2016年05月21日

多摩ジェンダー教育ネットワーク

多摩ジェンダー教育ネットワーク第25回会合に出席。
発表者:兵藤智佳
題 目:学生による「デートDV」啓発を支援する─早稲田大学の試み─

受講生の制作した映像作品を観賞したあとで、授業の進め方をレクチャーしてもらう。
以下、覚え書き。
1、問いを立てる。リサーチクエスチョン。
2、問いに迫る方法論を考える。データを集めて分析する。
3、実践する制作物を作る。どのようなメッセージを社会に送るか。
4、振り返り。体験の言語化。
グループワークの極意は、競争的に進めることとリーダーを作ること。

男子学生が被害者になるデートDVなんて、うちの女子大生には無縁かと思っていたが、スマホを覗き見る、SNSを監視する、LINEをブロックするのも社会的DVに当たると聞き、無縁とは言ってられないと思い直す。男子学生の相談がほとんどないのは、相談に行く以前に、自分の身に起こっていることをDVだと認識していないからではないのか。

懇親会では、発表者と、仕事を終えて駆けつけてくれた映像作品の制作者を囲み、さらにお話をうかがった。久しぶりにお会いした三橋さんと一緒に帰る。

第23回の会合は、
発表者:駒谷真美
題 目:今どきのヒーロー・ヒロインは?:アニメ・漫画・映画にみるジェンダー

行けなかった第24回の会合は、
発表者:野口雅美、岩橋恒太、鈴木菜月、加藤悠二
題 目:若者のあいだで今、HIV感染が増えています!:行政・CBO・学生・研究機関の連携の可能性を探る

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2016年05月20日

ゼミ発表2週目 4年生

4年ゼミの2回目の発表は、「春画展」について。
第二章の構成を変えました。

タイトル
・明朝体で。

はじめに
・大英博の展覧会の開催期間は?

第一章 春画と「春画展」について
第一節 春画について
・前回も書きましたが、江戸時代以前の出来事については、西暦だけではなく、和暦年(西暦)としてください。直っていませんでしたね。

第二節 「春画展」について
・永青文庫の展覧会はもう終了したので、過去形に直してください。細見の「春画展」の説明は?

第三節 研究史と問題点
・卒論では、ここに研究史と問題点を入れてください。

第二章 「春画展」の春画
第一節 図録とポスター
・大英博と永青文庫の「春画展」はOKです。細見は?
・女性表象の考察は面白かったです。挿図が残念。

第二節 特徴的な春画作品
・大英博と永青文庫のそれぞれの展覧会を特徴づける作品をあげてください。
ディスクリプションもね。
・そこから、作品から見る「春画展」の特徴を導き出します。

第三節 特殊なシチュエーションの春画作品
・取りあげた作品について、一画面一画面、ディスクリプションしてください。
・そのうえで、男性の欲求の話を導き出します。
・最後の、女性に人気の話も面白かったので、もっと長く書いてください。

おわりに
・OKです。


・ネット情報の書き方は、前回の講評を参照してください。

参考文献


・挿図がバラバラでしたねぇ。横書きルールを適応して、順番は左から右へ。
・キャプションは、挿図の下。出典は、作品名のあと。


考察はよくできていたので、考察を導き出すための分析をしましょう。春画作品を取りあげるときは、必ずディスクリプションをしてください。おわりに、で述べた結論を、図録とポスター、展示された春画作品を使って、どう導くかですね。

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2016年05月15日

オートクチュール展@三菱一号館美術館

オートクチュール展オープニングの招待状をいただいていたのに、行けなかったオートクチュール展へ。ここもまさかの入場制限。いやいや混んでいましたね。もっとゆっくり見たかったなー。

いつもの展覧会では見かけない層がいました。自作と思しき服を着たデザイナーと、デザイナーのタマゴたち。「これ全部プラスチックの竹ビーズだぜ」「すげーどうなってんだー」「このパターンが欲し−」と興奮して見ている男子学生3人組の感想が面白くて、ずっとついて歩きたかったぐらいでした(笑)

5月22日まで。祝日を除く金曜と会期最終週の平日は20時まで。混雑している美術館は、このぐらい開けてもらいたいですよね。

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2016年05月14日

3年ゼミ生歓迎会

4年ゼミ生による3年ゼミ生の歓迎会開催
院生以外は全員参加でした。
もっと前後の学年と交流できるといいんだけどね。

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2016年05月13日

ゼミ発表1週目 4年生

いよいよゼミ発表が始まってしまいました。
トップバッターは、映画『犬神家の一族』

はじめに
・鑑賞者が望んだ名探偵(ヒーロー)像を明確にするとありますが、どうやって明確にするの?インタビューするわけにはいかないのだから、これはもう横溝ブームという現象から、享受者の願望を明らかにするしかないでしょう。

一、湖の野々宮珠世の場面の記述
・OKです。

二、湖の野々宮珠世の場面の分析・考察
・双眼鏡の枠の考察はOKです。
・白=貞淑な女性の根拠は?白=純潔?
・質疑応答の時間に指摘されていましたが、白と日本の美の関係がよくわかりませんでした。日本の美は別章にしたほうがいいのかしら。ナショナリズムに荷担しないように。

三、金田一耕助の登場シーンの記述
・原作の『犬神家の一族』では、お釜帽のようですね。となると、チューリップハットにしたのはなぜ?チューリップハットといえば、大学紛争後の長髪とジーンズ同様、反体制や放浪のイメージなんですけどね。

四、金田一耕助の登場シーンの分析・考察
・片岡千恵蔵から高倉健まではスーツ姿だったというのは、初めて知りました。歴代の金田一耕助の服装について、もっと具体的に述べてください。
・アメリカ帰りであるにもかかわらず和服姿だったのが、アメリカ文化へのアンチテーゼだったのであれば、映画のなかで、スーツ姿ではなく原作どおりの和服姿にしたのはなぜなのか。ここで市川崑が選びとった日本の美が問題になるのではないでしょうか。

おわりに



参考文献



双眼鏡のところは、とてもよくできていました。ここで白い洋服を選択したのはなぜなのか?金田一耕助を和服にしたのはなぜなのか?チューリップハットを被せたのはなぜなのか?美しい映像と日本の美については、別章にしたほうがいいかしら。旧国鉄がディスカバー・ジャパンのキャンペーンを始めたのが1970年。美しい映像と芥川也寸志の音楽が高く評価された野村芳太郎の『砂の器』が1974年。日本回帰現象が起こっていたのでしょうかね。

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2016年05月07日

五島美術館見学会

3年生4人と4年生4人と一緒に、「源氏物語絵巻」を見に五島美術館へ。鈴虫第一段と夕霧段の担当者がいたので、一生懸命見ていましたね。よかったよかった。

第一展示室に移ったら、見たこともない「源氏物語図屏風」が( ̄□ ̄;)!!
第一、二扇上が桐壺の高麗の相見、第一、二、三扇下が若菜下の女楽、第三、四扇上が少女の五節舞姫、第五、六扇上が行幸の大原野の鷹狩り、第五、六扇下が常夏の涼みの場面。第四扇下は朝顔?いやいやこれは宿木では?ギャラリートークの受付をしていたFさんが、週刊朝日百科の宿木の巻を持ってきてくれて、ふたりで確認。根津美の伝光元の画帖にしかない珍しい場面でした。思わぬ収穫があった見学会でした。

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2016年04月30日

美の祝典機出光美術館

美の祝典「伴大納言絵巻」上巻の展示が終わってしまうと、慌てて美の祝典へ。

「日月四季花鳥図屏風」に「四季花木図屏風」、前回見逃した「宇治橋柴舟図屏風」も見ることができて満足。でも「吉野龍田図屏風」は桃山時代?
「伴大納言絵巻」は、信貴山と同じで長蛇の列かと思ったら、パネル展示を通ってから見るようになっていて、狭いスペースながら工夫されていました。

上巻は5月8日まで。中巻が出る美の祝典兇5月13日から6月12日まで。下巻が出る美の祝典靴6月17日から7月18日まで。

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2016年04月23日

黒田清輝展@東博

黒田清輝展3月から始まっているというのに、ようやく黒田清輝展へ。
期待していなかったわりにはよかった。でもどれも絵が小さかった。

よく学生がレポートに書いてくるのは、映画は最後にクライマックスシーンがあって、盛りあがって終わるのに、展覧会は最初にいい作品が出てしまって、最後は周辺画家の作を並べるだけで尻すぼみになると。確かに。でも今回の黒田清輝展は、最後の部屋に《智・感・情》がドーンと展示されていたので、展覧会の構成という意味ではよかったのかも。まぁ《智・感・情》の善し悪しは別として。

こうして黒田の作品を一堂に並べた展覧会を見て、黒田という人は、コランやシャヴァンヌを上手く翻訳して日本に紹介することができた器用な画家だったのだなというのが感想。

5月15日まで。

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2016年04月09日

信貴山縁起絵巻展@奈良博

信貴山縁起絵巻展信貴山縁起絵巻展のオープニングへ。
1ヶ月半の自宅療養生活で、驚くほど体力がなくなっていて、近鉄奈良駅から奈良博までの距離が歩けない
ゼミ旅行のときは、近鉄奈良駅から北円堂、国宝館、南大門、大仏殿、戒壇院、正倉院、法華堂、東大寺ミュージアム、奈良博ってコースで歩くのに。

休み休み歩いて、奈良博に到着。
飛倉巻には人が殺到していたので、尼公巻から。
いきなり絵巻を出しちゃうと、人の流れが滞っちゃいますよね。
最初は体力も余っているし、見る気満々だし。

スペースの関係で仕方がないのでしょうが、最初の部屋はパネル展示とか、東博の洛中洛外図屏風展のときのような高精細画像を見せるとかで、観覧者を分散させなきゃね。と思っていたら、出光美術館の「伴大納言絵巻」はパネル展示をしていましたね。

朝護孫子寺の宝物だけかなと思っていたら、奈良博本の「地獄草紙」や「粉河寺縁起絵巻」、懐かしい「彦火々出見尊絵巻」も展示されていました。久しぶりに見た「地獄草紙」は、今抱えている仕事のちょっとしたヒントになりました。

谷口さんは、「かうち」から「やまと」への「最初の改変は近世における新しい補筆ではなく、むしろ制作当初に近い時期に行われた」ものだと書いていらっしゃいますね。しかし、社寺縁起の担い手は京の貴族だと。安元2年9月、後白河院が信貴山に参詣しているところから、同じく安元2年の蓮華王院小千手堂本尊造立と「粉河寺縁起絵巻」制作同様、持仏堂建立と絵巻制作がセットでおこなわれた可能性を指摘。また、興福寺別当覚憲宛ての院宣によれば、後白河院は、四天王寺から東大寺に向かう途中、信貴山において食事と御堂参拝をおこなっている。文治元年8月27日、東大寺開眼供養の際、呪願師を務めた興福寺別当信円は、同年信貴山の塔婆建立供養もおこなっていると。

信円は藤原忠通の九男、松殿基房の同母弟、九条兼実と天台座主慈円の異母兄弟なんですよね。後白河院なのか、藤原氏なのか。

三巻とも巻き替えなしで、5月22日まで。

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2016年03月28日

卒業生結婚式&披露宴

卒業生披露宴2005年度生の結婚式&披露宴にお招きいただきました。

招待状に乾杯のご発声を、と書いてあってビックリ。いやいや、乾杯の音頭って、会社の上司のオジサマ担当って相場が決まっているでしょう。
「って言ったんだけど」
「そんなこと聞くような彼女じゃないですよね」
はいはい、そのとおり。ゼミ生はみな、彼女の性格を把握しています(笑)


彼女とは、かれこれ10年のおつき合いになりますが、この学年とは、卒業以来毎年会っているのです。それもこれも、毎年幹事を務めてくれる彼女のおかげなのです。最初は美術史のゼミらしく、美術館で展覧会を見学したあとレストランで食事だったのが、最近では、食べたことのない国の料理を食べる会に変貌していますが(笑)

今までは、ひとりで頑張り、ひとりで幹事を務めてくれましたが、これからは、おふたりで力を合わせて、幸せなご家庭を築いてください。結婚は生活だからね。すり合わせが必要です。それでは、おふたりの末永いお幸せをお祈りいたしまして、乾杯!

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