久しぶりだな愚民諸君。
俺のPCくんが天に召されて以来、とんとブログから筆が遠ざかっていたよ。
風呂上がりのウーロン茶を盛大にPCにぶっこぼしてから、彼はウンともスンとも言わなくなっちまった。
触ってもないのに
「eeeeeeeeeeeeeee」
とか謎の文字列を打ち込みだすし、しまいには元値80000円なのに修理費に84000円かかるとか言い出す始末。
ふざけるなバカヤロウ。
そんな戯れ言に付き合ってられるほど暇じゃねえんだよこちとらってことで、泣く泣く手放したのが昨年の11月くらいの出来事だ。
しかしながら、ちょいとPCが死んだくらいでいつまでもブログを放置していては俺のブログファンズに申し訳ないという想いが俺を突き動かした。
久しぶりに記そうじゃないか。
明けましておめでとう。
今年一発目のしまんちゅブログのお時間だ。
時は金なり。
先人は時間のプレミアム感を表しこう言った。
さすが先人、シンプルにしてこれ程までに「時間の価値」というものをインパクト強く表す表現力に頭が下がる思いだ。
時間は待ってはくれない、しかし時には大切な「思い出」にゆっくり浸りたい、そんなジレンマとの聖戦は太古の昔から続いている。
とりわけお前たちが今浸りたい思い出、それはずばり
「正月メモリーズ」
であろう。
「も~い~くつ寝~る~と~」の歌からも分かるように、正月は万人から待ち望まれている一大イベントなのはもはや疑いようのない事実。
「正月」というだけで怠惰な生活が許される気さえするあの甘美な響き。
各局が威信をかけて狂ったように数字を競い合うバラエティ祭りの裏で繰り広げられる、「箱根」という名のヒューマンドラマ。
どれをとっても嗚呼、素晴らしきかな、正月。
そこには
「キリストの聖誕祭とは名ばかりのチキチキ!カップルイチャイチャ大会」
や、
「バレンタインの殉教にかこつけたお菓子業界利益むさぼりフェスティバル」
とは雲泥の差がある。
だがしかし。
もはや今さら「正月」なんて口にも出せないし、未だに正月気分で職場に行こうものなら離島への左遷も現実味を帯びてくるだろう。
「じゃあどこでこの正月への気持ちをぶつけたらいいの?」
迷える子羊よ案ずるなかれ。
このブログに答えはある。
というわけで、お前たちの無念を晴らすべく、俺が仕方なく今さら正月ネタのブログを書くことにした。
あくまでも敢えてだ。
けして正月のタイミングを逃してしまったから今ごろになって焦りながら書くわけでないことをご理解いただこう。
去年の正月も同じようなことを言っていた気がする…と過去のブログを遡るのはおやめなさいよ。
さぁいこう。
僕らの正月よ、カムバーック!!!!
正月はいい。
1年365日の始まりにして最大のイベントである。
「キリストの聖誕祭とは名ばかりのチキチキ!カップルイチャイチャ大会」
や、
「バレンタインの殉教にかこつけたお菓子業界利益むさぼりフェスティバル」
などは、喉元過ぎれば何とやら、その日が過ぎ去れば直前の異様な盛り上がりがまるで幻だったかのように終わってしまう。
花火のそれのように、一瞬の輝きを見せたローストティッキンやチョッコレイツなぞは「半額セール」の名のもとに在庫処分されてしまう。
もはやゴミ扱いだ。
その点、正月に関しては個人差があり、ある種終わりが知れない。
あの「年明けた感」の気が引き締まるようでどこかしら気が緩んでいる感じは決して嫌いではない。
そこには「まぁまぁ、1年の始まりくらいゆっくり行きましょうよ助さん角さん」という、スロースターターな黄門精神が伺えよう。
そんな正月を連想させるキーワードは数多く存在する。
初詣、おせち、お年玉、門松、凧上げなど、列挙すればきりがない。
そんな中で俺は
「餅」
にフォーカスを当てさせて頂こう。
日本人は祝事や慶事の際によく餅を用いる。
端午の節句の柏餅や、彼岸のおはぎ等もそれにあたるだろう。
日本はその昔、丸い餅に神が宿るとし、縁起物として扱った。
その名残が今でも残っており、鏡餅が丸いのもそのためだ。
そんな日本人の中で正月に欠かせない餅だが、お前たちは一体どうやって食すのだろうか。
雑煮?
焼いて?
ぜんざい?
上記のいずれかに該当した者。
即刻荷物をまとめて実家に帰れ。
餅は「きなこ餅」一択しかなかろうが!!!!
きな粉の原材料に大豆が使われているのは、九九よりも先に教わっている。
大豆に含まれるイソフラボンは美肌にも効果があるというのも周知の事実。
近年これだけ美肌美肌と騒がれる日本だが、みな狂ったように化粧水やら乳液やらコエンザイムやらを買い求める中、こと餅に関しては「きなこは餅食べません」じゃあ国賊扱いされても文句は言えない。
しかし今からでも遅くはない。
愚民にも「きなこ族」への一歩を踏み出す権利は与えられている。
「きなこマスター」のこの俺が直々にきなこの召し上がり方を伝授してやろう。
目やにをこそぎとって拝むがよい。
「きなこ族への道~きなこ餅を美味しく食らう~」
きな粉を美味しく頂く方法として、様々な調理法が存在する。
が、やはりまずは「きなこ餅」を語らずしてきなこを制することはできない。
お前らのはやる気持ちも痛いほど分かるが、何事も基礎を大事にするのが俺のポリシーなのでお付き合い頂こう。
其の一
「きな粉の選び方」
ナンメだ!!!!
ナンメを買い漁れ!!!!
きな粉の重鎮にして王者であるナンメ社。
ベースで言うところのフェンダーだ。
もしこの大不況にてナンメ社が潰れるのなら、俺は私財を投げうってでも彼を救いたいと思う。
ナンメのきな粉を買い漁ることが世界を救うのだ。
決して他のきな粉を食べたことがないわけでは断じてない。
其の二
「餅のゆで方」
餅は柔らかく、歯で噛みながら箸で引っ張ればビヨーンと伸びるのがよしとされる。
しかし俺から言わせれば邪道という他ない。
若干歯ごたえがあり、餅米の息吹を感じることができる、俗に言う「アルデンテ状態」が望ましい。
お前らが心惹かれる相手も、やはり芯がある人間に惹かれるだろう。
こと餅においても芯がある人(餅)を選ぶべし。
ちなみに素人はきな粉が付きやすいようにと、湯切りを甘くする傾向にあるが、大きな間違いだ。
きな粉の粉っぽさを感じれる程度に留めておく必要がある。
多量に水分を吸ったきな粉は重く固まり、ただの大豆塊と化してしまう。
そんなもんはもう犬のエサだ。
ゆめゆめ注意してくれ。
其の三
「きな粉の調合」
ここだ。
ここが最大のポイントだ。
きな粉は砂糖と混ぜ合わせて食すのが一般的だ。
もちろん人によって様々な好みはあろうが、「日本きな粉協会」において「きな粉伯爵」の称号を得た、俺のおすすめの調合割合を特別に公開しよう。
きな粉の調合は奥が深い。
甘みの中に、確かにきな粉の旨味が感じられる程度にしなければ真のきな粉にはなれない。
甘いのが好きだから♪とバッサバッサ砂糖をぶっこむ奴はもういっそ角砂糖でも舐めておけ。
イメージだ。
想像力をフルに働かせてイメージしろ。
女の子がいる。
フワッとした春色のワンピースを着て、足元はパンプス。
髪は乙女を表すゆるい栗色のパーマで頬にはほんのりチークが。
そんなザ・女の子だが、なんと趣味は碁石。
そんなイメージだ。
表面の「女の子」に内面の「碁石」を感じた時、あなたはもう彼女の虜だろう。
わけが分からないという理解力も想像力もないお前らの為に比率を言うとするなら、
きな粉:砂糖=7.75:2.25
だ。
最初から比率で言えよと思った者。
即刻出家しろ。
こうしてきな粉餅が出来上がるわけだ。
お前たちも精進し、一日も早く「きな粉マスター」の称号を手にしてくれ。
余談だが、以前俺が働いていたとある居酒屋がある。
俺はかつてその店のメニュー、「きなこ餅」のきな粉の調合を一手に任されていた。
俺があまりにきな粉きな粉いうから、じゃあお前やれよと半分投げやりな感じだったが、俺はそれを誇りに感じていた。
一日に一個出るか否かの不人気メニューだったが、俺はきな粉伯爵の名の元に全力で調合していた。
そして月日は流れ、先日その店に行った。
もちろん「きなこ餅」をオーダーした。
すると店長が、
「島田、きな粉の味どう?」
ときな粉タッパーを差し出してきた。
俺はそれを一口舐めて思わず涙が出た。
「俺のきな粉だ…」
俺のきな粉の味を守り続けてくれていたあの店に感謝の気持ちしかない。
たかがきな粉、されどきな粉。
「全ての道はきな粉に通ず」
のポリシーを胸に秘め、今年も邁進します。
今年もよろしくお願いします!!
アディドス!!
俺のPCくんが天に召されて以来、とんとブログから筆が遠ざかっていたよ。
風呂上がりのウーロン茶を盛大にPCにぶっこぼしてから、彼はウンともスンとも言わなくなっちまった。
触ってもないのに
「eeeeeeeeeeeeeee」
とか謎の文字列を打ち込みだすし、しまいには元値80000円なのに修理費に84000円かかるとか言い出す始末。
ふざけるなバカヤロウ。
そんな戯れ言に付き合ってられるほど暇じゃねえんだよこちとらってことで、泣く泣く手放したのが昨年の11月くらいの出来事だ。
しかしながら、ちょいとPCが死んだくらいでいつまでもブログを放置していては俺のブログファンズに申し訳ないという想いが俺を突き動かした。
久しぶりに記そうじゃないか。
明けましておめでとう。
今年一発目のしまんちゅブログのお時間だ。
時は金なり。
先人は時間のプレミアム感を表しこう言った。
さすが先人、シンプルにしてこれ程までに「時間の価値」というものをインパクト強く表す表現力に頭が下がる思いだ。
時間は待ってはくれない、しかし時には大切な「思い出」にゆっくり浸りたい、そんなジレンマとの聖戦は太古の昔から続いている。
とりわけお前たちが今浸りたい思い出、それはずばり
「正月メモリーズ」
であろう。
「も~い~くつ寝~る~と~」の歌からも分かるように、正月は万人から待ち望まれている一大イベントなのはもはや疑いようのない事実。
「正月」というだけで怠惰な生活が許される気さえするあの甘美な響き。
各局が威信をかけて狂ったように数字を競い合うバラエティ祭りの裏で繰り広げられる、「箱根」という名のヒューマンドラマ。
どれをとっても嗚呼、素晴らしきかな、正月。
そこには
「キリストの聖誕祭とは名ばかりのチキチキ!カップルイチャイチャ大会」
や、
「バレンタインの殉教にかこつけたお菓子業界利益むさぼりフェスティバル」
とは雲泥の差がある。
だがしかし。
もはや今さら「正月」なんて口にも出せないし、未だに正月気分で職場に行こうものなら離島への左遷も現実味を帯びてくるだろう。
「じゃあどこでこの正月への気持ちをぶつけたらいいの?」
迷える子羊よ案ずるなかれ。
このブログに答えはある。
というわけで、お前たちの無念を晴らすべく、俺が仕方なく今さら正月ネタのブログを書くことにした。
あくまでも敢えてだ。
けして正月のタイミングを逃してしまったから今ごろになって焦りながら書くわけでないことをご理解いただこう。
去年の正月も同じようなことを言っていた気がする…と過去のブログを遡るのはおやめなさいよ。
さぁいこう。
僕らの正月よ、カムバーック!!!!
正月はいい。
1年365日の始まりにして最大のイベントである。
「キリストの聖誕祭とは名ばかりのチキチキ!カップルイチャイチャ大会」
や、
「バレンタインの殉教にかこつけたお菓子業界利益むさぼりフェスティバル」
などは、喉元過ぎれば何とやら、その日が過ぎ去れば直前の異様な盛り上がりがまるで幻だったかのように終わってしまう。
花火のそれのように、一瞬の輝きを見せたローストティッキンやチョッコレイツなぞは「半額セール」の名のもとに在庫処分されてしまう。
もはやゴミ扱いだ。
その点、正月に関しては個人差があり、ある種終わりが知れない。
あの「年明けた感」の気が引き締まるようでどこかしら気が緩んでいる感じは決して嫌いではない。
そこには「まぁまぁ、1年の始まりくらいゆっくり行きましょうよ助さん角さん」という、スロースターターな黄門精神が伺えよう。
そんな正月を連想させるキーワードは数多く存在する。
初詣、おせち、お年玉、門松、凧上げなど、列挙すればきりがない。
そんな中で俺は
「餅」
にフォーカスを当てさせて頂こう。
日本人は祝事や慶事の際によく餅を用いる。
端午の節句の柏餅や、彼岸のおはぎ等もそれにあたるだろう。
日本はその昔、丸い餅に神が宿るとし、縁起物として扱った。
その名残が今でも残っており、鏡餅が丸いのもそのためだ。
そんな日本人の中で正月に欠かせない餅だが、お前たちは一体どうやって食すのだろうか。
雑煮?
焼いて?
ぜんざい?
上記のいずれかに該当した者。
即刻荷物をまとめて実家に帰れ。
餅は「きなこ餅」一択しかなかろうが!!!!
きな粉の原材料に大豆が使われているのは、九九よりも先に教わっている。
大豆に含まれるイソフラボンは美肌にも効果があるというのも周知の事実。
近年これだけ美肌美肌と騒がれる日本だが、みな狂ったように化粧水やら乳液やらコエンザイムやらを買い求める中、こと餅に関しては「きなこは餅食べません」じゃあ国賊扱いされても文句は言えない。
しかし今からでも遅くはない。
愚民にも「きなこ族」への一歩を踏み出す権利は与えられている。
「きなこマスター」のこの俺が直々にきなこの召し上がり方を伝授してやろう。
目やにをこそぎとって拝むがよい。
「きなこ族への道~きなこ餅を美味しく食らう~」
きな粉を美味しく頂く方法として、様々な調理法が存在する。
が、やはりまずは「きなこ餅」を語らずしてきなこを制することはできない。
お前らのはやる気持ちも痛いほど分かるが、何事も基礎を大事にするのが俺のポリシーなのでお付き合い頂こう。
其の一
「きな粉の選び方」
ナンメだ!!!!
ナンメを買い漁れ!!!!
きな粉の重鎮にして王者であるナンメ社。
ベースで言うところのフェンダーだ。
もしこの大不況にてナンメ社が潰れるのなら、俺は私財を投げうってでも彼を救いたいと思う。
ナンメのきな粉を買い漁ることが世界を救うのだ。
決して他のきな粉を食べたことがないわけでは断じてない。
其の二
「餅のゆで方」
餅は柔らかく、歯で噛みながら箸で引っ張ればビヨーンと伸びるのがよしとされる。
しかし俺から言わせれば邪道という他ない。
若干歯ごたえがあり、餅米の息吹を感じることができる、俗に言う「アルデンテ状態」が望ましい。
お前らが心惹かれる相手も、やはり芯がある人間に惹かれるだろう。
こと餅においても芯がある人(餅)を選ぶべし。
ちなみに素人はきな粉が付きやすいようにと、湯切りを甘くする傾向にあるが、大きな間違いだ。
きな粉の粉っぽさを感じれる程度に留めておく必要がある。
多量に水分を吸ったきな粉は重く固まり、ただの大豆塊と化してしまう。
そんなもんはもう犬のエサだ。
ゆめゆめ注意してくれ。
其の三
「きな粉の調合」
ここだ。
ここが最大のポイントだ。
きな粉は砂糖と混ぜ合わせて食すのが一般的だ。
もちろん人によって様々な好みはあろうが、「日本きな粉協会」において「きな粉伯爵」の称号を得た、俺のおすすめの調合割合を特別に公開しよう。
きな粉の調合は奥が深い。
甘みの中に、確かにきな粉の旨味が感じられる程度にしなければ真のきな粉にはなれない。
甘いのが好きだから♪とバッサバッサ砂糖をぶっこむ奴はもういっそ角砂糖でも舐めておけ。
イメージだ。
想像力をフルに働かせてイメージしろ。
女の子がいる。
フワッとした春色のワンピースを着て、足元はパンプス。
髪は乙女を表すゆるい栗色のパーマで頬にはほんのりチークが。
そんなザ・女の子だが、なんと趣味は碁石。
そんなイメージだ。
表面の「女の子」に内面の「碁石」を感じた時、あなたはもう彼女の虜だろう。
わけが分からないという理解力も想像力もないお前らの為に比率を言うとするなら、
きな粉:砂糖=7.75:2.25
だ。
最初から比率で言えよと思った者。
即刻出家しろ。
こうしてきな粉餅が出来上がるわけだ。
お前たちも精進し、一日も早く「きな粉マスター」の称号を手にしてくれ。
余談だが、以前俺が働いていたとある居酒屋がある。
俺はかつてその店のメニュー、「きなこ餅」のきな粉の調合を一手に任されていた。
俺があまりにきな粉きな粉いうから、じゃあお前やれよと半分投げやりな感じだったが、俺はそれを誇りに感じていた。
一日に一個出るか否かの不人気メニューだったが、俺はきな粉伯爵の名の元に全力で調合していた。
そして月日は流れ、先日その店に行った。
もちろん「きなこ餅」をオーダーした。
すると店長が、
「島田、きな粉の味どう?」
ときな粉タッパーを差し出してきた。
俺はそれを一口舐めて思わず涙が出た。
「俺のきな粉だ…」
俺のきな粉の味を守り続けてくれていたあの店に感謝の気持ちしかない。
たかがきな粉、されどきな粉。
「全ての道はきな粉に通ず」
のポリシーを胸に秘め、今年も邁進します。
今年もよろしくお願いします!!
アディドス!!
コメント
コメント一覧 (2)
しまんちゅふざけんな!!
やればできるじゃないか!笑笑
これからもこの調子で。
あー
きな粉餅食べたくなってきたなー
O(≧∇≦)o