犬面犬さんのブログのコメント欄に書き込もうとして投稿したら「文字数制限」に引っかかってしまったので、下書きの意味も込めて、自分の記事にしちゃいます。

ドラゴンボール復活のF

以下、アニメの話とは別のジャンルの話なので、一括りにしてしまうことが乱暴なのは重々承知なのですが、僕のヨタ話にお付き合いください。

えーっと、ある所にボブ・ディランという歌手の方がいらっしゃって…(笑)。ボブ・ディランというと、「名前は聞いたことはあるけど…」という方がほとんどだと思いますが、"Knockin' on Heaven's Door"という楽曲でおなじ質問をすると、かなりの方が「聴いたことがある」と答えると思います。この楽曲を聞く場合はほとんどがカヴァーでして、まあ、世界中でいろいろな人がカヴァーをしていて、いろいろな場所で使われていて、なおかつ、心に残ってしまうので「覚えてしまっている」楽曲だと思います。

そういう意味で、ボブ・ディランという人物の評価にこの「カヴァーの多さ(質・量)」挙げる人も少なくありません。そして、このカヴァーがどれも素晴らしい出来なのが特徴で、僕は「良い楽曲は誰が手を加えても良い楽曲なのでは?」という仮説を立てたのです。彼以外にも同じように優れた楽曲を作る人がいます。ビートルズとか、カーペンターズとか、もう、オリジナルは記録の中にしか無いのにずっとカヴァーされ続けて、いまだに現役のように愛されている曲を作っていました。

これを乱暴に「ドラゴンボール」に当てはめてしまったら、どうでしょう?

結局、原作・ストーリーは「それなりのレベル」じゃないかって事になりますよね。でも、あれだけヒットしたのだから、「何か」があるはずで、きっとそれは「鳥山明の絵」なのじゃないかという点に導かれるのです。「鳥山明の構図すげー」みたいなのがあの漫画の魅力だったのではないでしょうか。ただ、その衝撃があまりに大きかったので、そのエッセンスの入ったアニメにも人気が出て、大ヒットだったのではと考えています。

ストーリーに関しては、僕はこれを「少年ジャンプ系」と分類していて、いわゆる「少年期の麻疹みたいなもので、周りから伝染して熱を出すけれど、一回罹ったら熱が上がらない」感じのものじゃないかと思っています。それと、前述の鳥山絵の事件と言えるくらいの衝撃が重なって大ヒットしたのではというのが、僕の「ドラゴンボール」の分析なのです。

蛇足ですが

ドラゴンボールのアニメの新作は、レベルが高くてとても良く出来ていると思います。でも、期待されているほどヒットしないのはやはり、麻疹の抗体を持っちゃったからで、持っていない若い子はワンピースとかNARUTOに流れていっちゃったとか、鳥島さんはドラゴンボールのストーリーを「作っていた」のではなくて、鳥山絵が一番活かせるストーリーの「チョイス」が間違っていなかったのだと思います。実写版ドラゴンボールが「コレジャナイ」のは、「鳥山明さんの絵じゃないから」だと思います。