アニメができたらいいなと妄想しているブログ

他人の作品を観て、「自分ならこうするのに」と、妄想するのって楽しいですよね。その妄想を割と本気でまとめてみたら、アニメの原作ができるんじゃないかっていう、さらに妄想なんですけれど、二次創作という名前の寄生をして、誰かに完成品を作ってもらおうと素材になりそうなものをばらまいています。

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2017年02月

2017冬アニメ アニソンお気に入り

「アイアンマン」という映画がありまして、いわゆるマーベルヒーローのお話なのですが、挿入曲のAC/DCがカッコよくて、冒頭からテンション上がりまくりなんですよ。で、テーマ曲とか挿入歌とかの「イメージソング」って、大事だなあと再確認したのでした。



今季のアニメのイメージソングとして、「幼女戦記」はオープニングもエンディングも作品のイメージにピッタリで、雰囲気を盛り上げるのにすごく貢献しているというか、「イメージソングはこうでなくちゃね」というお手本のように思えて、感心しているのです。ただ、ちょっとうるさくって、深夜枠での鑑賞の場合、隣に聞こえるんじゃないかとちょっとヒヤリとするのが珠にキズなんですけどね。

年が変わってからの「3月のライオン」のオープニングもカッコいいのですが、これもちょっとうるさくて困っています。

その後の「ラブアンドロイド愛」

以前、ネタとして作った「ラブアンドロイド愛」ですが、その横顔的な物をデザインしてみたのでここに保管しておきます。

青山愛

その相棒というか、主人公のヒロくんも併せてバージョンアップさせてみました。漫画の設定的には「のび太くん」のポジションのキャラなので、メガネを追加してちょっとだけスケベ要素をおりこんで…

有吉弘行の似顔絵ではない

普通に有吉さんの似顔絵になってしまいました(笑)。あと、高校生にしては老けすぎに思うので、ちょっと丸顔で漫画っぽい髪型に変えてみました。

ラブアンドロイド ヒロ

これは…「小林さん」だ(笑)。もっと、主体性のない情けない感じで、勝生勇利くんのような…

勝生勇利じゃない人

って、「まんま」だし…(笑)。メガネ男子をキャラ立ちさせるのって難易度が高いのですね。というか、すでに出尽くしちゃっていて、何をやってもどこかの「あのキャラ」に似てしまうという・・・。逆に、そこから外すと、「ザ・脇役」を狙っているとしか思えないようなものしか作れないのでした。

megumi258

いや、要素を偏らせすぎなのかもしれませんね。



似顔絵の作画と漫画のキャラの描き分け その4

正面とか、斜め方向から描いたキャラ絵の、目とか鼻の位置の比率を使って横顔が描けるんじゃないかという実験です。というか、3D化を視野に入れたキャラデザインを考えてみました。

青山愛

全然別人です(笑)。俯き過ぎですね。比率をそのままにしたら簡単に横顔が描けるはずだと思っていたけど、いろいろな要素が複雑に絡んでいて、そこまでちゃんと考えないとこういう結果になるという失敗例です。

青山愛252

仕切り直し。顔の向きを変えたら、青山アナに見えなくもない…。ということで、キャラの固定化に成功したということにしておきます。いや、アゴが長すぎるし、鼻が小さくなったし…。

s-megumi225
不採用とさせていただきます

過去絵から引用させていただくと、青山アナの横顔ってこんな感じで鼻の存在感が結構あります。ここで言う似顔絵とは、カリカチュア的な要素に頼らずに、横顔のシルエットに個性を織り込むための具体的なアプローチについて考えてみようと思っています。で、「やっぱり、鼻って重要なパーツだなあ」ということで、漫画でよくある横顔のシルエットや鼻の形を共通のものにしてしまうのはもったいないなあと思うのです。横顔も作風といえば作風なのですが、「これ一発」みたいに全部同じなのは、キャラデザインに与える制約が大きすぎるのではないかという問題もあると思います。

例えば、髪型を変えると誰だかわからなくなったり、変装というプロットをの中に、細かい要素を織り込めなかったり、目の形などの組み合わせがそれほど多くはないので、他作品のキャラと被ったり(※注)、これだけたくさんのアニメや漫画の作品がある以上、キャラデザインに閉塞感を感じざるを得ないのです。

※注

恵飛須沢胡桃

「がっこうぐらし!」という作品の恵飛須沢胡桃というキャラは、すごくよくできていると思うのですが、いわゆる「組み合わせ」のバランスがすごく良いとも言えるわけで、他作品にもよく似たキャラが存在して、結局スコップとか手袋とか小物アイテムに支配されているように見えないこともないという、ちょっと悲しいキャラだったりするのです。


怒り新党4コマ劇場 2月22日 「青山アナは二次会行きたくない派」

今回はセリフが多いです。フキダシをいっぱい詰め込んだら、漫画っぽくなりました。いつもはセリフが少なすぎるのでしょうか?実際のオンエアされたものはもっとカット割りが細かくて、青山アナのリアクションとか、なるべく喋っている人が映るようにカメラが切り替わったりしているので、4コマにするときはかなり省略されています。

女子アナをナメんなよ_007
実際の会話から文字起こしをして、そのまま使っているのですが、これだけだと会話の流れが変だなあと思って、Twitterに画像をアップした後でもう一度録画してあるものを見返して、細かく修正してみました。見返した時に一番ビックリしたのは、1コマ目の青山アナの絵がセリフと合っていなくてどうしちゃったんでしょう?まあ、大まかには間違いではないのでそのままにしておきます。

megumi247

どうやら、この絵が1コマ目だったみたいです。サムネイル画像だと判別できませんね(笑)。

「バイ貝」?「バイ見」?

「バイ見」とは


ベーゴマの名前の起源は…

青山「バイ見で作ったゴマ…」


バイ貝で作ったコマ
   ↓
バイゴマ
   ↓
ベーゴマ


というカンペを青山アナが、「バイ貝」を「バイミ」と読んだ勘違いから発生した新語。



バイ見

「バイ貝」をなんと読むのか考えているのに必死で、ちょっとマヌケな表情になっている青山アナを描いてみました。



似顔絵の作画と漫画のキャラの描き分け その3

僕が鼻で注目しているのは「位置と長さ」で、その2の鬼火先輩の目の位置がずいぶん下にあるように感じると思いますが、眼鏡が違和感なくハマっているのをチェックしてください。つまり、この鬼火先輩は目の位置が低かったのではなくて鼻の位置が高かったといえると思うのです。

で、鼻の位置は何に依存するのかというのが、今回の発見だったのです。結論を先に言うと「鼻根」とか呼ばれている、鼻が一番引っ込んでいる場所です。

普通に顔の絵を描くと、この「鼻の一番低い場所」は、目とほぼ同じ高さになってしまいがちですが、実物の人間だと人によっていろいろな位置にあって個性になっていたり、漫画やアニメの作画だと、作者の作風的な意味合いを持っています。つまり、これを意図的にコントロールすることで、キャラデザインの個性を強調できるんじゃないかというのが今回のお話の中心部分です。

手前味噌で申し訳ないのですが、僕の「三人娘」に登場してもらいます。この3人は、お互いが対比するように作っていて、そのキャラデザインもお互いが別々の向きになるように考えています。

さやか

トップバッターはさやかさんです。彼女は知的で裕福ですべてを持っているのですが、その家系から幼いころより大きな責任を負わされているという設定です。ですから、3人の中で最も大人っぽくしてみました。「お嬢様枠」でもあるので、鼻筋はすっと伸ばして、例の引っ込んでいる(敢えて、あまり引っ込ませない)ポイントは目の位置よりも高くしてあります。

ヒカル

次がヒカルです。彼女は3人の中では最もアクティブなキャラで、女子高生でありながらオリンピック代表で、東京オリンピックのマスコットとして世間から注目を浴びまくっているという設定です。幼いころより拳法を学んでいる筋肉系JKで、「乱暴者枠」に属しています。ボーイッシュでやんちゃな雰囲気を出したかったので、鼻の曲線を強くして、少年漫画風の味付けをしています。鼻の低いポイントは、目の高さと同じか若干低くなるようにしています。

杏樹
最後は杏樹です。彼女は飛び級でさやかたちと同じ高校に通っている14歳の女の子です。さらに、病弱で色白で細くて、人形と間違ってしまいそうになるような外見をイメージしています。人形的な要素と年下を強調するために鼻は小さく低くしています。鼻の低いポイントを通常の目に近い高さにしてしまうと、バランスが悪くなってしまうので、ずいぶん低い位置にポイントを持ってきています。

キャラ設定を外見に組み込んだところで、彼女たちは裏の面も持たせていて、さやかは「変態」で、ヒカルは「臆病者」で、杏樹は「ズルい子」という外見からは一番遠いところにあるような一面も加えています。


小林さんちのメイドラゴン 小林さん

「小林さんって、貧乳設定だけれど、このくらいなら結構僕にとってはツボなのだけれど」というつまらないお話…(笑)。

小林さん

アニメのキャラデザインだと、ちょっと強調しすぎかなと思って、このくらいならアリでしょう?という…。

小林さん

一応、漫画だとトーンを貼ってもらっていたりします。

s-megumi241

顔のアップはこんな感じで。


「小林さんちのメイドラゴン」感想

このアニメが京アニ制作だったのを思い出しました。

小林さんち

いわゆる「日常系」という括りのなかには入っていると思うのだけど、終わった後で引きずってしまうような独特の寂しさがある作品があって、それをまとめると京アニ作品が多くて、それはそれで京アニ作品の特色なのかなあとか思っています。まだ、全体の真ん中あたりなのに、「ああ、このアニメもいつか終わってしまうんだな」と思ってしまって、「この寂しさは、アレだ…」と思い出すのが、「けいおん!」とか、「氷菓」とか、「たまこまーけっと」とか京アニ作品だからなのかもしれませんね。今までは、この作品に共通するのは「主人公が高校生で、いつかは卒業してしまう」という時限装置みたいなものがストーリーに含まれていて、それを感じ取ってしまっているのかと思っていたのですが、「そうではない」というのが今回の作品なのです。

「響け!ユーフォニアム」が、とてもキレイに終わってしまったので、そう感じてしまうのかもしれませんが、キライではないです。逆に、「京アニが王道に戻ってきた」という受け取り方もできるように思います。

ドラゴンとか出てくるので、ファンタジー要素が強くなって日常系に含めてよいのか疑問はありますが、「作り」は日常系のものになっていると思います。こういうものの正しい鑑賞の仕方として僕が考えているのは、「思い出しては録画してあるものを見返す」というパターンだと思います。古い・新しいは関係なく、その時の空気感を思い出すというか、懐古的と言ってしまうと言い過ぎかもしれませんが、空間というか時間というか、そういう「あの時の思い」に浸るというか、メチャメチャ内向的な趣味のひとつだとは思うのですが。

Led Zeppelin

それはさておき、「涼宮ハルヒの憂鬱」という作品はアニメ界のレッド・ツエッペリンではないかと思っていたりします。ご存じない方のために説明をさせて頂くと、レッド・ツエッペリンというのは、大昔のロックバンドで、活躍していた頃は「ロック」というものを牽引していたというか、今の「ロック」や「ロックバンド」が、今の形になるためのエポックとも言えるべき存在で、現在の初老のロックファンの多くが影響を受けているのですが、当時のインパクトが強すぎて、新しいものに対してそこまでの感情移入ができない人達は、今のロックには全く興味を示さず、古い音源ばかりを追いかけて、「やっぱりzepが一番」という呪縛から逃れられなくなっていたりするのです。

ああ、そこまで言っちゃうと、「ハルヒ」じゃなくて、「ガンダム」とか「エヴァ」とかそういうポジションなのかなあ…。時代的には「巨人の星」とか「宇宙戦艦ヤマト」の頃なのですけどね。


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