WindowsMobile
2012年08月31日
2011年12月17日
----
Mobageは、AndroidやiPhone向けのページは提供しているが、WindowsMobileでは利用出来ない。
…と思ったら、意外と方法が存在した。
IrisBrowserという、WebKit利用のブラウザがあって、これを使うと普通に、iPhoneあるいはAndroidのどちらか(実際にどっちと扱われたかは不明)からのアクセスとして認識してくれたのである。
※このIris Browser、公式での配布が終了してるのが残念である。(上記リンクはミラーサイトです)
ちなみにこのIris Browserを使って、Mobageのブラウザゲームであるアイドルマスターシンデレラガールズをプレイしてみたところ、一部のシーンが表示されない(戻って再度ゲームを開始する必要がある)ものの、ゲームを進めることは出来るという具合だった。流石に完全な再現性はないようだが、とりあえず試してみたいというときには良さそうである。
【2011.12.31追記】
モバゲーへのアクセスがどのようなブラウザからであるかは、UserAgentしか見ていないようであった。
具体的には、Google ChromeをAndroid端末のブラウザのUserAgentで起動したら、普通にスマートフォン版のモバゲーを見ることが出来た。
ちなみに、Iris BrowserのUserAgentはiPhone用Safariのものに設定されていた。
2010年12月16日

↑HT-01A(左)とIS02(右)のキーボード
さて1ヶ月ほど使ってみて、どうもIS02のキーボードはHT-01Aに比べてキーが押しにくいと感じられた。だが今日、IS02のキーボードを楽に打つためのポイントに気づいた。
それは「キーを爪の先でなく、指の腹で押すこと」。
※個人差あるかもしれません
HTCの各種WindowsMobile機(例外あるかも)や、W-ZERO3シリーズのキーボードは、キーとキーの間に隙間がない。そのため指の腹では押しにくく、私も実際HT-01Aのキーボードは爪の先で押していた。
そこでIS02も今まではキーボードを爪の先で押していたのだが、キーの一つ一つに面積があるせいか、キーを打ったつもりが打ててなかったということが多々あった。そのようなキーに正確に力を加えつつ、さらにIS02のキーボードはキーとキーの間に隙間がある程度設けられているという特性を踏まえると、キーを指の腹で押すほうが打ちやすいのである。
ちなみにHT-01Aのタッチパネルは爪の方が操作しやすいのに対し、IS02は指の腹で触る必要がある(爪だと反応しない)ので、そう覚えておけばよさそう。
2010年12月05日
※全体レポートはこちらです → Maraigue風。:札幌Ruby会議03が終わりました
昨年に引き続き、札幌Ruby会議03のLightening Talk(持ち時間5分の短時間プレゼンテーション)で話させていただけることになった。
今年はガラッとテーマを変え、自分がだいぶ遊びこなせてきたWindowsMobile携帯についての話。
WindowsMobile機(つまりはWindows CE)向けRubyを作るというのは、前々から考えられている話ではあるので、そういった部分の話しか出来なかったのは残念なところ。ただ今年9月のLT同様に自分のWindowsMobileへの愛を伝えられたこと、またスマートフォン普及が本格化したこのタイミングでこういうテーマで話せたことはよかったのかもしれない。
あと、ステージのひな壇の高さと光の当たり方から、話す際に緊張して口が思うように回らなかった。昨年よりはうまく話せてたと思うけど、冷や汗の量は昨年以上だったかも。
【2010.12.13追記】
動画が公開されてました。
2010年11月08日


札幌Ruby会議03 - Regional RubyKaigi
先日LT(Lightning Talk)のプログラムが決定。私が応募していた件も通りました。
WindowsMobile機にRubyを入れて遊んでみたことについて話します。
【2010.11.20追記】
Badgeが公開されたので貼りました。
【2010.12.6追記】
レポートを公開しました。
Maraigue風。:札幌Ruby会議03のLightning Talkで話しました
Maraigue風。:札幌Ruby会議03が終わりました
2010年11月01日
と3ヶ月前にHT-01Aを修理に出したのだが、半月ほど前からまたキーボードの調子が悪くなってきたので再度修理に。代替機はまたHT-02A。
HT-01Aのキーボードが、そもそも機械的に問題あるよう思えてくる…。
2010年08月04日
QWERTYキーボードの右端の列のキー(特に右矢印キー、BackSpaceキー)が打ちにくくなっていたので、昨日(8/2)に大通のドコモショップ「スマートフォンスクエア」に持っていったら、修理が必要とのことだったのでその場で預けてきた。
で、私としては初めて、携帯電話の代替機というものにお世話になることに。
代替機はHT-02A(HTC Touch Diamond)。基本的には「HT-01AからQWERTYキーボードを取り去ったもの」という位置づけだが、細かい違いとして
●microSDカードが入らない。
●メインメモリはHT-01Aより少ない(HT-01A:288MB / HT-02A:192MB)。
●このためHT-02Aには、メインメモリとは別に4GBのデータ記録用メモリが搭載されている。
といった点が挙げられる。なので、過去のメールを全部端末中に突っ込んだらメモリ不足でまともに動かなくなってしまった(メールはデータ記録用メモリには入らないため)。
2日間使ってみての感想だが、「QWERTYキーボードがなくても何とかなるけど、やっぱり面倒」という感じ。
ちょっとした言葉を打つだけならQWERTYキーボードがなくてもどうにもなるけど、考えながら文章を打つときはQWERTYキーボードがあるとないとでかなり違う。
おそらく、QWERTYキーボードという普段から使い慣れた形式で文章を打つことで、思考を妨げられないのがよいのだろう。
またQWERTYキーボード付き携帯にお世話になれるまで、しばしの辛抱です。

2010年04月21日
最近インターネットのコミュニティの上では、個人による動画配信が一つのブームとなっている。
しかし、iPhoneやAndroidに対応しているものは多くても、WindowsMobileで利用できるものは、少なくとも私がぐぐってみた印象では極端に少ないと見られる。例えばこの手の最有力サービスの一つUSTREAMは、iPhone・Android・Nokia向けの配信アプリは提供しているものの、WindowsMobile版は作る予定はないと素っ気ない回答。(*1)
私は以前は、WindowsMobile端末からの動画配信にQikを使っていたのだが、Qikは「回線速度に拘わらず指定した容量の動画を流す」という仕様である上(参考:UStreamとQik - JASJARがらぱごす革命録)、私の端末では転送量をアプリの設定画面から下げることが出来なかった(*2)。そのため配信しても遅延が不可避であり、USTREAMのように画質よりもリアルタイム性を重視したい場合には向かなかった。
そんな中、WindowsMobile端末から可能な動画配信サービスを探していて見つかったのがLiveCast(livecast.com)(*3)。LiveCastは基本的にはQikと同様、指定した転送量を流そうとするのだが、以下のような利点がある。
●転送量をある程度自由に選べる
●転送量がkbps単位で表示される上、実際に現在何kbpsで送信できているかも表示されるため、適切な設定を行いやすい
このLiveCastについて日本語の情報がほとんどなかったため、簡単な説明を書いておく。
【登録】
登録は、LiveCastのトップページ右上にある「sign up!」のリンクから行う。ここに入って以下の必要事項を入力する。
入力すると、記入したメールアドレスに「To complete your registration, click on this link: http://www.livecast.com/Activate.aspx?[適当な文字列]」(登録完了用URL)と書かれたメールが届くので、そのURLを踏んで登録完了。
【配信用ソフトのインストール】
LiveCastの携帯用ページからダウンロードするのが最も楽であると思われる。携帯で直接ダウンロードするもよし、パソコンでダウンロードしてActiveSyncで送りつけるもよし。
上記ページから「Get Software」へ進み、「Windows Mobile」の欄にあるどちらかを選ぶ。タッチパネルの使える端末ならば「PPC (with touchscreen)」を、そうでなければ「Smartphone (without touchscreen)」を選べばよい。この.CABファイルをWindowsMobile端末上で実行すれば、インストールは完了である。
【配信する】
まず、初回起動時は「ユーザ名・パスワード」を問われるので入力する。

ここで「Enter」を選ぶと、配信画面に移動する。

「Start」で配信開始である。なお、配信された動画を見られるページは http://www.livecast.com/[ログイン名] となる。
【使ってみての感想】
自室で試したところ、回線の速度が20kbps〜30kbps程度しか出なかったため、転送速度の設定を最小の「25kbps」に指定して配信してみた。
この場合遅延が10〜20秒程度生じており、「配信元と視聴者でチャットでやり取りしたい」というような想定では厳しいレベルだが、Qikのときのように「遅延が累積する」ということは少なく、とにかくWindowsMobile端末だけで配信したい、ということであれば許容範囲ではないかと感じた。屋外の電波のよい場所や、無線LANが使える環境であれば、もう少し余裕のある配信が出来そうである。
【おわりに】
最近スマートフォン界隈では影の薄いWindowsMobileですが、探せばいいソフト、いいサービスがあるのもWindowsMobileの面白さ。これで動画配信にトライしてみてはいかがですか?
----
(*1)最近、スマートフォン方面でWM軽視の流れが強すぎるのが残念な限りである。USTREAM以外にもSkypeとかfoursquareとか。
(*2)Qikのアプリから配信の際のサイズを指定できるのだが、「320x240」しか選択肢がなかった。これがソフト側の制約なのか、この端末のカメラによる制約なのかは不明。なお私の端末はdocomo HT-01Aである。
(*3)「livecast.com」といちいち併記したのは、LIVECAST.JPというサービスも存在するためである。
2010年04月08日
ということで、先日自分の携帯(HT-01A)にATOK for Windows Mobileを導入したのだが、それにより変わった点。
【良いこと】
●デフォルトのIME(Advanced Wnn)を利用した場合だと、キーを打鍵しても反応しないことがしばしばあるが、ATOKではそのようなことが起こらない。
●変換候補の提示がかなり便利。収録されている単語自体が多いのに加え、学習機能も強力で、よく使う単語はすぐに打てる。
【変わらないこと】
●文字入力の際の処理の重さは変わらなかった。重いときは重い。OSがキー入力を受け取る処理でまごついている気がする。
【悪くなったこと】
●キー入力に対する挙動がおかしい時がある。ATOKはキーを入力しても即座に変換候補が表示されず、そのタイムラグの間にキーを打つと挙動がおかしくなる場合がある模様(対照的にAdvanced Wnnの場合、キー入力への反応を無視してでも変換候補の表示を優先する、という印象がある)。
●Opera Mobileとの相性が悪い。Webページの入力フォームを、変換候補が覆い隠してしまう。
確かに文字が打ちやすくなったのはよいのだが、欠点もあるため、¥5,040という価値に見合ってるかはかなり微妙なところ。
Opera Mobileは、自分にとってはこの携帯で一番使用頻度も使用時間も高いアプリなので、相性が悪いのは残念である。
ただ、文字を大量に打つような使い方をしている方には確実におすすめである。
2010年03月24日
【moperaメール遅延問題への対処】
Maraigue風。:[docomo][スマートフォン] moperaのメール遅延が酷すぎる件
ということで、暫定的にこんな対処をしてみた。
- 重要なメールは、moperaメールとHotmailの両方に転送する
- Hotmailは30分間隔で受信する
- 送信は普通にmoperaメールで行う
Hotmailも併用し、moperaメールが遅延している場合でもHotmailでメールを受信することで、メールに気づくのが大幅に遅れるということは回避するという方法を採った。
※ただし、Hotmailのメールは、届いてもバイブ(たぶん音も)を鳴らすよう設定できない。
WindowsMobileのデフォルトのメーラー(Pocket Outlook)は、moperaメールのような特殊なものを除くと、プッシュ配信(メールが届き次第受信する、という方式)が行われない。その代わり、一定時間ごとにメールを受信するように設定することが出来る。しかし受信間隔を短くすると、それだけ通信量も増えるので、電池の減りが早くなってしまう。そのための妥協案として、Hotmailの受信は30分間隔とした。
ところが最近、moperaからの送信メールまで遅延することが数度あり、更なる対策を検討中。
Hotmailだけにすると遅延の影響は受けないけど、プッシュで受信出来ない上バイブが鳴らないので、どうにかしたい。
【フリック入力を試してみた】
WindowsMobileでフリック入力を可能にするソフト。
少し使ってみると「慣れてきたな…」と思ったのだが、元の携帯打ちに戻したほうが結局速く打ててしまうため、現在はあまり使ってない状態。この端末(もとい、WindowsMobile機の大部分)はタッチパネルが感圧式で、iPhoneなどに比べると連打に対する反応が良いため(*1)、敢えてフリックにする必要がないのかもしれない。
【ATOK for Windows Mobileを入れた】
日本語入力システム ATOK for Windows Mobile(¥5,040)
HT-01AのデフォルトのIME(Advanced Wnn)は、正直言ってキー入力に対する反応が遅い。
でネット上で調べてみると、ATOK for Windows Mobileの評判がよさそうだったので、導入することに。
古い情報に基づく記事だと、「HT-01AにATOKを導入するには一工夫必要」という趣旨のことが書かれていたりするが、現在はジャストシステムが公式にパッチを出しているので、安心して使えるようになった。
ということでつい先程導入。少し使ってみたが、なかなか反応がよく、キーボードを打つ際にIMEの遅延を考慮しなくなってよくなったのでかなり楽である。
Advanced Wnnと基本操作が違うので、早いとこ慣れたい。
↑ATOK for WindowsMobile + gesture10key
(*1) iPhoneなどはタッチパネルが「静電容量式」と呼ばれるタイプで、圧力ではなく「指が近付いたこと」を感知するため、連打しようとすると「タッチパネルから少し指を離してまた当てて」というのを繰り返さないとならない。ただ、フリックのような「スライドさせる」操作への反応がよい、という利点もある。