c18aeb0f.jpg波トタン葺きの屋根ってあるじゃん。
波トタンとは低(略
トタンで波型をした屋根です。
この葺き方は安価で仕上がる。
あるいは日曜大工レベルでも自分で葺けます。
弱点が何点かあります。
波トタンって長さが決まっちゃってるんですわ。
ホームセンターや金物屋で売ってる波トタンの長さは6尺(約180cm)から10尺(300cm)までしか売ってません。
1枚で収まらない場合は波トタンを重ねて繋ぐんですね。
まあ俺らはブタ小屋など波トタンで葺く場合は相当ですが長くともトタンを加工する工場で長尺物の波トタンに加工して1枚物で葺きますが。
ブログで幾度となく波トタンの繋ぎ目が非常に脆いんです。
水捌けが悪いので錆びて腐食してボロボロになり穴が開いちゃうんです。
ここから底無しに雨漏りして最悪の場合は下地の野地板や垂木などが腐ってしまいます。
これを補修と言うか修理する方法を俺が独自に編み出したとかマジ何を言ってるんだとなる。
繋ぎ目が痛んだからと言って全ての面で屋根を葺きかえるとなるとかなりキツイです。
予算面で。
けど全ての面で腐食してる訳ではないんですよね。
要するに繋ぎ目(重なり目)だけが腐食してるんですよね。
ここに波トタンの切れ端を差し込んでかさ釘で固定すれば大抵は雨漏りは止まります。
今回の現場はたまたまお客さんが未使用品の波トタンを2枚ほど持ってたのでサービスで補修してあげました。
まずは波トタンを寸法ごとにベビーサンダー(ディスクグラインダー)で切断して行きます。
波トタンは波状なのでハサミなどで切ると山が潰れたりするので俺はベビーサンダーで切断してしまいます。
今回は30cmほどの幅で切断して行きました。
今度は墨壷なので屋根に印を打ちます。
波トタンを30cmほどに切断したので波トタンの繋ぎ目から下に15cmの部分に墨壷で印を打ちます。
この印の部分に切断した波トタンの下場が来るようにします。
後は波トタンを繋ぎ目に差し込んで行きます。
差し込む部分に干渉する笠釘は全て引き抜きます。
笠釘が刺さってる状態じゃ差し込めません。
波トタンの笠釘をカナヅチなどで抜く時に波トタン凹まないように下にコンパネなどの切れ端を引く。
繋ぎ目から上は下にもぐり込まして下は上に出します。
これは水の流れを考慮するとこの方法しかありません。
繋ぎ目から上に15cmほどもぐり込まして15cmほど下に出す。
後は笠釘で固定です。
古い釘穴からほんの少しだけずらして釘を打ちます。
笠釘の笠に釘穴がちょうど隠れる按配で釘を打ちます。
同じ場所に打つと古い釘穴にすっぽりと入ってしまし釘の利きが悪いです。
かと言ってあまりにも別の場所に釘を打つと古い釘穴から雨水が浸透するのでケレン(掃除)してコーキング材でコーキングして釘穴を塞がなければ駄目だから。
下に出てる部分の波トタンも笠釘で固定します。
こんな按配ですね。
後は塗装して仕上げです。
この手法での補修は1回限りです。
二度目は無いと思い心してかかれ(謎