先日、銚子市立病院事業再生機構およびその東京事務所の実態について、伝聞ではありますが次のような話を耳にしました。

『医療法人銚子市立病院再生機構の東京本部には田中本部長の下に田中氏のサーキット時代の取引先の社長であるK氏が医師招聘担当として、また同じくサーキット時代の元社員のY氏が庶務担当として配置されている。
機構の東京本部はこの3名が利用しているが、田中氏はほとんど事務所には顔を出していない。
この3人はいずれも病院に勤務した経験などはない。
それゆえ医局や医療界とのコネが全くないものが相手にされるはずもなく、機構のやっていることはジャミックジャーナルなどの医師紹介会社に多額の宣伝広告費を払っての仕事の“丸投げ”である。
さて、東京に事務所を構える理由として、大病院や大学の医局などが近いこと、情報が集まりやすいことなどを挙げているが、業者に丸投げしている実態を知ればそれがまったくのデタラメであることは明らかである。
病院内ではなく東京銀座に機構が事務所を設ける本当の理由は田中氏ほか2名がその動きを知られないことと、自らの金儲けのためと、さらに野平市長との密会を隠すためである。
野平市長と田中氏らは病院経営には関心がなく、「病院経営」のもとに私腹を肥やすことだけに関心があることが病院の赤字が膨らみ続ける最大の理由だ。
また、この事実が明らかになってからというものは、医師たちの間で「野平・田中病院」に就職しようと考える人は皆無となってしまった。
また、過去に5名の銚子市立病院の常勤医(院長経験者二人を含む)が野平・田中の陰謀を知ってしまったために解雇に近い形で退職しており、現状では銚子市からの資金援助は「病院経営にマイナス」になるからこれ以上おこなうべきではないように思われる。
また、この体制下ではせっかく地域医療のために集まった医師もやる気を無くしており、勤務経験も長く患者の信頼の厚い非常勤K氏が辞めたのは市長の奥さんがこの先生の診療方法にその立場を利用して圧力をかけたことが原因であったともっぱらの評判である。』

これはたいへん興味深いストーリーでありますが、この手の話は断片的なものが匿名の掲示板サイトや巷の噂話などにあふれかえっており、“動かぬ証拠”が何一つないので公の場には一切浮かび上がってきません。

田中肇氏のフェイスブックを見てこの人物の人間性に重大な疑惑を持ったこと!
人によっては野平市長による病院再生は偽計であり、それを口実に銚子市の金を「医療・人材ビジネス」に流し込むための大がかりな仕掛けだとも言います。
また、東京事務所の本当の存在理由は医療人材ビジネスの本体として銚子市の資金を流し込む受け皿としての役割をはたすところにあり、医師を短いサイクルで動かしてマージンを稼ぐ場であるとも言います。
結局、平気で赤字を累積させて、最後には「住民投票」にもちこんで病院をたたみ、ビジネスの完成として売り抜けることで最後に泣きを見るのが市民だというのです。

だが、これまで筆者はこの手の話に多少の胡散臭さを感じてきたので、これまでは正面から向き合う気持ちがありませんでしたが、最近になって田中肇氏(再生機構東京本部長)のフェイスブックを見てあきれ果ててしまいました。
http://ja-jp.facebook.com/people/Hajime-Tanaka/100002198961942
そこには銚子の病院や地域医療の話などいっさいなく、グルメや映画など個人的な趣味の話で埋め尽くされており、銚子市立病院再生の事実上の最高責任者としての気配すらありません。
このような人物が再生機構のトップに君臨し、独裁的な権力をふるっているのであり、モラルの面で致命的な欠陥を抱える人物であることがわかります。
これで巷やネットで半ば公然と語られている病院をめぐるいびつな構図が90%は事実であろうと確信しました。

ただ、問題は「田中・野平病院」を全否定することは現実に地域の中規模病院に成長し、外来患者が月4千人を上回っている病院の現状まで清算しかねないことです。
たらいの水を流して赤ン坊まで流してしまっては元も子もないのです。
再生機構による市立病院運営という枠組みを生かしながら、膿を出していくという極めて難しい作業が必要とされる所以です。

追伸
(下記に埋め込んだ富山県による第3者評価制度導入をめぐる富山のローカルテレビのニュース報道をごらんください)
銚子市立病院の指定管理者になっている市立病院事業再生機構には​そのずさんな経営実態や不透明さにたいする批判が強く、良​からぬ噂も絶えません。
また、今年度はすでに病院事業に9億円を銚子市が投入したにも関​わらず、月5千万円の経常収支の赤字を計上し続けており、今後もさらに増大​しかねない模様です。
また、常勤医についても院長2人を含めて5人もの医師がすでに退​職(事実上解雇に等しい方もいます)しており、再生機構の医師確保能力が疑われます。
これが医業収益を​圧迫して銚子市に与えた損害も少なくありません。
ゆえに 銚子市立病院にこそ、指定管理者にたいする第3者評価制度を導入して、再生機構の不透​明で杜撰な経営実態に外部有識者からのメスを入れる必要性があります。
民間法人だから「市は口出しできない」という野平市長の言い分は​指定管理者に対する第3者評価制度導入の拡がりという流れから見​てもお話にならない論理です。
今後の銚子市立病院の再生のためにも厳しいチェックが必要です。

http://www.tulip-tv.co.jp/news/detail/index.html?TID_DT03=20120206195450&MOVE_ON=1