2012年10月
2012年10月18日
介護保険支援のソフト
介護保険用のソフトは世の中に沢山流通していて、ASP方式であったりSAAS方式が主流になりつつあります。
「どちらが良いのしょうか？」という質問を承ることがありますが、個人的にSAAS方式が便利です。世界中いつでもどこでも作業ができますので、時間に制限がかかりません。これが事業所のパソコンでないと作業ができないソフトだと、休日に出勤してからパソコンを立ち上げて、そこから仕事を開始するまでに1時間以上は無駄になるのです。
（通信速度が速くないと動作が緩慢になり、不便に感じることもあります。）
サーバを事業所に設置するタイプのソフトは、OSに依存していまして、例えば先日こんなことがありました。「Windows7の64bit版で動作しない」というもの。最近家電量販店で販売しているパソコンの多くは、64btitのOSを搭載しています。知らずに購入すると後で困ってしまいます。
ソフト会社は割と中小企業で開発を行って、ついでに自社で販売を手がけているケースもあり、細かな対応が物理的にできないケースがあります。
今どき64bitのWindows7に対応できていないソフトを選ぶ経営者もどうかと思いますが・・・。
比較的大手であっても、SAAS方式のソフトでこんなことがありました。
「IE9で動作させると、おかしな挙動をする。」「IE8にVerを戻すと、正常動作をし始めた。」
クラウドで操作する訳ですから、ブラウザソフトに完全対応していないと正常動作しないのは当然のことですが、ユーザーに対してホームページで告知する情報が足りずに、しばしばコンサルタント先で解決方法がわからずに困ります。
サポート係も平日9時から17時までの対応で土日は対応不可能。電話しても保険の締め日である毎月10日前後は電話がつながらないなど悲惨な結果が待っています。
これらに輪をかけて面倒なのが、セキュリティソフトです。ガードが堅くなるのは頼もしいことで、昨今のコンピュータ犯罪を新聞で読むたびに、これらのソフトを導入することは必須であると思われますが、逆に柔軟性が失われて正常動作を妨げることがしばしば。
先日もSAAS方式の業界大手のカナミックのCICを使っていたところ、IE9で動作異常が確認され、解決するのに都合三日間かかりました。その間は仕事になりませんでした。
http://www.kanamic.net/
業界内で比較的大手のソフト会社でさえこの有様。
原因を究明する際に原因の「切り分け」という行為が必要で、サポート係の担当者の中には、「切り分け」が十分に行えない人もいますから注意が必要です。いつまでも根本の原因に到達できず、問題解決に至らない。それは時間の損失です。サポート体制をおろそかにしている様子がうかがえた場合、他のソフトに移行してみるのも一つの手です。
弊社の介護記録ソフトにもいえることですが、「ユーザーに面倒な作業はしない、させないソフト」を販売するというのが鉄則。でないと、サポート代金（人件費）がかさんでしまい、利益を圧迫するからです。
http://www.care05.com/super/hanamaru.html
何より、お客様に不利益を与える原因になっては大変によろしくありません。
2012年10月10日
データの引っ越し
【引っ越し】
特に問題もなく安定して動作していた自分のパソコン。この度新しいマザーボードとSSDを購入したので、バックアップを確保してパソコンの引っ越しをした。それまで使っていたシステム領域担当のSSDはSATA2.0規格から3.0規格へ置換。data領域も一緒にSATA3規格のHDDに乗り換えた。余ったIDEはまだ使えるので新しいMBに組み込もうとしたが、既に時代は流れてIDEのコネクタは存在しない。そこでこのHDケースを購入してIDE-HDの延命を試みた
http://kuroutoshikou.com/modules/display/?iid=1591
GW3.5PSP-U3 3.5型 SATA HDDケース
クチコミを見る
【動作不良】
ところがケースにIDEを組み込んでも認識しない。USB3.0規格でIDEを接続できるケースは今現在これしか流通していない様で参った。代替え品を調達することもできず。「何とか動け！」とトライagain。
IDEドライブは全部で４台余っていたから、順番にケースに接続して動作確認を行っていると、３台目にしてUSBが反応をし始めた。最初から反応しないところが憎らしい。原因は明らかに付属品IDEケーブルにおける接触不良。別のIDEケーブルをストック品から持ち出し、つなぎ替えると全く問題なく起動し始めた。
接続を確認し「ドライブの管理」の項目で一端すべてのボリュームを削除し、新たな領域を確保ができた。ここまでくれば大丈夫かと思い、ついでに動かないHDDをもう一度ケースに納めてUSB3.0から認識できるか否かを試すがやはりNG。認識しない。
【解決方法】
よく見れば、「マスター」に設定しておかなければならないHDDのジャンパーが「スレーブ」になっていることに気がつく。４台すべてをマスターにして再度挑戦。結果・・・４台中３台は復活。うち１台はクラッシュ寸前まで使い込んでいた模様で、怪しげな動作を繰り返すので廃棄処分を決めた。
【冷却は大事】
GW3.5PSP-U3は古くなったHDDを復活させるアイテムとして便利。電子回路のちゃちな感じがいかにも「キワモノ」だが、サポートしないから価格が抑えられているのであって我慢しようと思う。
放熱もよくないから、長時間稼働させると熱暴走、あるいはドライブの寿命が短くなることは避けられない。ギガバイト（GB)単位でコピー＆ペイストを繰り返すとかなり熱くなるので、隣に冷却ファンを置いてあげた。これなら長時間稼働させても大丈夫でしょう。
USBどこでもでか扇風機 ブラック UMF02
USBどこでもでか扇風機 ホワイト UMF02WH
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【今回のまとめ】
・ジャンパースイッチは「マスター」に統一。
（HDDの種類によってはスレーブの場合もある）
・付属品のIDEケーブルの接触不良を疑う。
・放熱対策は念入りにする。
こんな感じで安売りHDDケースは完動する確率がUPします。
2012年10月08日
2012年10月04日
昼間のアルコールは
平日に休みが取れたので、上野の森美術館へツタンカーメン展へ行ってきました。（HPを開くと音声が流れますのでご注意ください）
http://kingtut.jp/
『待ち時間無し』という情報を公式ツイッターから得て、時間帯を見計らいながら上野駅構内でチケットを購入。ここでチケット購入するとSuicaが使えます。
入り口に固定電話の受話器に似た音声ガイドを５００円でレンタルしていますので、お財布に余裕のある方はこちらをどうぞ。展示品に関するトリビアを聞きながらですと楽しさが倍増します。
展示品は撮影禁止ですのでブログには掲載できませんが、かなり綺麗で「本当に3000年前の装飾品かしら？」と不思議な感じがしました。
正式に発掘が行われたのは既に盗掘された後だった様ですが、なぜ盗難を逃れたのか想像するだけでわくわくします。もしかして故意に手付かずに残されたのかもしれません。
ところでこの展示には、黄金のマスクは展示されていません。
【参考】 http://news.livedoor.com/article/detail/6939491/
棺もツタンカーメンの曾祖母のもので、ツタンカーメン本人の物ではありません。それでも見る価値はあります。装飾品を凝視すると精巧な細工が施されており、当時の職人さん達が丹精込めて作り上げた美しい作品を、王族達が身につけていたのかと思いをはせるだけで感動すると思います。
当時日本国は弥生・縄文時代。穴で生活をしていた頃に、エジプトでは既に彫金の技術があったのです。一体どうやって鉱物から金を取り出していたのかなど思い巡らすだけで楽しい。
入場者が休日よりも少ないとはいえ、展示場の中は混雑していますから落ち着いてじっくり鑑賞することはできませんが、入場料2700円の価値はあります。私は将来エジプトに旅行へ行く機会は多分無いでしょうから、海外旅行をしたと思って高額チケットを買いましたよ。それでも二人で行くと5000円を超えますから安くはありませんね。
展示場内をぐるぐる回っていたら、見学後に喉が渇いたので外でビールを飲むことにしました。近くに美味しいお店が結構ありますから下調べしておくと良いでしょう。
夕食にはまだ時間が早かったので、前菜と生ビールだけ頂いて、お店を後にしました。ここのハーフ＆ハーフ（生ビール）は喉ごし爽やかです。
http://www.danhirou.com/
脂っこい料理は少ないので、これまでも高齢者の方々と会食するときに使っています。上野の立地では価格帯が安くはないのですが、下処理をした食材をしっかり調理して食べさせてくれるので私は好きです。
帰り道の電車内では、帰宅途中の皆さんに混じって立っているのも辛くなる酔っ払いモードになり、つり革にしがみついていました。
昼間のビールはよくよく酔いました。
