‥杜篭罰Δ旅告料に買収されて原子力推進の“原子力村ペンタゴン”の一角となった大手マスメディアについて!
原子力発電所は一基建設するにも5千億円かかるといわれるビッグビジネスであり、この利益を享受しているのが電力会社や原発メーカー、大手ゼネコン、大銀行などの企業群と原発推進派の政治家や特権官僚、御用学者および大手メディアの一部です。
そして、これらの利権集団が異質な分子を排除して「原子力村」とよばれる閉鎖的な集団を形づくり、「安全神話」を振りまきながら国民をウソで欺いて原発を推進してきたのです。
これらは財界、政界、官僚、御用学者、一部メディアによるペンタゴン(五角形)を形成しており、別名で“原子力村のペンタゴン”ともよばれてきました。

さて、ここで深刻なことはこの利権集団の一角に一部の大手メディアが加わってきたことです。
このような事態は1970年代に電力業界が巨額の広告料をちらつかせて大手メディアを次々と買収しはじめたことが発端となりました。
まず、朝日新聞が電力業界のカネにモノをいわせた買収攻撃の標的となり、大手新聞の中で最初に電力業界の大型広告を掲載したのです。
そして、当時の社主であった正力松太郎氏が日本に原発を導入した責任者であり、初代の原子力委員長でもあった関係で読売新聞がこれに続いたことは言うまでもありません。
さて、ここで揺らぎ始めたのが毎日新聞です。
それまで毎日新聞は原発に反対するキャンペーンを社論として展開していましたが、ここにきて電力業界に広告料をおねだりするようになったのです。
だが、過去に原発に反対するキャンペーン記事を掲載していた事実を電力業界に指摘された毎日新聞は、さらにたたみかけられるようにこう言われたのでした。
「原発反対が天下のためになると思うのなら反対に徹すればよいではないか。それに比べれば広告料などというケチなことなどどうでもよいのではないか」
このように言われた毎日新聞は今後、原発を扱う際には慎重な論調でおこなうと約束し、原発の危険性を取り上げた企画も今後はすべて取りやめると誓約したといいます。

こうして大手新聞はすべて電力業界のカネにあかせた広告料攻撃に篭絡され、広告料のヒモのついた「安全神話」の宣伝機関となっていったのでした。
このよう経過を振り返ると「安全神話」を振りまきながら原子力村のペンタゴンの一角を担ってきた一部の大手メディアが、今回の福島の事故とそれによる住民の被災にたいしての責任の一端を負うべきことは明白です。

参考 「しんぶん赤旗」


∧‥腓了故後に原因不明の体調不良を訴える人びとが激増していること、およびベラルーシの子どもたちの「病気の花束」について!
さて、福島原発の事故から4ヵ月たった現在、福島県や関東地方の全域で原因不明の体調不良を訴える人が激増しているといいます。
中でも症状の多いのが突然はじまって止まらなくなる鼻血、喉の不調、理由のわからない倦怠感、咳、頭痛、下痢などであり、大きく分類して鼻血や喉の不調などの「粘膜系の異変」と下痢や倦怠感、頭痛などの「免疫力の低下による異変」の二種類に分けられるといいます。
広島で内部被爆による原爆病の治療に長年当たってきた肥田舜太郎医師は「鼻血と下痢は内部被ばくの最初の兆候である」とその治療経験から語っており、不気味な兆候であることは間違いありません。

そして、これらの症状はチエルノブイリの事故で放射能汚染された地域に住み、汚染された食べ物を食べ続けている子どもたちとほとんど変わらないというのです。
特にチエルノブイリ事故の際に風下となって汚染されたベラルーシ共和国では現在、健康な子どもが少なくなり、98%の子どもが何らかの健康障害を抱えています。
放射能の影響というと子どもの白血病やガンが有名ですが、それはあくまでも氷山の一角にすぎず、実はその裾野には何気ない病気を複数抱えて健康障害に悩む子どもたちが数え切れないほど存在しているのです。
彼らの健康障害は鼻血や下痢にとどまらず、関節痛や骨の劣化などの老化現象、抜け毛やぜんそく、心臓病、頭痛、皮膚のトラブルなどにも及び、内部被ばくで抵抗力が落ちることがその原因であると推測されています。
放射能汚染された食べ物を食べ続けることによる免疫力の低下が多数の症状を子供たちにもたらしており、ベラルーシではこのような症状で苦しむ子どもたちのことを「病気の花束」と呼んでいます。
低線量被ばくはガンになるまでに無数の病気をもたらしており、子どもたちはひとたび免疫力が低下すると大きな病気に発展する虚弱な状態であり、健康な子どもが大幅に減少しています。
それはベラルーシの徴兵率が事故前の80%から、事故後の40%に低下した事実からも明らかであり、健康な男の子が激減している様子が見て取れます。
チエルノブイリに続き福島でも、これだけの大量の人たちが同じような症状に苦しんでいることは低線量被ばくのあらたな臨床症状として認識し、新たな対応をすべきだと筆者は考えます。

また、1時間当たり1マイクロシーベルトを超えるひどい被ばく環境のなかで生活することを福島の子どもたちは強いられていますが、チエルノブイリ周辺には1時間0.4〜0.5マイクロシーベルトで廃村になった村が無数にあり、子どもに異変が現れることを目安として村を放棄したといいます。
いわば子どもがガイガーカウンターの代わりを果たしたわけですが、福島でこのような事態が繰り返されることがあってはなりません。

参考 チエルノブイリのかけはし
http://www.kakehashi.or.jp/