=銚子市立病院再生機構の声明文より抜粋=
「残念ながら現在の日本において公立病院の多くは赤字になっています。・・・・開設されてから時間がたち安定的に運営がなされている公立病院でも赤字病院は多くあります。赤字なのは銚子市立病院だけではありません。
では、どうして銚子市立病院のみが赤字、赤字と取り上げられるのでしょうか?・・・・・・その理由は市立病院が政争のネタにされているためでしょう。
赤字を補填することに反対する議員の方々は再度、休止に追い込みたいのでしょうか?あるいは現在の病院を休止にしたあとで自分たちがリーダーシップをとって病院を再開したいのでしょうか?・・・・」

さて、再生機構のトップの方々は銚子市議会における今までの議論を聞いたことがないのでしょうか。
公立病院一般が赤字体質であることは周知のことですが、銚子市議会や心ある市民が銚子市立病院の赤字をことさら問題にするのは、その杜撰で不透明な経営体質がいっこうに改善されないからです。
野平市長が「青天井の赤字補填」などという途方もないことをおこなっても、市は民間組織に口出しできないとうそぶいても、心ある市民や議員の声など”どこ吹く風”で、この悪の枠組みにどっぷり浸かってきて、見るべき自浄努力や改善努力をおこなっていないからです。
さらに言えば野平市長と一体化しているように見えるフシが多いからです。(市長の後援会行事に再生機構の”お偉いさんがた”がズラッと出席するなど尋常ではありません)
だいたい指定管理料で毎年2億円受け取り、さらに経常赤字はすべて補填などという「破格」な条件で公立病院の指定管理契約をしている医療法人など全国どこにもなく、どこの医療法人も厳しい経営努力を余儀なくされています。(ここが猛省を求めたい点です)
また、病院をつぶせなどと主張している議員は銚子市議会には一人もおらず、野平市長の政治姿勢をただして、規律ある財政運営を求めているだけです。
これが心ある市民の声であり、再生機構のトップの方々は謙虚にこの声に耳を傾けるべきです。

ところで、市議会は議会の意思として、一度ならず規律ある財政運営や組織の透明化を野平市長に求めています。
だがその都度、市長は議会に対して理解を示すかのようなパフォーマンスを演じながら、再生機構に対しては「赤字は全て市が補填する」という”約束”をしていたとすればとんでもない二枚舌です。
この二枚舌が病院関係者と心ある市民や議員との溝を生んだといってもよいでしょう。今回の声明で再生機構トップたちが赤字補填予算に反対した市議を指して「病院を休止においこむもの」と指摘したことはこの市長の二枚舌がもとにあるのです。
だから、病院を政争の具にしているのは野平市長のほうです。こうして議会と病院の間に意図的に対立の種を蒔き、議会を病院を潰す「市民の敵」のように演出しながら、自分は病院存続のために“たたかっている”かのごときパフォーマンスを演ずるのが野平流の狡猾な戦略です。
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/local/108349

追伸
病院赤字のとらえ方について私見を述べれば、再生機構自身が作成した病院再生計画でも赤字の計上は4年間で20億円と見積もられており、すでに2年でそのレベルを超えました。
銚子市の財政状況は潤沢ではありえず、際限のないように見える赤字補てんに歯止めをかけるのは市民の代表である市議会の責務だと思います。
しかし、再生機構側はこの自明な論理も理解できないらしく、「カネを出さなければ休止だ」「医師団はこんな土地に長居できない」など品格のない脅し文句を声明文に並べています。
野平・白濱の再生機構でなければ銚子市立病院はダメとの必然性はありません。最悪の場合に直営に移行する選択肢もあります。
彼らの「病院を潰してもよいのか」の脅し文句に惑わされないようにしましょう。