レディースクリニックマリアヴィラ ダイアリー

東京都東大和市 多摩都市モノレール上北台駅すぐのレディースクリニックマリアヴィラから クリニックの日常やお役立ち医学情報などを発信していきます

2013年08月

未婚女性の卵子凍結

 未婚女性の卵子凍結保存について、日本生殖医学会の指針案が発表されました。
 簡単に言うと、40歳までには凍結して出産は45歳までにはしましょうね、というもので、常識的なものです。
 ただ、これは当然体外受精での妊娠を前提としています。
 そして凍結卵を使って妊娠から出産までいける人の割合は10%程度とのことですから、卵子を凍結保存したから今はすぐ作らないで仕事にまい進して仕事が一段落したら子作りするつもり、とか、今はいい相手がいないからとりあえず保存しておいて40過ぎまでにじっくり相手を探してから結婚しよう、とか考えていても絵に描いた餅になってしまう可能性が大いにある、ということだけは強調しておきたいと思います。
 いかに技術が進んだとはいえ凍結によるダメージがやはり妊娠率を下げるのかもしれません。それに、土台、人生が計画通りにいくはずがない、のかもしれませんよね。だいたい10%くらい計画通りにいけばいい方かもしれません。
 ですので、経済的にすごく余裕がある方が保険として保存しておかれるというのはいいかもしれませんが、これによって人生計画を変更するとか考え直す、というようなことはやめた方がいいと思います。

 11月に生殖医学会が神戸で行われますので、またそれに参加させていただき、詳しいことは聴いてこようと思います。

 しつこいようですが、人生は計画通りにはいきません。

残暑厳しき折

皆さまいかがお過ごしでしょうか?
学会に行ったあと、夏バテか、なかなかブログ書けませんでした。
学会では、昔お世話になった先生に久しぶりに会えてうれしかったですが、日常の診療に役立ちそうなことなども、いくつかチェックしてきました。また、人工授精用のカテーテルもよさそうなのを見つけてきました。
日々の診療にあたらしいことを、また、反映させて行きたいと思います。

学会で発表されていた内容の中で一番気になったのは、子宮腺筋症の人の不妊治療について、ですが。
治療の困難さは常々感じていましたが、学会のとりまとめた報告として出ていた、妊娠率40%というのは意外に予想していたより高いなあ、という感想です。でもまあ50を切っている訳ですから、初期の対応が重要というふうに考えて間違いはなさそうです。

それでは、まだまだ暑いですが、がんばって参りましょう。9月7日もまた産婦人科内視鏡学会に行かせていただきます。あしからずご了承ください。

日本受精着床学会

あさって8日から日本受精着床学会が大分県の別府で開催されます。
わたしも休みをいただいて参加してまいります。

今年は、週の後半だけを2回に分けて休むことで、多くの方が排卵の時期を逃すことなく1周期もむだにせず、人工授精などに対応できたと思います。しかし、職員には不評かもしれず、悩ましいところです。
ただ、わたしもあまり休まらなかったのは事実で、疲れはたまっています。別府温泉につかって何もかも忘れてリフレッシュしながら、新しい知識も学んでこようとおもいます。

それでは、皆さまお盆休みの旅行くれぐれもお気をつけて、いっってらっしゃい。
お盆の週は、当院は暦通りの通常診療行います。

手足口病の流行

子供がおもにかかる病気ですが、手足口病が大流行のようです。
口に潰瘍ができたり手足に水泡ができたりして風邪のような症状が出る病気ですが、今年のタイプはエンテロウイルス71という脳炎や髄膜炎といった重症の感染になりやすいタイプなので注意が必要です。
小さいお子さんがいらっしゃるご家庭では、トイレに行ったあとなどにしっかり手洗いをしてください。おむつ替えをしている方も手を良く洗いましょう。
大人もまれになることがあり、やはり風邪のような症状が出ます。ただし、大人は免疫が低下している人以外はかかりにくいとのことです。暴飲暴食や不規則な生活を避けてストレスをためないようにしましょう。

風疹もそうですが、やはり人類の生活は感染症との闘いですね。

まだまだ8月に入ったばかりで暑いですが、過ぎてしまえば夏は短いもの、今ここ、を精一杯がんばりましょう。
livedoor プロフィール
カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ