LaTeX
2014年09月13日
Windows環境でLaTeXで文章が書きたくて、TeX Liveのinstall-tl-windows.exeから環境をインストール。
日本語も扱えるptex2pdfを、付属のエディタ「TeXWorks」上で設定して(参考)、とりあえず文章は書けるようになった。
続いて、自前で導入した(自分で書いた/ダウンロードした)styファイルを使えるようにしようとしたのだが、以前のLinux環境では環境変数TEXINPUTSで対応してたのがWindowsではどうもうまくいかず、他のstyファイルを置いていたディレクトリとかに置いてみても読み込めなかった。
調べてみた結果、この環境では「ls-R」という名前のファイルで導入済みパッケージを管理しているようだということがわかり、以下の方法で解決した。
日本語も扱えるptex2pdfを、付属のエディタ「TeXWorks」上で設定して(参考)、とりあえず文章は書けるようになった。
続いて、自前で導入した(自分で書いた/ダウンロードした)styファイルを使えるようにしようとしたのだが、以前のLinux環境では環境変数TEXINPUTSで対応してたのがWindowsではどうもうまくいかず、他のstyファイルを置いていたディレクトリとかに置いてみても読み込めなかった。
調べてみた結果、この環境では「ls-R」という名前のファイルで導入済みパッケージを管理しているようだということがわかり、以下の方法で解決した。
- まず、自分のホームディレクトリ(私はWindows8.1で試したので、C:\Users\[ユーザ名])の下に「texmf」というディレクトリを作り、さらにその下に「tex」というディレクトリを作り、その下にstyファイルなどを置く。(参考:TEXMFHOMEの利用)
- TeX Liveのインストールディレクトリから「2014」(この数字は違う可能性あり)→「texmf-dist」→「web2c」と辿り、その中の「texmf.cfg」ファイルを以下のように修正する。
- TEXMF = {$TEXMFCONFIG,$TEXMFVAR,$TEXMFHOME,...} という行において、「$TEXMFHOME」を「!!$TEXMFHOME」に書き換える。
- TEXMFDBS = {!!$TEXMFSYSCONFIG,!!$TEXMFSYSVAR,...} という行において、先頭に「!!$TEXMFHOME」を加える。
- mktexlsrコマンドを実行する。コマンドプロンプトを開いて「mktexlsr[エンターキー]」を入力する。出てきたメッセージが「mktexlsr: Updating なにか」「mktexlsr: Updated なにか」の繰り返しで、最後に「mktexlsr: Done.」と表示されれば成功。
2014年03月27日
【はじめに】
私は論文やその他研究関連のまとまった文章は、基本的にLaTeXで書いている。使いにくい点もあるものの、マークアップや数式をテキストだけで書けるのは強い。
ただ一つ面倒だったのがスペルチェック。
「LaTeX スペルチェック」でぐぐると、aspellコマンドを使ってLaTeXソースファイルを直接スペルチェックする方法がよく現れるのだが、これだと単語単位の間違いしか検出できない。Microsoft Wordがやってくれるような文法としての間違いの検出、例えば「The algorithms is ...」が間違いだと検出することもしたかったのである。
このために以前は、一旦PDFを生成してそれをコピーしWordに貼り付けるということを行っていたものの、見た目上の改行が貼り付け時にそのまま残るために文章の切れ目とみなされてしまう(例えば「I<改行>am Hiro.」のようになるとWordではスペルチェックに引っかかる)ためにいちいち改行を削除しないとならないこと、また文字の抜けが生じたりすることもあって使いにくかった。
その後、LaTeXで書いた文章をHTMLに変換する「TeX4ht」を使うと、比較的精度よく変換してくれることに気づき、今では基本的にこちらを使うようになったのである。
【2016.2.3追記】 Wordのスペルチェックは、Word 2007の時点ではこのような文法上の間違いを指摘してくれていたのですが、Word 2013の時点では指摘しなくなっていました。これはWord 2013での変更のようです。Word 2013 スペルチェックを強化したい - マイクロソフト コミュニティ
【TeX4htについて】
インストール方法や変換の際のコマンドについては、LaTeX をウエッブに載せように詳しい。私はUbuntuを用いているため、
### 管理者権限でとすればインストールできた。
$ sudo apt-get install tex4ht
変換時は
### 例えば mypaper.tex を変換したければとする。
$ htlatex mypaper
スペルチェックをする際は、生成されたHTMLファイルを直接Wordで開く。
【TeX4htのよいところ】
何よりも変換精度がよく、上記の改行の問題も発生しないのが強みである。特に数式を含む文章でも、そこを普通に文字として変換してくれる(複雑な数式は画像化されるが)ので、スペルチェックの妨げにならない(そこで文章が切れない)のがよい。これでかなり文章校正が楽になりました。おすすめ。