ういんちょ日記

車と仕事と家庭(順序が・・・)をこよなく愛する接骨師の日常・・・

冬トレは大切。春に化けろ!!

野球は冬はオフのシーズンとなります。

この冬トレの間に頑張ってきた子とそうでなかった子には大きな差が出ます。

地味できついメニューが多いですが、誤魔化そうと思えばいくらでも誤魔化せるトレーニングでもあります。だからこそこの冬の数か月というのは大きな差が出やすいのかも知れません。

基礎体力作り、ランメニュー、基本練習、筋トレ等、あまり実践に直結しなさそうな地味でキツイメニューが多くなります。

中途半端に上手な子は、そこで満足しているので意外とこういうメニューを疎かにして適当にごまかします。ところが器用では無い子や上手でなかったりする子は不器用でもあるので、誤魔化すのも不器用なので、知らないうちにコツコツと努力を重ねていく子が多いです。

そうするといつの間にか上手な子とそうでない子の差が埋まっていき、春に草木の芽が吹くころになると一気に追いつかれているという事になります。

しっかりと「野球の神様」はそういうところを見てくれていますよ。

また。一流選手はもちろんこの冬の大切さを解っていますので有効に且つ効果的にこの時期を過ごします。

ましてや一番成長過程にある小中学生などは思い切りその差がでます。

大変だけど頑張った子には必ずその成果が表れるはずです。

努力なくして成功は無し。

大変だけど頑張っていこうぜ!!
春に化けようね
ではでは〜

うちの草野球チームにさらに2名!!

昨年より大幅に若返り、チーム力の上がったウチの草野球チームですが、来シーズンに早くも2名の新入部員が入ってくれることになりました。

この2名も南光野球クラブの時の教えた子達です。

現在、自分が当時南光でコーチ・監督をしていた時に教えてきた子供たちが自分の子供も含めてですが、選手6名・コーチ1名・父兄1名が在籍しています。そこへ選手2名が加わり、だいぶ南光カラーが強くなってきた我がチームですね(笑)
さらに次男ボーの野球友達も入ってくれていますので、本当に若い大所帯になりました。

正直20歳未満でスタメンが組めるくらいの贅沢なラインナップです(笑)

ウチのクラブも市内でも老舗のチームとなってきましたが、こうやって長く続いてくれることがなにより嬉しいですね。

そして自分の教え子たちと同じグランドに立ってチームメイトとして野球ができることは、指導者冥利に尽きるどころか、全国でこういう関係でいられる人って殆どいないんじゃないのかなって思っています。自分的には日本一の幸せな指導者であったと思います。

あのガミガミの鬼監督と言われたワタクシですが、こうやって大人になっても来てくれる関係って、あの当時真剣に子供たちと向き合ってきたからなのかなと思います。
本当に自分の子のようにしっかりと厳しく野球を通じた教育というか躾というかをしてきたつもりです。そしてそれを理解してくれた選手たちとその父兄たちのおかげですよね。

南光の教え後たちでまたチームを作り、大人になっても一緒に野球をすることが私の夢でしたが、もうほとんど叶ったようなものです。

ピッチャーRのすけ、キャッチャータクマ、セカンドキョースケ、サードRや、ショートシュンP、レフト、M尋、センターKい、ライトT尋、

おおおお〜〜すごくね?すごくね?
実際にはタクマの同年代の選手たちがいるのでもっと層が厚くなりますが、南光だけでこれだけ出そうと思えば出せるようになりました。

あとKんせー、R−じの大学野球が終わってからの待ちですが(実は投手Rのすけも大学野球に進む予定なので(仮)なんですが、入団予約済です)

スゲー楽しみだあ〜

「尾花さん、もう尾花さん守るとこねえっス・・・補欠っす」

それが理想だよね。そしたらボクはベンチであたたかく見守っているだけで十分です。
自分がみた子達、そのライバルとして一緒に戦った子達らが一緒のグランドに立ち、勝ち負けなど関係なく楽しそうに野球をやっている。
もうそれだけで十分です。

また来年も楽しい1年になりそうだ!!

益々頑張っていこう!!

ではでは〜。


引き込むのか?引き込まれるのか?

毎年、学童野球を見てきて思うことです。

6年生になると市内のチームの中学で野球を続ける子を前提に集めたチームが発足し、小学校卒業までクラブチームではなく一つのチームとして合体して約半年の間一緒にプレーすることになります。

この考え方は素晴らしく、またここで一緒にやった子たちは仲良くなりその後中学・高校でチームメイトであったりライバルとなります。

そういう意味では俗にいう「合同チーム」の良さというものがありますね。

今でもうちの子供たちも「オール」で仲良くなった子たちとの付き合いが続いています。

強かったチーム・そうでもなかったチーム・厳しく指導されてきたチーム・そうでなかったチームが一緒になります。

やっぱりそこは子供です。どうしても一緒にいると遊んでしまったり緩んでしまったりします。

本来なら、そうでなかったチームがそうであったチームに引き込まれて欲しいというのがありますが、どうしても緩かったところ・弱かったところの方が子供たちにとっては楽だし楽しいからついつい引き込まれてしまいがちです。

まあ・・・楽しいんでしょうけど・・・

ただ、目的としては中学で野球を続けるということを前提にやっているものですので、ダラダラとやられては困りますというのが本音です。

特に目立つのは「挨拶や返事ができなくなった」「グランド内での移動等緩慢になった」「失敗した人のことをけなしたり、バカにしたりするようになった」など野球以前の問題のほうが大きく目立つ傾向にあります。

南光野球クラブの時ももちろんそうでした。技術云々より礼節を重んじ指導してきた指導者たちにとってはとても見ていられないほど子供がダレていくのが顕著にわかります。

よく私も「お前たちがお手本となって引っ張っていかなくてはいけないのに、ダメな方に引っ張られてどーすんだ!」とよくカミナリを落とした覚えがあります。

気持ちはよくわかります。私生活においてまで厳しく管理されてきた子たちにとって遊びが半分混じった野球は「お遊び感」があり、厳しくないほうが子供は楽しいに決まってます。
野球の巧い下手に関わらず礼儀の出来ない選手がほかのチームに多いことに驚くとともに、その指導者の資質を疑うばかりです。「何を指導してきたんだ!」と憤りを覚えることもあります。

前回話したように楽しいのと楽なのは違うし、優しいのと甘いのも違う・・・
だけど指導者がこれをはき違えて指導してきた結果、そういうふうに育ってきた選手たちがいかに多いことか・・・そしてそれに引っ張られるのを見ていると心底がっかりしますよね。

まあ・・・中学でも厳しい硬式のクラブチームや強豪チームなどに入れば自ずと変わっていくと思いますが、今のうちにそういうところだけでもしっかり指導しておきたいというのはありますね。

試合前・練習前までにはグラブとスパイクくらいは磨くかそうでなくてもキレイにしておく、週末の練習や試合までには宿題を終え月曜日の準備まで終わらせておく、人のミスを責めず励ます言葉・前向きな言葉をかける等々・・・そういうことでダメなチームに所属してきた子たちをしっかりと引っ張っていってもらいたいです。

巧い下手なんて・・・たかが小学生だろ?・・・大した差はねえよ。
失敗する確率がほかのスポーツに比べて圧倒的に高いスポーツです。
失敗したことない子なんて居ないですし、失敗を恐れることこそ上達の妨げとなります。


ただ・・・・プレイのことなんてどうでもいい・・・というのが私の本音。

礼儀・取り組み方・態度・向き合う姿勢そういうとこからですよ。

それでも改善しようともしない子もいることも事実です。

まあ・・・知ったこっちゃねえけど・・・勝手にやる分には結構です。
ただ一生けん命にやろうとしている子の邪魔さえしなけりゃほっときゃあいいんです。

そういうガキは親もそういうんだから治らないっすよ。

とにかく、お手本になる子が引っ張らないとチームも個々の選手としてもダメになります。

さあ!!ダメな奴に引き込まれず、野球を通じて自分に厳しく、他人にやさしい人に成長してほしものですね。

そりゃいい加減にやれば楽で楽しいかもしれませんが、この先も続けていくためには必要不可欠です。良いほうに引き込んでいこうぜ

そしてみんなでこの半年間という短い時間を有意義に使って立派な野球人として成長しようぜ!!

ではでは〜〜

「楽しい」と「楽」  「怒る」と「叱る」「優しい」と「甘い」

日本語って難しいですよね。

どれも似て非なるものでありながら同じようなとらえ方をしてしまいがちなもんです。

特に困るのは指導者や親がバカな場合・・・意味など理解できないのでどうしようもありません。

昨今、スポーツはどんどんそれが間違えた方向に解釈されがちであり、都合のいいほうを取ろうとするあまり「楽」な方向に向かいつつあります。

「子供の躾は犬と同じ」私はこういう言い方をするのでよく鬼嫁には叱られます。

だけど、「三つ子の魂百まで」という言葉があります。
これは3歳ごろまでに人格や性格は形成され100歳までそれは変わらない・・・という諺です

犬も子供も躾は小さいうちが勝負です。小さい頃は特に可愛いくて誰だってつい甘やかしてしまいがちですが、そうすると大きくなって手が付けられなくなる。これは犬も人間も同じってことです。

最近はちょっとでも虐待だ体罰だと騒ぐバカな有識者ってのがいて、それを真に受けるバカ親がいるので世の中がおかしくなってきてきている気がしてなりません。

野球でしか例えられないバカなワタクシがバカなりの見解を申しますと・・・

野球に関わらずどんなスポーツでさえ、子供にやらせる理由として「礼儀正しくなってほしい」「良い友達をたくさん作ってほしい」「しっかりした大人に成長する第一段階となってほしい」とかいう理由で期待する父兄が殆どです。「野球が上手くなってほしい」と初めから期待して入れる父兄はほとんどいません。

ところが・・・いざ入ってある程度できるようになってくると、「野球が上手くなってほしい」が最優先になってしまうお父さんを多く見受けます。

母親はそうでもありませんが、その母親も「礼儀正しい子に育ってほしい」はどこかに行ってしまうようです。

その結果、子供に対して父親は不甲斐ない我が子に「怒り」、母親は不甲斐ない我が子を「甘やかす」という結果になります。

子供の都合などどうでもよくなってまさに親だけ「モンペ」に成長していきます。

今、とっても厳しい言い方をしています。あえてしています。

表題に上げたように「怒ると叱る」「優しいと甘やかす」を履き違えた典型的なダメ親とダメ指導者のためにあえて厳しく言っています。

では今度は指導者です。

とその前に・・・脱線します。

「怒る」と「叱る」の違いを定義づけしておきます。

怒るというのは自分本位のもの
叱るというのは相手本位のもの

怒るというのは相手の失敗やミスに対して、ただ相手に自分の感情をぶつけるだけのもの
叱るというのは相手のミスや失敗に対して、相手の成長や改善のためにより良い方向に導くための注意やアドバイスを目的としたものです。

同じ強い口調であっても、意味合いが全然違います。

ところがこれも履き違える指導者は多いです。

「怒る指導者はダメな指導者」というイメージが付きすぎているのか、「ガミガミ怒る指導者」よりも「全く叱らない」というアホな指導者のほうが増えてきました。

「そうじゃねえんだよ!」って言いたくなります。

自分が監督の時、相手チームのコーチ?と子供がネット裏で、タメグチで投球の判定について「今のボールじゃね?」って聞く口の利き方の分からないバカなガキと「そうだな!今のはボールだよな」って審判の判定に文句言ってるバカコーチ・・・
こういうチームはえてして行儀が悪く、態度も悪い。
まあ・・・放し飼いみたいなもんですから、そりゃそうなるでしょうね。
「優しいコーチと伸び伸び自由な選手たち」
勘違い指導者に教わるとこうなります。

怒るだけの指導者だと
「馬鹿野郎!審判は絶対だ!!文句言うんじゃねえ!!」と感情的になり、一方的に怒鳴りつけるだけになります。これではなんで怒られたか子供も意味が解りませんね。

叱るというのは
「審判の判定は一番近くで見ているんだから絶対だよ。自分で決めるもんじゃないよ」
「自分で感じそう思うことは大事なことだけど、審判がいないと試合はできないんだ。試合を裁いてくれる審判に感謝の気持ちがないとダメ。そういうことは言わないように。」

怒ると叱るの違いはこういう事。何も言わず同調する優しいだけのコーチが結果一番悪いってことになりますね。

そもそも・・・タメグチってのが・・・意味が解りません。
フレンドリーなのは結構。だけどそのまま大人になって通用しますか?
中学・高校でさえ通用しないはず。

結局、優しい→甘い
   叱る→怒る
   楽しい→楽(らく)
   厳しい→怖い

言葉の意味を都合よく解釈し、自分の楽な方に持っていこうとする今の甘い子育てが、そのまま社会に反映しつつあります。
しかし現実はそう社会は甘くありません。ちょっとふざけたつもりでSNSにおふざけをアップしただけのつもりが社会的に大問題となり取り返しのつかないことになっています。

叱る大人がいなくなり、躾のできない放し飼い。
そりゃそうなりますよね。

これは大人の責任です。親が一番の責任ですが、地域の大人も、スポーツを指導する大人、学校の先生・・・全部です。「怒っちゃいけない」があるからです。

ワタシは以前「有識者」という無責任な現場を知らない机の上だけで偉そうに語る頭のいいと思っている大人が一番悪いと書きました。
ここでも全く同じです。
そしてそれを「今の時代に則した正しい考え方」として間違えて受け止め、子供を甘やかす。

子供が本当に可愛かったら時には厳しく𠮟りつける親であってほしいです。
それが本当の愛情です。間違えた方向に行かないように、時には子供から嫌われてください。誰だってこんな嫌な役目なんてしたくないです。よそのうちの子供ならなおさらです。
良い指導者は、嫌われてもしっかりダメなものはダメと叱らなくてはなりません。
自分の子供だと思ってよそのうちの子供でも分け隔てなくダメなときはしっかり叱るべきです。それができないのなら指導者なんかなるべきではない。

そうやって時に厳しく・時にやさしく・練習中は辛くきつい練習で強い精神力を養い、技術ではなく心を磨き、感謝の気持ちや礼節を重んじスポーツを通じて立派な大人に成長していく姿を見守って下さい。
野球なんて基本はたかが遊びです。しかし子供たちもそんな遊びも真剣に、夢中に、本気で取り組めばこそ、その野球の本当の素晴らしさが見えてくるはずです。その素晴らしさを知り、もっと好きになりそれを次の世代へ伝えていく大事な財産です。

だから今こそ私は時代の逆を走りたい。
人気取りのただ優しいだけの甘い指導者にはなりたくない。
エラー一発で怒るような感情的な指導者にはなりたくない。

だけど、礼儀・感謝の心・人を思いやる気持ちを知らない選手は厳しく指導していきたい。

よそのうちの子供を叱るなんて本当は嫌なことだし、そんなの本当は知ったこっちゃねえ事なんですが、それでも指導者を引き受ける以上はそこを崩してまで受けるつもりもありません。

言葉はキツくなりますが、正直に言えば・・・
躾の悪い他所のうちのガキがどう育とうが本当に知ったこっちゃないんです。
だけどやるからには真剣に向き合って、自分の子供と同じように接していかなければ、それはただの無責任です。
自分はそれはできません。

叱咤激励

子供たちが間違えた方向に行きそうになったらそれは厳しく叱り正しい方向へ舵を自分で向けられるような指導者になりたいですね。

最後に自慢だけさせてください。
先日、南光の43期生の子供と父兄を中心に久しぶりに集まりました。
代の違う自分の監督の時の1期生のキャプテン・二期生の副キャプテン・3期生はみんな大学で野球も頑張っているので来れませんでしたが、4期生のキャプテン・・・みんな急だけど話を聞いた子らは集まってくれました。その子らはみんな私の草野球チームに入って一緒にプレーしてくれています。
これが全てだと思いませんか?
あれだけ「鬼監督」と言われ「尾花君は厳しすぎる」と周りから苦言も呈されたこともありました。グランドに行けば自分が乗るバイクの音が聞こえてきただけで子供たちがピリつくという独特な緊張感が走るといわれた別名「怒鳴りの尾花さん」です。
今では通用しないでしょう。

だけど、自分の息子2人と自分の監督時代の教え子たち4人 計6人 (これから入りたいと言ってくれている子が3名予定)
ワタシが4年間でみた選手の人数は37期生4人・38期生4人・39期生5人・40期生・6名
19名中野球を今でも続けてくれている子は15名 
先日の集まりを見ても、草野球をみても・・・
あの「鬼監督」にみんな卒団してからも来てくれることに驚きますよね。

自分か監督を降りてからもう7年・・・自分が最後に見た年度の子供たちも高校野球も引退となりましたが、それでもみんなが会いに来てくれます。
そして、あの鬼監督と同じチームでプレイしたいといって入ってくれます。

教えてきた子供たちも慕ってついてきてくれる。
コーチにもたくさん支えていただきました。
父兄間の理解と協力があり絆の強いチームでした。
後身を託したH監督もあっという間に私なんかよ立派な監督さんになりました。

自分にとってこんなに誇らしいことはありません。
ちなみに後を託した監督さんは今なお市内でも立派な指導者として今もなお活躍されています。

自分にとって理想の監督像に少しだけでも近づくことができたかもしれません。
自分の中学の野球の恩師に憧れて、いつかああいう指導者になりたいと・・・

そういう意味でも「優しいと甘い」「楽しいと楽」「怒ると叱る」似たようで真逆の意味のこの言葉を間違えずにやってこられたからなのかなという風に思います。

これからもビシビシ行きますよ。尾花さんは甘かあねえからな。

野球のプレーについてはゴチャゴチャいうつもりはないけど、(だって・・・オレの方が下手くそだしね)取り組む姿勢・態度が悪い奴はビシバシ叱っていこうと思います。


ではでは〜

量より質?質より量?

良い指導者風な方々は「量より質」というのが良いんだ! といいますね。

確かに質が良いことに異論は全くありません。

プロ野球の指導者でも「質」を重視する監督コーチと「量」を重視する監督コーチがいます。

考え方はそれぞれです。どちらが間違っているとかではなく、どちらも正解であると私も考えます。

それは個々の選手のスキルの問題であったり、チームの状況によったりするものでもあります。

頭で考えることはすごく大切です。しかしその頭で考えたことを実際に体を動かしてやり切るにはその選手のスキルがどうしても必要になります。

初めの段階としてはワタクシ個人の考えとしてはまずは「量」
そして次の段階として「質」が大切になるんじゃないかなと・・・

自分も昨年から15年ぶりにゴルフを再開しました。
「レッスンを受けてやったほうがいいんじゃない?」なんてよく言われます。
でもレッスンでその日に教わっても体に染みつかない・・・
理屈は分かっても、体で覚えられないので次の日にはもう忘れてます(笑)
ってことになるのは分かってますし、まずは自分のスイングをしっかり体に叩き込んで、そこから修正するならアリかな?と考えてますので、毎日のように練習に行っています。

毎日のように行ってとにかく「量」をこなしていると、途中で「あれ?これって・・・」と気づきを感じることがあります。そこで「どうして今そうなったんだろう?」と考えてみます。そして今度はそれを考えたことを意識して打ってみます。そしてそれが良いと思ったらまたそれを徹底的に数をこなして「量」で体に叩き込む・・・・こんな毎日です(笑)
それでもワタクシはバカなので・・・次の日の初めはすっかり忘れていて、途中でいい当たりとかすると「そうだ!昨日ココを意識してたんだっけ」なんて毎日の繰り返しです。
そしてまた途中で覚醒し・・・それを考えてその意識で量をこなす。

ところが・・・面白いことに・・・あまり考えずにたくさんやりすぎるとこれまたおかしくなってくるんだから不思議ですよね。

脱線しましたが・・・

基礎が出来上がっていない子供たちは、やっぱり反復繰り返しの練習は不可欠だと思います。
体の使い方や自分のスキルを上げて引き出しの武器を増やすことが大切ですね。
それを頭を使って動かしていく。今度は精度が求められるわけですから・・・

まずは「量」!それで身についてから「質」を上げるって解釈で良いんじゃないですかね。

きれいごとだけ言うなら「量より質」なんでしょう。
だけどその前に「まずは量をこなせ!」ってボクは思いますよ。

長い練習も決して無駄にはなりませんよ。
短くても良いのはそれができるスキルになってからじゃないですかねえ?

まずはいっぱいやってみようぜ!!

なんでこんな事かくのかな?と思う方もいるかもしれないので・・・
今回はツッコミを兼ねた記事なんです。

ジャイアンツが監督・コーチ陣を一新しましたね。
阿部監督はどちらかというと根性論主義
桑田二軍監督は理論主義ですよね。

桑田二軍監督の理論は評価が高く、みんな「桑田信者」が多いように見えます。
しかし・・・実績は?というと・・・ってところがありますよねえ。

しかも、今回桑田二軍監督は「量より質」を掲げています。
一軍の亀井走塁・守備コーチは「とにかく数」を掲げています。

おい!逆だろ!!ってツッコミたかったんです。

二軍選手は「量だろ!」
一軍選手は「質だろ!」
ってね・・・

ではでは〜



30周年の我が草野球チームが若返りました。

ワタクシの所属する草野球チーム「クラブ40」は自分が東京の修行を終え館林に帰ってきた23歳の時に、中学の同級生と一個上の先輩たちとで作ったチームです。

当時・・・野球部といってもタチの悪い先輩から電話があり「草野球チーム作りたいんだけど、一緒にやってくれないか?ういんちょの年度の同級生も誘ってほしいんだ」と・・・

理不尽の極みの時代の先輩の誘い・・・ちょっと信用できない・・・
なんか・・・悪いことでも付き合わされるのか?・・・カツアゲみたいなことされるのか?

と疑い念が晴れなかったので・・・・私ともう一人武闘派の幼馴染との2人でまずは合うことになりました。
先輩のいるマンションに行く道中、その友達と「まずは話を聞いてからだよね。先輩っつったってもう昔の話だから、いざとなったらカンケーねえからぶっ飛ばしちまおう。」なんて物騒な話をしながら先輩のところに行きました。(いまでもその話になると先輩は「そんなこと考えてたのか(驚)」なんて笑い話になります)

そこには昔ワルかった先輩たちが4人いて・・・ご飯とお酒をごちそうになりながら熱心に「野球がやりたいんだ」と言ってくれました。「友達は何人連れてこれる?」なんて話もありましたが、万が一誘って迷惑かけるのは嫌だったので「これから探してみないとわかりません」と答えるのみで明言は避けました。変な優しさが逆に疑わしかったしねえ

今思えばものすごく歓待してもらえて優しく接してくれた先輩を「まだ信用できない」「そのうち尻尾をだすかも?」と突っぱねて、こちらも2人だけで4回も5回も会うことにしました。それでも先輩方はよく熱意をもって接してくれました。
先輩方が料理人だったりしたのでいっぱい美味しく高いものもごちそうになりましたよ(笑)

「あれ?でもこれって本気なんじゃね?」じゃあ、あいつらなら大丈夫だから2人くらいだけ連れていくか?なんて感じで友達を小出しにしてチョットづつ人数を増やしました。

まあ・・・はじめはそれくらい先輩が信用できなかったってことですけどね(笑)

そしていつの間にか先輩の代が6人、自分らの代が8人くらいでteamはスタートしました。
先輩の器のでかさもあって、いつの間にか立場が逆転し、後輩のほうが威張っているような雰囲気の和気あいあいとしたチームがスタートしました。

みんな独身だったこともあり、毎夜毎晩呑んで呑んで呑んで呑みまくって旅行行ってギャーギャー悪ふざけばっかりのメンバーでした。
ここではとても書けないようなバカ騒ぎ・・・ホント酷かったと思います(笑)

審判の方々にも「お前らのチームは強かったけどそうしようもないチームだったからなあ」と今でもよく言われます。朝1の試合の二時間前まで飲み屋で呑んでそのまま球場入り・・・全員ベロンベロンで・・・整列すらまっすぐ立てず、審判の方に「君たちは酒飲んでるのか!!」と言われ「呑んでません」と言ったキャプテンのロレツが回らず大爆笑!
チェンジに合間にゲロ吐いてるのもいるし・・・
キャッチャーは主審に「おめーは酒臭えんだよ!!」と頭をひっぱたかれたり・・・

でもそんな先輩後輩のチームでしたが、立ちあがりの時のヒリヒリ感などウソみたいにホントに仲良くて楽しかった。良い先輩達のおかげだったなあ〜。後輩のほうが我がままでしたよ。そして自分たちが30過ぎて動けなくなったとき若いメンバーが入ってくれましたが、その若いメンバーももう40だって(驚)!!

そんなチームもいつの間にか30周年を迎えました。よくここまでもったもんです。
今、立ち上がりメンバーで来るのは3人だけ・・・試合に出てるのは2人だけ・・・
もう50過ぎのジジイっすから・・・そりゃあ体も動かないっすよ。


だけど、自分たちの子供がそのチームでプレーをしてくれています。
自分の教え子たちもうちのチームでプレイしてくれています。
そのグランドに一緒に立っていることだけでも野球人として幸せですよね。
親と子・監督と教え子が同じグランドでチームメイトとして試合に出てる。

麻雀放浪記でいえば、九連宝燈ツモって絶命しているのと同じくらい・・・

ああ・・・ここで死んでも「良い人生だったな」となれるくらいの幸せです。

若いチームをみているとクラブ40もこんなに変わったんだなあ・・・
自分たちが23〜24歳のころも楽しかったけど、この子達にも楽しんでもらいたいなあ。

この間試合には出ず観ていただけですが・・・昔の立ち上がりから今までが走馬灯のように思い出され感慨深く感じました。

あれ?これって麻雀放浪記のようにグランドで死ぬのかな?オレ・・・って思っちゃいました。

来シーズンもまた一人18歳の今年まで高校球児だった教え子がメンバーに加わります。
おそらく登録人数だけでいったらうちが館林市で一番メンバーが多いチームかもしれません
いつの間にか大所帯になりましたね。

楽しみですう〜〜。


ではでは〜〜

運動神経の良い悪いって

みなさんは 運動神経が良いですか?悪いですか?

そもそも運動神経ってなんですか?

先日、久しぶりに少年野球の指導に行くことができて、野球のプレー以外の6年生の運動能力を見てみました。砂場での両足連続ジャンプや雲梯、登り棒などをやっている子を見て、愕然としました。ウソだろ?って・・・

野球ができるけど・・・って子もいるので他の指導者や父兄も衝撃を受けたと思います。

そもそも運動神経っていいますが、人間の体の中に「運動神経」という神経は存在しません。

運動神経が良いか悪いかの基準ってなんですかって話になりますよね。

一般的に「運動神経が良い」とされる人は、頭でイメージした動きに対して出来るだけ自分の体を動かして再現できるかどうかという事です。
従って、運動神経が良い人は体育全般が得意というか上手です。

運動神経が悪いとされる人は、頭では解っていてもそれを体で表現することが上手にできなかったり、動きが硬くてギクシャクしてしまう人です。

今は野球をやっている子、サッカーをやっている子、バスケをやっている子とそれぞれのスポーツに特化してできる子はいます。習い事と同じですからやっていればできるようにはなってきます。

しかしその野球もサッカーも運動神経が良ければ呑み込みが早いのも事実です。

ではどうやったら「運動神経」はよくなるのでしょうか?ということになりますよね。

よく「運動神経は10歳までに決まる」という言い方をします。

それを超えてしまった場合でももちろんそのスポーツを続ければ上手にはなりますが、小さいお子さんがいる家庭の父兄の方にはお願いがあります。

できるだけ外で自由に遊ばせてください。公園の遊具もどんどんやらせてください。
走ってよじ登って飛び降りて・・・どんどんやらせて体の使い方を覚えさせて下さい。

親が手を貸さないでください。危ないからと言って危ないものから遠ざけないでください。
それも自分の体で覚えるものです。

転ぶのも受け身を覚えることになり、起き上がるのも体の使い方を覚えることになります。
ブランコ漕ぐのも滑り台滑るのも、ジャングルジムに上って降りるのも・・・
音楽に合わせて飛んで跳ねて踊るのも・・・全部
全て体の使い方を覚えるために必要な動きです。

それが体育に繋がり運動神経が良い子とされてくることになります。

体育の跳び箱を跳ぶ、前転をする、鉄棒や雲梯で遊ぶ、球技を行う、どんなスポーツも見様見真似から入ります。その時に自分のイメージした動きが自分の体でできるかどうか・・・
そしてその呑み込みの早さも運動神経の良し悪しです。

勉強は後からでも追いつけます。
運動神経は10歳くらいでおおよそ決まるといわれています。
どうか小さいうちからゲームなんぞさせていないで外遊びをたくさんさせてくださいね。

ではでは〜






慶應高校の出現で野球が変わる?

今年の甲子園は「慶應高校」一色でしたね。

いままでもポッと出てきた高校が一気に勝ち上がると話題になり、常連の強豪校にとってマスコミの煽りというものは脅威だと思います。

さて・・・慶應高校で話題といえば「ボーズ頭の脱却」「強制的な練習ではなく自分たちで考えメニューを組む自主的な練習」「日焼け止め」というキーワードですね。

これで野球が変わる?ってことですが、まあいい意味でも悪い意味でも変わってくるでしょうね。

ボーズ頭に関しては、どちらでもいいと思っています。
ただ・・・ボーズ頭ってのは野球をする選手にとっては意外と楽チンなんですよね。
やはり髪の毛が邪魔にならないし、頭から水被ってもすぐに乾くし、思ったよりも楽なんです。
はじめに抵抗はありますが、やってしまうとボーズのほうが楽だったりします。
好みの問題ですよね。チームで強制するのはどうかと思いますが、選手個々に選ばせればいいのではないでしょうか?プレーには関係ないですからね。
ボクらの頃のことを言ってしまうと根性論になってしまいますが・・・
やはり高校入学時に「ボーズが嫌だ」といって入らなかった選手も確かにいました。
ボクらにとっては「覚悟」の一つでもあったため・・・
「その程度で嫌だという奴なんかどうせ高校で野球なんて無理だ!」と否定したもんです。
「ボーズが嫌だから野球をやらない」ってのは「言い訳」にしか聞こえなかった。
高校で女の子とチャラチャラしたいがためにその覚悟がなかったという意味で捉えてましたね。
今思えば違うんでしょうけど・・・

強制的な練習ではなく自分たちで考えた自主的なメニューという観点

これは昔から頭のいい超進学校の高校は前橋高校を筆頭に比較的昔からそういうことでやっていたような気がします。

ここで・・・思わず笑っちゃう話・・・

私の旧友の話に思わず納得しちゃった話。

旧友は県内の最強と云われた高校の球児です。

そんな彼らが「どうして前高は練習時間も少ないのに・・・」とボヤいたところ・・・

コーチか監督かわかりませんが、「お前らはバカだから何回言っても忘れちゃうだろ?だから体で覚えるのに何回も何回もやるだろ?だけど午前の練習が終わって飯食うと忘れちゃうだろ?だから午後もやるだろ?一日やってやっと体で覚えたと思っても家帰って寝ると忘れちゃうだろ?前高のヤツラは頭が良いから一回で覚えちまうんだよ!!わかったか?」と言われて納得したと・・・
うちの高校も同じだったよ〜って笑って話しましたよね・・・

最後に「日焼け止め」ですが・・・

昔は野球やってて色白だと、なんだか弱そうな感じでした。練習やってねえのかな?なんてね。

だけど、日焼け止めってには理に適っているんです。
日焼けって・・・つまり火傷なんです。火傷から回復するために体はいろいろなことをして傷ついた体を修復しようとします。だから物凄く疲労感が出るんです。
日焼けは疲れます。だから日焼け止めはあったほうがいいと自分は思います。


とまあ・・・色々と御託を述べましたが・・・これから野球も変わっていくでしょうね。
効率が良いのは良いことです。理に適っていることは良いことです。
一方・・・根性論的なものもある程度は必要だと私は思っていて・・・
悪い意味ではなく、ピンチの時や追い込まれた時の強さってのは、ある程度非科学的なものも必要になるときがあるような気もします。
良いところはどんどん良いほうに・・・悪いところもいい方向に変わっていくことが望ましいですよね。ボクはスマートなカッコいいお洒落な野球より、高校野球は泥臭いほうが好きな古い人間です。
皆さんはどう思いますかねえ〜

ではでは〜



真夏の甲子園の是非

いよいよ夏の甲子園が始まりましたね。

各県の代表が連日の熱戦を繰り広げています。

選手たちの熱い戦いをみると、やっぱり野球っていいなあって思いますよね。

一方で、有識者という勉強ができるバカってのが「真夏の甲子園はけしからん!」「選手を炎天下にさらす残酷ショーだ!」「大会を秋にするべきだ」と騒いでいます。

う〜ん・・・バカですねえ〜

机の上で勉強しかしたことないんでしょうか?

まず「大会を秋にするべきだ」という意見です。

秋に甲子園でやったらそりゃ真夏よりは涼しいからいいでしょうね。

だけどね・・・そしたら真夏は秋の大会に向けて猛練習っすよ。

全国の球児たちが普段でも真夏の炎天下の中で練習してるんですよ。
甲子園だけ野球やってると思ってるんですか?ってことですよね。

他のスポーツだって真夏は休みではないですよ。
大会だってあるし、練習だってあるし・・・
大学の先生みたいに涼しい部屋でお勉強するわけじゃないんですから。

続いては「選手を炎天下に晒す残酷ショーだ!」って意見です。

あの〜高校球児は「徴兵制」みたいにやりたくない人まで強制的に駆り出されているんですか?もしくはそう思っているんですか?

彼らは元々野球が大好きで高校まで野球を続けてきているんですよ。
別に辞めたって構わない環境にいるんですよ。
自ら選んでその道に入ってきて努力しているんじゃないんですか?
選手が泣く泣くやっています?
「残酷ショー」なんて選手に失礼も甚だしい。
彼らにとっては憧れの舞台。そのためだけにみんな頑張ってきているんです。
あの舞台に立つ前にほとんどの球児は涙を流してきているんでしょ?
「夏の甲子園」という場所に向かってどんな弱小高校も諦めず努力を重ねているんです。
「甲子園を神格化するから悪い」という意見もありますが、甲子園という目標を失ったら辞める子もいるでしょうけどね。
他のスポーツだってその「聖地」に向かって頑張っているんじゃないかなあ?
プロ野球選手から見たら通過点かもしれませんが、殆どの選手にとってはあそこがゴールなんです。しかもほんの一握りの選手にしかその聖地には上がれません。
だけど健気に頑張っているんです。
「残酷ショー」だと?ふざけんな!!って言いたいですよね。
野球選手にとっては永遠の憧れの舞台なんです。そしてその夢のような舞台に立っているあの選手たちは甲子園という聖地で夢のような時間を過ごしているはずです。
羨ましい限りではないでしょうか?

実際に依然と比べて気温も高くなりましたし、足が攣る選手が増えたことも事実です。
だけど、熱中症に関しての知識も増え、指導者も十分気を付けて診れるようにもなりました。
そして、この暑い夏を乗り越えてきた体力があります。
大丈夫ですよ。

今年からクーリングタイムというものが導入されました。
しかし・・・これがかえって逆効果になる恐れを私は持っています。
元々グランド整備が入るので要らないんじゃないかと・・・
あまり体を休めたり止めてしまうとかえって動きづらくらりますし、乳酸はたまるし、筋肉は冷えて硬くなってしまいます。水分の補給は必要ですが、体を完全に休ませてしまうのはかえってケガが増えるリスクが高くなる気がします。
ちょうど疲労も蓄積してくるイニングではありますが、それでもこの時間は怖いです。


うちにくる選手やうちの子供たちに聞いてみても「要らない」らしいです。

お偉い先生方が机の上で科学的とか理論的だと押し付けるより、選手の声をもっと聴くべきなんじゃないかなと思うんですけどね。

球児たちのあこがれの舞台「夏の甲子園」を「秋の東京ドーム」にするかい?って聞くと、みんな「イヤです」って言いました。

「甲子園を神格化するから悪い」と有識者はいいます。そうなのかもしれませんが、もうちょっと選手の声を拾ってあげたらどうでしょうか?

今も昔も目指すところは同じです。暑さは違うけど夏にやりたいのも同じです。

甲子園の是非? 当然「是」でしょ!?

それ以外ないっしょ?

ってボクは「お偉い有識者さま」っていう人々のように涼しい部屋でアイスコーシーを飲みながらそう思ってますよ。


フォーム改造の弊害にイップスあり

学生野球においても最近はイップスをよく見聞きするようになりましたね。

ワタシも高校3年時イップスを発症してはや35年・・・
まだ「イップス」なんて言葉が世に出回る前に流行の最先端を走ったワタシです。

ワタシのはスローイングイップス。近い距離が投げられなくなりました。

イップスの原因についてここでも何度も取り上げてきました。

大きく2分化すると「トラウマ説」「フォームいじりすぎ説」です。

トラウマ説に関しては自分はそのタイプであり、そこからフォームいじりで深みに嵌ったというのが正しいのかもしれません。

ウチに来る患者さんの子達、チームメイト、教え子等々にも多数のイップス持ちの選手がいます。
その子たちの特徴として「几帳面」「真面目」「完璧主義」「素直」な性格の子に多いようです。ワタシもそうなのかなあ(笑)真面目と素直は違う気がするけどね・・・

その性格がイップスに一番陥りやすいのかもしれません。

野球はミスが当たり前のスポーツです。バッティングにおいては10回中3回も成功しないスポーツです。ピッチングだって3割も狙ったところに行かないスポーツです。
ゴロのキャッチだってグラブの芯でしっかり捕るのも正確に狙ったところにスローイングするのも3割も無いんじゃないかなあ?

まあ・・・前回書いたゴルフだって半分正確に打てたらプロになれるかと思うんですけどね
みんな正確に打てたらバーディーだらけでしょ?

脱線しましたが、スポーツはみんな失敗する確率が高いからこそ面白いんです。

だけど自分だけは完璧でいたい・・・こういう心理が働きますよね。


今回は失敗からのトラウマ説は何度も書いたので省きますが、元々はここからです。


では今回の特筆すべきは正確さを求めスキルアップを目指し過ぎた結果起こるイップスです。

※ちなみに・・・野球においてイップスはなぜ投球・送球時にのみ起こるのでしょうか?
ゴルフはショットもアプローチもパットも起こるのに・・・

それは・・・微調整が必要な動作だからです。バッティングは「来たら思い切り振る」から微調整しませんよね。スローイングは距離と位置を正確にしなくてはいけないから、ゴルフも距離を合わせて微調整するからです。

その微調整ができなくなるのがイップスです。


野球の話でいえば・・・

子供のころからやってきた投げ方というものがあり、それが体に染みついているので頭ではなく体で覚えている動きです。
その反復繰り返しによって手の感覚というものが養われています。
子供のころのフォーム改造は考える頭のほうがまだ追いつかないので、直しても体で覚えようとするので意外と直せる可能性はあります。(だけど最近は小学生もイップス増えましたね)

そういう子供が上達をして、レベルの高い野球の世界へ入るとそこでやっていくにはフォームの改造やスキルアップのため投げ方を変えたりします。
また、強豪校などに入ると「コーチ」なる人がたくさんいて、色々な人が色々な意見を出してきます。
素直で完璧主義の子はその言われたことが正しいと信じて、その形になるように一生懸命頑張ります。「そうすれば良くなるんだ」と信じて・・・

そして・・・あれこれ直しているうちに本来の自分の投げ方を見失ってしまい深みに嵌っていきます。「なんでなんだ!こんなに練習してるのに」「良い投げ方を教わっているのに」
となっていきます。思い通りに投げられなくなると焦りも感じます。どんどんいじります。
「手がこうだ」「足がこうだ」「腰がこうだ」と部分的にいじればいじるほど訳が分からなくなります。

本来、子供のころに体で覚えた投げ方を捨てて、新しい投げ方をするという事は・・・
全く野球をやったことの無い子と同じに戻っちゃってるという事です。
そりゃあうまく狙って投げられないでしょうね。
それでも「そんなはずない・・・」と考えます。
投げる時まで、手がボールから離れるまで頭で考えます。
頭で考えるから体が動かなくなります。

「考えるな」「考えないで投げるんだ」と考えながら投げてしまうんです。
野手のイップスでよくあるのが、考える時間がないときはイップスが発症しないというものです。ボテボテの打球で一か八かの時は考えている時間がないからです。
そうすると本能的な投げ方で投げられるからです。ワタシもボテボテの時とダブルプレーの時の一塁転送は意外と大丈夫なんです。
逆にセカンドゴロゲッツーのときのショートへ軽く投げる時がダメです。
外野手もバックホームは意外と大丈夫なはずです。キャッチャーもピッチャーへの返球がダメなことがあっても盗塁阻止の送球は大丈夫なはずです。

頭を使うと体が止まる。これがイップスです。

その試合中一回でも良いスローイングができるとそのままでなくなったり、一回暴投すると全部暴投になったりします。ほんとにメンタルの問題ですよねえ

だからといって投げ方をいじればいじるほど深みに入ります。

大切なのはやっぱり基本に帰ることです。
あと大切なのはイップスを認めることです。
精神的な部分は「イップスを認める」ことでだいぶ楽になります。
チームメイトの理解も必要です。そうすると安心して投げることができます。
技術的な事でいえば、キャッチボールを一からやり直すことです。
小学生の時に戻ることです。それで自分もだいぶよくなりました。
子供に教えるようになり、本当に基本中の基本を教えることで自分も基本に帰る機会がもてました。

それでもイップスが完全に治ることはありません。上手に付き合うという方向にすることで53にもなるのに野球を続けることができました。
イップスで野球をやめていく人が多い中で、自分はその希望になりたいと思います。イップスだけど野球できてるよと・・・

とにかくフォーム改造は要注意です。フォームについていろいろ言う人から離れましょう。高校の部活動などではコーチのいう事を聞かないと干されるのが怖いという方もいるでしょう。そんな時は「はい!ありがとうございます。やってみます!!」と言いながら合わないなら「やらない」というのもいいでしょう。
「コーチのいわれた通りやってみてはいるんですが、うまくいかないのでできるまで続けてみます!!」といいながらいう事を聞くのはやめましょう。
聞いているふりをすればコーチは満足しますから・・・
心の中で「うっせーよ」と聞流しましょう。

そのくらいの図太さって大事ですよ。

GOING MY WAY 

自分で投げて投げて投げまくって体で覚えるしかないんです。
自分の体の使い方を他人がコントロールできるはずないんですから。
自分の体で感じ、自分を信じてトレーニングしていきましょう。
アドバイスはありがたいですが、やってみて合わなければすぐにやめましょう。
自分を信じて自分の成功した感覚を養っていくことこそ本当の改造なのかもしれません。

暴投なんて気にすんな!!誰だってやるだろ?自分だけじゃないから安心してね。
あんまり考えすぎていじりすぎるなよ。そうやってここまで来たんだから君の投げ方は間違っていないのさ・・・

イップス万歳!!僕はイップスです。イップスのみんな仲良く楽しく野球やっていこうぜ
これでヨメサン子供食わしていくわけじゃないんだからさ。
遊びなのさ・・・きにすんなよ

ではでは・・・

なんでもやってみるもんですね。

約半年前から15年ぶりにゴルフをはじめました。

実際には20年前くらいからはほとんどゴルフをやっておらず、年に1回か2回くらい回る程度の頻度でした。そして15年前くらいからは一度もクラブを触りもしない状態でした。

チョーナンがゴルフを始めたということで、「ゴルフくらいはまだ子供に負けたくないなあ」という理由でゴルフを再開しました。

私の性格上、「やる!」と決めたら徹底的にやらないと気が済みません。
てなわけで、この半年は週4〜5回くらいの頻度で打ちっぱなしに行って徹底的に打ち込んでいます。

15年も経つと浦島太郎状態になっており、言葉や考え方が変わっていてチンプンカンプンです。いつの間にかグリーン上でピンを抜かなくなったり、「当たりが薄い」「当たりが厚い」とか「摑まる」なんて聞いたことない言葉があったり・・・だいぶ変わりましたよね。


さて・・・打ち始め当初は・・・まあ・・・そりゃあ大騒ぎですよね。
右に左に広角打法で・・・まともな当たりなんてなくて・・・ドスライスばっかりです。

そこに「ネット」や「ユーチューブ」などの情報が山ほどあるので、良いかな?と思うものを見てはやってみて・・・やっぱダメで、次のネタ・・・なんてことで混乱します。

ある時、練習場でほかの人を見ていると、スゲーカッコいい打ち方なのにスゲー下手くそな人もいれば、スゲーかっこ悪い打ち方なのにスゲー上手い人もいることに気が付きました。
自分の動画も見てみると、タイガーウッズのつもりで打っていたのに、動画上にはジジイの打ち方をする自分がいる。「あれ?もっと良いフォームで打っていると思ったんだけどなあ?」と・・・しまいには自分の父親の打ち方に似ていることまで判明(驚)
(父親は変な打ち方だったけど昔はスゲー上手かったんです。)

しかも打ちっぱなしには「教え魔」のジジイがたくさんいるんです。
あっちこっちウロウロしては知り合いの打ち方を「あーじゃねえ、こーじゃねえ」と・・・
もはや何しに来ているのかすらわかんない状態です。本人は殆ど打たないし、打っても大したことなかったりします。だけどコース回ったらうまいんだろうなあ?

教わっている人も教えてほしいわけでもない感じですが、しょうがないから聞いている感じですね。なんか教わりすぎて窮屈に打っている人をよく見ます。

型にはめられるのは嫌いな自分のゴルフの方針は「誰にも教わらない」です。
とにかく「やってみて体で覚える」です。

毎回200球以上打って、それを週4回〜5回・・・積算するとスゲー数になると思います。そうやって打って打って打ちまくっていると・・・ある時突然覚醒したりします。
そして覚醒したと思ったらまたダメになったりします。
そんなこんなを繰り返してだんだん良くなってきます。
どうしてダメなのかもわかってきます。体も覚えてきます。
アプローチもよくシャンクしてましたけど、それも殆ど無くなりました。
アイアンもドライバーもスゲー右にすっ飛んでいましたが、それもだいぶ無くなりました。
まだまだダメですが目標は1年で30000発以上練習で打って本番で80台を出すことです。
あれこれ情報が錯綜する中でも自分の感覚を大事にして人に教わらず自分の体でそこまでもっていきたいと思います。

とにかくやってみる!そうしているうちに自分で判ってくる。のスタイルで目標を達成したいですねえ。

野球もゴルフも型にハマり過ぎたらダメです。情報を得るのは大切なことです。
それが良いと思ったらやってみて・・・合わないと思ったら直ぐやめる。
誰かの打ち方が必ず良いとは限りません。
だけど誰かの打ち方が必ず悪いとも限りません。
自分に合うか合わないかです。
そして自分の年齢・体格・実力に応じた打ち方を体に叩き込む。
これは野球もゴルフも一緒です。

野球もゴルフも遊びだけど真剣にやる!!

遊びは真剣にやるもんです。

大切ですよね。

ではでは〜


女子野球のススメ

近年、野球人口の急激な現象が問題になっているなかで、唯一元気なカテゴリがあります。

女子の高校野球が最近特に増えてきて、全国の加盟校は10年前から比べると4〜5倍に跳ね上がっています。現在は約60チームあるといわれる中でもまだ増えていきそうな活気のあるカテゴリです。

昔、女子は少年野球を終えると野球を続けられる環境があまりにも少なく、しかもハードルが高かったため諦めてソフトボールや別のスポーツに移行せざるを得ない状況でしたが、最近は中学でも女子が野球ができる環境が整えられ、高校や大学でもできるようになりました。

そのような動きを察知したプロ野球の球団も早速動きます。

埼玉西武ライオンズ、阪神タイガースが公認の女子チームを作り一昨年は読売ジャイアンツまでもが女子野球のチームを作りました。

私もムスメが高校野球をやるまであまり高校の女子野球を観たことがありませんでしたが、そのレベルの高さに驚愕しました。

ピッチャーの最速は120キロ前後、スタンドインのホームランなどは無いのでスピードやパワーに関しては男子には劣りますが、守備の技術やバントなどの小技に関してはむしろ男子より上手いんじゃないか?と思うほど技術は高いですよ。
特に内野の守備などは男子も顔負けだと思います。しなやかで柔らかいハンドリングなどは男子に全然負けていません。
バッティングも鋭い打球を飛ばす子も多く、レベル的には十分観ていて楽しい野球です。

そしてなによりも元気があっていいですね。

とにかく笑顔で楽しそうにやっている選手たちを見ていると、「本来の野球ってこうあるべきだよね」と思ってしまいます。

観たことない人は是非一度観てみることをお勧めします。
絶対ハマると思いますよ〜

現在小学校や中学で頑張っている野球女子も一回生で試合を見てください。
そして女子硬式野球の世界に足を踏み入れてほしいと思います。
親子共々に凄く楽しいと思いますよ。

ただいま加須市周辺で「ヴィーナスリーグ」という関東の女子野球(中学・高校・大学・社会人まで全てのカテゴリーあり)の大会期間中です。

「ヴィーナスリーグ」を調べてみると球場等もわかるかと思います。近いところで開催されていますので是非一度観に行くといいでしょう。

いま、女子野球が激アツですよ。


ではでは〜〜

讀賣ジャイアンツレディースと練習試合

先日、ムスメの学校は讀賣ジャイアンツレディースと練習試合をさせていただくことになりました。
府中のボーイズのチームとの変則ダブルということでそこに入れていただいたようです。

讀賣ジャイアンツレディースとは?

讀賣ジャイアンツの公式女子野球チームのことです。

実は女子野球はプロリーグがあったのですが、数年前に無くなってしまったということがありましたが、女子野球を救うべくプロの球団がチームを立ち上げたのがきっかけです。

現在は埼玉西武ライオンズレディース、阪神タイガースレディース、讀賣ジャイアンツレディースの3チームが公式にプロ球団が持っている女子野球チームとして活動しています。

有名球団だけあってさすがにすごい選手が各チームに揃っておりますが、一昨年?立ち上がったジャイアンツレディースは巨人だけあってスター選手揃いです。

高校・大学・社会人ですべてトップクラスのスター選手の軍団です。
神戸光陵の島野愛友利選手をはじめ、女子高校野球では名を馳せた全国NO1の選手たちがゾロゾロいます。自分が知っているだけでも神戸光陵のそのあとのエースである日高さん、
至学館のドクターKの吉安さん、昨年の王者福井工大の先頭打者の東さん、ムスメの学校のOGである俊足好打の中村さん・・・その他大学、社会人のすげー人ばっかりです。

監督は元巨人の宮本さんで巨人軍も完全バックアップしています。

どんな縁かわかりませんが、ムスメの高校の女子硬式野球部が練習試合をさせていただくことになりました。

府中のボーイズさんとの試合に入れてもらえたみたいですけど、すごく楽しみにしていました。私が楽しみにすると気圧が下がるというのもありますが・・・

またウチのムスメは2年生なので、出してもらえるかどうか・・・というビミョーなところでした。

早速、試合会場に行ってみると府中のボーイズさんと試合をやっていました。

はたから見てもジャイアンツのユニフォームに興奮気味の父兄たち・・・
そして・・・女子かと思うほどデカイ!!デカイと女性に言っては失礼かもしれませんが、プロ野球選手っぽいっていうんでしょうか・・・鍛えらえれていると見えてガタイが凄いです。

試合も巨人軍が圧倒!!2回で10点・・・それもつるべ打ちというか長打攻勢でバカバカ打ちます。中学3年生のストレートあたりがドンピシャなのかもしれませんが・・・
城沼球場でいえばボーイズの子たちは定位置より遥か後ろに守っているにもかかわらず、それでもその頭を越えてきます。打球の速度もちょっとした男子の高校球児並みですね。
城沼球場なら数発はスタンドインしていてもおかしくないくらいの打撃です。

「こりゃ凄すぎる」と思いました。ムスメの学校では何点取られるんだろう?と思うほど。

第一試合は時間の関係で5回で18−0でジャイアンツの勝ち。

第二試合はムスメの学校と巨人軍です。

なんと・・・ムスメが先発スタメンで出るらしい(驚)
9番レフトだそうです。・・・・っていうか・・・あの打球が飛んでくるんでしょ?やばいって・・・

ウチの先発は二年生のサイドスローです。球速はありませんが、変則投げのこの子の球はどうやら打ち難いらしく、安定して今までも抑えてきました。

早速、巨人打線が襲い掛かる!かと思いきや、やはりあの緩いボールを打つのは難しいらしいです。まさかの3人を打ち取りました。一回ムスメのところにスゲー高いフライが上がりましたが捕ってくれて一安心です。それにしても滞空時間の長いフライでした。

一回裏にワンアウトから四球で先頭打者が塁に出ましたが、3番の時にエンドランがセンター前に抜けた!と思ったら、セカンドを守っていた島野さんがバックハンドで捕ったと思ったらスゲー速さでグラブトス・・・パンパン!っと軽々とゲッツー・・・すごいレベルの高いゲッツーでした。

そんなこんなで先発のサイドの子もうまく打ち取りながら踏ん張ってくれて3回まで1−0とまさかの展開・・・守備もエラー無くいつもより頑張っています。

ムスメの第一打席はランナー二塁から送りバントでした。セーフティ気味でしたが、さすがにプロはあれをセーフにはしませんねえ・・・でもランナーは3塁に進んだので良いとしましょう。

とちゅうから球速のある3年生にスイッチするとやはり球速的にそちらの方が合ってしまうようで打たれ始めました。それでもいい投球をしていましたし守備も頑張っていましたよ。
まあ・・・あのボーイズのエースの子をあれだけ打つんですからそれは仕方ないですよね。

ムスメの第二打席は6回に回ってきました。ここで投手は神戸光陵の絶対的エースだった島野愛友利さんがマウンドに上がりまして対戦できるチャンスが到来。

初球を思いっきり空振りしました。1−1からアウトコースを打ちに行きましたが、明らかにバットが戻されました。スゲエ球威です。ボテボテに転がった打球が一二塁戦の走塁戦上でラッキーなことにイレギュラーして出塁しました。
元々足の速さを買われ出してもらえていることもあり、初球からいきなりスチール!!
最高のスタートを切ってうまく成功してくれました。
まあ…得点にはつながらなかったけど役には立ったみたいです。

結局9−1で敗戦となりましたが、内容はビシッと締まった全然良い試合でしたよ。
実力差を考えれば大健闘だったと思います。

なによりもジャイアンツの守備の巧さとバッティングの破壊力に只々感動するばかり・・・
選手たちも良い刺激になったと思います。守備の巧さはその辺の高校球児なんかよりはるかに巧いですよ。惚れ惚れするほどのハンドリングとスローイングだし、とにかくボールからスーッとグラブに入ってくるみたいに柔らかいです。

ムスメも打球の速さと投手の球の速さと重さにレベルの違いを体感したようですが、とってもいい経験をさせていただきました。

いつかムスメもこういうチームに入ってもらいたいなと思いながらも、とてもじゃないけど今のレベルでははるか遠く及びません。
練習して練習して練習して少しでも近づけるように頑張ってもらいたいですねえ。

それにしても読売ジャイアンツレディースは凄かった!!
女子野球を見たことない人は是非一度見てみたらいかがでしょうか?
女子だからパワーがないとかスピードがないとかいう人もいますが、ジャイアンツの選手を見たらその考え方が改まることでしょう。
それくらいの衝撃でした。

またいつかジャイアンツレディースと試合をしたいですね。
その時は是非観に行ってくださいね。

ではでは・・・


ヒッチとコック

バッティングにおいてヒッチやコックを使う選手がいます。

その是非についてもよく議論されますね。「悪いクセ」と言われ否定されることもあります。

実際、うちの娘もヒッチを使うのですが、監督さんには「それをやるな」と言われるそうです。

なぜやってはいけないのかということを明確に言わず、昔は「悪いクセ」とされていた名残なんだと思いますけど・・・そしてなぜかホーライスイングをやれといわれているみたいです(笑)

実は現役のプロの選手でも多くの選手がヒッチやコックを使います。

先日のWBCではバッティング練習の時に大谷翔平選手もわざと大げさにやっていましたね。
それでなのかは違うと思いますが吉田正尚選手、ヌートバー選手もやってます。

有名な選手では丸選手、中村剛也選手、山川穂高選手などは分かりやすいですね。コックの使い手として有名なのは落合選手です。これをみればわかると思いますが、強打者に多いですね。

ムスメがヒッチを使うきっかけになったのは、もともとシンクロをするための予備動作としてカカトを踏む動作をやらせたのですが、それがしっくりこなかったのでヒッチでタイミングをとらせました。それからは小さい体でも強い打球を打てるようになり、いまも大きくヒッチを使ってバッティングを行っています。

ヒッチも大きなヒッチと小さくヒッチする選手がいますがそれは選手のやりやすいほうで良いと思います。うちの娘は丸選手のように大きくグリップをドン!とおろしてからトップ&スイングに入ります。

ヒッチやコックの良いところはタイミングがとりやすいので投手の動きにシンクロして迷わずに振りにいけること、体が止まらないのでバットが出しやすいこと、タメと割れを作る時間が取れるのでしっかりと強いスイングができることなどなどです。
ボールを見てから振ることで差し込まれたり、消極的なバッティングをする子はぜひ試してみると良いかもしれませんね。

ヒッチもコックもスイング始動のキッカケにすごくイイと思います。

バッティングで悩んでいるお子さんは試しにやってみると良いかもしれませんね。
合わなければやらないほうがいいです。それはあくまでも自分が気持ちよく振れるかどうかですので強制はしないほうが良いです。

なんでもいいと思ったらやってみる。良いと思ったら続けてみる。
試行錯誤しながらスキルアップしていきましょうね。

ではでは〜〜。




藤浪選手の問題について

今年からメジャーに行った藤浪晋太郎投手について、コントロールの問題がネット上で色々と書かれています。藤浪はイップスか否か?という論争が巻き起こり、どちらが正解かなんてことになっていますね。

特に「落合博満」さん「桑田真澄」さんなどが「彼はイップスではない。単なる技術不足だ」と言ったところ、「藤浪はイップスではない」という結論に至っているものと思われます。

しかも藤浪本人が「自分はイップスではない」と言っているのでさらに「単なる技術不足」ということで話が進んでいますよね。


私は高校3年時から極度のスローイングイップスに陥り、だいぶ改善はされたものの未だにイップスは残っています。そんな私だからこそ分かるのですが、彼は技術不足ではなく完璧なイップスです。

彼がイップスであるということを証明する部分で単なるノーコンではないということを何点か書いていきます。

まず初めにイップスとは何か?このブログでは何回も書いてきましたが、イップスとは自分の意思に関係なく突然運動機能に制御がかかり、思うような動きができなくなることです。
思うような動きとは「微調整」のことで、力の感覚が調整できなくなることです。
力が極端にかかってしまったり、力が極端に抜けてしまったり・・・微調整ができないんです。

ではそのイップスの原因を書いていきましょう。

原因にも確かに精神面・技術面というのがあるのは事実です。しかしこれは桑田コーチや落合監督のいう技術面ではありません。確かに投げ方がバラバラで「ノーコン」であることは高校時代から言われていることですが・・・でもそれではありません。
だって、今みたいな球だったら甲子園でもあれだけ投げて勝ち抜けないし、プロだってスカウトしませんよ。

イップスの原因には2つ大きな原因があります。

一つ目はトラウマ・・・

一発のデッドボールや暴投がきっかけで起こります。「しっかり投げないと」「暴投しないようにしないと」などという頭で考えてしまうと投げる直前に急に制御が効かなくなります。
よく怖い先輩とキャッチボールすると暴投したら怒られると思って投げるとよけい暴投になってしまったりするのと同じです。
私はこれがきっかけです。高校の時にサヨナラ暴投をしたのがきっかけで近い距離が投げなれなくなりました。近ければ近いほど投げられなくなりました。また軽く投げることができなくなりました。


2つ目は投球フォームのいじりすぎ・・・

強豪高校の投手やプロ野球選手の多くが良く陥りますね。
色々なコーチに色々なことを言われ、それをまじめに実行しようとして試行錯誤しているうちに、自分の本来の投げ方を見失うというものです。
手をいじれば足が疎かになる。すると足の使い方がダメだといわれ足をいじる。今度は腰の使い方がナンチャラ、肩の位置がナンチャラと始まっているうちに投げ方がバラバラになり壊れていく・・・

この2つが殆どですね。

おまけとして・・・ポジションが変わったことで投げ方を変えた時にも起こります。


とまあ・・・長々と書きましたが、藤浪選手のことに戻ります。

彼はこの2つともに当てはまってしまうという最悪の状態です。

しかもイップスを克服するために必要な要素として「自分がイップスであることを認め、克服していく」姿勢が感じられない・・・

藤浪選手は今まで何度も期待を裏切った投球をしてきました。
どうして期待されるのかというと・・・ブルペンならきちんと投げられるからです。
バッターが立たなければ良い球が投げられているはずです。だから監督やコーチも期待して投げさせるんです。だけど・・・イップスの典型的な症状として、緊張する場面とかイップスが発動するキッカケがあると、どうしても制御が効かなくなるんです。彼は右打者とランナーを背負ったときにそれが顕著に表れます。急にフォームが変わるし投げ急ぎますよね。

彼の場合、ひどい投球になるのは、基本的に右打者の時、頭に行くかアウトコースに極端に引っかかるか・・・です。左打者に対しては引っかかるので足に向かいます。
また、黒田投手や大瀬良投手に対しては「絶対に当ててはいけない」という場面でインコースにあんな球が行きますし、山田哲人選手のように何度も同じ選手に行ってしまうのも技術云々ではなく完全なイップスの症状ですよね。

私が確信したのは、以前投球動作中にボールをポロっと落としたことがありました。
「きっと握っている感覚がないんだろうな・・・」と思いました。


しかし、彼は絶対にイップスを認めようとしません。自分で認めなければイップスではありませんし、それは自分の中の問題なので、断言してしまうのは間違いかもしれません。

「イップスを治す」という記事や動画をみますが、どれも一時しのぎで根本解決にはなっていません。
一番手っ取り早い方法はポジションを変えることです。しかし彼は変われないでしょう
プロ野球選手に限らずイップスを発症する選手は山ほどいます。野球に限らずすべてのスポーツにあるといわれています。

藤浪選手もあれだけの剛速球を投げる素質だあるのだから、しっかり復帰できればいいなあと思います。ポテンシャルは高いといわれながら今の状態では厳しいかもですね。
一イニングの抑えとかで四球をだすまでとか、ランナーが出るまでとかならいい投球ができるはずですのでまずはそういうところから自信をつけていってほしいですね。

もともと、彼の投げ方については私は良いとは思いません。
足をパタンと開いて地面につきますので体の開きが速くゼロポジションが保てずボールがだいぶ体から離れて投げるので、もともとコントロールはつかない投げ方なんですが・・・イップスのそれとは別物と考えたほうがいいかもですね。

自分も自分で気が付いたのは高校三年生の春ごろだったかな?
キッカケは(今思えばで、当時はそんなこと思っていなかったですが・・・)サヨナラ暴投だったと思います。

いつの間にかセカンドから一塁と本塁への送球がおかしくなり・・・
ノックではノッカーを当てに行ってしまうすっぽ抜けかクソワンバン。
一塁送球も右に大きくすっぽ抜けるか左にクソワンバン。
そのうちトスバッティングも投げられなくなりました。
しかし・・ギリギリのプレーではフツーに送球できるし、当時はイップスなんて言葉もなかったから自分でも意味が解りませんでした。

考える時間があるとダメなんです。強いゴロを捕って余裕をもって一塁転送なんていう時が一番ダメ。
ボテボテを突っ込んで捕ってすぐ投げるときは全然大丈夫。

周りからしたら「簡単なスローイング」が一番難しい。だから理解されにくいという辛さがあります。

藤浪選手もまだ若いので、子供のころのキャッチボールから見直していくくらい初心に還ることが必要かもしれませんね。自分は子供を教えたことで自分がもう一度基本に還ったことで大幅にイップスは改善されました(まだ出ますけどね)

まずは自らを認め、そして向き合えるようになればポテンシャルは大谷選手と同格の体格を持っていますので、克服する努力がみられれば楽しみな選手なんですけど・・・
果たして彼がそれを受け入れられるかどうか・・・
それは本人次第ですね。

野球選手にとって一番怖いけどよくある病気・・・イップス・・・だけどみんな頑張って向き合っています。プロこそその病気を克服してお手本を示してほしいものですね。

長々と・・・すみませんでした。

まだまだイップスを語ろうと思えば止まりませんが・・・

皆さんも、皆さんのお子さんたちにとっても切実な問題です。

判らないことがありましたら遠慮なく連絡してきてくださいね。

ではでは〜〜









「避けるな」「怖がるな」はNGワードです。

よく野球では打球に対して「避けるな!」「怖がるな!」というキーワードが出てきます。

どうして?だって怖いじゃん。

速い打球って誰だって怖いじゃん?

フツーのことですよ。

野球が解ってくればくるほど怖くなるのがフツーです。

打球って真正面の打球が一番怖いんです。
だってイレギュラーするかもしれないし、当たればケガするかもしれない。

だけど、一般的に指導者や父兄は避けるな怖がるなといいますよね。

だったらどうするか?それを出来るだけ怖くないように打球に入れるようにするしか方法はありません。

巧い人は怖くないわけじゃありません。怖くないような捕り方をしているんです。

どんなに巧い人でも、真正面に体を向けて早い打球に正対したら怖いに決まってます。
怖くない人はよほどのバカか、野球をやったことない怖さの解らないドヘタクソかのどちらかです。

少年野球を見ていると、まったくやったことない子ってノックでもキャッチボールでも怖がらないんです。しかしいったん強いボールが当たると途端に怖がります。
ボールが当たると痛いというのが解るからです。

また、ある程度上達してくると一時期ボールを怖がる時があります。
長年少年野球を見ていると感じますが、これって一皮むける上達の前段階な事が多いです。
怖さを知ってそれを克服していく・・・そう云う過程があるのかもしれませんね。

「打球を正面で捕りなさい」という言葉がこういう問題を生んでしまっていると私は考えています。

正面で捕るのと正面に入るの解釈を間違えている方が殆どです。

怖がる子にさらに恐怖を与えてしまったらそれは上達を阻む指導になってしまいます。

さっきからグタグタ述べているけどじゃあどうすりゃいいんだよ!!って話になりますよね。

ではお話しします。

打球を極端に怖がるのは一時期です。

だったら正面に入らなければ良いと思います。

斜に構えて横で捕ればいいんじゃないですか?
もともと捕球において余裕があれば斜めから入り最後の最後に正面に入るように捕るのが基本です。
まっすぐ飛んでくるボールに対して真正面から直線に入ったら遠近感が掴めないしバウンドを合わせずらいと思います。

まあ・・・サードやファーストは打球が強いのでそんな余裕がないうえに、体で止めても間に合いますから、それでも良いのかもしれません
セカンドやショートは流れるように送球まで繋がらないといけないポジションですし。結局左側に向かっての送球になるので右斜めから入って左に送球したほうがスムースです。

なので・・・自分は基準として左足前にだらんと垂らしたグラブを打球にセットして捕球に向かいますが、怖がる子は足の外にグラブをセットして打球に入るようにしたら良いんじゃないかと思っています。体から外れていれば怖くないでしょう。そしてそこで慣れてきたら少し体に入れてくればいい。

もっと言えば強くて怖い打球なら体の横で捕ったって何ら問題はないですよ。
正面で弾いてエラーしたって、横でエラーしたって同じですから。
恰好が良かろうと悪かろうと、野球の守備は打者もしくは走者をアウトにするスポーツです。
アウトなら同じ、セーフなら同じです。
最終的には基本がしっかりできていてスムースなプレーができることが望ましいですが、アウトにすればいいんです。
前にも言ったかもしれませんが、格好よくてもセーフならエラーと同じ・・・

そして怖くなければいいスタートが切れますし、ハスから見てますから打球も解りやすく怖くないのでバウンドが合わせやすいですよ。

いづれにしても、打球が怖くなったのはそれだけ自分のスキルが上がっている証拠です。
心配したり叱ったりしないで見守ってあげてください。
避けるな怖がるなはNGワードです。

そのうち克服してさらにレベルアップすること間違いなしです。

体から外して怖くないところでどんどん捕っていこうぜ!!
慣れてきたらイージーの時に最後に足に入れればいいんだから。
誰だって打球は怖いんだから心配しなくて大丈夫!!

怖かったら横で捕っちまえ!!
アウトにすりゃいいんだから!!

ではでは〜

悔しい・・・だったらどうする?

先日、ムスメが試合に負けて帰ってきた。

先輩の代ではあるが、5回から出してもらったようだ。

一打席目は4球を選び盗塁を決めた。しかし得点には繋がらなかった。

格下の相手だと思っていたチームにまさかの苦戦を強いられて、2−1で負けている状況で7回の最終打席、ワンアウトランナー2・3塁の場面で、ショートゴロを打ち、3塁ランナーが本塁へ突入するも残念ながら本塁憤死という形になった。

結局追いつくことができず、そのまま敗戦となる。

折角出してもらったのに、いい場面で追いつくことができなかったことがよほど悔しかったらしい。

普段めったに泣かないムスメが一人で泣いたらしい。

帰ってくると「バッティングセンターに連れて行ってほしい」と言い出した。

「悔しいから・・・」といっていた。

悔しくて涙が出るのはまだその先に希望が見える。

悔しいのはみんな同じです。

ではどうするのか?いつ行動に移すのか?ってところが大切になります。

「明日からやる!」というのなら「勝手にどうぞ」でしたが、今日からやる!といったので、「よし!とことん付き合ってやる!!」ってことで連れて行きました。

「今日からやるっていうことが大切だよ。そして今日だけやったんじゃ意味がないんだ。今日から続けてやらないとね。そしてそれがいつまで続くかだよ。同じ状況で自分がリベンジ果たすまでは最低でも続けないとね。」と話しました。

昔ボクは「あしたやろうはばかやろう」というTシャツを着ていたことがあります。

明日からやろうなんてのはどうせできっこないです。

ほんとにやるやつは今からやるんです。

一生懸命やったから悔しかったんでしょう。でももっと一生懸命やらないと結果が出なかったんでしょう。だったら自分が納得できるまでやるしかないでしょう。

ムスメの女子高校野球もあと一年と数か月です。

あっという間です。悔いのない高校野球人生を送ってほしいと思います。

もともとコツコツ頑張れるタイプなので心配はしていませんが、でもやるっきゃないでしょうね。

頑張れよ!!




強打者が増えましたが・・・

WBCやメジャーリーグの影響もあり、高校野球などもパワー重視のバッティングが多くなりました。
中学生も然りですね。

ユーチューブなどを見ても、やはり万振りで振らせるやり方を推奨しています。

私ももちろんそういうバッティングについては良いと思います。

特に小さいうちは当てるような小さなバッティングをしていると良くないという考えもあります。

しかしながら・・・それだけでいいのでしょうか?という疑問も残ります。

最近よく私が口にするのは「強打者が増えたけど巧打者が減った」という言葉です。

例えばWBCでいえば近藤選手などはその典型でしょう。
吉田選手なども小さい体ながら強打者ではありますが、パワーがあるというのではなく巧い強打者です。

そういう影響もあり、今高校生を見ているとパワー重視の野球に取り憑かれて
技術が伴わないバッターがアホみたいに振り回すだけっていうのをみかけます。

体格的に難しい選手や、技術的に難しい選手がただダボハゼみたいにクソボールでもなんでも全部万振りっていう・・・・ああ・・・ダメだこりゃ・・・って思う時がありますね。

強振するといってもボールも見極められない状態では当たりませんし、自分のスイングがしっかりと出来ないと当たりません。あくまでもミートができての話です。
またゲームの状況やカウントによってもバッティングっていうのは変えなくてはいけません。

そういう意味での巧打者というのが減ってきているように思えてなりません。

例えば、それが強豪私学であれば基本がしっかりできている選手が多くそのレベルにある選手であればいいのですが・・・そういうレベルにない選手までが万振りでは試合では勝てませんよね。

また、状況に応じてバッティングを変える必要もありますと書きました。
そういう時にそのスキルがなければ試合を有利に働かせる選手にはなれません。
相手のバッテリーもそういう選手は怖くないですよね。仕留めるのも簡単だしね。

野球の試合は実質9人で行います。その9人が同じタイプの選手ではなかなか試合で勝つのは難しい。
先頭打者・二番打者・クリンナップ・9番打者・・・その打順にはそれぞれ期待されるバッティングがあります。そしてその状況によってもどういうバッティングができるかというのはその選手のスキルとセンスにかかってくると思います。

ワタシは背が小さくパワーヒッターではありませんでした。
高校時代ももちろんスタンドインさせたこともありません。
だけど、右へ流す打ち方はチームでも自分が一番巧いという自信がありましたし、追い込まれればカットして粘って何とか出塁しようというしぶとさはあったと思います。
引っ張っても打球が飛ばないし、長距離ヒッターではありません。
自分の体格からしてそれをチームが望んでいないことも解っていましたし、自分の得意な球を得意な方向にしっかり打つという技術を身に着けるためにたくさんそういう素振りをしてきました。

今でもインコースは打てません。カットするだけです(笑)
その代わりアウトコースに来ればセカンドの頭から右中間に打球が伸びるバッティングはできました。
打順としても1・2番が多かったこともあり、出塁するということに重きを置いたバッタだったと思います。今の強豪校は1番から9番までスタンドに放り込めるパワーがありますが、自分たちの頃はそんなパワーもないし・・・求められるのは塁に出ることでしたから、自分はそういう役目で試合に出してもらっているんだという意識でしたね。

だから体の小さい選手でも諦めないでほしいです。チームが貴方に望んでいるバッティングはホームランじゃありませんよ。体が小さくてもホームランを打てるバッターもいますし、できるならそれでもいいと思います。
選手個々の個性を活かせるのも野球の魅力の一つです。
自分の野球スタイルがどうであるかを自分自身でしっかりと見極め日々の練習を積んでほしいと思います。

強打者ではなく巧打者が増えてくれることを期待しています。
強打者と巧(好)打者がいて強いチームになっていくと私は信じています。

そのためにはやっぱり素振りが大切です。
自分のスイングをしっかりと作り、苦手なところを一生懸命やるのも良いですが、得意なコースのヒットの確立を上げるほうが自分的には簡単かなと思います。

野球シーズン真っ盛りです。皆さんのナイスバッティングをどんどん観に行きたいと思います。

頑張ってくださいねえ

ではでは〜〜


我が草野球チームにも新しい風が吹きました。

私の所属する草野球チーム「クラブ40」は、自分たちが22〜23歳の時に、中学の1つ先輩たちと自分たちの代で作った草野球チームです。
もう結成して30年にもなるんですねえ・・・

当時のメンバーはみんなジジイになりまして・・・体も動かなくなり、自分たちにも家庭ができて子供ができて、自分の野球どころではなくなってきて、だんだん集まらなくなってきてしまっていましたが、なんとかかんとか頑張ってチームを存続させてきました。

昔は「おめーんとこはガラのワリー奴らの集まりか?」なんて審判の方々によく言われたもんです。まあ・・・反論もできませんが(恥)

前日から試合の朝まで飲みあかし、全員がベロンベロンに酔っぱらったまま試合に行って、試合前の整列でフラフラしてて・・・「お前ら酒飲んでんのか!」と審判に怒られて・・・
ずいぶん優しい世の中でしたねえ。

それでも若かったせいもあり、練習なんてしなくてもそこそこ強いチームでした。
ガチで勝ちに行くと草野球としてはつまらなくなってしまうので、ホントに遊びの野球って感じで楽しかったですねえ・・・野球よりも終わった後やその前日のバカ騒ぎが楽しかったって感じです。

いつしかそれぞれの仕事や家庭を持ったりすると、だんだん参加する人数も減ってきて・・・(吞むときはなぜか集まりますが・・)いつも人数ギリギリなんて感じでやってました。
それでもチームがなくなることもなく存続できたことは本当に良かったなと思いますね。

そうこうしているうちに、だんだんメンバーの子供たちも大きくなり「競技としての野球」を引退し「遊びの野球」の世界に入るようになりました。

数年前、自分もそうでしたが自分の子供と「監督やコーチと選手」という間柄ではなく「チームメイトの選手と選手」として同じグランドに立ちプレーができるというのは、「野球人」として冥利に尽きることでした。

セガレと二遊間でゲッツーを取ったときは「もう死んでもいい」と思えた瞬間でしたから。

そういう自分の子供たちや教え子たち、そしてそのお友達など若い子がうちのクラブにたくさん入ってくれるようになりました。

新入部員7名が今シーズンから入りました。
6名は昨年まで高校球児&30歳の男性(野球経験あり)
昨年も一昨年まで高校球児だった子が2名
一気に2年で9人増えました。しかも若い戦力!!

17歳から53歳まで年齢幅の大きなチームとなりました。

若い子たちがたくさん入ってくれたことで一気に戦力が増しましたね。
そして活気が復活しました。

昔のように「ガラの悪い」といわれるようなチームではなく、とっても健全でいい子たちのチームになりましたよ。

そして自分が知っている子たちと一緒にプレーができるなんて最高ですね。

まあ・・・足手まといになってしまいますが、人数が足らないときにでも役に立てば十分かなと思います。みんなとキャッチボールしたり、プレーしたりするのがとっても楽しみです。
このチームがいつまでも永く続くように体が動くうちは下手でも現役でいたいと思います。
そういうわけで新チームのようなフレッシュさで今シーズンを戦いたいと思います。

グランドでお会いしましょう!!

ではでは〜〜

花粉症の方は試してみては?

今年は例年の10倍以上の花粉が飛散しているとのことで、あちらこちらで花粉症がつらいという話をよく聞きますね。

自分も元々はひどい花粉症でシーズン中に抗アレルギー剤を2〜3回注射をして飲み薬もステロイドじゃないと全然効かないほど酷かったのですが・・・

花粉症歴も30年を超えると、自分自身も歳をとるせいか「抗う力」がなくなってきているのか?
ここ数年前に比べて花粉症も酷くはなくなりました。

よく歳をとると花粉症が無くなるとかいう話も聞きますが・・・たぶん・・・若さ故の強い反発という機能が低下してきているのでしょう・・・それはそれで寂しい気がしますが・・・

さて・・・今・・・「小指にシップを貼ると花粉症が軽くなる」という巷の噂を聞いたことがあるでしょうか?

小指の第一関節のすぐ下にシップを貼ると自律神経が整えられて花粉症などの症状が軽くなったり不眠症などが改善されるというので話題になっていますね。

確かに小指の第一関節の付け根には東洋医学的には経絡の関係上自律神経に作用するツボがあるのも確かですので全く根拠がないとも言い切れないです。

ネットで調べてみると、根拠がないとかデマだとかエビデンス云々とかプラセボだとか・・・いろいろ書いてありますね。
特にお医者さんらしき人たちのコメントにそういう考えの方が多いようです。
医学的根拠とかエビデンスとか・・・まあ・・・証明するという意味ではそうなのかもしれませんが、医学はそれが全てみたいな考えもどうかと自分は思っています。

プラセボであろうと根拠がなかろうと、その人に効果があるのならやってみればいいし、良ければ続けてみればいい、効かなけりゃ止めりゃいいんです。科学者の言うことが全てじゃないんですよ。人間の体なんて大体がまだ解ってないんだから。


てなわけで・・自分もスタッフも試してみました。


結果は・・・少し良いみたいです。貼ってから少し経つといつのまにか鼻が通っている気がしますし、ムズムズも軽くなっています。気のせいといわれれば気のせいかもしれませんが、自分的には左の鼻が通っているのは珍しいんです。

昔、鼻を骨折して鼻腔が普通の半分しか通っていない自分は万年鼻づまりです。
当然花粉症も左がひどくなります。

しかし初めて貼った夜は朝まで鼻が通ったまま眠れました。
まあ・・・そういうのに感化されやすい自分でもありますのでなんとも言えませんが、スタッフも5人中4人は程度の違いはあれ「楽だった」といっています。

貼る場所やシップの成分にもよるかもしれませんがどうやら薄いタイプのシップは効かないみたいです。グリセリンという成分が良いらしいので一般的な冷感シップ(グリセリンを含んでいる)が良いみたいです。

まあ・・・都市伝説的な感覚というか、軽い気持ちで試してみるのも良いかもしれませんね。
自分は仕事上、つけてもすぐに手を洗うのでなかなか継続して貼れないので寝る前に貼っていますが、無いよりは良いですよ。もちろん酷いときはそれじゃ足りないこともありますが、それでもこんなお手軽で軽くなるのならアリだなと感じています。


もちろん誰もが効くわけじゃないし、そんな医学的・科学的根拠があるわけではないので、文句言われても「知らねえよ」としか言いようがありません。

それを踏まえたうえで、試してみたらいかがですか?という話です。

・・・・こういう記事を断りもなく勝手に転載して批判するバカがあるから困るんですけど・・・

もう一回言いますね!!医学的・科学的根拠は無いようです。プラセボかもしれません。人によりけりです。これでウチが何か儲けようとか考えたりしているわけでもありません。ただ自分が聞いて試してみてよかったからやってみたらいかがですか?って話だけです。

効くも八卦聞かぬも八卦ってことでまずは合うかどうか試してみるのもいいかもですね。

効けばラッキー、効かなければ「そりゃそうだよな」ってなくらいでやってみてくださいね〜〜

信じるも信じないもあなた次第です。

1人でも花粉症が軽くなる人がいるのならその人にとって価値ある情報になるわけです。
そういうつもりで書いただけですから、やってもやらなくても効いても効かなくても文句言うなよってはなしでした。

ではでは〜〜
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