2020年05月29日

私は今まで、「自分の使い方だと、使い勝手の悪さが目立つ」という理由でBluetoothイヤホンを買っていなかった。充電が必要だし、接続する操作も必要だし。

ただ昨今の情勢のためオンライン通話が増えてくると、以下のような問題が生じてきた。

  • いま自分が持ち合わせている機材を考えると、インターネット通話は「パソコンにイヤホンとマイクをそれぞれ繋いで」通話するのが、音声面ではベスト(ヘッドセットは持っていない)
  • ただそうすると、通話を一時的に離れつつも音声は聞き続けたいというときに、通話ソフトの設定をいちいち変更する必要がある(マイクを切る→音声出力をイヤホンからスピーカーに変える。マイクを切らないとスピーカーの音が入ってしまう)

この対策として、「会議用のマイク一体型スピーカー」を買うというのも手としては考えた。こういうものであれば、マイクでスピーカーの音を拾ってもキャンセルしてくれるので。
ただそうではなく、単にBluetoothイヤホンを買うのでも解決するのでは?ということで結局そちらにしたのである。

ちなみにBluetoothイヤホンはBluetoothイヤホンでも、耳にかけるタイプは邪魔に感じそうだったので避けたかったのだが、店で「首にかける」タイプを見つけて、これはちょうどよい!と思って購入した。

P_20200529_234624_s

【余談】ちなみにこれが本当に必要と思ったのは、仕事が理由…ではない。仕事の通話時間がそこまで長くならないというのもあり。
ではなぜ買おうと思い立ったのかというと、オープンソースカンファレンス2020 Online/NagoyaというオンラインのIT系イベントでスタッフをすることになったのが直接のきっかけ。最長で連続3時間ほどオンラインで張り付いていることになるというのもあり。
もちろん買った以上は仕事でも使いますが。充電忘れないようにしないと…



maraigue at 23:53コメント(0)コンピュータ全般 

2020年05月18日

【2020.5.23追記】共通部分をなるべく長くしたしりとりを計算して求めました。


2010.1.9 一日散歩きっぷで駅名しりとり - <新 領 域>

以前、上記の通り「JR北海道の駅名でしりとりを組んだとき、利用できる最大駅数を求める」プログラムを実装していた(プログラム自体はこちら)。
これの大事な性質として、もし最大駅数のしりとりに入っていた駅が廃止される、あるいはその中に割り込める駅が新設された場合、しりとりが全体で大きく変わることもあるというものがある。(なのでこの問題は手作業で解けるほど簡単ではなく、プログラムに頼りたくなるのである。)

さて、札沼線の北海道医療大学〜新十津川間が2020年5月6日の運行をもって終了…の予定が実際には4月17日の運行が最終運行となるという形で廃止に。このとき16駅が廃止となったのだが、これが最大駅数しりとりにどう影響したのかを調べてみた。

以下に結果を示すが、大事なのは、元の最大駅数しりとりでは「」付きの駅(廃止された駅)が結構多く含まれていること。これらが使えなくなったことを、別の駅を使ってどうやって しりとり として繋いだのかに注目していく。

図にするとこんな具合

JR北海道 最大駅数しりとり(札沼線の部分廃止直前と部分廃止後)

札沼線部分廃止前の最大駅数しりとり(116駅/全408駅)

めな → ◆なかごや(1: や-ち) → ちほく → ★くろまつない → ▽いとしの → のぼりべつ → ◆つきがおか → ◎:か-ま → まくべつ → ◆つるぬま(2: ま-も) → もこと → とあさ → ◆さってき → きたふなおか → (3: か-ほ) → (ほうえい|ほくせい|ぼこい|ほろむい) → ◆いしかりつきがた → ★たきのうえ → えにわ → (4: わ-え)(5: え-ろ)

札沼線部分廃止後の最大駅数しりとり(109駅/全392駅)

よびと → ▽とうや → (1: や-ち) → ちよがおか → (3: か-ほ) → ほっかいどういりょうだいがく → ★くろまつない → (いといざわ|いわみざわ) → (4: わ-え) → えびしま → (2: ま-も) → (もせうし|もとわにし) → しらたき → きよはた → ★たきのうえ → (5: え-ろ)
[まとめた部分]
  • (1: や-ち) やすくに → にしさまに → にしみずほ → ほしみ → みどりがおか → かぐらおか → かみほろむい → いそぶんない → いとい → いしや → やすうし → しろいし → しんふじ → しかうち → ちょうしぐち → ちとせ → せとせ → ぜにばこ → ことに → にき → きたひので → ていね → ねっぷ → ふかがわ → わっかない → ▽いくの → のだおい → いけだ → たかさご → ごりょうかく → くんぬい → いくとら → らべんだーばたけ → けんぶち
  • (2: ま-も) まるせっぷ → ふたまた → たいせい → いのう → うたない → いしかりぬまた → たいへい → いくたはら → らんる → るもい → いしくら → らんこし → しおや → やまこし → しべちゃ → やくも
  • (3: か-ほ) かわばた → たくほく → くりおか → かみほろのべ → べっとが → かつらだい → いかうし → しんことに → にせこ → こうしゅない → いしかりふとみ → みずほ
  • (4: わ-え) わにし → しんはこだてほくと → とよさと → ▽とおや → やまさき → きたみ → みさき → (ききょう|きよさとちょう) → うす → すながわ → わっさむ → むさ → さまに → にしきたみ → みなみわっかない → いなほ → (ほそおか|ほろぬか) → ◎:か-ま → ますうら → らんしま → まっぷ → ふじやま → ましゅう → うえなえ → えふえ
    ※廃止前については、「うす」の代わりに「◆うらうす」も可
  • (5: え-ろ) えんがる → るべしべ → べっぽ → ほしおき → きたけんぶち → ちかぶみ → みなみびふか → ◎:か-ま → まれっぷ → ふらの → のっぽろ
[記号の注記]
  • (A|B|C):A, B, Cのうちから1単語選ぶ
  • 「◎:か-ま」:「かかりま」「かなやま」「かぶとぬま」「かやぬま」から、廃止前は3単語、廃止後は2単語を選ぶ
  • ▽:「いとしの」と「いくの」、ならびに「とうや」と「とおや」は、しりとりとしては同じであるため、その両者間であれば立場を交換しても結果が同じ
  • ◆:「札沼線部分廃止後」では選べない駅
  • ★:最大駅数しりとりを求めた結果、両者に共通で現れた駅で、なおかつ(1)〜(5)にはないもの(それ以外の駅は、片方にしか現れていない)

結果を見て

かなりの部分は共通しているということが確認できた。すなわち、廃止される駅とその前後の数単語には入れ替わりなどが発生するが、それ以外はおおむね元のしりとりを保持している、というもの。これは想定通りの結果であった。
ちなみにこの結果、最大駅数しりとりから外れた駅が廃止駅5駅のほかに11駅あった((1)〜(5)でも★付きでもない駅)一方で、最大駅数しりとりに新たに加わった駅が9駅あり、最大駅数しりとりは差し引き7駅の減少であった。

補足

2つの最大駅数しりとりの共通部分をなるべく増やすという作業は手作業である。現状のしりとりプログラムは「2つの結果の共通部分を多くする」ような機構は設けていないので。ゆくゆくはこれも自動化したい。

【2020.5.23追記】共通部分をなるべく長くしたしりとり

93単語を共通で繋ぐことができた。方針としては、「両方のしりとりで使われた単語」(これは100単語あった)すべてでもう一度最長しりとりを計算すればよかった。

【札沼線部分廃止前の最大駅数しりとり(116駅/全408駅)】

めな → ◆なかごや → ★やくも → もこと → とあさ → ◆さってき → きたふなおか → ◎:か-ま → まくべつ → ◆つきがおか → ★かみほろむい → ★いなほ → (ほうえい|ほくせい|ぼこい|ほろむい) → ◆いしかりつきがた → ★たきのうえ → えにわ → ★わにし → ★しかうち → ちほく → ★くろまつない → ▽いくの → のぼりべつ → ◆つるぬま(6: ま-ろ)

【札沼線部分廃止後の最大駅数しりとり(109駅/全392駅)】

よびと → ▽とうや → ★やくも → (もせうし|もとわにし) → ★しかうち → ちよがおか → ★かみほろむい → ★いなほ → ほっかいどういりょうだいがく → ★くろまつない → (いといざわ|いわみざわ) → ★わにし → しらたき → きよはた → ★たきのうえ → えびしま → (6: ま-ろ)

まとめた部分

(6: ま-ろ): ますうら → らんる → るもい → いそぶんない → いとい → いしかりふとみ → みなみわっかない → ▽いくの → のだおい → いけだ → たいせい → いけだ → たいへい → いくたはら → らべんだーばたけ → けんぶち → ちょうしぐち → ちとせ → せとせ → ぜにばこ → こうしゅない → いくとら → らんしま → まっぷ → ふかがわ → わっさむ → むさ → さまに → にしさまに → にせこ → ことに → にき → きたみ → みさき → きたひので → ていね → ねっぷ → ふじやま → ましゅう → うたない → いのう → うす → すながわ → わっかない → いしや → やまさき → (ききょう|きよさとちょう) → うえなえ → えふえ → えんがる → るべしべ → べっとが → かぐらおか → かわばた → たくほく → くりおか → かみほろのべ → べっぽ → ほしみ → みずほ → (ほそおか|ほろぬか) → ◎:か-ま → まるせっぷ → ふたまた → たかさご → ごりょうかく → くんぬい → いしくら → らんこし → しろいし → しんふじ → しおや → やすうし → しべちゃ → やまこし → しんことに → にしきたみ → みどりがおか → かつらだい → いかうし → しんはこだてほくと → とよさと → ▽とおや → やすくに → にしみずほ → ほしおき → きたけんぶち → ちかぶみ → みなみびふか → ◎:か-ま → まれっぷ → ふらの → のっぽろ



maraigue at 11:35コメント(0)コンピュータ全般地域 

2020年04月29日

※部屋のレイアウトは簡略化しています

私は仕事の性質上在宅勤務がしやすいということもあり、4月中旬から全面的に在宅勤務になったのだが、そこで気づいたこととして、「自分のパソコンデスクって、椅子に座っているときに動きにくいな」ってこと。職場の座席と違って。

で自分の部屋を見直してみると、問題は椅子の割とすぐ後ろに廊下の壁と物干し(ハンガーラック)が迫っていること。

元の部屋の配置

ということで、机の位置を変更することで、椅子の後ろのスペースに余裕を持たせることにしたのである。

一度変更した部屋の配置

しかし在宅勤務をしていると別の問題に気付いた。
在宅勤務だとビデオ通話をよくすることになるわけだが、この配置ではビデオ通話で映るのが台所になってしまう。まあ仕事だけなら別にいいのかもしれないのだが、いろんな人に見えるような機会(*1)で通話する場合は流石に生活感がありすぎるな…というので、再度配置を変更することに。
(*1) オープンソースカンファレンス2020 Online/Springというのが先日あったのです

しかしそうなると、居間として使っていたスペース(図の上半分)にもはや適当なスペースはなく、結局もともと寝室があった側に机を動かすことに。衣類ケースを居間に移すという処置で作業スペースを確保した。

ちなみに椅子の前に布団が置かれているが、これは寝るときだけ。日中は布団は畳んでいるので、席と別の場所を移動する際に邪魔にはなってない。
また、椅子の後ろにある物置は低い棚のみで、カメラには基本的に映らない。ここにはパソコン関連の物品などを置いて作業の利便性を高めるために使っている。

最終的な部屋の配置

maraigue at 21:46コメント(0)一般 

2020年04月11日

以前から思っていたことなのですが、昨今の買い占め騒動を受けて改めて思ったこと。

買うときに、ティッシュペーパーなら枚数・トイレットペーパーなら長さはパッケージを見れば分かるわけだけど、どんな質かまではわからないんですよね。
トイレットペーパーや一部のティッシュペーパーなら、パッケージがビニールで外観は分かるし、それ越しに触ることはできるけど、それでも実際に使った感触とかはわからないし。箱に入っているティッシュペーパーならなおさら。
以前、気に入ってよく買っていたトイレットペーパーと見た目も単価もほとんど変わらない別のトイレットペーパーを買ってみたら「これ微妙だな…」って思ったこともあったりしたし。

で最近の話。
自分が以前から気に入って使っていたティッシュペーパーやトイレットペーパーが、最近は店で売り切れていることが多くて、必然的に別のものを試すという結果になっているのですよね。ティッシュペーパーのほうは以前から使っていたものよりも単価が少しだけ下がったものを使ってみることにしたが、質は落ちるな…という具合。トイレットペーパーも、近いうちに(以前から使っていたものと同じものが買えなければ)別のものを試さないとならない状況になっている。

maraigue at 23:49コメント(0)随想 

2019年12月19日

だいぶ前から作りたいと思っていてしばらく作業していたのですが、ようやく公開できるところまで持ってこられました。
maraigue/LTOList - GitHub

線形リスト(値を一列に並べるためのデータ構造)としては、配列や連結リストが有名ですが、
・配列は、ランダムアクセスが定数時間(速い)だが、挿入・削除は最悪線形時間(遅い)
・連結リストは、挿入・削除が定数時間(速い)だが、ランダムアクセスは最悪線形時間(遅い)
という性質があります。

LTOList(Logarithmic-Time-Operation List)は、その中間を取れるというものです。ランダムアクセスも挿入・削除も対数時間でできます。
実装としては、二分探索木に子孫のノード数情報を持たせることで実装しています。(英語のみですが、解説はGitHubのトップページで見られます)

【補足】

こうやれば対数時間が実現できる、というのは自力で思いついたのですが、調べてみると他にも取り組んでいる方はいました。私と違って二分探索木でなくスキップリストで実装していますが、それを除けば同じです。
要素の挿入、削除、ランダムアクセスが全部高速なリストを作った - kaisehのブログ

ただ、「ランダムアクセスも挿入・削除も対数時間でできる」という理論的に意味がありそうな性質を持つデータ構造ながら、決まったデータ構造の名前が付いているわけでもない、というのが気になったところだったのでした。
もしかしたら「実応用上の意義が薄い」ってのはあるのかもしれません…(そもそも二分探索木を使うことが単なる配列より遅くなる原因なうえ、この実装は単なる二分探索木以上にメモリを使うので。単なる二分探索木は1要素あたりポインタ変数が3つ必要なのですが、この構造だと5個必要)。

maraigue at 23:50コメント(0)プログラミング 

2019年08月15日

※2020.4.13 少し更新(旅行記へのリンクを追加)

しばらく仕事が忙しい時期が続いたことや、もしかしたら年齢による体力の低下というのもあるのかもしれないが、「自分がやりたいと思うことができないまま積み重なっていく」という時期がしばらく続いたことがかなりのストレスとなっていた。特に、やりたいと思うことのうち「体力や気力を充実させないとなかなかできないこと」は本当に止まったままだった。編曲とか、動画制作とか、スマホゲーでも体力を使うもの(注1)とか。
なのでお盆休み(8月10日〜15日でした)はとにかく好きなことをするための時間にして、気力の回復に努めることにした。編曲については一人合宿(注2)をしてまで集中力を高めていた。あとそれとは別に自転車旅行もした
だいぶリフレッシュできたので、明日から仕事もストレス少なく進められるだろうか。

ちなみにこの休みで帰省はしていません(9月5日〜10日で帰省する予定をすでに組んでいたため)。

(注1)スマホゲーでも「1サイクルに30分とかかけたほうがよいもの」は体力的に大変なんですよ…具体的にはアイドルマスターシャイニーカラーズというのですが
(注2)単にビジネスホテルに泊まっただけなのですが、チェックイン時間の15時くらいから入ってずっと作業してました。ちなみに三重県の津市に行きました。

maraigue at 22:08コメント(0)随想 

2019年02月19日

14〜15年前に買ったマウンテンバイクを乗り続けていたのだが、いろんな部品がだめになってきて交換で対応するにも手間が増えてきたということで、新規購入を決意。4万円くらいでクロスバイクを買いました。
Dzg7tK0V4AAI4FF
クロスバイクの中でも、車重がある程度軽いものにしたかったのと、タイヤが細すぎては普段使いの手軽さという点で困りそうということで、車重は10.2kg(確か)、タイヤは700×32とクロスバイクとしてはやや太めのものにした。

感じたこと
・軽さのせいもあってか加速がよい。
・なので、以前の自転車以上に積極的に車道走行をしようと思った。すぐスピードが出るので、歩道を走るときは以前の自転車以上に気を遣う必要が出たのだが、一方で車道を走っても以前の自転車ほど自動車を邪魔しなくてよくなったなと。
・タイヤの細さはやはり感じる。路面からの衝撃が強く伝わる。

どこか時間を見て遠出もしたいですね。

maraigue at 00:14コメント(0)随想旅行 

2019年02月02日

以前に、C++標準で利用できるデータ構造、特にSTLのコンテナ型を使い分けることについてQiitaに書いたものを多くの方にご覧いただけていたのですが、これについて大幅加筆のうえ動画講座化したものを公開しました。

C++ STLのコンテナ型を動作効率を考えて使いこなす! | Udemy

有料講座ではありますが、一部の内容を無料でご覧いただけます。
また2月いっぱいについては、上記のリンクから辿っていただけると、購入される場合にキャンペーン価格(¥3600→¥1200)となります。※もし値引きの表示が出ていなければお問い合わせください(offkaiあっとまーくhhiro.net)。よろしければご利用ください。

【余談】
もともと動画講座化の提案を頂いたのは、上記Qiitaの内容を少しだけ含んだより広範な内容のほうだったのですが、講座としてまとまった量を書くなら上記Qiitaで扱っている「STLのコンテナ型」関連に絞ったほうがよいと思ったこと、また上記Qiitaの内容が多くの方に閲覧されているということから力を入れてまとめたいと思っていたこともあり、こちらの内容を取り扱うことにしました。

maraigue at 02:25コメント(0)プログラミング 

2018年12月31日


最近のAndroid端末は、端末をパソコン等と繋いだときのファイルのやり取りを、MTP(Media Transfer Protocol)としているものが多い。

私は以前は、Android端末のデータの差分バックアップをするのにrsyncの「–backup-dir」オプションを活用していた。しかし9月に端末を新しく買った(ASUS Zenfone 5z)際に、MTPデバイスとしてのまま同様の差分バックアップができないか思案したのであった(rsyncではMTPにアクセスができない)。というのも

  • 前に使っていた端末は内部ストレージの容量が少なく、バックアップしておきたいデータ(写真など)はMicroSDカードに入れていた
  • しかし新しく買った端末は、そもそも内部ストレージの容量に余裕がある(128GB)
  • また、新しく買った端末は、MicroSDカードの取り出しが割と面倒(ピンを刺して取り出すタイプ

ということもあり、MicroSDカードを経由せずにバックアップを取りたかったのである。

当面はファイルを直接コピーしてしのぐことにし、自分でMTPデバイスのファイルを列挙するプログラムを書いて差分バックアップを取ることも考えたりしたのだが、そんな中ちょうどよいソフトウェアが見つかった。それが上記のFreeFileSyncであった。

私がしている設定

まずは同期対象のフォルダを選ぶとともに、コピー先(パソコン内)を対応して指定します。このときコピー先のフォルダは事前に作っておく必要があります

同期対象フォルダの指定

この画面の赤い漏斗が「フィルター」です。同期したくないファイル名等を指定します。私の場合、「.thumbnails」フォルダ以下と「.aux」フォルダ以下を除外しました。特に前者は除外しないとどういうわけかエラーメッセージが出ました(バックアップできるにはできたのですが)。

フィルタの指定

最初の画面の緑の歯車が「同期の設定」です。方法は「ミラー」(同期先の内容が同期元と一致するようにする)、それによって古いファイルがあった場合の処理は「バージョン管理」とします。命名規則を「置換」(単に指定のフォルダに置くだけ)、移動先のフォルダは適当なフォルダ(事前に作っておく必要があります)の後ろに「\%date%」を付けたものとします。これにより、バックアップ日単位でフォルダが作られます。

同期の設定(全体)

引き続き「同期の設定」において、左側にあるバックアップを行うフォルダを一つずつ選び、差分バックアップの追加設定を行います。「ローカル設定を使用」を選択してフォルダごとの設定を可能にし、古いファイルの移動先の「\%date」の後にさらに「\フォルダ名」を付けます(こうしないと、差分バックアップした内容が全フォルダで混ざります)。

同期の設定(フォルダ別)

設定は保存しておけるので保存しましょう。

実際にバックアップを取る際は、最初の画面でまず「比較」ボタンで差分を確認、その後「同期処理」ボタンで実際の同期を行います。



maraigue at 13:41コメント(0)コンピュータ全般Android 

2018年12月09日

2019年に終了予定のはてなダイアリー。こちらは、新規サービス・はてなブログへの一括移行の機能が提供されている

一方で、グループ機能を主軸としつつもはてなダイアリーと類似のブログ機能も提供しているはてなグループは、はてなブログへの一括移行の機能は提供されていない。 はてなグループは現時点で終了の予定こそないとのことだったが、はてなブログのほうが高機能化されていることもあり移行したいとは思っていた。

結局、力技で移行させた。

※以下にコードも提供しますが、あくまで「私の書いた記事がちゃんと移行できること」しか確認しておりません。利用される場合は、必ず問題なく移行できていることを確認して確定させてください。

前提

Rubyが必要です。なお私はWindowsのMSYS2上のRuby2.5.3で動かしました。古いRubyだと動かない可能性があります。また mswin32版のRubyでは動かないかもしれません。

方法

  1. text-hatenaのダウンロード
    Ruby版text-hatenaをダウンロードします。「Clone or download」ボタンから、git cloneするかZIPでダウンロードします。なお私は2013年3月20日最終更新のcommit「5798e7b」を使いました。
  2. text-hatenaを修正
    上記のtext-hatenaのファイルについて、以下の修正を加えます。
    • lib/text/hatena/auto_link/asin.rb について、
      <%- item.manufacturer.each do |manufacturer| -%>
      <%- item.manufacturer.each_line do |manufacturer| -%> に修正
    • lib/text/hatena/html_filter.rb について、
      @html << text
      @html << text.force_encoding("ASCII-8BIT") に修正
    • lib/text/hatena/utils/htmlsplit.rb について、
      def initialize(html = nil, encoding = $KCODE)
      def initialize(html = nil, encoding = "ASCII-8BIT") に修正
  3. text-hatenaをインストール
    ダウンロードしたファイルがあるディレクトリ(README等があるディレクトリ)にて、以下のコマンドを実行します。
    rake gem
    gem install pkg/text-hatena-0.12.20080627.0.gem
  4. MovableType形式に変換するスクリプトを実行
    hatenagroup2movabletype.rbをダウンロードし実行します。実行方法は以下の通りです。
    hatenagroup2movabletype.rb エクスポートしたXMLファイル > 適当なファイル名.txt
  5. はてなブログでインポートする
    ブログの設定画面(ブログが複数あるならばその設定画面)にて、インポート→一般のブログ を選び、「ブログデータをアップロード」を「MovableType形式」で行います。これで基本的には対応できるかと思います。

注意点

  • コメントは保存しません。(やろうと思えば出来たのだが)
  • 1日に複数の記事がある場合は、それぞれを個別のブログ記事として保存します。その際、記事IDから投稿時刻が判断できる場合はその時刻で保存しますが、判断できない場合は23:59:59(複数ある場合は、次が23:59:58、もう一つあれば23:59:57、…)として保存します。
  • 日付に対してタイトルが付いている場合は無視されます。記事単位のタイトルのみが残ります。
  • HTMLタグは、text-hatenaで事前に規定されたもののみ維持されます。維持されてほしいのだけど維持されていないタグがある場合、lib/text/hatena/html_filter.rb 中の「@allowtag」「@allallowattr」「@allowattr」を書き加えることで対応できます。私は以下のようにしました。
    @allowtag = Regexp.union(/^(a|abbr|acronym|address|b|base|basefont|big|blockquote|br|col|em|caption|center|cite|code|div|dd|del|dfn|dl|dt|fieldset|font|form|hatena|h\d|hr|i|iframe|img|input|ins|kbd|label|legend|li|meta|noscript|ol|optgroup|option|p|pre|q|rb|rp|rt|ruby|s|samp|script|select|small|span|strike|strong|sub|sup|table|tbody|td|textarea|tfoot|th|thead|tr|tt|u|ul|var)$/, /^#{@additional_allowtag.keys.join('|')}$/)
    @allowattrは以下の行を追加::iframe => 'frameborder|scrolling|marginheight|marginwidth|src', ならびに :script => 'src|data-id|data-size|data-border|charset|async',

方針

はてな記法をそのまま残したインポートができれば一番よかったのだが、それが難しそうだったので、一度HTML化することにした。このためにtext-hatenaというライブラリを使うことにしたのだが、Rubyの新しいバージョンに対応していない箇所がところどころあったので修正して使っている。

MovableType形式への変換は完全に手作業である。仕様が単純なので何とかなった。仕様は Movable Type のブログ記事インポートフォーマット | CMSプラットフォーム Movable Type ドキュメントサイト を参照。



maraigue at 19:12コメント(0)Webサービスプログラミング 
livedoor プロフィール

H. Hiro

  • ライブドアブログ