前回の投稿で「揺らぎ」を説明しました。

あらゆるスポーツにおいて最大の敵は「りきみ」です。
まずは揺らいでリラックスして反応速度を上げましょう。

次は「シンクロ」です。

シンクロとは同調という意味です。

投手の動きに合わせて自分も動き出す(投手の動きに同調する)・・・簡単なようでとても難しいです。

しかし、これを覚えると打撃はだいぶ変わります。

プロ野球選手の多くが取り入れているシンクロ打法ですが、かなり前からある打撃法の一つです。

巨人の高橋監督や横浜の筒香選手、ヤクルトの山田選手、西武の秋山選手、広島の鈴木誠也選手など、さまざまな強打者が取り入れている打撃法です。

もともと、手塚さんという方が一番初めに提唱したといわれています。

それではザックリと説明していきましょう。

なにとシンクロするかという事ですが、ピッチャーの投げ方は色々ありますが、一般的にはお尻が下がってからボールがリリースされるまでの時間はほとんど変わらないと云われています。

シンクロ打法は、その投手のお尻が下がる瞬間に、自分も軸足の反対をポンと踏んで軸足へ体重移動をはじめます・・・・つまり、ピッチャーのお尻が下がるときに自分も始動を始めるという事です。

よく小学生、中学生を見ていると、とにかく構えが早く、テークバックしてから止まっている時間が長い事に気が付きます。あそこで固まって止まってしまうと次に動き出す時がワンテンポ遅れてしまっているように見受けられます。

シンクロできない選手はファーストストライクを振れない傾向にあるようですね。
反対にシンクロ打法を身につけている選手はファーストストライクから積極的に打ちにいけるようになります。
タイミングは合うわけですから、ストライクを迷わずに振れるというわけです。

基本的にはバッティングは「1,2の3」のタイミングで打つように子供には教えてきましたが、「2」の部分が早すぎで固まってしまう子が多いです。

シンクロ打法は投手側の足のかかとを浮かせ、相手投手の腰が下がるときにその浮いた踵をポンと踏んでテークバックに入る動作です。踵を踏むことによって軸足に体重も乗り、その反動で打ちにいけるようになりますよ。

他でシンクロを取る選手もおりますが、まずはこの方法を試すと良いでしょう。

巨人の高橋由伸選手ほどわかりやすいシンクロ打法の選手はいないと思うので、ここに動画を貼っておきます。

https://www.youtube.com/watch?v=9q0TInWT934

高橋選手はまず揺らいで相手の投手のお尻が下がる瞬間にポンと地面を踵で踏んづけるような動作をしてから大きく足を上げています。これこそお手本のようなシンクロ打法です。

ちなみにウチのムスメ「ミオナ」は後ろ手でバットをポンと一旦下すような動作でシンクロを取るようにしています。

普段の練習でこの練習を行うと、タイミングの取り方が判ってくると思います。

投手によってそのタイミングは変わりますが、基本はお尻が下がるときに自分もかかとを踏んで一瞬沈み込み、足を上げて打ちにいきます。

私も相手投手の頭が下がるとき、もしくはお尻が下がるときに動作を開始するようにしています。
それからだいぶバッティングは打ちやすくなりました。

ヒットや良い当たりが出る時は、このタイミングがドンピシャなことが多く、打った瞬間迷いなくドカンと振れて、とても気持ちがいいものです。ピッチャーとの駆け引きに「勝った!」と思う瞬間です。

因みに、このシンクロを外す「シンクロ外し」が巧かったのは巨人の桑田投手、西武の工藤投手などだと云われていました。

まあ・・・とにかくバッティングにおいて一番大事なのは強く自分のスイングをすることです。
そのためにはタイミングがバッチリ合っていないと難しいと思います。

ネクストサークルにいる時にでも、そのタイミングはある程度計っておきましょう。

貴方のバッティングがこれだけで激変しますよ!!

合う合わないもあるかもしれませんが、知らなかった方にとってはやってみる価値があるはずですよ。

打撃論「その弐」で全てを書いてしまったような気がします。このシンクロがその後の「その参」「その四」に繋がる動作ですが、なによりも一番大切なのはこのシンクロですから。

なにはともあれ是非お試しあれ〜〜