一年がたつのは早いもので・・・もう・・・新チームの大会が始まりました。

関東学童少年野球大会(日ハム杯)館林予選の初戦の相手は、古豪「美園サンダース」さんです。

私が監督時代も「美園サンダース」さんはやりにくい相手でした。
バントが巧く、細かい野球と良い投手を毎年育ててくる素晴らしいチームです。

私もバントやエンドランが好きだっただけに、攻撃のパターンが多く、似ているチームなのでとても苦戦ばかりしていた覚えがあります。

さて・・・新チームですが・・・私が監督を引き受けた年、南光史上最弱と言われたチーム状況に最上級生が3人主軸でいるというチーム・・・(3人しっかりできる子がいるだけまだマシか(笑))

正直言って、シビレるラインナップです。どこでアウトにしたらいいんでしょうか(笑)

まあ・・・とりあえずコールドにならなければオッケーでしょう!
と子供には失礼でしたが、ホントそんな感じでした。

でもバッテリーと強打者がいるので、昔に比べたら全然戦力はあります。
あとは下の子たちがどのくらい喰らい付けるかがカギとなるでしょう。

初回、先攻の南光野球クラブはいきなり先制のチャンスを迎えます。
ここで主軸の「ヒロキ」が魅せてくれます。3番の主砲「レン」が倒れて嫌なムードでしたが、それを払拭するかのようなレフト前タイムリーヒットで1点を先制しました!!
チャンスによく打ってくれました。このチームでヒットが期待できる僅かな選手の中の一人がしっかりと仕事をしてくれました。


1535434114967先発はエース「Mと」です。

小さい体ではありますが、しっかりとした球を投げることができます。

本来なら内野手として活躍できればサイコーなんだと思いますが、
そういう意味では万能なプレーヤーです。

普通「新人戦はスたライクが取れれば勝てる」なんて言われていましたが、今回どちらの投手も4球は少なく全体的に見て今年のチーム
はみんな制球が良いようですね。

よく頑張ってくれていますが、美園サンダースさんは「振り」が良い!!体格もよく、良い振りをしています。いきなり初回から2アウトとはいえ2・3塁にランナーを背負うピンチを招きます。

しかし・・・ここで・・・ナイスプレーが飛び出します。

ライトの「とわ」がライト線抜けたら逆転&HRの可能性もあるライナーを坐りながらのスーパーキャッチ!!
ウルトラファインプレーです。

何故かというと・・・・今までノックですらまともに捕れなくて・・・・「行ったら終わり」感満載の子です。
今まではやる気があるのか無いのか判らないようなトボケた子で・・・・
でも・・・最近なんだかやる気が見えてきたところでした。前の練習試合でもいいプレーを見せてくれていたので、そういうものが自信になっていたのかもしれません。
1535434182493こんな盛り上がりです。

勿論ベンチだけでなく、応援席ももっと盛り上がりました。

「とわ」のスーパーキャッチでチームを救うなんて・・・・正直夢見ているみたいです。

みんなから最高の祝福をうけて嬉しそう〜〜

よく頑張ったね〜〜ほんとよく逃げずに喰らい付いてくれました。

そう・・・「とわ」と言えば・・・

ホント最近1〜2か月前くらいまで、打席に立つとボールが来る前にバッターボックスから出ちゃうほど逃げる子でした。
私がいつもトワの後ろに寝そべって・・・・右足で逃げる足を押さえ、左足でお尻につっかえ棒をして逃げないようにしていました。自分の顔面の前をバットが通り過ぎ、球が来れば逃げられないし、「とわ」はそれでも避けて倒れてくるし・・・ホント命がけの尾花サポートでしたね。

1535434205913そんな「とわ」はこの日は神がかっていました。

打撃でも逃げずに打ちにいき、初ヒットを記録!!

尾花サポートなしでよく頑張りましたね(笑)

あれはコッチも怖いんだからな・・・

でも結果が出て、塁に出てリードする「とわ」のなんと凛々しい事!!

ユニフォームもこんなに汚して、頑張っている証しだね〜〜

ホント涙が出ちゃうくらい嬉しいねえ・・・

これだから少年野球は面白い!!

でも、「とわ」の凄いところは、ママも偉いと思います。

とわを休ませることも無く、自分も必ず出てきてくれて、いつもサポートをしてくれます。きっと「とわ」が「今日は行きたくない」なんて言った日もあったことでしょう。それをしっかりと説き伏せて連れてきてくれたんだと思います。

それもあって「とわ」は練習もほとんど休まず、怒られても腐ることなく黙々と今まで頑張ってきました。

内に秘めたる闘志っていうんでしょうか?

普段はヒョウヒョウとしていて聞いているんだかいないんだか・・みたいな子です。
糠に釘を打っているような感覚さえ覚えたこともありますが、実は「とわ」なりに成長していたんですね。

嬉しくなりすぎて、「とわ」特集みたいになっちゃいましたが、この日は本当に「とわの日」でしたね。


1535434215701試合は2回に主砲「レン」が前の打席の反省を活かし、満塁で走者一掃の3ベースヒットを放ちます。

この子のバッティングはこの年度の市内の子で私は最高の打者だと思っています。

当たればでかい子はもっといると思いますが、スイングの軌道が素晴らしく、中学や高校に行けばHRを狙える強打者になると確信しています。
今年度のキャプテンとして重責を
担いながらチームを引っ張ってもら
います。


2回で6−0と有利に試合を運ぶものの学童野球の新人戦の6点差など全然セーフティリードではありません。
2回の裏に3点返され、3回に5点取られてあっという間に逆転されます(泣)

美園サンダースの底力の凄さを見せつけられました。セーフティバント・エンドラン・スクイズなど多彩な攻撃を仕掛けられ、それに掻き回される南光ナイン・・・
私が美園サンダースさんが怖いと言ったのは、この攻撃の幅なんです。打つだけのチームは怖くありませんが、
何をしてくるか判らないチームと闘うのは選手もベンチも神経がすり減ります。

1535434228598勿論、南光野球クラブもこういう攻撃は徹底して練習してきました。

4番の「ひろき」でさえ、スクイズをやってきます。

林監督も勝利への執念が伺えます。

取って取られてのシーソーゲームは見ている人は面白いと思いますが、選手とベンチは堪りません・・・

それでもよく各上の相手に喰らい付いていると思いました。


いつもは雪崩式に崩れていくこの新チームを見ていただけに、100点満点の試合をしてくれています。

BlogPaint南光野球クラブの攻撃は打撃だけではありません。
市内で一番を自負する南光応援団です。

こちらも攻撃同様多彩な応援をしてナインを後押ししてくれます。

しかもいつも昨年・一昨年の応援団長もかけつけてくれます。
サンダースさんの父兄から「ヤベエ・・・Hさんが来た!流れが変わるぞ〜〜」って恐れていましたからね・・・


こうして、子供たちも実力以上の試合を展開してくれています。

9−8とたまらない試合展開の中、6回に大きなチャンスが訪れます。
先頭打者の「まなと」が死球で出ると、ワンアウト後に内野安打とヒットを絡め、3点と取り後半大事な場面で逆転してくれました。

その裏、サンダースさんもー点を返し、最終回・・・・11−10という凄い試合になりました。

最終回、こちらの攻撃はチャンスがあったもののミスで点を取り損ない、嫌なムードで最終回を迎えます。
ピッチャーも6回からは「ひろき」が頑張ってくれていますが、どうにか踏ん張って欲しいものです。
セカンドを交代した関係で、補充する選手が経験が少なくどうにも危ないところで、林マジック炸裂!!

守備の危うい子をライトに・・・そして本日神がかっている「とわ」をセカンドに起用しました。
「セカンド守ったことあったっけ?」なんて声もチラホラ出ていましたが、私はアリかなと思っていました。
ラッキーボーイはどこかに残した方がいい・・・勝負というのはそういう事もあるんです。
そして、2アウトだけどランナー2・3塁一歩間違えればサヨナラ・・・という状況で・・・・

1535434407329「おお!神よ!!野球の神はやっぱりいるんですね!!」

変わったセカンドへちょっと強めのセンター寄りのゴロが!!

セカンドランナーの牽制に若干寄りすぎて、しかも戻るのが遅かったことが逆に功を奏しました。

しかも・・・それをしっかりと捕って、見たことのない強いボールを一塁に転送したのは、本日のラッキーボーイ「とわ」でした。

エラーも悪送球も、判断ミスも・・・どれがあってもおかしくない「とわ」が何故か普通に捌いて、普通に一塁でアウトにした!!

やっぱり今日は「とわの日」でした。

厳しい厳しい試合展開でしたが、よく頑張ったと思います。

もちろん他の選手も実力以上を出し切って、しかもしっかりと試合を決めてくれた。
本当に初戦突破おめでとう!!信じられないよ。

ましてや美園サンダースさんに勝てるとは思ってもいなかった。
美園サンダースさん、良い試合をしていただきありがとうございました。

南光ナインも成長できるような素晴らしいゲームでした。
そして、バントの精度、バスター、エンドランなど学ぶべき素晴らしい野球を見せてもらいました。
これから恐ろしいチームになると思います。

それにしても・・・・まさか・・・本当に良くやったね!!おめでとう!!
次戦も良い試合をしよう!

 

PS とわ!今日はごちそうだね!!いっぱい褒めてもらえよ〜〜

PS2  ちなみに・・・・そのあとの練習で外野のフライ練習をやりましたが、またしても一個も捕れません・・・あれはなんだったのでしょうか・・・(笑)