2009年09月06日

昨日、docomoのWindows Mobile携帯「HT-01A」をついに購入した。
HTC「Touch Pro」のdocomo仕様機である。5列キーボードという文字の打ちやすさ、タッチパネルの触り心地のよさ、そしてWindows Mobileゆえの自由度の高さから購入を決めた。(参考:Maraigue風。:私がiPhoneを買う気にならない理由)
ちなみに、HT-01Aは8月あたりに生産終了になったらしい。この時期に買っておいてよかった。
今回は何より、散々悩んで購入を決意した。携帯、いやそもそも買い物にここまで悩んだのは、私にとってこれが初めてであろう。
しかもこの時期は、スマートフォン界隈でも動きが非常に大きく(auのスマートフォン参入、iPhone 3GS発売開始、Android携帯発売開始など)、スマートフォンについて非常に勉強になった。
丸一日使ってみての感想だが、触ってみると「正にWindows」という感じがして楽しい。
UIの基本がWindowsであるのはもちろん、アプリケーションがエラーで落ちたときの操作(エラー報告とか)までWindowsだった。それと重要な要素として、アプリケーションを自分でどんどん導入して便利にするところがWindowsっぽいと感じた。正直Windowsは、自分でソフトを探して導入しないと便利にならないという印象がある(LinuxとかMacに比べると)。Windows Mobileもそこは近いような気がしている(*1)。ただWindows Mobileはかなりの部分がWindowsで、システムの根本的なところまでソフトウェアの導入で改善することが出来る。例えば、Windows Mobileにはフリーウェアとしてレジストリエディタがある。
現時点で私がインストールしたソフトは以下の通り。
Sprite Backup
端末の内容をMicroSDにバックアップできるソフト。HT-01Aにはセットで付いてくる。
何故か、Windows Vista機からインストールすると端末へ導入することが出来なかった(「Sprite Software Sprite Backup.CABのインストールに失敗しました」と出てダメだった)。XP機からだとOKだった。何だったんだろう。
ちーたん
Twitterクライアント。小さい画面でも操作がしやすいように、UIが色々と考えられていると感じた。
今ココなう!(β)
GPSで自分の居場所を通知するソフト(Windows Mobile以外に、PC接続のGPSロガーなどでも利用可能)。Twitterの「お散歩」人がよく利用している。
TRE
Windows Mobile用レジストリエディタ。「Windows MobileってWindowsなんだな」と感じられるソフトであるw。
例えば、レジストリを書き換えてキータッチの反応を早めるなんてことが出来たりする。
Skyfire
NetFront Browser
ブラウザの使い勝手のよさを比較するために導入。今のところ、NetFrontが好感触。Skyfireは日本語が化けるので要注意。
そして、docomoへの移動により、これまで大学入学から6年半お世話になったauに別れを告げることに(*2)。
auは思い切った端末、思い切ったサービスが多く、携帯のブランドとしては好きだったのだが、スマートフォンは後発で(2009年5月に、Touch Proのau仕様であるE30HTが出たばかり)スマートフォンのサービスもdocomoに比べれば見劣りするものであったため、乗り換えることにした。
au今までありがとう。今でもauのことは好きだよ。
(*1)そこまで似せなくてもいいのに…。
(*2)端末は A5302CA(2003.4) → A5514SA(2006.6) → W61K(2008.3)