◎石原氏のゴーマニズムの増長ぶりが止まらない!(戸塚氏とともに体罰礼讃)
石原都知事が「子どもの耐性をいかに培うか」をテーマとして”知事と議論する会”を開催しました。
ところが、この場に招かれたのがなんと体罰を伴うスパルタ訓練で訓練生4人を死亡させ、傷害致死や監禁致死などの罪で有罪判決を受けて服役した「戸塚ヨットスクール」の戸塚氏でした。
石原氏に招かれた戸塚氏は暴言や放言を連発。「朝日新聞を襲撃して燃やしてしまえば、日本は良くなりますよ」「教育というのは男がやるべきもので、女が口を出してはいかん」などと言いたい放題だったいいます。
また、石原氏も「子育てには体罰が不可欠だ」と強調して戸塚氏の持論を擁護し、戸塚氏の事件についても「傷害致死はおかしいと思っている。医者の誤診だ」と弁護しています。
戸塚ヨットスクール事件とは、1980年から82年にかけて「同ヨットスクール」の訓練生4人がスパルタ訓練で死亡したことにより戸塚氏が傷害致死などの罪で有罪判決を受け、2006年まで服役したというものです。
また、戸塚氏は06年の出所後に同ヨットスクールの校長に復帰していますが、復帰後も訓練生の負傷事件や自殺事件が相次いでいるといいます。

さて、石原氏は今回の発言にとどまらず「津波は天罰」発言といい、放射性ガレキの受け入れに不安を隠せない都民に向かって「黙れ」発言をしたりと、そのゴ―マニズムぶりは増長する一方です。
また、これにダンマリを決め込む大手メディアの退廃ぶりも目を覆うばかりです。

◎橋下市長が「歴史修正主義50%配合」の近現代史の施設の建設を打ち出しました!
過去の日本の侵略と植民地支配を美化し、日本国憲法を敵視する「新しい歴史教科書をつくる会」系の育鵬社などのメンバーを加えて橋下大阪市長が日本の近現代史を学ぶ施設をつくろうとしています。
育鵬社の歴史教科書の記述は日本が朝鮮や台湾を植民地支配し、アジア太平洋戦争開始後はアジアの国々をも占領支配して資源を略奪し、現地の人々には過酷な労働を強制した事実をゆがめていることで有名です。にもかかわらず橋下市長は近現代史の施設を「両論併記でやりたい」として、「つくる会」系の育鵬社などのメンバーをそこに加えていきたいと発言しているのです。
この理由について橋下市長は「学校の現場は育鵬社の教科書を全然採択しない」「育鵬社の教科書の考え方もしっかり子どもたちにださないといけない」と述べています。
だが、その一方で府と市が運営し、戦争と平和に関する学習・交流をおこなう施設「ピースおおさか」については「一度リセットして新しいものをつくる」と橋下市長は語っているのです。ちなみに同施設については「維新の会」の府議や市議が展示内容を「自虐的」と攻撃していました。

「日本の子どもたちは近現代史がしっかり勉強できていない」から歴史修正主義の「つくる会」に飛びつくという発想が橋下氏の極右的な心性を露わにしています。
また、戦争と平和に関するまともな施設を廃止して歴史修正主義50%の資料館をつくろうという発想が野蛮です。(ハシズムたるゆえんだと思います)