白雪姫という有名なお話(キャラ)がありまして、有名なのはディズニーのアニメで設定年齢は14歳だそうです。(原作は7歳)だいたい、そういうキャラに憧れるのはずっと下の年頃で、多くのアニメなどのファンタジー作品のヒーロー&ヒロインは、子どもたちの憧れとも言えるのではないでしょうか。

白雪姫

基本原則として、主人公よりも年下が作品のターゲットとなっているはずで、そういうカスタマーの理解の範疇を超えないという暗黙の了解があるのではと思っています。

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上のキャラは物語の中では「おっさん」という外観をしていますが中身はまだ若者という設定になっています。若者とはいえ、ゲーム自体を15年も運営しているという設定なので、そこそこ「おっさん」だとは思うのですが、色々と彼のセンス(何をチョイスしているのか?)から、対象年齢が推測されると思うのです。

ズバリ言っちゃいますが、ぼくはこの作品の対象年齢は13歳だと思っています。

ゲームの運営をしていると言いながら、町おこし(村おこし)のアイデアが「温泉」とか、色々と微妙です。タバコの吸い方も、「カッコいいから咥えている」感じで、ヘビースモーカーの割に苦労話が出てこないです。お酒のチョイスも赤ワインというのは逆に大人っぽくなかったりします。

ファミレスメニュー

せっかく高級店に来ているのに、なぜかファミレスみたいな料理だったりするのは、「わかりやすさ」だと思うのです。リアルに高級店で出てくるような料理で作画すると、「食べ方が間違っている」と気づくハードルがめっちゃ高くなってしまいますからね。このシーンでは、この子がレストランに慣れていなくてあたふたしている状況を説明したかったわけで、観客にもわからないような料理はNGですから、こういうファミレスみたいなものになっているのは必然で、逆に言うと「ファミレスレベル」の観客を想定した作品だと思うのです。

Pretty Woman

これをやりたかったのだと思いますが、色々と子供(13歳)向けにアレンジを加えたのがこの作品ではないかと思っています。「見た目がおっさん」とは言え、このときのリチャード・ギアは40か41歳で、「青年」実業家の役になっています。13歳から見れば「おっさん」かもしれませんが。

ということから、今現在、巷に溢れている「幼女連れ回しおじさん」は、13歳の男の子の「憧れの職業」のひとつなのではないかというのが僕の見解です。主人公の喫煙率が妙に高いのも、「大人へのあこがれ」のひとつのように思います。作る側としてはそのあたりでたいへん苦労なさっているように見受けられるのですが、色々と細かい「アラ」が気になるのであれば、作品の対象年齢から外れているのだなあと思うしかないようです。