Chandler 日記

Route 66 に魅せられて、いつの間にか Route 66 沿いに住み、 憧れていたアメリカの田舎暮らしをすることに。 旅と住むとでは大違い。 毎日の暮らしの中で感じたこと、出会った事を徒然に。

2023年02月

不定期に開催される Antique Club に参加させていただいた。

毎回テーマがあって、所有しているテーマのアンテイークを持ち寄り、

それについての説明を聞いて、持ち寄ったものを見せあったり、

それぞれにまつわる話を聞いたりするお集まり。

 

皆さんそれなりにアンテイークがお好きで、知識も豊富。

そして今日のテーマは Ball Jar

と言われても、初めて聞いた名前で、なんの事かわからず。

友達に聞いたら、ガラス瓶のことで、

大体どこのうちにもある、との事。

だけど、我が家にはないようなので、

今回は見せていただくだけに。

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皆さんそれぞれ、ご自宅でお使いになっているようなのを持ってきて。

Ball Jar の歴史などを聞かせていただいたが、

歴史は古く、1800 年代末からある Ball 社の製品で、

正式名称 Ball Maison Jar と言うのだそう。

ガラス瓶なので、食べ物を入れたり、ピクルスを漬け込んだりするのに、

便利で、いまだに人気商品だとか。

 

始まったのは開拓時代。

多分食料品などの作り置きや保存用に、大活躍したことだろう。

ガラスなので、錆びないし、ちゃんと消毒しておけば腐る心配もない。

 

時代時代でロゴが変わり、

皆さんがお持ちの Ball Jar の年代をチェック。

古いのは 1920 年代のもあり、興味深い。
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近頃は色々なデザインのも出てきているようだが、

そういえば、日本のカフェで、

飲み物が入った瓶にストロー付きの蓋が付いて出てくるのを見たことがあるが、

あれが Ball Jar らしい。

100 年以上も人気商品なら、きっと使いやすくて便利に違いない。

早速買ってみようか、と。

 

2月の第 月曜日の今日は Presidents’ Day、大統領の日。

と言っても現職の大統領を称えるとか誕生日とかではなく、

初代大統領 George Washington の誕生日が 1732 年 月 22日 なので、

基本 Washington Dayとして、祝日が続けられてきた。

所が、この祝日は州によっていろいろで、

一番有名な大統領 Abraham Lincoln の誕生日も 月なので、

一緒に Presidents’ Dayと して祝う州もあれば、

何もせず、休日でもない州もあり、まちまちだとか。

 

Oklahoma は Federal Holiday の Presidents’ Dayとしているが、

Holiday としてはゆるく、

公的機関は休みだが、ショップやレストランは結構開いている。

それでも町のメインストリートのすべてのショップやオフィスは星条旗を立てていて、

一応お祝いムード。

 

日本では、記念日や休日は国全体が休みになるが、

州によって取り扱いが違うのは、

アメリカはやはり州の複合体 United States だな、と思う所。

 

大都市によっては Presidents Day のセールとかあっているらしいけれど、

ここらでは何にも。

普段のウイークデイに比べると、車が少し少ないかな?くらいは感じるけれど。
3 連休にもなるので、遊びに行く人たちも多いらしい。

ちょっと気になる二人の大統領。

まだまだ知らないことだらけのアメリカ。

今日は二人の功績でも辿ることにしますか。

 

 

度の寒波に襲われ、最低 -19 度まで下がった日もあったが、

どうにか冬を乗り越えた様で、太陽の光が今までとは違って明るく感じる様になった。

とは言っても内陸部の温度差は日本人からすると異常で、

いまだに時々は朝の気温が零下でも、お昼には 20 度になったりする。

つい先日はたった 時間で気温が 10 度上がってびっくり。
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日本で 日寒い日が続くと、4日暖かい日が続く、
という意味の三寒四温という言葉があるが、

ここは 日のうちでそうなる様に思える。

寒くて防寒服を着ていたら、お昼頃には暑くて、という事も日常茶飯事。

四季はあっても、暑くなったり寒くなったりで、衣替えができない。

それでも、反対にいろんな気候を楽しませてもらっている様な。

忘れていた氷柱や霜柱を、ここに来て久しぶりに見たのも、なんか嬉しい。
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冬場のそんな楽しみを満喫した後のこれからは春の楽しみを。

あちこちにいろいろな花が咲き始め、

全てが新緑の初々しい緑に覆われて行く春。

毎日が感動の日々となる。

 

Route 66 沿いの Visitor Center の入口のフラミンゴの首にかけていた OPEN サインが、

一昨日、強風に煽られて、何処かへ行ってしまった。
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麻紐で下げていたのが、切れてしまってて、

かなり強い風ではあったが、金属製なので、

少しは重みもあるし、さほど遠くまでは行ってないだろう、と思い、

近くをあちこち探したが、無い。

まあないと即困る物でもないが、あった方がいい。

特注で作ってもらったので、

また作ってもらうかな〜、と思っていたが、

そのうちに、と。

 

そしたら今日、初めての方だけど、

「 家の近くに落ちていたよ。お宅のでしょう?」 と持ってきてくださった。

なんと親切な。

サインは泥と草に塗れていて、多分どこかの草むらに落ちていたのだろうが。

「今度はチェーンでやった方がいいよ。」とだけ言って、

渡すと、すぐにお帰りになったが、

なんか嬉しい。

小さな親切でも。心がほっこり。

それにしてもよくここのだと分かったこと。

ご指摘に従い、すぐにちゃんとチェーンでいたします。

 

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