早々にレスポンスを下さったレディースオアジェントゥルメン!!!!



ホントにありがとうございます。




もしあれでノーレスポンスだったなら、どんな顔してステージに立てばいいか分からなくなるところでした。









「伝説全部聞きたいです!!!!」




ほんの僅かな希望すら溜め息と共に空に消えていく、そんな現代の日本の片隅で発せられし小さな願いを、果たしてむげにできようか!!?














INA!!!!(否!!!!)








オゥケイ。
かわいい子猫ちゃん子犬ちゃん。
書くよ、俺は。
バイト上がりで深夜3:30を回っているが知ったことか!!!!




生ける伝説と人は呼ぶ。



漢・島田匡祐、25歳右利きが、極寒の北米、カナダに足を踏み入れた時の話を聞いちゃくれまいか?



ただし、この伝説度は大したことはない。

せいぜい12レジェくらいだ(MAX100レジェ=奇跡としか形容のしようがない)。



それでは前置きが長くなったが、始めるとしよう。

















俺は以前某住宅メーカーの営業をしていた。



前年度の業績が良かったことが要因で、自身初めての社内旅行が初海外とあいなった。



パスポートを取得し、意気揚々と日本を後にしたのが昨年の丁度今頃の話だ。



余談だが、その時の俺の装備は、俺以外みなデカいキャリーバックの中、












NIKEのドラムバックとユニクロのトートバック


だった。



「正直ふざけてるとしか思えなかった。」


と後に同期は語る。











そんなハプニングもなんのその、10数時間の飛行機とバスに揺られ、カナダに降り立った漢・島田匡祐の胸には1つの野望があった。








「ニッポンの義務教育の英語がどれほど通用するか試す!」



だ。


これは壮大なテーマだ。



いやむしろテーゼだ。



いわば文科省にガチでケンカを売ってるんだからなぁ!!!!






だから俺は積極的に現地民に英語で話しかけた。








空港では、




"Excuse me.Take a picture,please.(すみませんが写真を撮っていただけませんかこのクソヤロウ)"




"Sure!!(もちろんいいですよ、あれ、あなたすごくいい男ね、私胸がドキドキしてピントがぶれちゃうかもしれないわ)"











はたまたとあるショップでは、




"How much is this?(これいくらですか?もしかしてこの値段そのままで売るわけないだろうなこのハゲチャビン)"



"5$!!Oh~Are you Japanese?(5ドルだよ、あれ、あんたまさか有名な日本の俳優さんじゃないかい?ほら、あのラストサムライの人だろ?サインしてくれよ)"











などといった具合にあまり言葉のギャップを感じることもなく生活を送れた。




確かにリスニングができないことと、語彙力がない為に上手くコミュニケーションができなくなりそうなシーンもあったが、そこはボディランゲージを使えば全く問題なかった。




全ての事象が滞りなく進んでいく様にほくそ笑みながら、国が施してきた義務教育に初めて感謝した。


















しかしカナダは日本からの一観光客にそう甘くはなかった。












旅行中のある日、自由行動の時間が設けられていた。


皆思い思いに過ごすのだが、おススメ観光ツアーみたいなやつに行く人が大半だった。



そんな中、俺は己に課した最終試験を行うことにした。




それは、


















「一人で本場のスタバに行き、キャラメルマキアートを片手にオープンテラスで音楽を聴きながら小説を読みふける」



ことである。

注)キャラメルマキアート
【名詞】
ヨーロッパのいわゆる「マッキアート」(伊語で「染みの付いた」の意で、エスプレッソにスプーン一杯のミルクを加えたもの)ではなく。カフェラテにバニラシロップを加え、上からキャラメルシロップを回しかけたもの。
スターバックスカフェの主力商品。

【Wikipediaより一部抜粋】








なぜこれが最終試験かって?








そんなもんフィーリングに決まってるだろうが!!!!



先輩や同期が、お前行かねーの?的オーラを出していたが、頑なに断った。




なぜなら俺の頭の中は完全にキャラメルマキアートだったからだ。






ちなみにこの時、俺は一回もキャラメルマキアートを飲んだ事はない。



人生初キャラメルマキアートがカナダ…



















どうよ!!?




「私キャラメルマキアート好き~!」


「俺カナダのキャラメルマキアートしか飲んだことないから日本のは分かんないや」















カッコよすぎるだろぉぉぉるぁらあ!!!!



ということで、1人輪を乱し、その自覚もないまま意気揚々とスタバに向かったのだ。







カナダ(バンクーバー)はやたらスタバがあった。山陰でいうと、街で老人が運転する軽自動車を目撃する確率くらいでスタバにたどり着ける。



例え道が分からなくてもだ。











そしてあるスタバに入店した。






ウィーン。


やはりスタバは若者が多数いる。
このあたりは日本のそれと相違ない。





などと分析していると、いきなり店員が話しかけてきやがった!!!!






"Hi!What's your order?"


完全に意表をつかれた俺は






「えっ…」




と狼狽えた。


FFで言うところのバックアタックだ。




しかし、こんなところで挫けるほど楽な人生送ってねえぜ!!!!






くらえ!!!!俺のジャパニーズスピリットォ!!!!





















"キャラモェルマキアルト"
















"…アーハン!!?"









バカな。




俺の6年の義務教育英語の産物、「それっぽい発音」が通じないだと?




なるほど、こいつはまだスタバに入りたてでキャラメルマキアートという単語に馴染んでないんだな。





仕方ない、もう一度耳の穴かっぽじってよく聞きやがれ!!!!


























「キャラムゥエルマッキャアルト!!!!」



















"…what!!!!!!???"














完全に怒らせてしまった。


イライラしてるのは言葉が通じなくとも肌で分かる。


後ろには現地民の列が出来ている。








どうしよう!!?
ヤバいヤバいヤバい!!!!


この旅行で初めての予期せぬ事態に脂汗が浮かんできた。




そんな完全にパニック状態の俺の口から滑り出た言葉に愕然とした。






























「Oh…ah…モ、モカ!!!!」

注)モカ(cafe mocha)
【名詞】
エスプレッソコーヒーにチョコレートシロップ、スチームミルクを混ぜた飲料。チョコレートとミルクの代わりにココアを使うこともある。
単にモカともいう。
キャラメルマキアートと同じくスターバックスカフェの主力商品であるが、キャラメルマキアートとは全くの別物である。

【Wikipediaより一部抜粋】












"OK!!!!"









俺は日本で何度も飲んだカフェモカを片手にオープンテラスで音楽を聴き、小説を読んだ。



しっとりとジェーム・スブラントあたりを聴くつもりだったが、ヘッドホンの中ではシロップが爆音で流れていた。






どこかで俺の心は荒んでしまったのかもしれない。











ちなみに余談だが、カナダのHMVで買ったCDは、普通にアマゾンで買えることが帰国後発覚した。







また、カナダで一目惚れして買ったスニーカーは、松江のシューズ愛ランドに売っていた。
















両方とも日本で買った方が安かった。



皆さんも海外に行くときは、入念な英会話の勉強をしておくことをおススメするぜ!!!!