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越後妻有トリエンナーレ

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こんにちは。

過ごしやすい空気に包まれて、

落ち着いた暮らしが取り戻せそうな一日ですね。

さてさて、新潟から帰京してはや数日

ようやく体も落ちつきはじめ、

新潟で過ごした夏が、遠い過去のような気分です。

4畳半

 

 

 

 

小屋

 

 

 

 

 

 

20万本の向日葵

 

 

 

 

トリエンナーレが取り持ってくれた

素敵な出会いにも恵まれ、

このうえない贅沢な時間を過ごさせて下さった

岩田重信さん・金由起さん夫妻!!

ありがとうございました。

トリエンナーレの準備段階から、

ずっと見守り、参加しながら、

世界的な作家さんたちのと交流のもと、作品制作にも携わり

期間中もこまめに作品を見て廻っているこのご夫妻は、

あたたかくも、厳しい眼をもった

職人と呼ぶにふさわしい、確かな方々でした。

お二人の美しい暮らしぶりに圧倒されながら、

精神的な豊かさを目の当たりに感じたひと時でしたよ。

それにしても、

技術の限りを尽くし、工夫を凝らし続け、

そのずっと先にある「美しいもの」あるいは「形」

を追い求めている姿は、

日本の伝統芸、すべてに通じるあり方を再認識させるものでした。

過去にはさまざまな人が、「伝統の破壊」を謳いましたが、

所詮は「形式の破壊」であり、

確かな技術に基づきながらも、時代に即したものを築くという

まさに、伝統芸そのものですよね。

「型」を重んじるからこその「型破り」であり、

「破壊」を謳うのであれば、

その先にある、すべてを脱ぎ捨てて行きつく

美しいもの(実際に感じられるもの)を提示することで初めて、

その人が謳うべき、その人自身の姿が現れるのでしょうね。

今回、「いけばな美術館」にそれがあったかどうか・・・。

古い引き出しを開けただけ!?

その行為は、その本人でなくてはいけないもの?

さておき、

暮らしの中に、美しいものがあることを発見することと、

暮らしの中で美しいものが埋もれていくことは、

全く異なっており、

前回までのトリエンナーレと比べると、

地域参加型というひとつの流れが安易に消化され、

作品自体の質が落ちたような感じが否めませんでした。

町の人たちにとっては、いいトリエンナーレになりつつあるようですが・・・。

 

でもでも、何といっても楽しいことには変わりありません!!

楽しいこと間違いなし!!

東京国立博物館の若冲と江戸絵画展もいいですが、

新潟まで是非出掛けましょう。

30万本の割り箸

 

 

 

 

シャーマニズム

 

 

 

 

最終日

 

 

 

 

   

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