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第12回目となるジオメディアサミットが開催されました。

第6回目(2010年9月20日)、第9回目(2012年6月23日)と同様の、G空間EXPOのシンポジウムとしての開催となります。
これまで、G空間EXPOは横浜で行われましたが、日本科学未来館(江東区青海)での開催でした。


ジオメディアサミット • 第12回ジオメディアサミット開催のお知らせと、ライトニングトーク募集
【開催概要】
・テーマ「ジオデータビジュアライズの世界」
・開催日時:11/15(金)10時~13時(9:30 開場) : 終了後、希望者にて小規模のランチを予定しています
・開催場所:日本科学未来館
http://www.g-expo.jp/access/index.html
・参加費:無料

【登壇者】
講演①「人の流れプロジェクトとデータビジュアライゼーション(仮)」/東京大学生産技術研究所 准教授 関本 義秀さん

2008年4月~2011年3月まで、東京大学 空間情報科学研究センター(CSIS)内に寄付研究部門「空間情報社会研究イニシアティブ」を立ち上げ。現在、2011年6月から5ヵ年で「次世代社会基盤情報」寄付研究部門を立ち上げ、活動中。また、2008年から「人の流れプロジェクト」を主宰。2013年より、生産技術研究所に異動(社会基盤学専攻やCSISを兼務)

講演② 「SNSジオデータの解析とビジュアライズ手法」/株式会社ナイトレイ 石川豊(いしかわゆたか)さん

株式会社ナイトレイ Founder&CEO 大学在学時から株式会社ネットエイジ(現ユナイテッド)にて新規Webサービスの立ち上げやネット広告事業を経験した後、2011年にナイトレイを創業。SNS上のロケーションデータ解析エンジンを開発し「ナイトレイGISメッシュデータ」として商品化。GIS業界に全く新しいデータを提供し、企業や自治体のエリアマーケティングにイノベーションを起こそうと奮闘中。 1983年生まれ、新潟市出身の地図好き。

講演③ 「タイトル:未定」/カートグラフィックさん

講演④「D3で切り開くジオ・データ・ビジュアライゼーションの可能性」/矢崎裕一さん

株式会社ビジネス・アーキテクツにてアートディレクターを経験後、2008年に独立。インターフェイスに特化し、PCやスマートフォン向けの他、デジカメ、デジタルテレビ、カーナビなどのUIも手がける。受託以外のセルフプロジェクトとして、言葉/事実を介したコミュニケーションとしてのデータ・ビジュアライゼーションの実践と普及、言葉を介さないコミュニケーションとしてのおもちゃを使ったワークショップ開催やおもちゃ開発をトイ・コンサルタントとして実践中。データ・ビジュアライゼーションの実務者を増やすべく、実践的な手法や実例を紹介するサイト、http://visualizing.jp/ を立ち上げる。

【パネルディスカッション】
 テーマ:「ネオカートグラファーって何?」
モデレータ: ヤフー株式会社 CMO室 河合太郎さん
パネラー
  ・東京大学生産技術研究所 准教授 関本 義秀さん
  ・株式会社ナイトレイ 石川豊(いしかわゆたか)さん
  ・カートグラフィックさん
  ・矢崎裕一さん

ヤフー株式会社 CMO室 河合太郎(かわいたろう)さん

株式会社アルプス社で地図ソフト「プロアトラス」シリーズなどを開発。その後ヤフー株式会社でYahoo! Open Local Platformや、おもしろ地図実験サイトLatLongLabの企画運営などを担当。現在名古屋勤務。

【ライトニングトーク】 ※今回はLTを先に行います。
①ゴーガラボのご紹介 小山 文彦
②ウェブマップ・マニア向けガジェットを作りました 上田(ジオどす/ロケージング)
③移動時間データのビジュアライズ 酒井雄基
④GigaPanリターンズ! 古橋大地(MAPconcierge Inc.)
⑤未来をビジュアライズ! 桑田賢太郎
⑥「ジオ」で遊ぶ!札幌オオドオリ大学ジオ部の活動〜三角点でご飯を三杯食べちゃうゆかいなコミュニティ〜 札幌オオドオリ大学ジオ部 部長 佐藤 真奈美

ハッシュタグ:#gms_2013
公式Twitterアカウント:@geomediasummit
Facebookイベントページ:

【当日のスケジュール(予定)】
09:30 開場
10:00-10:05 開始、主催者挨拶
10:05-10:30 ライトニングトーク5本程度
10:30-10:50 講演1(20分)
10:55-11:15 講演2(20分)
11:15-11:25 休憩(10分)
11:25-11:35 講演3(20分)
11:40-12:00 講演4(20分)
12:00-13:00 パネルディスカッション(60分)
※ジオメディアサミット以外の、G空間EXPOのイベントに参加するには、別サイト(http://www.g-expo.jp/program/index.htmlへリンク)からの申し込みが必要です。

G空間WAVE2013 gコンテンツワールドxジオメディアサミットについて
主 催 一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)  gコンテンツ流通推進協議会
共 催 ジオメディアサミット
Facebookのイベントページについて情報が欠損していますが...どっかにたってたのかな?

これまでのジオメディアサミットに参加した際のエントリーは以下..
チミンモラスイ? : 「第1回ジオメディアサミット」終了!」2008.3.22
チミンモラスイ? : 「第2回ジオメディアサミット」終了!」2008.8.1
チミンモラスイ? : 「第3回ジオメディアサミット」終了!」2009.4.5
チミンモラスイ? : 「第4回ジオメディアサミット」終了!」2009.10.25
チミンモラスイ? : 「第5回ジオメディアサミット」終了!」2010.4.4
チミンモラスイ? : 「ジオメディアサミット名古屋」参加!」2010.7.31
チミンモラスイ? : 「第6回ジオメディアサミット」終了! <6回オモテ>」2010.9.22
チミンモラスイ? : 「第6回ジオメディアサミット」終了! <6回ウラ>」2010.9.23
チミンモラスイ! : 「第7回ジオメディアサミット」終了!」2011.6.12
チミンモラスイ! : 「第8回ジオメディアサミット」終了!」2012.1.25
チミンモラスイ! : 「第9回ジオメディアサミット」終了!」2012.6.24
チミンモラスイ! : 「第10回ジオメディアサミット」終了!」2012.12.2
チミンモラスイ! : 「第11回ジオメディアサミット」終了!」2013.7.20

 

イベントの模様は、Togetterにもまとめがあがっています。

→「2013/11/15 #gms_2013 第12回ジオメディアサミット〜ジオデータビジュライズの世界〜 - Togetter

:
ジオメディアサミットでは、毎回テーマが設定されておりますが、今回は「ジオデータのビジュアライズ」となっておりました。
【ジオメディアサミットについて】
ジオメディアサミットとは、2008年に有志にて始まった、位置情報業界を盛り上げるためのフリーカンファレンスです。ジオメディアという言葉は、このカンファレンスから生まれました。「オープン、中立、交流重視」というモットーの元、位置情報サービスに熱い思いを持つ方々を集め、講演やディスカッション、交流会を実施させていただいてきました。年2回くらいのペースで実施しており、今では毎回200〜300名の参加者を集める規模に成長しました。

前回は原点回帰ということで地図の話にフォーカスして実施しましたが、今回はジオデータのビジュアライズをテーマにいたします。
センサーデータの増加やオープンデータの普及、デジタル地図の表現技術の向上などにより我々は大量なデジタル地理空間情報を利用できるようになりました。 地図を作る専門家のことを、「カートグラファー」と呼びますが、最近では、デジタル地図のデザインや、地図だけでなく様々な地理空間情報を視覚的にデザインする「ネオカートグラファー」という言葉も出てきました。 ジオメディアサミットでは、G空間WAVEというふさわしい場で、最新のジオデータビジュアライズの方法を紹介し、これからの発展についてディスカッションしたいと思います。

以下、当日のメモとなります。

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平日の午前中のイベントということで、150席ほどの会場に、半分くらいの参加者かな?

9時30分の受付開始という告知でしたが、日本科学未来館の開場時間が10時からとなっており、10時15分からのスタートとなっておりました。
(その分パネルディスカッションの時間を短縮)


冒頭、Georepublic 代表の関さんからのあいさつ。

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今回の、テーマ設定にあたって、「neocartographer」というキーワードに注目。

恒例となっているライトニングトークですが、いつもはイベントの最後のセッションとして行っていましたが、今回は最初に。
発表は先着順で受付を行っていました。

最初の発表は、ゴーガの小山さんより。

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ラスベガスで開催されているAWSのイベントに出席されているとのことで、ハングアウトでの中継による発表。

「ゴーガラボ(仮称)のご紹介」 : ゴーガ 小山さん
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就活生や取引企業からのリクエストでラボを開設することに。
フルコミットの社外メンバーも募集?


「Web地図マニア専用ガジェット 地図ドア」 : ロケージング 上田さん
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→「Web地図マニア向けガジェット「地図ドア」
→「地図ドア

各種地図サービス(の地図ページ)をいったりきたりすること可能にするブラウザの拡張機能の提供。
おそらく、緯度経度を各社サービスにひきつぐんだと思いますが、各社個別の機能・情報を使いこなすのに便利ですね。


「移動時間データのビジュアライズ」 : 酒井さん
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メーカ勤務から一転、GPSログの分析・ビジュアライズに目覚めたとのこと。
移動速度をネットワークパスの太さで表現したりなど実用的な表現を追究。

「GigaPan リターンズ」 : マップコンシェルジュ 古橋さん
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GigaPanの日本総代理店に。
各種サポートも行っていく予定のようです。


「未来をビジュアライズ!」 : マイクロベース 桑田さん
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GISを応用した将来予測など。
各種データの活用として期待ですね。


「「ジオ」で遊ぶ!札幌オオドオリ大学ジオ部の活動」 : 札幌オオドオリ大学 佐藤さん
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NPO法人での、ジオ系の活動報告。
測量などのちょっと変わった地域活動。


講演1 「人の流れプロジェクトとデータビジュアライゼーション」 : 東京大学 関本さん
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→「人の流れプロジェクト

各種データの視覚化による訴求。
「MobMap」のデモ。
「データに価値を与えていくには、よい服を着せることも大事!」


講演2 「SNSジオデータの解析と活用におけるビジュアライズ手法」 : ナイトレイ 石川さん
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→「20131115_ナイトレイ_SNSジオデータの解析と活用におけるビジュアライズ手法_G空間EXPO2013_ジオメディアサミット

SNSから取得したデータの利用例。
公開されているデータのみの取り扱い。
10月に新サービス「Nightley GIS Mesh Data」の展開。


講演3 「cart.eとジオビジュアライゼーション」 : 東京カートグラフィック 近藤さん
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→「cart.e project

各種地図表現と、データのビジュアライズ事例の紹介。
「今までは、不変的な地図 これからは、可変で普遍的な地図へ」


講演4 「D3で切り開く ジオ・データ・ビジュアライゼーションの可能性」 : 矢崎さん
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→「第12回ジオメディアサミット」2013.11.26 @visualizing.jp

インフォグラフィックとデータ・ビジュアライゼーションの対比。
D3の各種地図表現の紹介。
→「d3/d3-geo-projection · GitHub
 
「Visualizing Data」と「The Data Journlism Handbook」の対比。

Visualizing DataVisualizing Data
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The Data Journalism HandbookThe Data Journalism Handbook
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 各種ジオデータの表現手法についての紹介。

日本列島の地域構造・図集 (1967年)日本列島の地域構造・図集 (1967年)
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絶版の資料となりますが、建築家の丹下健三先生と地理学者の木内信蔵先生が監修されているそうです。

→「傑作ダイアグラム発掘紀行:「日本列島の地域構造・図集」 」2008.9.10 @kamihira_log

こちらのブログに内容が紹介されております。


パネルディスカッション 「ネオカートグラフィーって何?」
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ヤフー CMO室の河合さんがモデレーターとして、4つの講演に登壇された方々(東京カートグラフィックの方は、技術担当の宮坂さんにバトンタッチ)によるパネルディスカッションを進行。

冒頭、Yahoo!地図アプリiPhone版の紹介。お店の予約に対応予定とのこと。

「ネオカートグラフィーって何?」
「なぜいまジオビジュアライゼーションが注目されているのか?」
「ネオカートグラフィーに求められる要素とは?」
「ネオカートグラフィーのマーケットは?」

というテーマで、パネラーからのコメントをもらいました。


ビジュアル表現によって、情報の価値がエンパワーするよっていうところが、今回のアジェンダでもあったのだと思いますが、全体の印象としてGISでのインフォグラフィックの範囲から抜けてないというか、ジオメディアサミットとして、どうも軸となる部分がGISに寄せられていくのが、どうも気になるところでもあります。
(なんというか、畑違いのプレイヤーが別の競技の土俵に立とうとしている違和感というか...)