カテゴリ: 染色・草木染め

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1週間前とはがらりと変わって暑くなって来た札幌です。
やっと半袖でも外出できますね。

さて、若旦那は先日、自宅の洗濯槽を塩素クリーニングする際、つい出来心でグレーのTシャツも一緒に入れてしまいました。真っ白になるのかなと思ったのですが・・・

結果、色むらになってしまいました。

マリヤ手芸店の染色コーナーではよくあるご相談で、漂白剤が飛んでできた白いシミを染めたいというケースがあります。

部分的に染色しても、目立たなくはできてもなかなか元には戻りません。
※シミは本当にケースバイケース。布用絵の具で色あわせがうまくいけばそれで済む場合も。

いっそ全部色を抜いて、より濃い色で丸染めした方が良い場合もあります。

今回はそのケースに近いですね。店頭販売の低温染め染料で実践してみます。

用意する物


熱湯
染料(今回は黒)
色止め剤(綿麻レーヨン素材で、染色後洗う機会があるものでしたら使うべき)
ペットボトル(染料と熱湯を入れてよく溶かす際に使用。やけど注意、開封時飛び散り注意)
食塩(綿麻レーヨン染色時の助剤 絹ウールなら食酢)

その他ゴム手袋や割り箸が必要。

今回は黒なので、低温(30度)から染まる染料ですが、全部熱湯を使い、1時間以上漬けてみました。本当は火にかけて煮染めした方がよりよく染まります。
落し蓋代わりに空気が入らないようにラップを乗せてみます。

コツとしては、「染める物は染め液に漬ける前に完全に全体を濡らす」ことです。
乾いたタオルをバケツに入れても水を弾いてしまうのと同じで、乾いた布を染め液に入れても部分的に染込みが悪くなり、結果絞り染めのようなムラになることがあります。これは若旦那経験済みです

染色後はこれでもかと何度もすすいで(キリがありません。風呂の残り湯がある日がいいでしょう)、色止め処理をして乾かす。濡れた状態だとムラがわからないので、乾くまで気は抜けません。

おぉ、今回はなかなかうまくいきました。染料と色止め剤の費用は1000円以内です。

色止め処理と言っても、完全に色落ちは防げないので、落ち着くまでは他の物とはあわらないほうが良いですね。

ちなみに色止め剤は市販の衣料品の色落ち予防にも使えます。着始める前に色止め処理をすると、その後洗濯しても色が長持ちします。※草木染め等染料や、そもそも工程でのすすぎ不足が原因だと効果なし

お気に入りのTシャツメンテナンスに使える物をいろいろ取り扱っております。

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今日も雪がかなり降っている札幌です。
うーん、若旦那が大学の頃、入学式翌日には半袖Tシャツで登校していたのですが、
どうなっちゃったんでしょうか。私がどうかしていたのでしょうか?

さて、新年度を迎え、人気の染料コールダイオールECOとコールダイホットECOの取扱色を大幅に増やしました。

どれくらい増やしたかというと、全部。ぜ・ん・ぶ♪フランス語で言えば「TOUT」です。
製造されている色全部揃えることにしました。

これやっているお店、なかなかないと思います。
だって、ぜんぜん動かない色もあるんですもん。
若旦那入社してから売れていない色も正直あります。
だけどやりたい、ザ・コンプリート。

特にコールダイオールECOは低温(30度)からも染められる汎用性の高い便利な染料です。
加熱に耐える繊維であればコールダイホットECOのほうがよりきれいに染まります。

衣替えでどうもTシャツの色が気に入らなかったら、好きな色に染めてしまえばいい訳です。

合せて、製造中止染料もまとめてみました。
お探しの方お早めにどうぞ。

暖かくなってきたせいか(今日の札幌は吹雪ですが)、染料をお求のお客様が増えています。

マリヤ手芸店では染料各種取り扱っております。

■みやこ染め(桂屋ファイングッズ)の
コールダイオールECO
コールダイホットECO
スレン染料
ミーリングカラーダイ
アリテックス

■誠和の
ローパスA
ローパスD
ローパスF
ローパスバチック
ローパススピラン
イルガラン
塩基性染料
アルコール染料
シリヤス染料
ペインテックス
顔料
紺屋藍
草木染材料

などなど、他にも他メーカー含めいろいろ種類あります。 

最近染料コーナーの模様替えを考えておりまして、
メーカー製造中止の染料もいろいろ出てきました。

みやこ直接ポリ・酸性ポリ・ハイトンなど。

使い慣れた染料や色相改定前の染料をお探しの方、在庫あるかもしれませんよ。


ここのところ雪解けも進んで道路も顔を出してきて、タイヤ交換したくなりましたが、
いきなり吹雪いたりと、北海道の雪は梅が咲くまでは油断できないですね。

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北海道では5月末が運動会のピークでした。本州では秋に運動会が集中するそうで、地域柄なのでしょうか。

運動会で横断幕やゼッケンを手作りするときに便利なアリテックス(樹脂顔料染料)です。
アイロンをかければ定着して色止めできるので、何かと便利です。

メーカーから仕様変更と価格変更のお知らせが来ました。
チューブ入りのアリテックスのチューブが変わるのに伴い、現行品は在庫無くなり次第切り替わります。

色は現行の「ライトブルー」が「ブリリアントブルー」に変わる以外は変更はないとのこと。

5色セット  588円→735円 
7色セット  1008円→1155円
12色セット 1995円→2205円

単色は今のところ価格の案内がありません。ちなみに現在1本336円ですが、おそらく値上げになると思います。

ステンシルや手描き染め、霧吹き染め等に繊維を選ばず使える便利な染料ですよ。

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秋の展示会や発表会に向けてか、札幌だけでなく北海道各地から最近染料のお問い合わせを多く頂いております。

安くておすすめなのは、綿・麻・籐・絹・毛・ナイロン・ポリウレタン・アセテート・レーヨン・キュプラ・ポリエステル(※注:別途助剤必要)と何でも染められるコールダイシリーズ(1箱472円)。

湯染め(85℃以上)のコールダイホットECOと、低温染め(30℃)のコールダイオールECOがあります。

マリヤ手芸店ではどちらも全色扱っており、助剤等も揃えております。

綿・麻・籐・レーヨン等植物系繊維を染める時は塩(食塩でOK)を入れます。必要であれば色止め剤を使用。
絹・毛・ナイロン・ポリウレタン等は酢酸(食酢でもOK)を入れます。色止め剤は不要。

ポリエステルを染める時は別途ポリエステル染色促進セットを併用して加熱染色します。

アクリル製品は加熱しないと染まりませんが、60℃で繊維が変形してしまうので、「濃く染めると変形してしまう、変形させたくなければ低温で薄くしか染まらない」という板ばさみです。

別途、色止め剤ミカノールやアミフィックス、60%酢酸・浸透洗浄剤エスポール、ポリエステル染色促進セット等 助剤各種もありますので、染めたい物に合わせてお選び下さい。

また、少なくなってきましたがECO切り替え前のコールダイオール・コールダイホットも店頭在庫限りで販売中(1箱420円)です。

お探しの方はどうぞ。

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