2006年04月22日

団塊世代の情報源

団塊の世代に向けたサブカルチャー雑誌「団塊パンチ」が創刊されるという記事を朝日新聞で見ました。
1947〜49年に生まれた、いわゆる団塊世代は、人数的にもかなりのボリュームがあることや、その行動力や様々な新しいスタイルを生み出してきた影響力があることから、定年を迎えるこからの動向が注目されています。リタイア後に自由な時間を得た団塊世代は、どのような消費行動や社会的影響を与えるのでしょうか?

「ちょい悪オヤジ」のように中年層にも衣類や娯楽、ライフスタイルに対するこだわりや投資が急速に伸びている背景もあります。退職を機にした団塊世代の消費総額のうち、車・バイク購入に充てるのは3000億円を超えるという記事を日本経済新聞でもみかけました。

これからの団塊世代は、どのような情報を欲し、どのような媒体から得ることになるのだろうか?「LEON」「NIKITA」のようなヒットとなる雑誌は出てくるのか?

私も、団塊世代はこれからきっと面白いことを起こしてくれるのではないかと期待しています。これら雑誌だけでなく、定年後に新しい視点でビジネスシーンでも大きな影響を与えてくれるのではないかと思います。団塊世代をターゲットにしたビジネスもそうですが、時間を得た団塊世代が何を始めるかに対する期待が大きいです。私の両親(団塊世代)も、定年後はイタリアの田舎町に数ヶ月住むのだと計画を始めています。父がイタリア語を覚え、近所のおばさんと仲良くなり、母が日本料理を地元のおばさんたちにふるまい、イタリア料理を教えてもらったりして楽しく過ごすのだと言っています。(・・・なぜ、イタリア語を覚えるのは父だけなのかと質問したら、母は「めんどくさいから、お父さんに覚えてもらえばいいのよ」とのこと。。。)


こうやって、新聞記事などとこれからの消費や生活者のライフスタイルの変化を考えたり、自分の周りのこととつなげて考えると、ビジネスとか社会への興味が増し、楽しくなります。そうやって、いろんなことに興味を持って日々の経済とか市場動向を見つづけることでマーケティング力が養えるんですな。。。C-NEWSでは、月に約70本の調査を行なっています。日々のニュースから調査ネタを考えるワケなので、そんなC-NEWSで5年も働いていると、こんな私でも、マーケティングとしての視点が身についてきたなぁ、と感じます。。。
あ。C-NEWSで働きたい熱意ある方、大募集中。(笑)


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この記事へのコメント

1. Posted by だるま   2006年04月22日 15:42
はじめまして。デザインプロダクションを
営むただのちょいおやじです。
地方の企業をあれこれ応援しています。
商品開発や販売促進に関わる仕事も最近ようやく
活気が出てきた今日この頃でしょうか。
ビジネスと創作に励んでおります。
ブランディングについておもしろい取り組みなど
ありましたらまた参考にさせてください。
よろしくお願いします。


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