ゼミ発表2週目(4年生)石山寺縁起絵巻展@滋賀県近美

2012年10月03日

『週刊 絵巻で楽しむ源氏物語五十四帖』42号

42号夕霧2『週刊 絵巻で楽しむ源氏物語五十四帖』42号
現代語訳は、小嶋菜温子さん。

巻頭図版は、実践の香雪記念資料館の「源氏物語図屏風」。初登場です。東京富士美術館の「源氏物語図屏風」も初登場。シカゴ美術館の「源氏物語図屏風」に似た作品ですが、残念ながら補筆が多く、鹿の顔は明らかに補筆。それが表紙になってしまった(笑)。屏風を見せていただいたときに、まるで手塚治虫の鹿のようだという話になりましたがw。牡鹿が牝鹿を振り返って、「さぁ行こうぜ」って言っているみたいですww

夕霧巻を2号に分けたため、物語後半部のこの号は、夕霧が扇をかざすシーンばかりになってしまいました。いくら物語が長くても、絵の場面はそんなにないんだって。図版解説の龍澤さんには、同じシーンをことばを変えて書き分けるという離れ業をしていただきましたが、土佐派あり、狩野派か長谷川派の漢画あり、又兵衛ありで、バラエティーに富んだ仕上がりになっています。

この号からカラーコピーではなく、本物の色校を見せてもらうようになったのですが(遅いって)、どうでしょう。ハーヴァード本も京博本も色が飛ばないようになりましたが、久保惣本は多少赤味がとれたものの毒々しいし、東京富士美術館の屏風は黄色が強くて直っていないなぁ。

42号のコラムは、徳川・五島本の制作背景。柏木グループ源有仁説の紹介です。

mariko1961 at 00:00│Comments(0)TrackBack(0)│ │genji culture 

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