レディースクリニックマリアヴィラ ダイアリー

東京都東大和市 多摩都市モノレール上北台駅すぐのレディースクリニックマリアヴィラから クリニックの日常やお役立ち医学情報などを発信していきます

2016年07月

梅雨明け

梅雨が明けて暑くなってきました。熱中症の季節が本格的に始まります。こまめな水分補給を心がけましょう。
本日は休診にさせて頂きすみませんでした。
しかし、休んで離れて分かることもありますね。
リフレッシュしてまた、明日から夏休みまで頑張ります。

本日休診

本日は都合により一日中休診とさせて頂きます。誠に申し訳ありませんが、お間違えのないようお願いします。
井伏鱒二という昔の作家に、本日休診という小説がありました。そんなノンビリした時代に戻りたいような気がします。
ポケモンなんか探してたら、そんなノンビリは出来ないでしょうし。ちなみに先日の東京ドームでもポケモンはいましたが。数匹で飽きました。大人が熱中するのは私にはあまり理解できませんでした。

息抜き

今日はひょんなことから、東京ドームでの都市対抗野球を観戦しました。
ルナベルでお世話になっている日本新薬さんも野球部が強く、大変な力の入れようらしいです。福山さんの奥さんのお父さんがコーチらしいですし。
応援合戦の凄さにビックリしました。

無痛分娩のこと

麻酔下卵管造影のことを書いた時に、完全な無痛分娩は無理、ということを書いたので、無痛分娩について書いてみたいと思います。
一般的な硬膜外麻酔分娩の話で言うと、麻酔をしっかり効かせて痛みを取ると怒責がかけられなくなり、結局吸引分娩になる確率が高くなります。出産経験のある経産婦の方だと10パーセントくらいの吸引分娩率が初めてのお産の方だと50パーセントを超えていたのです。私の経験した範囲ですが。
そうすると、結局お産の時は痛みが無くても吸引分娩に伴って会陰切開の傷が深くなりたくさん縫うことになります。そして麻酔が切れたら歩くのもやっと。ペンギン歩きの人が多くなる(;´Д`A
というわけです。
帝王切開も手術中は無痛ですからある意味無痛分娩なのですが、やはりお腹を切ると麻酔が切れたあとは傷が痛い訳です。だからトータルで見ると無痛分娩ではない、ということになります。
お産というのは、産まれる瞬間だけのことではないですから、産まれる前の陣痛の時から産まれる瞬間までだけでなく、その後育児に慣れるまでの数日の入院期間を含めて考えると、何をしてもプラスマイナスゼロ、あんまり変わらなくて、結局生みの苦しみでお腹を痛めずに新しい命を産み出すことは不可能なのかもしれない、と、つくづく思います。
しかし、和痛で良ければ可能なのです。完全に痛みがなくなると期待して期待値を上げられすぎていると満足出来なくても、和痛できれば良しと期待値を低く持てば、ある程度は痛みが軽くなって良かったなあと思って頂けるはずです。
不妊治療についても、いちいちがっかりしないためには、 最初から期待値を上げすぎないことも長続きするためには大事かもしれません。期待し過ぎるなというのが難しいのは重々承知ですが、そこはどこか醒めて客観的に見ている自分を横に置いておいてほしいと思います。
人工授精もうまくいく人はツボにハマったように1,2回で出来て卒業して行かれますが、トータルでの妊娠率はやはり10パーセントいかないものなので。タイミング法の2倍とはいえ、期待し過ぎるのも禁物なのです。
無痛分娩のことを書いてきて、不妊治療の話に飛んでしまいましたが、もしかしたら人生全般のことにも当てはまるのかもしれません。何事においても見返りを求め過ぎるからがっかりしたり恨みがましく思ったりしてしまうのだ、という。

ジジイの説教みたいな話になってきてしまったので、元の元の話に戻りましょう。麻酔下卵管造影です。麻酔して行うと無痛です。検査後もそんなに痛くて帰れないという方は見たことはありません。しかし、麻酔下卵管造影という事実のみの表記を続けるつもりです。無痛卵管造影などと銘打って期待値を上げすぎても、がっかりする方がたまには出てくるかもしれないからです。
また、長い話になってすみません。

麻酔下卵管造影についての問い合わせ

最近、麻酔下卵管造影についての問い合わせが多いので、少し書いてみます。

まずよくある質問が麻酔は安全ですか?というものです。
麻酔薬に対するアレルギーは誰にでも、重症なもので5,000〜10,000分の1くらいに起こりえますが、それは造影剤に対しても起こりえますから、心配な人は造影検査自体を止めないといけない事になります。
麻酔をかけている時間は通常10〜15分ですので、基本的には気管内挿管を行うことはありません。よほど肥満の方や気道が狭そうな方以外は、挿管操作に伴うリスクもありません。あまり心配し過ぎることはないと思います。

では、何故、麻酔して卵管造影している病院があまりないのですか?という質問も頂きますが、それは、正直医療側の都合で面倒クサイからだと思います。
普通は麻酔無しで行う検査ですから、たまに痛みで無理という方がいても、痛みに弱い人、ヘタレのアカン奴的な扱いで切り捨てられているのが現状なのだと思います。レントゲン室とオペ室は普通は別々で、レントゲン室で麻酔をかけることは不可能ですし、オペ室は普通のオペで混んでいてそんなちょっとした検査のためにわざわざ時間を割く余裕もないことがほとんどです。そして卵管造影で麻酔しても保険は効きません。
当院ではたまたま、開業前にいた三芳野病院の麻酔科医林田慎吾先生とオペ室ナースの方々が大変協力的で、オペ室で痛みに弱い人の卵管造影をさせて下さったために数例の経験を積んでいたことと、当院の狭い環境でスペースを有効活用するためにオペ室でレントゲンを撮ることにしていますので、本当に偶然の産物なのです。
開業する時に、何か1つだけでもオンリーワンの事をやろう、そこだけは日本一というものを持とうと思って始めたこともありますし、大学卒業時に日本一の産婦人科医になりたいと本田選手並みにビッグマウスなことを言っていたので、そんなニッチなニーズでだけでも日本一になれれば良いな(笑)と、今でも少し思っています。
m(_ _)m
それに、検査くらい完全に無痛で良いではないですか?そのあとにお産というもっともっとずっとずっと痛い事が待っているのですよ。妊娠出産するために検査をされている訳ですから。
そこは無痛分娩に青春を賭けてやって、その後体力的にも精神的にも限界を感じてお産の最前線から逃げ出したという私の負い目がそう言わせるのかもしれません。
そうなんです。お産の痛みは無痛にはならないのです。結局プラスマイナスゼロなんです。完全無痛分娩は帝王切開かなあと思ったこともありましたが、結局術後の傷が痛いんです。そして硬膜外麻酔分娩も麻酔を効かせ過ぎて自力でいきめなくなると吸引分娩や鉗子分娩になり、会陰切開の傷がズタズタに切れて、帝王切開のお腹の傷に負けない位痛いんです。だからせめて、卵管造影くらいは無痛に、と余計に思ってしまうのです。

さて、そんなこんなで今に至っている訳ですが、一時期麻酔下卵管造影を中止した事がありました。
それはホームページを見て、普通の外来予約で行けばすぐにやってもらえると勘違いして普通の外来予約を入れて麻酔下卵管造影の予約が出来たと思い数日前に電話して来られて、こちらの手術予定との重複があって結局お受け出来ず、お互いに嫌な思いをした事があり、もう遠方からの方は懲り懲りと思ってしまったからです。
本当はお互いちょっとしたボタンの掛け違えで、最初からきちんとメールでというルールを作っていれば、患者さんにも嫌な思いをさせず自分も自己嫌悪に陥らずに済んだのに、という反省をしてメールでしか受けない事にさせて頂きました。メールだと文章が残りますからトラブルは逆にないと思うからです。今後のトレンドになるはずの遠隔医療の先駆け的なつもりもあります。
しかも、かなりメールに時間を費やしているのに、メールのやり取りは無料です。(^○^)
では、今日は久しぶりのブログということもあり、かなり思いの丈を吐露してしまいました。
麻酔下卵管造影希望の方は、まずはメール下さい。よろしくお願いします。
長文失礼致しました。
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