マリンのいつもどこかで

九州生まれの、東京在住。 毎日の徒然日記。 そのときに思ったことをつらつら書いてます。

東京に暮らす会社員♀と、トイプードル♂の暮らしの雑記帳です

今年の夏、、夏だし、コロナ制限もなかったし、久々に外であそべるー--!!と思ってたのに、夏の始まりの始まりに海へ遊びに行き、調子に乗って岩の上からジャンプしたら、アキレス腱が切れかけました^^;アキレス腱のケガで切れてないし、数週間ギブスしてたら治るだろうぐらいに思って、無理やり出社したり、出張してたりしたら、夏の終わりまで引きずってました(もう、絶対に切らないと誓う夏(笑))

なので、今年の夏は移動が基本タクシーとなり、途中下車で飲んで帰るとかがほぼなかった稀有な季節。代わりに、家ご飯が充実したのでした。んで、めっちゃはまったのが、ちゃんぷるーです。沖縄のあれです。。スーパーにゴーヤが並び、買ってみたのは良いけど、思いつくのがゴーヤちゃんぷるーくらいで、木綿豆腐と玉子、豚肉の細切れに出汁と醤油、、。こういう家にあるもので作れちゃったこともあり、やってみると、めっちゃおいしい(^-^)暫く、アルコールは傷の治りを遅らせるから禁止・・言われて、炭酸水にうすーくウィスキーか焼酎を入れて飲んでた時があり、その飲み口と、ベランダの涼しい風とちゃんぷるーがなんかすごくはまってしまい、しばらくこればっかでした。

そのうち、出汁と醤油の和風を、カレー粉にしたり、バジル塩にしたり、タコス風のたれをかけたりと、家のあらゆる調味料を試し、どの感じも受け入れる(唯一、水分が多いからか、八角多めの台湾やマレーシアぽい感じが合わなかった(涙))包容力。もう、これ食べに沖縄行きたくなってました。

そろそろ、夏も終わり、次の季節。一生分の沖縄気分は味わったから、そろそろ次かなあ、、と思います。




9月も中旬。。暑い夏がいつの間にか終わり、秋がやってくる。一年でこの季節が一番好きなので、それだけで、毎日がご機嫌になる。おまけに今年はノワールもいるので、余計に毎日が楽しい。

そんなある日、ブロ友さんの記事で面白いのがあった。正確に言うと、記事が面白いというより、コメント欄でのやりとりが面白かった。

趣旨としては、スーパーでレジに並んでいたとき、自分は前から2番目にいる。その時、自分の前の1番目の人の前にある人が割り込んできた。前の人に割り込みはだめよ、、と言ってほしいのに、何も言わない。言えないのが日本人なんだと思い、飛び越えて自分が注意する。なぜ、前の人は何も言わないのか理解できない、、そういう話である。

この手の話は、よくある。簡単なルールを守らない人をどうとらえるか。エスカレーターや高速でスピードラインをのろのろ行く人。赤信号を守らない人。もっと細かいことをいうと、トイレの洗面台を濡らした後に拭かない人。スーパーでビニール袋や氷を大量に持ち帰る人。。世の中には色々な人がいて、色々な人が共生している。

そのブログのコメント欄は、自分も注意する、、という人がほとんどというか、遠慮して言えません、、みたいな人はいなかったように思う。そこに、私が書きこんだのは、その行為が本当に嫌なら何も言わずに品物を返品して店を出る、、である。。この回答について、なぜそうするのか理解できない、ただ言えばいいのに、、だったのだが。。私としては、言えないことはないのだが、そういう人と接点ができるのが嫌というか、同じ時間を持ちたくないのである。。

そういうときは、嫌な人がいるエリアに行った自分が悪い、、と考える
人生の限られた時間の中で、誰と時間を共有するのか。これは100%自分の選択である。意見をするなら、大切な人、ずっと一緒にいたい人だから、時間を使って、リスクを背負って、大切に意見する。それ以外のどーでもいい人にわざわざ時間を使う必要はない。極端にいうとそう思う。

自分か今いるところは誰かが連れてきたところではなく、分岐点をセレクトし、セレクトし、行き着いている。逆を言うと、自分が心地よい環境を選び、嫌なところから離れることを模索すればよいのである。自分が一緒にいたい人の環境へ自分が向かう。違う違うと言っているうちは、周囲も違う違うと言ってる人しか集まらない。

簡単なことなのだが、何をセレクトするのかは、意外と大切なことと思う。。




前よりはテレワークするようになったものの、いまだ出社しないといけない日もある。その場合、ペットカメラでMTGが終わるたびに確認するのが癖のようになり、「寝ている、寝ている」と独り言ちて、次の仕事にかかる。子供ができた同僚が似たようなことをやってて、父性のふの字もなかった人でもそうなるから、そういうもんかと思っていたら、私もそうだったりする^^;(犬と人はちがう~とか言わないで)

我が家にきて3週間が経過し、彼も私も慣れてきた。そんな今日の夜7時半。ご飯を食べて、夜の遊び時間である。昼間にたっぷり寝て、ご飯も食べた彼は、エネルギーの塊になる。身体から、遊んで遊んでと100%を超えるオーラでいっぱいになる。私は、食器をあらったりしながら、カーペットの上で飛び跳ねる彼を横目でみていた。

ジャンプ、ジャンプ。しばらく続く喜びの舞。トイプードルはパテラという後ろ足の関節炎を起こしやすいので、2本足でのジャンプはさせてはいけない、、と本にもあるが止まらないのだ。「ノワールは子犬だもんね、、」最初は、やめさせようとしていたが、徐々に緩くなり、異常に興奮しないようにだけ気を付けて(子犬は興奮しすぎると、低血糖でぱたんと倒れたり、勢いのままに全速力でダッシュしカーブを曲がれないでけがをしたりするらしい)、あとは割と自由にさせていた。

いつも飛んでる、いつものカーペットの上。彼はジャンプし、着地の時におかしな曲がり方をした。後ろ足がかくっとなり、聞いたことのない「キャイーン」という鳴き声をした。しばらく、びっこを引くような歩き方になり、すぐにゲージに入れて寝かせた(それでも動こうとするが)

頭の中は大パニックである。血の気が引くとはああいうことをいうのか。自分のことなら、こんなになったことがないのに、手が震える。なぜかブリーダーさんに電話し、留守電になる。スマホで「動物病院 夜間」と検索して、一番上に出た病院へ電話をかける。場所すら確認していない。電話に出てくれた看護婦さんに一通り話すと、少し落ち着き(それでもおかしいのだが^^;)、財布と保険証券とワクチンとか健康診断とかのノワールファイルだけ持って、ペット用のバッグに入れ、マンションをおりる。

マンションのタクシーレーンに一台の空車が待機している。そのまま、車にのって、大崎の住所をいう。車の中ではバッグの中で、クンクン鳴く。私には「痛いよ、痛いよ」と変換される。もう気が気でない。ブリーダーさんから二度、折り返しの電話があったが、終わってからにしようとショートメッセージで経緯だけ送って、彼の身体をさする。窓の外は大粒の雨である。

タクシーを降りて、病院へ入ると、待ってる人が2人。夜間診療はこんな感じなのか。看護婦さんに言われて、問診票を記入する。20分くらいして、先生から呼ばれる。若い先生だ。脚をさすり、徐々に伸ばしたり、押したりする。「痛かったら、痛いって鳴くんだよ~」とノワールに話しかける。ノワールは、ブルブルと震え、診療台の上にペタッとへたり込む。1時間前とは180度違う。エネルギーの塊からしぼんだ風船のようにぺたんとなるのだ。こんな姿は見たことない。ワクチンで病院に行ったときも診療台に上がったが、看護婦さんに抱っこされ、注射なんてどこ吹く風。遊園地に来たかのように、しっぽを振っていた。

先生は床から降ろし、「歩いてみようか」と歩かせようとするのだが、へたりこみ、目で見てわかるくらいに震えている。結果から言うと、何にもなかった。人間でいうと足首がかくっとなって「痛ったあー--!!」となり、しばらくたったらもとに戻った。それだけなのだ。

彼が震えて、立てないのは大丈夫なのかと聞くと、それは私がいつもと違うから、それにただ事ではない。何かが起こった、、とそちらが恐怖なのだ。確かに、急にバッグに入れられ、車に乗り、知らない場所に連れられる。その間、唯一の便りの家族がおろおろしている。月齢3か月。人間でいうと5歳。怖いわな、、。

帰りもタクシーにのり、マンションに到着。部屋について、ゲージに彼を入れ、ブリーダーさんに電話し、お詫びをいう。お騒がせの飼い主はあるあるなのか、優しい言葉をかけてくれる。

ほっとしたら、気が抜けた。ここ数年感じたことのない焦りというか恐怖というか。先々月にアキレス腱が切れかかった時ですら、仕事行くのめんどいなーとか、夏の予定がおじゃんジャン、、とかそんなことしか、病院の待合室で思わなかったのに、彼が「キャイーン」と泣いただけでこの感じである。

とにかく疲労し、自分の新たな一面を知って、脱力した。そんな水曜日であった。


















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