動画
2010年04月21日
【はじめに】
最近インターネットのコミュニティの上では、個人による動画配信が一つのブームとなっている。
しかし、iPhoneやAndroidに対応しているものは多くても、WindowsMobileで利用できるものは、少なくとも私がぐぐってみた印象では極端に少ないと見られる。例えばこの手の最有力サービスの一つUSTREAMは、iPhone・Android・Nokia向けの配信アプリは提供しているものの、WindowsMobile版は作る予定はないと素っ気ない回答。(*1)
私は以前は、WindowsMobile端末からの動画配信にQikを使っていたのだが、Qikは「回線速度に拘わらず指定した容量の動画を流す」という仕様である上(参考:UStreamとQik - JASJARがらぱごす革命録)、私の端末では転送量をアプリの設定画面から下げることが出来なかった(*2)。そのため配信しても遅延が不可避であり、USTREAMのように画質よりもリアルタイム性を重視したい場合には向かなかった。
そんな中、WindowsMobile端末から可能な動画配信サービスを探していて見つかったのがLiveCast(livecast.com)(*3)。LiveCastは基本的にはQikと同様、指定した転送量を流そうとするのだが、以下のような利点がある。
●転送量をある程度自由に選べる
●転送量がkbps単位で表示される上、実際に現在何kbpsで送信できているかも表示されるため、適切な設定を行いやすい
このLiveCastについて日本語の情報がほとんどなかったため、簡単な説明を書いておく。
【登録】
登録は、LiveCastのトップページ右上にある「sign up!」のリンクから行う。ここに入って以下の必要事項を入力する。
入力すると、記入したメールアドレスに「To complete your registration, click on this link: http://www.livecast.com/Activate.aspx?[適当な文字列]」(登録完了用URL)と書かれたメールが届くので、そのURLを踏んで登録完了。
【配信用ソフトのインストール】
LiveCastの携帯用ページからダウンロードするのが最も楽であると思われる。携帯で直接ダウンロードするもよし、パソコンでダウンロードしてActiveSyncで送りつけるもよし。
上記ページから「Get Software」へ進み、「Windows Mobile」の欄にあるどちらかを選ぶ。タッチパネルの使える端末ならば「PPC (with touchscreen)」を、そうでなければ「Smartphone (without touchscreen)」を選べばよい。この.CABファイルをWindowsMobile端末上で実行すれば、インストールは完了である。
【配信する】
まず、初回起動時は「ユーザ名・パスワード」を問われるので入力する。

ここで「Enter」を選ぶと、配信画面に移動する。

「Start」で配信開始である。なお、配信された動画を見られるページは http://www.livecast.com/[ログイン名] となる。
【使ってみての感想】
自室で試したところ、回線の速度が20kbps〜30kbps程度しか出なかったため、転送速度の設定を最小の「25kbps」に指定して配信してみた。
この場合遅延が10〜20秒程度生じており、「配信元と視聴者でチャットでやり取りしたい」というような想定では厳しいレベルだが、Qikのときのように「遅延が累積する」ということは少なく、とにかくWindowsMobile端末だけで配信したい、ということであれば許容範囲ではないかと感じた。屋外の電波のよい場所や、無線LANが使える環境であれば、もう少し余裕のある配信が出来そうである。
【おわりに】
最近スマートフォン界隈では影の薄いWindowsMobileですが、探せばいいソフト、いいサービスがあるのもWindowsMobileの面白さ。これで動画配信にトライしてみてはいかがですか?
----
(*1)最近、スマートフォン方面でWM軽視の流れが強すぎるのが残念な限りである。USTREAM以外にもSkypeとかfoursquareとか。
(*2)Qikのアプリから配信の際のサイズを指定できるのだが、「320x240」しか選択肢がなかった。これがソフト側の制約なのか、この端末のカメラによる制約なのかは不明。なお私の端末はdocomo HT-01Aである。
(*3)「livecast.com」といちいち併記したのは、LIVECAST.JPというサービスも存在するためである。
最近インターネットのコミュニティの上では、個人による動画配信が一つのブームとなっている。
しかし、iPhoneやAndroidに対応しているものは多くても、WindowsMobileで利用できるものは、少なくとも私がぐぐってみた印象では極端に少ないと見られる。例えばこの手の最有力サービスの一つUSTREAMは、iPhone・Android・Nokia向けの配信アプリは提供しているものの、WindowsMobile版は作る予定はないと素っ気ない回答。(*1)
私は以前は、WindowsMobile端末からの動画配信にQikを使っていたのだが、Qikは「回線速度に拘わらず指定した容量の動画を流す」という仕様である上(参考:UStreamとQik - JASJARがらぱごす革命録)、私の端末では転送量をアプリの設定画面から下げることが出来なかった(*2)。そのため配信しても遅延が不可避であり、USTREAMのように画質よりもリアルタイム性を重視したい場合には向かなかった。
そんな中、WindowsMobile端末から可能な動画配信サービスを探していて見つかったのがLiveCast(livecast.com)(*3)。LiveCastは基本的にはQikと同様、指定した転送量を流そうとするのだが、以下のような利点がある。
●転送量をある程度自由に選べる
●転送量がkbps単位で表示される上、実際に現在何kbpsで送信できているかも表示されるため、適切な設定を行いやすい
このLiveCastについて日本語の情報がほとんどなかったため、簡単な説明を書いておく。
【登録】
登録は、LiveCastのトップページ右上にある「sign up!」のリンクから行う。ここに入って以下の必要事項を入力する。
入力すると、記入したメールアドレスに「To complete your registration, click on this link: http://www.livecast.com/Activate.aspx?[適当な文字列]」(登録完了用URL)と書かれたメールが届くので、そのURLを踏んで登録完了。
【配信用ソフトのインストール】
LiveCastの携帯用ページからダウンロードするのが最も楽であると思われる。携帯で直接ダウンロードするもよし、パソコンでダウンロードしてActiveSyncで送りつけるもよし。
上記ページから「Get Software」へ進み、「Windows Mobile」の欄にあるどちらかを選ぶ。タッチパネルの使える端末ならば「PPC (with touchscreen)」を、そうでなければ「Smartphone (without touchscreen)」を選べばよい。この.CABファイルをWindowsMobile端末上で実行すれば、インストールは完了である。
【配信する】
まず、初回起動時は「ユーザ名・パスワード」を問われるので入力する。

ここで「Enter」を選ぶと、配信画面に移動する。

「Start」で配信開始である。なお、配信された動画を見られるページは http://www.livecast.com/[ログイン名] となる。
【使ってみての感想】
自室で試したところ、回線の速度が20kbps〜30kbps程度しか出なかったため、転送速度の設定を最小の「25kbps」に指定して配信してみた。
この場合遅延が10〜20秒程度生じており、「配信元と視聴者でチャットでやり取りしたい」というような想定では厳しいレベルだが、Qikのときのように「遅延が累積する」ということは少なく、とにかくWindowsMobile端末だけで配信したい、ということであれば許容範囲ではないかと感じた。屋外の電波のよい場所や、無線LANが使える環境であれば、もう少し余裕のある配信が出来そうである。
【おわりに】
最近スマートフォン界隈では影の薄いWindowsMobileですが、探せばいいソフト、いいサービスがあるのもWindowsMobileの面白さ。これで動画配信にトライしてみてはいかがですか?
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(*1)最近、スマートフォン方面でWM軽視の流れが強すぎるのが残念な限りである。USTREAM以外にもSkypeとかfoursquareとか。
(*2)Qikのアプリから配信の際のサイズを指定できるのだが、「320x240」しか選択肢がなかった。これがソフト側の制約なのか、この端末のカメラによる制約なのかは不明。なお私の端末はdocomo HT-01Aである。
(*3)「livecast.com」といちいち併記したのは、LIVECAST.JPというサービスも存在するためである。