に言われたんですが、俺の凄い所は「秋山に夢中なこと」だそうです。
なるほど、確かに。
絶対的に秋山の曲に夢中だし、どんどん良くなる歌にも夢中。
誰に何言われても、そこはぶれたことないなと考えると、確かに夢中なんだろな。

俺はベースという演奏隊のポジション。
なら、自分が夢中になれる人と、夢中になれる曲と一緒にやりたい。
演奏者冥利につきるよね、それができてんだから。

来年もよろしく!あなたには期待しかしてない!
弱いとこも強いとこも全部ひっくるめて、共にいこう。




そして今日、大晦日。
今年も一年、本当にありがとうございました。
俺に関わってくれてる全ての皆さまに感謝です。
来年も何卒宜しくお願いします!
良いお年を、そして良き新年をお迎えください!

激動のこの一年、一緒に走ってくれて本当に本当にありがとう!

アディドス!!!!


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