レディースクリニックマリアヴィラ ダイアリー

東京都東大和市 多摩都市モノレール上北台駅すぐのレディースクリニックマリアヴィラから クリニックの日常やお役立ち医学情報などを発信していきます

2015年04月

連休始まりますが

いかがお過ごしでしょうか?

とりあえず当院は、暦通りの診療ですので、29日水曜日はもともと休診日で関係ないので、今週は平常通りです。

来週は暦通り456休みで7日木曜日から通常診療です。

心配ごとのある方は今週中の受診をお勧めします。

日本産婦人科学会@パシフィコ横浜

 金曜日の午後お休みをいただき、日本産科婦人科学会総会に出席してきました。
 
 いろんな発表を見聞きしてきましたが、今回は曜日的に産科のことと手術のことが多く、不妊関係はあまり含まれていませんでした。しかし、やはり腹腔鏡手術の安全性に関する話や新しい器材など吸収することは多くありました。

 貴重なお休みを頂きありがとうございました。間違えてお見えになった方がいらしたとしたらごめんなさい。

 学んできたことでお返し致します。

 しかし、パシフィコ横浜にはやっぱり福山雅治ライヴで行きたいものですね。余談ですみません。

内視鏡手術の安全性

 群馬大学病院や千葉のがんセンターで、腹腔鏡手術後に多くの患者さんが死亡されていた、というショッキングなニュースがテレビで報じられています。腹腔鏡手術は婦人科でもごく日常的に行われる手術なので、みなさん心配になるかと思います。ニュースで出てきているのは外科におけることなので、どう違うのか、婦人科では心配ないのか?すこし解説したいと思います。

 まず、扱っている病気が違います。テレビに出てきているのは肝臓がんやすい臓がんなどのもともと悪性腫瘍で開腹手術をしても難しいケースです。そして術後に再出血などおこした場合致命的な大出血になる可能性がある大動脈の近くの場所です。婦人科で行うのはおもに卵巣のう腫や子宮筋腫など良性の病気ですし、大きな血管は周囲にあまりなく、あるとしたら腸ですから、合併症が起きても致命的とまではならないことがほとんどです。

 婦人科でも学会できいていると、子宮体癌などのリンパ節摘出を腹腔鏡でやっている施設が結構あります。ただ、やはりその周囲には大動脈があり、大出血の危険性と隣り合わせです。実際に傷の小ささはメリットですが、まず優先されるべきは安全性です。学会での報告などをききながらいつも思うのは、ゴッドハンド競争みたいな、医師の功名心や野心から安全性が最優先されなくなったら怖いな、ということです。(もちろん、私もなんでも腹腔鏡で手術したいと思っていた若気の至りの時期がありましたので、ときに医師の野心も医学を進歩させる原動力の一つであることは、よくわかっています)
 
 報道されている内容では、手術の説明で「簡単な手術だから」という説明で終わっていたみたいな話も漏れ聞こえてきます。術前の説明で、自院で何例執刀例があり術後成績はどうかという説明や、簡単な手術というのは一つもないはずですから、合併症などの説明が詳しいか、などが信頼できる医療機関かどうかの判断基準かと思われます。

 まとめますと、婦人科での良性の病気に対する腹腔鏡手術は、悪性腫瘍に対する手術とはちがい、ほぼ安全性は確立されています。ある程度の症例数がある病院で手術を受ければ、まずは安心と思って大丈夫なはずです。納得して安心して手術に臨めるように、病気や手術に対する理解を深めるようご自身でも勉強してみてください。そうして質問すれば、必ず友人のような立場でアドバイスしてくれる医師に出会えるはずです。

新年度

 桜も満開になり、今日から新年度が始まりました。

 いろんな節目で決意を新たにしたり目標を立てたりするのは、計画通りいかないのはわかっていても大事なことですよね。過去を振り返って反省することも。

 来週には学会もありますので、新しいこと勉強してきて仕事上の目標も立てたいと思います。

 皆さまにとって新年度の始まりが輝かしいものになりますことお祈りしています。

 
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