August 08, 2013

スタッフよりブログ移転のお知らせ

青山圭秀公式サイトが生まれ変わりました!
art-sci.jp

青山圭秀の『瞑想録』もこちらに移転しました。
http://art-sci.jp/essay/

引き続きよろしくお願いいたします。



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August 02, 2013

non-Vegi

突然ですが、ご報告です。
4日のプージャの際に神々にお捧げするお食事は、
聖者の指示と関係者のご協力により、
Vegi とnon-Vegiの両方になりました。
ここで、Vegiは菜食のことで、
non-Vegiというのは肉や魚、卵などが入っている料理のことです。
このプージャで捧げるnon-Vegiが大変美味しいというご意見が多々あり、
次回を楽しみにしていますというお言葉も過去、何度もいただきました。
実は私自身も、それに賛成せざるを得ません。

お食事は充分な数が捧げられますので、
プージャに参加していただいた皆さんは……
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mariaoyama at 21:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)ヴェーダ | 人生

July 12, 2013

正統について 4

『盛者必衰の理』
われわれの宇宙を支配するこの普遍法則は、
地上最大の権力であったローマ・カトリック教会をも例外とはしなかった。
教会は、徐々にその権威も権力も失っていき、
現在のフランシスコ一世の時代は、
ローマ法王の権威を認めるというキリスト者が世界中に何億人かはいる一方で、
それを認めないという人びともまた、
何億人か存在する。

この問題を考えるのに焦点となるのは、主に以下のような点だ。
1)まず、イエスは本当にこのとおりのことを言ったのか。
  (その事実はどのようにして保証されるのか)
2)この言葉に関するローマ・カトリックの解釈が唯一正しいのか、そうではないのか。
3)仮にペトロが首位権を得たとしても、
  その後継者たちはこれを“正統に”継承してきたのか。
これらすべての論点が、それぞれにキリスト教世界を二分する大問題であり、
各々の教会がそれぞれの立場を主張する他ない状態となっている。
すなわち、決着は、キリスト教の中ではつかない。

聖書と、キリスト教を解説する以上、
これらの点にまったく触れないということはできず、
これまで何度となく、この問題を解説してきた。
が、とうとう今週、まさに問題のその箇所(マタイ第16章)に突入する。
他の3福音書にはない、マタイだけにあるこの記述は……
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mariaoyama at 19:58|PermalinkComments(3)TrackBack(0)キリスト教 | 世界

正統について 3

ローマ法王の正統性は、ひとりローマ法王にかぎらず、
ローマ・カトリック教会の正統性や真実性と表裏一体をなしている。
では、これを保証するものはいったい何なのか。
これまでも何度かお話ししてきたように、
それはひとえに、以下のようなキリスト自身による言葉であるとされている。

『あなた方は、わたしを何者だと言うのか』
 シモン・ペトロが、
「あなたはメシア、生ける神の子です」と答えた。
するとイエスはお答えになった。
『シモン・バルヨナ、あなたは幸いだ。
 あなたにこのことを現したのは、人間ではなく、わたしの天の父なのだ。
 わたしも言っておく。あなたはペトロ、わたしはこの岩の上にわたしの教会を建てる。 陰府(よみ)の力もこれに対抗できない。
 わたしはあなたに天の国の鍵を授ける。
 あなたが地上でつなぐことは天上でもつながれる。
 あなたが地上で解くことは、天上でも解かれる』(マタイ 第16章15−19)

こうして、イエスは12使徒の筆頭であったペトロに教会の首位権を与え、
その権能は代々に受け継がれて、
ついにはいかなる国の王権をも凌駕し……
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mariaoyama at 08:34|PermalinkComments(1)TrackBack(0)キリスト教 | 世界

July 11, 2013

正統について 2

“正統”にまつわる問題は、決して他人ごとではなく、
われわれ日本国民にとっても常に身近にある。

『前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
 国の交戦権は、これを認めない』

いわずと知れた、日本国憲法第9条・第二項である。
ここに明らかに、『陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない』
と書かれている。
しかしそれと同様に明らかなことは、わが国に存在する陸上・海上・航空自衛隊は、
名前はどうあれ、陸海空軍であり、戦力であることだ。
そして、特に物騒な昨今、国民のほとんどは、その必要性を感じている。

『主権は国民に存する』と憲法は規定しているので、
国民が今の状態でよいといえば、それでよいのかもしれない。
しかし憲法上、はっきりと否定されているものが存在してよいのかどうか、
そのものの存在を定め、
そのありようをさまざまに規定する多数の法律の正統性はどのように保証されるのか、
憲法で否定しているものを、
それよりも下位である通常の法律が肯定することが可能なのか、
憲法により規定された国政選挙により選出された議員が、
憲法に反する法律を国会で通せばどうなるのか、
あるいは、選挙そのものが“違憲状態”であったり“違憲”であったりしたとき……続きを読む

mariaoyama at 23:32|PermalinkComments(1)TrackBack(0)キリスト教 | 世界

July 10, 2013

正統について 1

先般選出されたローマ法王フランシスコ一世は、
法王に選出、就任されてから、
選挙期間中に逗留していた部屋の宿泊費を自分で払おうとしたなど、
愛すべき逸話の持ち主として知られている。
このような人がキリスト教世界のトップに立たれたということは、
まことに喜ばしいという他ないのだが、
この方が、正統な教会法のもと、
正統に選ばれたキリストの代理人であるということを、
われわれは暗黙の前提としてものを考えている。
だからこそ彼は、新ローマ法王としてバルコニーに現れるや、
その場で直に、そして世界中のメディアを通じて世界に、
祝福の言葉を述べたのであった。

ところが、この人が“正統な”キリストの代理人であるということに、
実は世界中のすべての人が同意しているというものでは、実はない。
ローマ・カトリックと袂を分かったプロテスタント諸派は、
ローマ法王に対して一定の敬意は表するものの、
しかしこれを、地上におけるキリストの代理人とは認めていない。
東方教会に至っては、千年前にローマ・カトリックを“破門”したのであるから、
その長であるローマ法王はキリストの代理人どころか……
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mariaoyama at 23:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)キリスト教 | 世界

June 26, 2013

結婚式 番外編 2

あんなに可愛いお嬢さんが結婚して、父親としてはどんな気分?
そんなふうに水を向けても、
「いや〜、別に……」
としか、Yさんは言わなかった。
ところが、先日また、ホームレスの皆さんにお弁当を配りに行き、
二人きりになったとき、彼がポロリと言ったのだ。
「さすがにこのところ、落ち込んでるんです……」
(え……)
いったいどうしたのかと聞いてみたら、
やはりお嬢さんのことだった。
結婚前は、別にどうということはないと思っていたのに、
実際に結婚して巣立っていかれると、
実感が湧いてきたのかもしれない。
そうだろう。
男として、可愛い娘だけは持つものではないと、
つくづく思った瞬間だった。

最後になって大変恐縮だが、
ちなみに、そのえりかちゃんをさらっていかれた好青年を……
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mariaoyama at 18:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0)人生 | チャリティ

June 25, 2013

結婚式 番外編 1

顰蹙を恐れることなく、正直に書く。
この世の中には、結婚している「のに」幸せな人、
結婚した「にもかかわらず」幸せな人が、
稀ではあるがいるものだ。
そういう、選ばれた結婚人に、彼女にはなっていただきたい。

そういう人を、自然界は偶然見つけるのではない。
その人の人生をずっと見ていて……
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mariaoyama at 18:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0)人生 | チャリティ

June 24, 2013

結婚式 10

お嬢さんが音楽家と結婚することになったとYさんが明かしてくれたのは、
父の供養のため、ホームレスの皆さんにお弁当を配りに行こうとする車中であった。
われわれ自身が夕食をとる時間がなく、
余分に買っておいた弁当を、車中で貪り食べていたときである。
驚いた私は箸を止め、しばらく黙ってしまった。

私の周りの、まだ誰も知らない情報であることは明らかだった。
なので、私も誰にも言わなかった。
著名人の場合、噂が先走ると、そこに奇妙な力学が働き、
結婚でも何でも、ボツになってしまうことがあるからだ。
そのような例を、われわれは、特に芸能界において目にすることがある。

それにしても私が嬉しかったのは、
相手の方が立派な音楽家であったことよりも、
その方の人柄がよく、まことに好青年なのだという彼の話だった。
えりかちゃん、さすがにいい人を見つけた。
が、それはやはり、父親のおかげでもあるように思えるのは、私のひいき目か。
Yさんが、彼女に何を特別教育したわけでもないだろう。
ただ、彼がこれまでに行なってきた、弱い人びとや、社会への多大な貢献に対し、
神々が、あるいは自然界が、こうして恩返しをするのではなかろうか。
苦しみを和らげてもらった人たちの感謝の念が、
彼だけでなく、その家族にも否応なく及ぶのではないか。

どんな出会いもそうであるように……
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mariaoyama at 18:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0)人生 | チャリティ

June 23, 2013

結婚式 9

司式をした外国人神父は、なかなか興味深い人物であった。
「サッキ、ワタシノヘヤに、シューニンシサイ(主任司祭)イソイデキマシタ。
 ダイジョブ(大丈夫)デスカトキクノデス」
(……)
「キョー、ケッコンサレルヒト、シッテマスカ?
 ユーメーナ、オンガクカデス。
 ソノタメニ、チャーントセッキョー(説教)、ジュンビシマシタカ?」
(……)
「イイエ、ジュンビシテマセン。
 ワタシ、シリマセンデシタ」
ここまで話して、会場に笑いが起きた。
「コノヒト、ユーチューブ(You Tube)ニデテイマス。
アトデミトイテクダッサイ」……
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mariaoyama at 18:00|PermalinkComments(1)TrackBack(0)人生 | チャリティ