Nirvanaの様なザラついたバンドを目指そうと友達とバンド活動を開始したマリーンですが(高校二年生の頃ですね)、その友達とはその後何やかんやあり、1年位で袂を別つことになりました(本当に破滅的な生き方をする男だったので、基本根は真面目なマリーン少年と生き方の部分で合わなかったんですね)。

その後、マリーン少年は高校の友達からベースやってるんやったらバンドやらへん?と誘われてJPOPを色々とコピーすることになるのでした。

しかし、これまで紹介したようJimi Hendrix、Miles Davis、Sid Vicious、Nirvanaのエッセンスで構成されたマリーン少年はベースというパートはライブで暴れて、ノイズを出す楽器だという認識のもとに1年間練習し続けていたので、JPOPのコピーバンドなのに一人ライブでは上半身裸で暴れまわり、客席にダイブするという一緒にやっていた友達には非常に迷惑な存在では無かったかと当時の事を振り返ると反省するばかりなのでした。
友情パワーがなければ1ヶ月でクビになっていた事だと思います。

ちなみに当時やっていたライブパフォーマンスなのですが、今のように動画による情報がほとんどなかったので、唯一見たJimiとNirvanaのライブパフォーマンスをベースで表現するならこんな感じかな?とかSidのライブは観た事ないけど、写真であんな血だらけになって弾いているんだから相当激しいものだろう(実際に動画見たらそれほど動いてないんですよね)という想像から、もっと!もっと暴れるんや!と研究?を重ねた結果(こじらせた結果ともいう)相当激しいものになっておりました。

演奏中は首振る、飛び跳ねる、練り歩くという独自のスタイルが当時出来上がっており、一緒にやっている人にとっては邪魔でしかなかったと思いますが、端から見る分には動物園の珍獣見るかの様に面白かったのではないかと思います。実際ライブやると結構受けました(演奏が良かったとかではないですよ)。

そんな僕ですが高校3年生の冬頃に、当時の夏にアメリカで開催された1999年版ウッドストックの海賊版ライブ映像を入手したことで、ベース人生において新たな転機が訪れるのでした。

その映像がこちら



フ、フルチンでベースソロ弾いてる!!
それまでの僕のベーシストイメージを更に上回る、衝撃のパフォーマンスと激しさの中にも卓越したメロディセンスを感じるベースライン完全に打ちのめされたのでした。

これが僕のベース人生にで最もリスペクトする男、
Fleaとの出会いだったのでした。

そしてこのウッドストックのライブで最初に演奏した曲が入ったアルバムがこちら


Californication
The Red Hot Chili Peppers
Warner Bros / Wea
1999-06-03



ちなみにFleaはNirvanaのライブでトランペット吹いてたりするんですよね。
Flea知る前にその映像見たことあるんですが気づかなかったです。




自分のベースラインとかはかなりの部分でFleaから影響を受けています。
Fleaに出会わなければ、僕はいつまでもベースで雑音を撒き散らすはた迷惑な男だった事でしょう。

音楽的にマリーンをまともなベース弾きへと引き戻してくれたFleaはある意味では恩人とも言える存在です。


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